海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
海上保安庁のmicsが便利です
海上保安庁のサービスでmicsというのがあります。
メールアドレスを登録すると、海上注意報・警報などが送られてくるのです。
これが便利でして、海に出る時は、当たり前ですが、天気予報をチェックして、天気図をチェックして、タイドグラフをチェックするワケです。でも天候の急変はあり得ますし、定置網の張り替えをしていたり、灯台が故障していたり、自衛隊が射撃訓練をしていたりということもあります。
そんな情報が送られてくるのです。
海遊びをする方で、まだ登録していない方は、試してみてはいかがでしょうか?
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バシャバシャの海でしかできないこと
毎日海を見ているといろいろな波がありまして、ぼくの場合、その日の海況によって、サーフィンしようか、シーカヤックしようか、ダイビングしようか決めたりするので、朝起きた時の習慣として「海と風と空を見る」というのがあります。
うーん、このあたり海辺の暮らしっぽいですね。シーマンっぽいですね。
ただ、ぼくはウィンドサーフィンはやらないんです。
風の強い時によくあるんですけど、バシャバシャの波というのがあります。きれいな波長の波ではなく、うねりでもなく、凪でもなくて…
風で波が立つんですけど、風が強すぎて波の頭が潰れちゃうタイプですね。
こういう日はぼくはやることがなくなっちゃうんですね。ダイビングは場所によってできるんですが、たいてい海底の砂が巻き上がって濁ってることが多いので、潜ってもそんなに楽しくないんです。
海友達でウィンドサーフィンをする人がいるんですが、彼にとってはそういうコンディションはとってもいい日だそうです。風が強ければスピードが出るし、多少波があったほうが、乗ってて楽しいと…
ムムム。
ウィンドサーフィンかあ-。
これまで何度もやらないかって誘われたことがありました。その都度、これ以上趣味を増やしても、時間もお金もついていかないからって断ってました。
でもウィンドだと出られる海況の日ってあるんだよな。
ムムム。
マリンウェアはMUSTOがいいと思います
海遊びを続けているうちになんとなく海用の衣類が充実してきました。
昔はあるものだけで過ごしていましたが…
同じ用途の物を何枚も集めるというわけではなくて、それぞれ違う用途の物が揃ってきたという感じです。
それから以前使っていた物がダメになって、新しく買い替えるときに、以前の教訓を踏まえて買うんで、ひとつひとつのアイテムの満足度が高くなっていると思います。
アウトドアグッズというのはどれもそうだと思うんですが、機能が大事、使いやすいのが大切で、ファッション性は二の次、三の次です。
で、海用の服というのは、ウォータースポーツごとにある程度ブランドが決まっています。そのなかでもどんな海遊びの人も比較的よく使っているのがHELLY HANSENです。ぼくも長年このブランドのいろいろな製品を使ってきました。
ただ最近になってMUSTOがいいなって思います。
イギリスのセイリングウェアのブランドですが、値段は少し高めですが、品質がすごくいいです。結果的に長持ちするので、コストパフォーマンスがいいといえます。
一方で、日本のモンベルも安くてそこそこ品質がいいと思います。どんどん使い倒して、どんどん新しいのに替えていくという感じです。
というわけでぼくのマリンウェアは、機能と耐久性が必要なものはMUSTO、荒っぽく使ってどんどん替えていくものはモンベル。で、その中間がHELLY HANSENという感じになっています。
あとはGILL、Patagonia、SAS、finetrackですね。
夏の始まりの海の事故について、くどいけど、書きたい
暑くなると水の事故が増えます。マスメディアでもここぞとばかりにニュースとして取り上げます。
確かに海辺に住んでいると、救急車のサイレンが聞こえる頻度が高くなります。
休みの日は海にいることが多いので、夏は危ない場面を目にすることも多々あります。(たぶんウォータースポーツを生業にしている方はもっと目撃しているでしょうね)
この時期、夏を待ちわびて、海慣れしていない観光客の方が海に入ります。ぼく的には「今日はちょっと赤旗(遊泳禁止とか出港禁止の意味があります)じゃないかな」という日に、いかにも海慣れしていない人が海に出ていくのを目撃すると、なんともいえない感情が湧きあがります。
「今日は危ないから海に入らない方がいいですよ」というべきか、黙って見ているべきか…
海慣れしている人が、自分の判断で荒れた海に出るのは、まったく心配しないんですが…(それはそれで問題なのかな?)
基本的にウォータースポーツも含めてアウトドアスポーツは自己責任なわけで、そういう観点からいえば、余計なお世話ですが、それは、経験があって判断ができる人の場合かなあと…いやいやすべての人に当てはまるんだろうか…
そもそも判断ができない人が軽率に海に出るべきではないんじゃないかということもあります。
かつて一度だけ、小さな子供(たぶん4歳くらい)を連れたお父さんらしき人が、わりと荒れた日に、ホームセンターで売っているようなインフレ-タブルボートで海に出ようとしていました。しかもPFD(ライフジャケット)をつけていませんでした。
ビーチを散歩していたぼくは「あのー、突然話しかけてなんですけど、今日は荒れているので出るのやめた方がいいですよ」と、そのお父さんらしき人にいいました。
その人はぼくを方をにらんで無視しました。
それ以来、海慣れしていない人に話しかけるのを躊躇するようになりました。
逆の話もありまして、海慣れしたっぽいシーカヤッカーが結構荒れた日に海に出ようとしていました。地元の海ですから、地元のシーカヤッカーはたいてい知り合いで、その人はあきらかにビジターでした。
ぼくはチェアに座って本を読んでいたんですが、そのシーカヤッカーは近寄ってきて「すみません。地元の人ですか?」「今日は荒れてますけど、注意点はありますか?」と訊いてきました。ぼくは、自分もシーカヤックをすることを話し、岬を向こうへ越えるとさらに荒れているだろうこと、岬の突端にブーマーが起きること、エントリーとエキジットはもっと右寄りの防波堤の影になっているところが無難なことを伝えました。
最後にぼくは「なぜ、ぼくに海況を訊こうと思ったんですか?」と訊ねました。
「いやーいかにも地元っぽくて、マリンスポーツしてそうだったんで」とのことで、お互い笑いました。
この話でいいたいことが何か、読んだ方にお任せします。
この時期海の事故が多いので、過去の文章をまとめてみました
いやー暑いですね。
で、海の日、梅雨明け、夏休みあたりは、例年海の事故が多いです。
うちの近所でもしょっちゅう救急車のサイレンが聞こえます。
で、できる限り安全に海遊びをしていただければと思い、過去の文章をまとめてみました。
何かの参考になれば…
○自然の圧倒的な力にはかなわない
○潮の流れ
○海辺のセーフティ 海で遊ぶならPFD・救命具
○子供の海遊びにはPFDとホイッスルを標準にしたらどうでしょう
○海で万が一の時、救助を求める方法
○サーファーの海難事故に関して思ったこと
○浦安のカヌー事故にご冥福をお祈りするとともに、教訓について推測してみました
○手軽な海遊び -ボディボード-
経験と想像力と恐怖ー八幡暁さんの記事に共感ー
カヌーライフ7号だったかな?八幡暁さんの記事が載っていて、まあ概要としてはまだ八幡さんがシーカヤックを始めた頃、海の怖さを知らないまま海に出てしまって危ない目に遭った経験談なのです。
それがすごくわかるんですね。ぼくもシーカヤックで同じような経験をしたし、スキューバーダイビングでも同じような経験をしました。
海遊びを始めた頃って、今ほど怖さを感じなかったなあと思うんです。
ある状況に対して怖いという認識ができなかったと…
だんだん経験を経て、いろいろなケースに遭遇するにつれて、これはヤバイということを学習してきました。
経験を重ねるうちに想像力が働いて「こういう状況で、仮にこんなことが起きたら結構ヤバイ」というような感じで、想像力が働くんですね。たとえばシーカヤックでいえば、「岬の岩場近くを通ると、ブーマーが来て沈するかもしれない。結構波があるから沈するとリカバリーは難しいかも…下が岩場だからロールするとき頭を打つかもしれない。もしかしたら岩場に引っかけてパドルを折るかもしれない」ってな感じです。
おそらく経験の多さと想像力とリスク管理と恐怖ということは、一般的にあり得ることなのかなーって思います。
スキューバーダイビングでも似たようなことがあります。
たとえば「今は残圧120。水深25m。戻るのに最低10分はかかる。これからもう少し先に行きたいけど、そこは潮の流れが強い時がある。だとしたら、行ったらかなりヤバイ。それに今日はオクトパスから微妙にエアが漏れている。もしかしてフリーフローするかも…それに今日はいつもよりも疲れていてエアの消費が速い気がする…」というような状況です。
で、今度は怖さと、どう向き合うかという問題が出てきます。
まずは怖さを引き起こす状況をあらかじめ回避するということですね。
器材を点検し、気象条件を十分把握し、自分の体調を見極めるなんていう、いわば事前準備です。それはこれまでの経験を踏まえて想定されることに準備をするわけで、まあ合理的なことだといえると思います。
でも、実際海に出ると、たまに怖いという感情が起きます。
怖いというのは、自分の頭の中で起きていることです。昔は同じ状況でも怖さを感じなくて、なんてこともなくやれたことが、今は怖いと感じるために、躊躇してしまうということが起きます。
そういう時は「怖さは自分の頭の中で形成されたことで、まだ現実になっているわけではないし、それが起きる可能性を冷静に見極めればいい」という具合に、怖さという感情を論理的に検証します。そうすると怖さという感情は多少薄れます。
最後は確率的にすごく低いけれど、とんでもない状況が起きるかもしれない。そのときはしょーがないと腹をくくるようにしています。世の中に絶対安全なことなんて、おそらくひとつもないと…そう自分にいい聞かせます。
たまたま海遊びについての話ですが、これって仕事でも日々の生活でもいえることかもしれません。
以前、久高島沖 謎の渦現象というのがありました
ずーっと以前ニュースになっていたので知っている方は知っていると思うんですが、2010年9月に久高島沖で直径5.5kmの謎の渦が海面上に現れました。
以下は海上保安庁のリリースです。
久高島北方海上における謎の渦現象
9月1日午前9時30分頃、那覇航空基地所属ヘリコプターが、久高島の北方約3㎞の海上で、渦現象を認めました。
同渦現象について、当庁海洋情報部によると「南もしくは南東の風が吹き続けると、久高島の西側を北西方向に通過する流れができる。その流れが島影の動いていない海水に影響を与えてできた渦(剥離渦)が海底の堆積物をまきあげると、このような現象が起こりうる。」とのこと。
同渦現象による船舶等への被害の報告はありません。
琉球朝日放送は以下のように伝えています。
以前から、突発的に起きる潮の流れや波に興味がありました。
きっかけはスキューバーダイビングで強い潮の流れに流されそうになったことなんですが、そういうケースってたいてい潮汐・海流・地形・風などの組み合わせで、地元の人なら「いつ頃あそこでは潮の流れが強くなる」って知ってたりします。
でも、たまに突発的に起きるケースもあるようです。
そういうときって地元の人も首を傾げてるんですね。
この久高島のケースも突発的なケースなんでしょう。
でも海上保安庁の説明だと、あるケースの風が吹き続けると、こういう現象が起こりうるとすれば、たいてい地元の人が知っているので、ちょっとなあ?と納得できません。
で、もし自分がウォータースポーツなどでこういう現象に直面したらどうすりゃいいのって、想像しちゃうんですが、渦潮のような強い潮流に遭遇した場合、どうしましょうか?
まず、一番最初に思いつくのは、ウォッチをちゃんとして、渦を回避するということでしょう、そんなん当たり前じゃんといわれても、だってだって…
で、速い船に乗っていれば、まあ渦からは抜けられるよな-と思うわけです。
じゃあ、遅い船だと渦に巻かれてグルグル回っちゃうんだろうか?その場合、渦が落ち着くまでそのままじっとしているのが得策なのかなー?
船ならいいけどスキューバーダイビングの時はどうするのか? ヤダーどうする、どうする?
やっぱ、BCに空気いっぱい入れて、とりあえず水面にいられるようにする? 強く水中に引きずり込まれたりしたらどうすんのー? えーわかんないよー。
じゃあレギ咥えて、エアが持つまで水中にいる? それってチョー怖くなくない?
なんて妄想が止まらないので、いい加減やめときましょう。
みなさんどうします?
シーカヤックとキャンプと車中泊と…
年に何回かは海辺でキャンプか車中泊をします。最近はキャンプは決められた場所でやらなければいけない海がほとんどなので、そういう場合は車中泊です。
車にスノーケリング、スキューバーダイビング、シーカヤックといった海遊び道具とテント、シュラフ、マット、バーナー、水などのお泊まり道具を積んで、なんとなく気が向いた海へ出かけます。
海況によって、シーカヤックをしたり、潜りたければ近くのダイビングショップに空き状況のTELをして、スキューバーダイビングをしたり、ただ海に浸かってチャプチャプしたりします。
そんな風に気ままに海辺にいることが、ぼくにとってはとても幸せなことなんです。
海遊びが終わったら、立ち寄り温泉で汗を流します。
その後は、車を車中泊ができるような所に停めて、近くの飲み屋に行きます。地物のうまいものを喰って、うまい酒を飲んで、車に戻ってきてバタンキューです。
キャンプができるときは、地元の食材を仕入れて、アウトドアクッキングをします。もちろん酒もしこたま用意します。
こうして海辺の夜を飲み明かすというのも楽しいものです。
何もかも整ったきれいなホテルでおいしい食事と温泉いうのもいいもんですが、なんのルールもない屋外で、潮風に吹かれながら気ままに過ごすというのも、それはそれで楽しいものです。
海図を眺めながらニタニタ
海遊びをするみなさんは海図を持っていますか?
ぼくは自分が遊ぶフィールドの海図を何種類か持っています。
海図にはいくつか種類があります。航海用海図、特殊図、水路誌などです。定番は航海用海図でして、縮尺によっていろいろあります。ぼくはシーカヤックやスキューバーダイビングで使うので、より狭いエリアの海図を持っています。ヨット・モータボート用参考図(Yチャート)はメジャーな場所しか発行されていませんが、より細かい情報、たとえば定置網の場所とか載ってたりして役立ちます。
初めての海に出かける時は、海図とシーカヤックエリアガイドブックや釣り人用のガイドブックをチェックして、地形の特徴や代表的な潮流を押さえます。
海図は海遊びに不可欠だと思うんですが、ぼくの場合、趣味的に海図を見るのが好きです。自分の書斎に海図が貼ってありまして、「今度はどこにいこうかなあ」なんて眺めたり、「ここの地形は、現地だともっと大きな岬に見えるけど、こんな感じなんだ」なんて考えたりしています。
地図好きな人にはわかってもらえると思いますが、地図って見ていろいろ想像するのが楽しいですよね。
うちの相方は地図の良さがわからない人なので、ぼくが地図を眺めながらニタニタしているのを、可哀想な動物を見るような目で眺めますが、いやはや人の価値観の違いというのは、糸魚川静岡構造線のごとく大きく長いものですね。
ところで海図は日本水路協会で売っています。ネット通販もしています。ただいささか値段が高いのです。しょうがないのかなあ?
梅雨でも海遊びしちゃうもんね
梅雨というと、雨でジトジトしていて、うっとおしいと、ぼくなどは個人的に感じますが、もちろんこの時期の雨は貴重な雨ですけど、まあまあ日常生活的個人的不快指数的にはウニャウニャ…
のっけからグダグダな文章ですが…
でもですねー、ぼくはヒマ人なので、冷静に梅雨の時期にどのくらい雨の日があるのか数えてみたんですけど、まあだいたい半分くらいですね極端な例をあげると1週間のうち6日雨ということは珍しいと…
んで、何がいいたいかというと、梅雨だから外遊びをやらないということではなくて、梅雨でも晴れ間を活かして外遊びをやろう、そのほうが人も少ないし、陽射しもまだ柔らかいし、だからといって寒くはないし…ということを申し上げたいわけでございます。
でもまあ勤め人の場合、休日は決まってっから、その日雨が降ったらしょうがないじゃん、という方もいるかと思いますが、確かにそのとおり!
で、そういう場合は考え方を270度変えて、海遊びはどうせ濡れるんだから雨でも外で遊ぼうよ、ということを我が社としては御社にご提案させていただきたいと考えております。
歳をとるにつれ夏のカンカン照りがけっこうキツく感じるようになりました。嫌いじゃないんですけど…もうちょっと優しくして欲しいだけなの…というオジサンにとっては梅雨時の陽射しというのは、わりと心地いいものだったりするんですね。
というわけで、雨でも海に出る今日この頃です。
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