海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
冬こそ海辺を散歩して、気分スッキリ
なんとなく寂しいときとか、なんとなく不安だとか、なんとなくモヤモヤする時ってありますか? ぼくは最近ときどきあるんです。どうしてか理由はわからないんですけどね。歳のせいでしょうか?
そういうときは砂浜を散歩することにしています。大きな海と広い空を眺めて、深呼吸して潮風を胸いっぱいに吸い込むと、寂しいとか不安な気持ちとかが少し落ち着きます。ちなみに花粉症のときも、潮風にあったり、海で泳ぐと、ぼくの場合、少し調子がよくなります。
冬の間の海辺の散歩ですが、海辺に行くと風が吹いていて、体感温度が下がるので、ちょっと厚着をした方がいいんです。一番外側のアウターは風を通さないウインドブレーカーを重ね着します。すごく寒い日はタイツを穿いて、その上に厚手のズボンを穿きます。足下はマリンブーツを履きます。特に寒い日は耳が隠れるくらいのビーニーをかぶります。手袋も忘れずに…
こうしてきちんと準備をすると、冬でも快適に海辺を散歩できます。波打ち際や波の寄せる岩場もラクラクです。
冬だからといって家の中に篭もっていると、なんとなくモヤモヤ感が増すような気がするので、そういうときこそ太陽の中、広い海辺を散歩して、大きく深呼吸するようにしています。しばらく歩いていると身体も温まってきて、気分もスッキリ。これがぼくのブルーエクササイズ(ぼくが勝手に作った造語です)。
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潮風・太陽・波の音に癒されて
海辺は四季がいつでも楽しいんです。
冬でも、陽射しがあって、風の陰ならわりと温かく過ごせます。
夏でも、木陰で、風があればわりと涼しく過ごせるのです。
春や秋には、一生でこんなに気持ちがいい日は数えるくらいしかないよな、という日に巡り会えるチャンスもあります。
そう、自然との触れ合い方はコツをつかめばとても快適。
夏にエアコンの効いた部屋に一日中いると、身体が気だるくなりますが、外で適度に汗をかいて木陰で潮風に吹かれていると、一日の終わりには心地よい疲れが訪れます。
冬に家の中にずっといると、身体の芯が冷えて気持ちがクサクサしてきますが、外で身体を動かすと、内側からポカポカして気分もスッキリします。
太陽の光と潮風の中にいることは、ぼくにはとても幸せなことなのです。
幸せという実感はもちろん大切なのですが、気分がスッキリするとか、新陳代謝が高まるとか、冷え性が和らぐとか、夜に寝つきがよくなるといった実際的な効果もあります。
なぜそんな効果があるんだろうと考えてみると、海辺にいるとき、ぼくは五感がフルに働いていることも理由のひとつかもしれないと思い当たりました。
陽の強さ、風の強さや向き、湿度、潮の流れ、潮汐、船舶の様子、海の青さ、遠くに見える山並み、肌で感じる潮風、潮の匂い、海水温、潮の粘り、トンビやカモメの鳴き声、波の音、風の音…
おそらく僕が自覚している以上の情報をぼくの五感は受け止めているんじゃないかな…
自然が心身の健康にいいというのは、科学的にもいろいろいわれているわけですが、ぼくの実感ではもっと総合的に身体にいい影響というか、なくてはならない要素のように思えるのです。
ぼくは休日で時間があれば、海に出てウォータースポーツをしていますが、何かタイミングで忙しくて海に出られないと、途端に体調と気分が悪くなります。
それはたとえば、夜寝つきが悪くなるとか、肩が凝りやすくなるとか、イライラするとか、なんとなく気分が鬱屈するなどの症状となって現れます。身体全体のイメージでいえば、何か滞っているような感じです。
そんな状態の時に、海に出るとすごくスッキリするので、違いは歴然としています。
海辺で身体を動かすことで、心身共にいい状態に持っていくことを、ぼくはブルー・エクササイズと勝手に呼んでいます。
名前をつけたくなるくらい、その効果は素晴らしいものなんです。
海辺で身体を動かすことで、心身共にいい状態に持っていくことを、ぼくはブルー・エクササイズと勝手に呼んでいます。
名前をつけたくなるくらい、その効果は素晴らしいものなんです。
身体全体が感じ取る気持ちよさ、そしておそらくそこからくるであろう健康さというのを大切したいと思っています。そういうことを尊重しないとどこかで自分に無理がくるんじゃないかと思っています。
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寒いからこそ、ビーチを散歩&深呼吸
寒いからといって家の中にずっといると、身体を動かさないから、さらに寒くなって、身体も縮こまってしまいます、たぶん。
寒い日こそ厚着して砂浜を散歩したり、ジョギングしたり、がっちり暖かい装備をしてウォータースポーツをするのが、オレ流の冬の休日の過ごし方だぜ。
って、急に文体が変わってしまいました。
「冬の海=寒い」というのは、昭和の時代の話。今は着心地のいいドライスーツやら暖かい高機能インナーなどが出ているので、装備をきちんとすれば、「冬の海=そんなに寒くない」となるのです。いやいや日によっては「冬の海=汗ダラダラ」ということもあります。
身体を動かすと、代謝がよくなり、体温が上がり、筋肉もほぐれ、気分もすっきりします。そういういい循環をつくりたいですね。
ぼく的には、寒いなーという日こそ、エイヤッと海に出ることにしています。
ちなみにビーチを散歩したりジョギングするだけでも気持ちいいんですが、そのとき深呼吸&伸び(ストレッチというんですかね)をすると、もっと気持ちいいです。
ぼくの場合、深呼吸から瞑想に移っていくこともよくあります。数分でいいので、気持ちを静めると、気分のすっきり度合いがずいぶん違います。
あなたもブルー・メディテーションしてみませんか?
グリーン・エクササイズにあやかってブルー・エクササイズをやりましょうといっているワタクシです。
海辺の自然の中でからだを動かしたり、散歩したりすると気分もスッキリするし、身体を動かすと気持ちいいですよという趣旨です。
ブルー・エクササイズの中には、いろいろなウォータースポーツがあり、ブルー・メディテーションがあります。構造的には以下のようになります。
ブルー・エクササイズ------ブルー・メディテーション
|
---ウォータースポーツ------セイリング
|
---などなど
そんなわけで今回はブルー・メディテーションについて書いてみたいのです。
みなさん瞑想ってしてますか?
ヨガをされるかたは、セットで瞑想をしているかもしれません。
禅の流行から、ビジネスパーソンでも瞑想を日常的にしている人がいるそうです。
気持ちを落ち着け交感神経と副交感神経の働きのバランスをとるともいわれています。
この瞑想を海辺でやるというのがブルー・メディテーションです。
ブルー・メディテーションなんていうと、すごい形式張ったことのように聞こえますが、早い話、ぼくは日常的に瞑想するようにしていて、たまたまシーカヤックで誰もいない入江で休憩しているときに瞑想してみたら、すごくよかったというのが始まりです。
会社みたいなところで仕事をしていると毎日ワサワサしているし、やらなきゃいけないことはたくさんあるし、ストレスみたいなのもありそうだし、そういう環境に影響されたせいか自分の気持ちがアップダウンしてしまうことが多かったんです。それであるとき鎌倉の建長寺の坐禅体験をしたらすごく気持ちがスッキリしたので、独学で瞑想するようになりました。瞑想する時間をとることで、忙しい毎日でも気持ちがスッキリして落ち着くことができるようになったんです。
そういうことからぼくが日常的に瞑想する習慣ができまして、そういう習慣っておもしろいもので、ちょっと時間があると瞑想するようになるのです。だから海辺の入江でボーッとしているときにちょっと瞑想してみたということなのです。
みなさんご想像のとおり、瞑想するのでも、海辺で、潮風を浴びながら、波の音に包まれながら、太陽の光を浴びながら、瞑想するとやっぱりなんとなく気持ちいいわけです。ですから、ぼくはウォータースポーツをやったり、海辺を散歩したりすると数分瞑想する習慣がつきました。
これはなかなかいい習慣だと我ながら思うので、図々しくもみなさんにオススメさせていただいているわけです。
海に接することは心身共に健康になること~ブルー・エクササイズのエッセンス~
「海に接し、海で遊ぶことで心身共に健康になる」「海という自然に対し仲間と力を合わせて、ウォータースポーツなどをやることで、社会で生き抜く力が身につく」というのがぼくの経験に基づく個人的な意見です。
これをぼくはブルー・エクササイズと勝手に命名しています。
科学的に証明したいなと思うこともありますが、そんなことをしていると海で遊ぶ時間がなくなるので、研究したい人に任せることにします。
こんな風に書くとアヤシイ民間療法みたいですね。いや実はおばあちゃん、この海で獲れた海藻を床の間に飾っておくと家の気が浄化されて、お孫さんの持病が治りますよ、なんて冗談はともかく、ぼくが個人としてやっていることなので、無理に他の人に押しつけたりはしません。ただ、なぜそんな考えが醸成されてきたのかはまとめてみたいと思います。
ぼくが海遊びを始めたのは大学生の頃でした1990年代の前半ですね。貧乏学生だったので派手な遊びはやれませんでした。本当はヨット部に入りたかったんですが、お金がかかるのとバイトができなくなるので諦めました。
その代わりというか、先輩からもらったお古のサーフボードでサーフィンをしていました。それからバイトをして、スキューバダイビングのCカードを取りました。
ぼくは上京して東京の大学に通っていたのですが、東京のビルばかりの風景に馴染めず、街遊びが好きな友達と一応遊んでましたけど、あまり楽しくありませんでした。
なので、何ヶ月かに1度、小田急線(乗車賃が安い)で鵠沼海岸まで行ってサーフィンをすると、とてもとても気分がすっきりするのです。
広い空と青い海中で身体を思いっきり動かすのが良かったんだと思います。
この頃から、「海みたいなひらけた風景の中で、潮風を浴びながら過ごすとリフレッシュする」「穏やかに気持ちになる」というブルー・エクササイズの効果その1をはっきり認識しました。
なので、落ち込んだり、行き詰まったりすると、主にスキューバダイビングやサーフィンをするために海に行くようになりました。
やがて社会人として会社勤めをするようになるんですが、忙しさやストレスは日常的なものでした。その頃は会社から電車で10分ほどのところに住んでいたんですが、そうすると終電くらいまで残業してしまったり、タクシーでも千円くらいで帰れるので、終電過ぎても仕事をしていました。
土日は海に通っていましたが、それだけではなんとなく満たされなかったんです。
だいたい毎日終電まで仕事の生活では、いずれ身体が悪くなるだろうなあと感じていました。
それから都会の雑然とした環境での暮らしに閉塞感を持っていました。
で、思い切って海辺に引っ越すことにしました。これは自分としてはすごく思い切った決断でした。
まあ家族もでき、子供も生まれたので、自然の豊かなノビノビできる環境で育てたいと考えたのです。都内のチマチマした公園で子供を遊ばせるイメージがぼくには受け入れられませんでした。
で、海辺で暮らすようになったわけですが、そこでぼくの体調面で変化がありました。ぼくはアレルギーっぽい体質なようでして、別に重度ではないんですが、季節の変わり目、特に冬になり空気が乾燥してくると、肌が痒くなったり、喉が痛くなったりしていました。それが海辺で暮らすようになってだいぶ緩和されました。
ちなみに妻も乾燥肌で、特に手荒れがひどいのですが、冬にどこかに旅行に行くと、それがてきめんに悪化するのです。海辺の我が家に帰ってくると、それが治ります。
何がいいたいかというと、海辺の空気は、特に冬場は内陸に比べて湿度が高いので、乾燥が原因のいろいろな症状は緩和されるような気がするということです。
逆に夏は暑くて汗をかいて汗疹になるんじゃないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。うちの子供が小さい頃確かに汗疹になりましたが、夏の暑い日中は、海に入るのです。そうすると肌が強くなるのか、汗疹にならなくなりました。
次に耳鼻咽喉系の症状も緩和されました。
ぼくは幼い頃から耳鼻咽喉系と頭だけは弱かったのです。しょっちゅう中耳炎になっていました。大人になると、多少はよくなりましたが、風邪はだいたい喉からきます。
ウォータースポーツで海に入るようになって、鼻や喉の症状は緩和されました。これはぼく的には鼻うがいと同じ効果なんじゃないかと勝手に考えています。
つまり「潮風を浴びたり、海水につかることで、症状が改善することがある」というブルー・エクササイズの効果その2をはっきり認識しました。
さてさて、次は精神的な部分です。
ぼくはスキューバダイビング、シーカヤック、サーフィン、セイリングをやります。どれも海の懐に飛び込んで、自分の力で行って還ってくるスポーツです。
海というのは、優しくぼくらを癒してくれるときもありますが、たいていは厳しくぼくらを痛めつけます。
その中に丸腰で(エンジンなどの動力を持たないで)入っていくというのは、冷静に考えるとけっこう危険なことです。
それでも荒々しい自然の中に入って、命からがら還ってくるという行為の中で、生きていくために大切な要素のいくつかを学べます。その要素というのはいろいろありますが、いくつか例を出すとすれば、「生きることは基本的にツライこと」「暑いときもあれば寒いときもある」「ツライときでもパニクってはいけない。常に冷静であるように己を律しなければならない」「最後まで油断してはいけない」「ツライなかでも本当にツライ時間というのはそれほど長くない。それをやり過ごせば耐えられないほどではない」「逃げてはいけない」などです。
とても大げさな物言いで恥ずかしいのですが、生きていくために必要な多くのことをウォータースポーツから学べます。それがブルー・エクササイズの効果その3だといえるでしょう。
もし、これを読んでいる方で、最近仕事で心の芯まで疲れているとか、人生のとても大きな転機を迎えて戸惑っているとか、なぜだか心が晴れ晴れしないとか、生きていく気力が湧かないという方で、海が嫌いでなく、海辺に移住ができる方なら、ぼくは海辺へ移り住むことをオススメします。
もし、移住は無理だとしても、気晴らしに海辺に旅行に行くことをオススメします。
他人はなぜ人が多いところへ行こうとするのか? ~あるいは独りでいる時間の効用~
人混みが嫌いです。
できれば人に会わず、広く静かな場所で日がな一日ボーッと過ごしたいなあと思っています。
ぼくが海が好きなのはそういう性質も関係があるかもしれません。
別に親しい友人と遊んでいる分にはイヤじゃないんですが、都会のようなよくわからない人が大勢、狭い場所にいるところが好きではありません。
でもまあ、そういうのって、ぼくに限ったことではないんじゃないかと思います。
一方で、海辺で遊んでいると、人は人がいないと寂しいのか不安なのか寄り集まる傾向があるように思います。
そう感じた場面は多々ありますが、たとえばサーフィンをするときに、ぼくは好んで人がいないエリアでサーフィンします。そうするとサーファーというのは不思議なもので、後から次々に人が来ます。そこは別にサーフポイントじゃないんですけどね…
たぶんこの現象は、あそこにサーファーがいる→いい波が立つのかもしれない、という心理によるものかなあと推測します。あるいは独りでサーフィンしていて流されたらヤバイから他人のそばでやろうという心理かもしれません。
シーカヤックもそうですね。
海辺には、シーカヤックやディンギーをよく見かけるエリアと全然見かけないエリアがあります。いろいろな原因があると思います。
ひとつは、そこの地形や風向きなどの自然条件がそれらのウォータースポーツに向いているということ。
もうひとつは、漁協など地元の理解が得られていること。
もうひとつは、食料やガソリンなど生活物資が手に入る程度に便利なこと。
もうひとつは、他人がいるから安心かもしれないということ。
ぼくは、これも相変わらず、あまり他人がシーカヤックをしていないところでパドリングするのが好きです。必要な物資を車に積むなり、担ぐなりして、ゲレンデにたどり着き、そしてパドリングします。
そういう状況が好きです。解放感と冒険している感と自分が怪我したりミスったら死ぬかもしれないという緊張感が好きなんだと思います。
ときには地元の漁師さんにいぶかしがられたり、露骨に注意されたりすることもありますが、そういうときはこちらから声をかけて、なんとなく打ち解けます。自分でいうのもなんですが、経験的に、ぼくは漁師さんとか、農家の人とかに好かれることが多いと思います。
そしてここは人がいなくていいなあというところに何ヶ月も通っていると、だんだんシーカヤッカーを見かけるようになります。あれはとても不思議ですね。
なぜ人が全然いないところが好きなのか?
自分でもよくそう思います。
自分独りで自然の中にいると、心のガードが外れていきます。そのガードは町では、やたら働いている、周囲への気づかいや、警戒感などです。ここでは仮に社会的配慮エネルギーと呼ぶことにしましょう。
それが不要になるような気がします。。
で、一度その社会的配慮エネルギーを割かない状態を味わうと、それまで自分がいかにそういう社会的な適応に力を割いて、自分自身を縛っていたのか、窮屈だったか思い知ります。で、社会的配慮エネルギーを必要とする状態がうっとうしくなるんですね。
もう一方で、感覚が鋭敏になります。その感覚は周囲の自然の変化に向けられるものと、自分の心に向けられるものの両方があるような気がしますが、どちらも鋭敏になります。
感覚の膜がはがれたような感じです。
ぼくが勝手に思っているだけですが、他人がいる状態だと、自分の気に障るいろいろなことを見聞きするとイヤな気持ちになったり、腹が立ったりするので、無意識で感覚にカバーをかけているんじゃないかなという気がします。
そのカバーがとれるんじゃないかと思います。それで感覚が鋭敏になるんじゃないかな?っと…
まあぼくの感じたことなので、理屈はよくわかりません。ただ、ぼくは海遊びで独りになることが多くなるにつれて、街中や職場などで自分の感覚をONにしたりOFFにしたりできるようようになったと思います。
それはたぶん、休日に本来の感覚の鋭敏さを取り戻して、そのまま街中に行ってしまうと、鋭敏すぎて耐えられないことを、自覚しだしたからではないでしょうか。
なんだかんだ書きましたが、海に出て独りでいる時間があることで、よくあるいい方だと、リフレッシュできているんです。今ではその時間はとても大切なものになっています。
忙しかったり、悩み事があったり、気持ちがワサワサしているときほど、独りで海にいると、気持ちが落ちつきます。
ぼくはこれをグリーン・エクササイズを参考にして、ブルー・エクササイズと呼ぶことにしています。
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ウォータースポーツで汗をかくのが好き
暑いですね。
暑くても休みの日は、スキューバーダイビングをしたり、シーカヤックをしたり、セイリングをしたりします。
自分としては、遊んでいるんではなく体力維持のためのトレーニングのつもりです。
いや、いや、いや…相方はかなりいぶかしんでいますが…
でも、たとえばちょっと硬めのフィンをつかって、やたら遠くのポイントに潜ったりしています。
それから重いシーカヤックで、面の大きいブレードの重いをパドルを使って、風に向かって漕いだりします。
もちろん流行のジョギングでもサイクリングでも、あるいはワンダーコアでもいいんでしょうが、やっぱりどうせ運動するならウォータースポーツがいいなあと思うんです。
しかも自分の力と頭で状況判断しながら、自然と向き合うのが、ぼくにとってはストレス解消になります。
ガンガン照りつける陽射しの中、汗をダラダラ流し、服なんて、海に入ったんじゃないかっていうくらい汗でぐっしょりになって、ウォータースポーツをするのが好きです。
なぜかわかりませんが、それが気持ちいいんです。運動が好きな人ならわかってもらえるんではないでしょうか?
ただ、ぼくがだらしないのは、海から上がって、家に帰ってシャワーを浴びると、ビールをガブガブ飲んでしまうことです。
もしかしたらこのビールのために、汗をかいたのかもしれません。
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海辺でのんびりするのもブルー・エクササイズですよ
毎日暑いですね。
そういときは海に浸かって、寒くなったらビーチで寝っ転がって、暑くなったらまた海に浸かって、そして陽が沈んだら、家に帰ってシャワーを浴びて、ビールを飲んじゃう、というのが正しい夏の過ごし方だと信じて疑わないワタクシです。
陽射しをガンガン浴びて、波の音を聞きながら潮風に吹かれていると、頭がだんだんボーッとしてきて、「あぁ今日も何だかいいなぁー」「シアワセだなー」と思えます。
あまりカリカリしないでねえ、まあ、今日一日を大切に楽しみたいなあと思うんですよねえ。
全体にカリカリではなくて、フニャフニャ、ダラダラな感じでいきたいわけです。
この全体にノンビリした感じというのはブルー・エクササイズの大切な要素なんですね。
そういうだらしないのはけしからん、許せないわ、我が家ではそんなことは恥ずべき事でござる、などと常時正論勤勉実直質素倹約発展最善土地建物買収子孫繁栄資本主義みたいなことをいう方がいるのはもちろんいいと思うんですね。
ただ、ワタクシのような生来のダラシナイ人間を迫害しないでいただきたいわけです。
だいたいさあ、いわしてもらうけどさあ、自分一代で会社を大きくしたとして、そこまでにはすごい努力があったわけじゃないですか?そんで大きくしたって、自分が死んじゃえば、あの世には持ってけないわけでしょ。しかもよ、大○家具みたいに家族ぐるみで紛争になったり、遺産相続で揉めるなんてはよく聞くじゃないですか?
あと、会社で出世したサラリーマンもね、定年後は子会社とか取引先で一応偉そうなポジションをあてがわれているけど、まあ大した仕事していないわけ。まあお飾り。近所にもそういう人がいて、やたらオレは○○商事の常務取締役だったんだみたいなことをいういんだけど、そんなの田舎の海辺の漁村の人達には「はあ?」って感じなのですよ。
一方で尊敬すべきなのは、社会を根本からよくするような研究をした人なんてすごいなあと思うわけです。
でね、ぼくは別にそんな立派な人と同列に扱われたいなんて思っていないですけどね、海のそばに暮らして、何十年も経つわけです。
その間に、自然に癒されたり、海のエネルギーを身体に受けとめて元気になったり、海で遊ぶことで気分転換したり、ウォータースポーツを通して、精神的・肉体的なタフさを養ったりしてきたんです。
いわば社会人でいえば、オンとオフの、オフの部分のスキルやノウハウを身につけてきたんです。
そして都会と田舎ということでいえば、田舎で暮らすことの価値、田舎暮らしだからこそ身につく人間的な豊かさについて考えを深めてきたんですね。
それを今、ブルー・エクササイズということでまとめてみたいと思っているわけですが、もしそれで少しでもシアワセを感じられる人が増えてくれたら嬉しいなあと思うわけです。
よく考えるとブルー・エクササイズというのはちょっと適切でなくて、ブルー・ライフスタイルなのかもしれません。
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一漕ぎ一漕ぎに意識を集中するとまるで瞑想をしているような気持ちになります
シーカヤックをします。
知らない海に出かけたり、何泊ものツーリングも楽しいんですが、地元の海で、穏やかな海況の日に、あまりいろいろなことを考えず、軽装で、気の向くままにパドリングするというのも楽しいですね。
緊張ではなく緩和。
高揚ではなく平穏。
未知の好奇心ではなく既知の安心。
ただただ、一漕ぎ一漕ぎに意識を集中していると、なんだか瞑想をしているような心持ちになるような気がします。
そうなのでした。
ぼくがシーカヤックにはまったのは、この一漕ぎ一漕ぎに意識を集中していると結果として遠いところに行けるからでした。そして、一漕ぎ一漕ぎに意識を集中して何時間も漕いでいると、瞑想しているような、自分がどこか違った世界の海にいるような、不思議な感覚に惹かれたからでした。
それは一日一日を一生懸命、無事に過ごしていると、1年が経ち5年が経ち10年が経っていたことに気づく、人生の流れに似ているようでもあります。
パドルが水をキャッチし、腕と肩と腰に力を加えながら、パドルを押していきます。
そしてその分だけシーカヤックは前に進んでいきます。
今の一漕ぎは、自分としては60点の出来でした。今度はもっとうまく身体を使ってみようと一漕ぎします。
さっきよりもうまくいきました。
ベタ凪の海をわずかに波立ててシーカヤックは進んでいきます。
鏡のような海とその海と似たような色の空の間を進んでいくうちに、自分が空を飛んでいるような錯覚に陥ります。そして、自分の心が穏やかになっていることに気づきます。
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ブルー・エクササイズでレジリエンスを養えるかもしれません
グリーン・エクササイズをお手本にして、勝手に自主的にブルー・エクササイズというのを提唱しています。
→海辺でグリーン・エクササイズをパクってブルー・エクササイズします
→この時季「海気浴ウォーキング」がオススメです
ブルー・エクササイズを大雑把にいえば、海辺で、あるいは海で、身体を動かすと気持ちいいし、なんだかリフレッシュする、ということです。これはぼくが調べた範囲では、科学的には検証されていないようです。ただ海の効果を療養に取り入れたタラソテラピーについては、いくつか論文があるようですが、その効果が検証可能かは、ぼくは少し疑問に感じました。
海水浴についても以前から健康によいといわれているわけですが、その科学的裏付けがイマイチ明確ではありません。
とはいえ、科学的な検証をしている時間があれば海に出たいというのが、ぼくのような海好き、海バカですから、とにかくブルー・エクササイズは、実際効果があるんだもん、という個人的体験をもとに提唱しています。
科学的検証はどなたか優秀な方がやってください。
で、ブルー・エクササイズは、気分転換によく、気管支系・耳鼻咽喉系の症状を緩和し、肌荒れや敏感肌にもいいと思います(個人的な経験です。医学的根拠はありません)。また、陽射しを浴びることで、たぶん不眠にも効果があるように思います。
最近ぼくはブルー・エクササイズの新しい効能に気がつきました。それはレジリエンスです。
ブルー・エクササイズの中にはウォータースポーツが含まれますが、それらウォータースポーツをすることは、精神的強さ、忍耐力、精神的回復力を養うことになると感じています。
理由はいくつかあります。
ひとつは自然を相手にするスポーツであること。自然は刻々と状況が変わり、時に人命にかかわるほど厳しい状況になることもあります。そんな自然の懐に飛び込んで、生きて帰るために、自然の状況を把握し、あらゆる智恵を絞り、瞬時に判断し、力強く行動する。そういう一連のプロセスは都会でショッピングをしていてはとうてい経験できません。最終的には自分の命をかけて、自分のために判断し、自分で行動する。これが人が本来持っている強さを引き出すのだと思います。
もうひとつは、前述のような経験-タフな自然環境の中で自分の力で生きて帰ってきた-ということが、自信になるからです。命をかけて自然と対峙したことに比べれば、仕事で頑張ることなど大したことはありません。少なくともすぐに死ぬということにはならないでしょう。
もうひとつは相手が自然であるということで、割り切れる、あるいは諦められる面があります。いくら厳しい自然状況になっても、たしかにそのときは辛いんですが、その辛さは、仕事の人間関係や上司からの圧力、取引先と自社との板挟み、部署間のいがみ合い、派閥争いといった状況での辛さとは内容が違います。自分が状況をコントロールできない点は似ていますが、同じ人間に、個々の人間の利害や思惑のせいで自分が辛い目に遭っていると思うのは、なんともやるせないことです。自然は別に人間に苦痛を与えようとして荒れているわけではありません。それは別なことだと割り切れたり諦められたりできるので、気持ち的には楽です。で、一旦この割り切りや諦めを身につけると仕事の人間関係上のトラブルでも応用できてしまうのです。
具体的な一例では「なんだかわけわかんないことしてるなあ。命がかかっているわけでもないのに…ご苦労なことだ」というような気持ちになれることです。
もうひとつは自然に癒されるということです。科学的な根拠はありませんが、自然に接することで、気分転換ができたり、リフレッシュできたり、癒されたりするということはあると思います。これはおそらくみなさんが日常的に自然があるところへ遊びに行って、気分転換されていることからも納得いただけるのではないでしょうか。
そこで精神的な緊張を緩めることで、回復するということは十分あり得ると思います。
以前、戸塚ヨットスクールというのがありました。今もあるかもしれません。ぼくは教育における体罰はよいことではないと思いますし、あまり詳しく知りませんが戸塚ヨットスクールの運営体制がよいものだという感じは持っていません。
ただ、自然を相手にするスポーツをすることで、人が本来持っている強さを引き出すことができるというのは、ぼくの経験から照らしてもありうるだろうなと思うのです。そしてそれが教育上果たす効果もおぼろげに想像できます。
それは普段の生活で、暑さ寒さや雨風を防ぐ家に住み、年間通して空調が効いていて、蛇口をひねれば水やお湯が出、トイレに入れば洗浄機能付き便座で、ちょっと出かけるにも車に乗る、そんな生活をしていると、生きる-死なないでその日を暮らす-ことを考えないのだと思います。死と裏返しの生を自覚しない生活を送っていると、人は心の芯のところからダメになっていく、というのがぼくの持論です。心の芯がダメになった症状は、人によりさまざまな現れ方をしますが、享楽的になったり、無気力になったり、依存的になったりします。
青少年が非行に走り、自立せず、自分の夢や希望も持てずに、日々悶々としているのは、その現れ方のひとつかもしれません。
長くなりましたが、ブルー・エクササイズの中のウォータースポーツをする、それを通して、レジリエンスを養うことにつながるかもしれない、あるいはよりよく、より強く人生を送ることができるかもしれない、ということを提案したいと思うのです。
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