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ペリエがオシャレだった頃・ダイビング前に炭酸水を飲むのはいいのか悪いのか




 炭酸の入ったミネラルウォーターが普通にコンビニにならぶようになりました。
 健康や美容にいいということで人気があるようですね。
 ぼくは歳をとってからというか若くなくなってからというかあるいは青春時代が終わったと感じた頃から、冷たい水は飲まなくて、お白湯を飲むようにしているので炭酸水やミネラルウォーターにあまり縁がありません。

 とはいっても若い頃は飲みました。

 ちなみにぼくの若い頃には、炭酸水というとサントリーの水割りを作るときの炭酸水かPerrier(ペリエ)くらいしかなかったような気がします。で、もちろんペリエがオシャレでサントリーの炭酸水はオジサンのものという感じでした。
 海辺のカフェでペリエを飲むというのはちょっとオシャレな行為でした。コーヒーとか紅茶じゃなくて、あえて炭酸水。しかも結構高い。
 今となってはこっぱずかしいですけど…

 なので、以前円高で対米ドル80円台だった頃は、何かに復讐するかのようにペリエをケースで買って冷蔵庫に入れて悦に入ってました。(さらに恥ずかしいです)

 その頃はミネラルウォーターを飲むという行為も一般的ではなくて、海外旅行に行くと、まあやむを得ずというか当たり前のようにミネラルウォーターを飲むわけですが、それがちょっと嬉しかったのを覚えています。

 時代が変わればオシャレなものも変わっていくのは当たり前ですが、コンビニでWILKINSONの炭酸水を見かけるたびに、自分の若い頃を思い出して少し懐かしくなります。

 で、ちなみにスキューバーダイビングの前に炭酸水を飲むのはあまりよくないとされています。それはまあ、消化器官の炭酸が潜った際に圧縮されて、浮上するときに膨張するからだと、たぶん思います。もっと重大な問題があるかもしれません。
 ためしに自分でもやってみましたが、ダイビング中と浮上後ににやたらオナラがでました。






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水中カメラ・ウェアラブルカメラ・アクションカメラを調べ中






 スキューバーダイビングで使っていたデジカメが水没してずいぶん経ちました。自分は本格的に水中カメラをやるタイプではなく、お手軽に記録が残せたらいいなあという程度でした。
 もうかれこれ7、8年使っていて、いろいろ劣化していたので、まあしょーがないかなーとショックを和らげるように自分に言いきかせました。

 水没してしばらくはカメラがないダイビングに物足りなさを感じていましたが、慣れてくると、手ぶらで、カメラを気づかう必要がない身軽なダイビングが快適に感じられて、新しいカメラを買わなくてもいいかなあと思いつつ月日が経ちました。

 ダイビングでも陸ではスマホで写真が撮れるし、シーカヤックのときもスマホを防水ケースに入れて持っていたので、まあ写真は撮れないことはなかったんです。ただ、スマホを立ち上げて、暗証番号を入れてロックを解除して、カメラを立ち上げるということで時間がかかります。なんかもっさりした感じというんでしょうか。
 しかも明るい屋外では液晶画面がよく見えなかったりして…
 しかもそういうときにフリーズしたりして…

 先日ダイビングしたとき、偶然一緒になったチームの人がコンパクトデジカメを持っていて、それがハウジングもメーカー製だし(特注じゃないので比較的安い)、デジカメ自体も防水・耐衝撃だし、GPSもコンパスもついているとのこと。
 ぼくがボーッとしているうちに防水デジカメはいろいろな進化をしていたんですね。
 これならダイビングでもシーカヤックでもアウトドアのいろいろなシーンで使えるし、GPSもついているなら、GARMINみたいな専用のGPS要らないし、ということで、すごく魅力的に見えてきて、いろいろ調べてみました。

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough 15m防水 GPS・コンパス有り ハウジング有り 29,000円

PENTAX WG-3 GPS 14m防水 GPS・コンパス有り ハウジング無し 22,000円

Canon PowerShot D20 10m防水 GPS有り ハウジング有り 19,700

Panasonic LUMIX DMC-FT5 13m防水 GPS有り ハウジング有り 35,000

SONY Cyeber-shot CDSC-TX30 10m防水 GPS無し ハウジング無し 23,000


 やっぱりダイビングで使うなら、いろいろなアクセサリー(魚眼レンズがある)があるオリンパスが魅力的かなーと思いつつさらに調べて見ると…
 アクションカメラ、ウェアラブルカメラというのが普及し始めているようでこれもたいへん魅力的です。

SONY アクションカム HDR-AS30V

Panasonic ウェアラブルカメラ HX-A100


 この分野ってこれからまだまだ進化していきそうですね。




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海遊びには6mmのロープとベルクロがあると便利です

海に出ると、器材が壊れるとか、魚や海藻などの獲物を獲ってくるとか、ちょっと運ばなければならないものを拾ってくるとか、他の艇を曳航しなくてはならなくなるとか、かわいいオネーサンがついてくるとか、まあいろいろなことが起きます。
 そんなときにロープとベルクロがあれば、たいていなんとかなるというのが、ぼくの経験からくる考えです。

 以前ダクトテープがあればなんとかなるという内容の文章を書きましたが、それと矛盾するというか、○○だけでなんとかならないじゃんと突っ込まれるとツラいところですが、特にテント泊する場合、ロープとベルクロの威力はなかなか強力です。

○ウォータースポーツの応急処置にダクトテープは必需品

 実際セイリングではなんでもかんでもロープで結びつけようとしますし、スキューバーダイビングの器材ではやたらベルクロが使われます。業界関係者の発想の癖がでているんじゃないかと疑いたくなるほどです。

 で、ぼくは海遊びに出る際は、工具セットを持っていきます。といってもそれほど大したものではありません。ドライバーと六角レンチとスパナとダクトテープですが、その中にロープとベルクロが入っています。ロープはセイリングでシートなどに使うもので、直径6mmのものを2mほど持っていきます。もっと細くてもいいと思いますが、これより太いとかさばる感じがします。ベルクロはホームセンターで売っている幅1.5~2cmくらいのものを50cmくらいを巻いて持っていきます。 

 これでなんとかなったことが何度あります。
 ご参考まで…









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冬の海遊びウェア選択どうしてますか?










 もうすぐ2月。冬も2月になると、結構寒いですね。12月1月は寒いといっても余裕カマしてますが、相模湾でさえ2月は寒いです。
 ぼくが寒がりだからかもしれません。

 冬の海遊びのウェアというのは悩ましいものです。
 スキューバーダイビングでは、この問題については、キッチリとソリューションがあって、ドライスーツ+中に保温性の高いウェアを着る+厚手のグローブ+フードというのが、まあ定番です。中にはロクハンの人もいますがそれはこだわりのある人。富戸やIOPみたいにエキジットしてすぐに温かい湯船に入れるポイントなら、ぼくでもロクハンでなんとかやれるかもしれません。

 セイリングになると、ドライかセミドライ派と、防水性の高い-たとえばヘリハンの-セイリングジャケット+セイリングビブ派に分かれるようです。この派閥はどの程度濡れるかによっているような気がします。OPや420のようにかなり濡れるとわかっていれば、ドライかセミドライを選択するでしょうし、大きめの船ならスプレーを浴びるくらいですから、セイリングジャケット+セイリングビブでもいいんだと思います。

 で、いつも迷うのは、シーカヤックの冬のウェアです。人によってドライかセミドライという人もいますし、防水性の高いパドジャケ+中に保温性の高いウェアを着る+防水性の高いパンツという人もいます。あるいは下だけウェットで上は防水性の高いパドジャケ+中に保温性の高いウェアを着るという人もいます。
 このあたりいろいろ試してみるんですが、それぞれ一長一短があります。
 理由をつらつら考えてみると、シーカヤックの場合、下は濡れることが多いのです。なので防水性の高いパンツでもたいてい濡れます。一方、上はパドリングしているときにスプレーが袖口から入ってきたり、上半身にかかったりして、わりと濡れます。
 だからといってドライなど着てしまうと、腕を動かしづらいのと、首が苦しいのと、運動量が上がるにつれて汗をかいて結構暑くなることもあります。
 そのあたりがウェア選択に迷う原因のように思えます。

 ぼくの現在のウェア選択は、下はネオプレンのウェット、上はパドジャケ+保温性の高いウェアのレイヤリングをしています。それでも袖からチロチロ水浸み問題は解決していないんですが、まあいいやということで、気にしないことにしています。
 でも、こんなウェアだと万が一落水したときは、低体温症であっという間に死んじゃうでしょう。安全性を最優先するなら迷うことなくドライでしょう。

 さてさて、みなさんはどんなウェア選択をされているでしょうか?











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ロープワークが苦手な日本の私




 セイリングするんです。たまにです。そんなにうまくありません。OPとか420です。
 んで、むかーし、セイリングを始めた頃に、苦手なことがありました。
 ロープワークです。
 ぼくね、ロープワークよくわかんないんです。
 ちなみにあやとりも苦手だし、釣り糸結ぶのも苦手です。

 常々感じてたんですけどね。ひもを結ぶのって、あれ数学的な思考回路と関係があるんじゃないでしょうか? 根拠ないですけど、まったくないわけではなくて、これまでの友達とか知り合いとかで、理系の数学得意な人はわりとひもを結ぶの得意な人が多かったような気がするんすよねー。
 勘違いかな?

 ロープワークですけどね、いくつかの基本的な結び方は一応できます。それも覚えたってだけで、なぜそうなるのかよくわかんない。
 さらにセイラーでうまい人はもっと複雑で便利な結び方します。
 それがどうしても覚えられません。
 いまだに人にやってもらいます。「おじさんバカだからやってー」って。オジサンって楽ですね。

 ダイビングでもロープワークやるんです。ブイを設置するときとか、船を舫うときとか…でもダイビングの場合、ロープを使うことってそんなに多くないから、そんなに苦労しなかったし、なんとかなったんですよねー。
 でも、セイリングはね、もうとにかくなんでもロープで結ぼうとするんですね。世の中のことはロープさえあればなんでも解決する的な勢いなわけですよ。
 そんなん、ロープワークが苦手な人種にとっては苦行です。
 21世紀の世の中でそんなになんでもロープに頼るのって、原始的すぎんじゃないのか、おい、と思わなくはありません。

 今でも忘れないようにときどき練習するんですよ。ウーム。



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漁師さんは落水するとショックが大きいというのは本当なんでしょうか?










 今年の10月は台風が多く来ました。
 各地で被害に遭われた方が大勢いらっしゃって、なくなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被害で生活が一変してしまった方はたいへんだろうなあと思います。
 その被害でも漁船の転覆というのがありました。
 今年は衝突やら転覆やら漁船がらみの事故が多い印象があります。

 以前、三宅島の漁師さんに聞いたことがあるんですが、漁師さんというのは、落水してしまうとショックが大きいそうです。人によると思いますが…
 たとえばダイバーやサーファーやウインドサーファーは海に入るつもりでいるわけですし、それ用の装備をしているわけですね。ウェットスーツとかPFDとか…
 漁師さんは船の上で作業するつもりの服装なり装備をしているわけですね。
 なので、落水というのは、海に入るつもりじゃないのに、入ってしまうということで、意識としてギャップがあるということかもしれません。

 実際、漁師さんでPFD(ライフジャケット)を着ている人はあまり見たことがない気がしますし、服装も水しぶきを防ぐためのものだったりするので、あれで、突然海に落ちたら結構キツいだろうなって思います。

 海のプロだから、そんな状況にならないようにしてらっしゃるんでしょう。だからこそ落水してしまうとショックが大きいのかもしれません。




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天気図を読めるといいですよ





 海遊びをする前にやることは?
 えーっと○○○。
 ブー。不正解。

 とか、そういうんじゃなくて、やっぱり天気図チェックです。
 ぼくの場合はこれに潮汐チェックと波のチェックと風向・風速チェックが加わります。
 初めての海だと海図チェックも…ですね。
 チェックすることが多すぎてめんどくさい…と思わないのが、海バカ症状の証拠です。

 んで、その天気図チェックですが、最近は天気予報の精度があがっているし、スマホですぐに確認できるので必要ないかなーと思いつつも、大きな天気の流れをつかむのに役立ちます。それに予想していなかった天候悪化に遭ったとき、その原因を推測して、状況がもっと悪くなるのか、よくなる方向なのか判断するのにも役立ちます。

 なんというか無理矢理たとえると、知らない土地を車のナビだけを頼りに運転していて、万が一ナビの精度が落ちて、ワケわかんなくなちゃうと、もうぜんぜんわからなくなっちゃうのと、大まかな地図が頭の中に入っていて、ちょっと道を間違えてもだいたいどっちの方向に行けばいいのかわかる、というのに似ている気がします。えーっと本当に似てるかな? ちょっと違うかもしれない…けど、いいや…

 まあ、そんで天気図の見方ですが、知っている人は知っている、知らない人は知らないというわけで、それに触れちゃうともうとても大事になるので、知らない方は本など読んでみてはどうでしょうか?



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瑣事にこだわりすぎることの危うさについて










 自分が特別大雑把なせいかもしれませんが、細かいことにこだわる人っていますね。その人がそのことにこだわるには、性格上のこととか、これまでの経験とかいろいろな経緯があると思うのでとやかくいうことでもないですし、多かれ少なかれ人それぞれ何かしらこだわりはあると思うんですね。
 ただ、状況にかかわらず、異常的、非常識的にこだわって執着している人がいて、そう人を見ると、すごいなと思います。

 海遊びをしていると、あまり瑣事にこだわっているとヤバいときがあって、ぼくとして意識的に細かいことにこだわらないようにしています。「AがBでなければならない」と思い込んで、それを固定化してしまうと、柔軟な判断ができなくなることがあるからです。

 たとえば先日スキューバーダイビングでボートダイブをしたときです。違う2つのグループがひとつの船に乗り合わせていました。そのポイントは流れが速く上級者向き。しかもうねりがありました。ガイドからはブリーフィングで、「流れが速いのでエントリーしたらすぐに船首まで泳いでブイのロープに掴まるように」という指示がありました。
 順番にエントリーしたんですが、別のグループのオジサンがトラブりました。その人はカメラを持ってきてました。カメラを持ってきている場合、船からドボンとエントリーして、海の上に顔を出した時点で、船の上の人からカメラを受け取るのが一般的な手順なのです。
 そのオジサンはエントリーして、カメラを受け取ろうとしたんですが、うねりで船が上下して、一発で手渡しできなかったんです。で、そのオジサンは「カメラ、カメラ」といいつつ潮に流されて数十秒後には船の後ろ10mくらいまで流されました。
 こういうときはまず流された人を拾うのが一般的でしょう。別のグループのガイド(そのオジサンの属するグループのガイド)が急いでエントリーして、そのオジサンに追いつきました。2人は徐々に船から離れていきます。ぼくらのグループは全員ブイに掴まって浮いていましたが、別のグループの人が2名混じっていました。ぼくらのグループのガイドは迷ったようですが、別のグループの2名にブイに掴まっているように指示し、2名を残して、ぼくらのグループだけ当初の計画どおり潜ることにしたのです。
 その後のことはダイビング後に聞いたんですが、船はブイの2人を引き上げてから、一旦係留を解いて、流された2人を拾いに行って、再びブイに戻ってきたそうです。

 さて、だいぶ話が長くなりましたが、ダイビングではちょくちょくある話です。

 ここから学ぶ教訓は何か?

 ぼくはこう思います。
 ひとつは、流されたオジサンは1回でカメラをキャッチできない時点で、カメラを持って潜ることを諦めて、すぐに船首に向かうべきだった。そのぐらいの海況だった。状況によってこだわりを捨てて臨機応変に行動すべきである。

 もうひとつは、ぼくらのグループのガイドは、微妙な判断だった。2名をブイに残したのは良かったのか?まったく関係のないグループですし、ぼくらのグループが彼にとってのお客さんなので、彼の判断は概ね正しかった。でも、もしブイに残した2名に何かあったらどうするのか。 

 もうひとつは、いくら上級者ばかりとはいえ、海況が厳しすぎたんじゃないか?ダイビングを中止するか、ポイントを変えるべきではなかったか?

 自分はこのオジサンのようにならず、いつまでも柔軟で臨機応変でいられるでしょうか?
 日頃から気をつけたいと思います。



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海遊びで判断が甘かったと感じるとき











 海遊びをしていて、安全にはいつも気をつけているつもりです。周りの人からは結構ハードな海況でも、海に出るよなって呆れられますけど、オレ流の判断では、だいぶ慎重に状況を見ているつもりです。

 それでも甘かったなーって感じる時があります。

 たとえば天気予報も気圧配置もチェックして、空模様も風も確認して、だいじょうぶ、okって出ていったら、数時間後に雷とか霧になるという状況です。
 ムムム、甘かったかな-と反省し、判断までのプロセスを考え直しても特段問題はないことが多いんです。
 最近では、結局、自然を100%予測することはできないって考えるようにさえなりました。
 海況が変わったら、臨機応変に対応するしかないかって…
 んで、海況が変わっても、なんとかエスケープできるようなコースや道具や選択肢を用意するようにしています。

 ところで近年、夏に局地的豪雨や雷、竜巻などで被害が出ていますね。今年も何度もありました。日本がこういう気候になっちゃったんだから、まあ、天候の急変はしかたがないかなーって思います。

 海遊びでヤバイ状況は、ぼく的には、ワースト1が雷です。落雷事故は毎年必ず起きてますし、海にいれば、どう考えても自分に落ちる可能性が高いと思えることが多々あります。で、すぐに陸に上がれればいいんですけど、沖に出てると、速攻引き返しても時間がかかることがあって、そういうときはヒヤヒヤしてます。

 で、次にワースト2は、ジャーン、霧です。五里霧中ならまだしも50cm霧中になったりすることがあります。これで沿岸にいる場合はいいんですが、沖に出ているとやっぱりヤバイわけです。

 で、ワースト3は、うねりと波です。これはまあ、わかってもらいやすいでしょう。

 んで、ワースト4は、急な潮の流れです。
 特にダイビングの時、怖いです。

 そういうときはヒヤヒヤしながら、自分の判断の甘さをつくづく反省しつつ、一刻も早く陸に上がりたい、陸地ってなんて偉大なんだろう、陸地大好き、陸・マイ・ラブと本気で思います。

 そんな思いまでして、なんで海に出てしまうのか?この気持ちをわかる方は、わかってくれると思います。



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岬を越える時はドキドキします










 以前「うねり」が好きだ、堪らんぞ、というようなフェチっぽい文章を書きました。今回はその続きというかなんというか、まあそんな感じです。

 シーカヤックにしろ船にしろスキューバーダイビングにしろ、とにかくウォータースポーツで海に出るときは、一応緊張するわけです。やっぱり事故る可能性はゼロではないし、天候の急変はありうるし、怪我だってするかもしれない、そんな思いもあって緊張するわけですね。
 たまに酒を飲んで海に出たり、海に出て酒を飲む人がいますが、これはぼくには信じられません。
 それくらいぼくは海に出る時は注意しているということがいいたいだけなんですが…

 で、その緊張感がイヤかっていうと、そんなことなくて、ちょっと張りつめた気持ちがスキだったりします。

 そうやって海に出て、海況が穏やかであまり心配することもない今日この頃、天下泰平、平和第一という時であっても、岬を越える時は少し緊張するものです。

 なぜか?

 岬の向こうとこっちだと海の様子がガラッと変わることが多いからです。
 岬の大きさにもよりますが、海の変化の大きさと岬の大きさは比例するというのが、オレ流の理論です。
 たとえば伊豆。東の風が吹いていて、富戸あたりが荒れていたとしても、松崎や大瀬あたりの西伊豆に行くとベタだったりとうことはよくあります。そういうときは石廊崎や弓ヶ浜付近で海況が変化していることが多いです。

 石廊崎なんて岬の中でも割と大き目だと思いますが、もう少し身近な岬でもけっこう違います。
 たとえばうちの近くに長者が崎という小さな岬がありますが、ここも、向こうとこっちが結構違う岬です。
 相模湾というのは、大雑把にいって南西の風が吹いていることが多いわけですが、その場合三浦半島の西岸ちゅうのはモロ風があたるわけです。ですが、岬があるとその岬が風を遮ってくれて、岬の北側は穏やかということがよくあります。
 ところが岬を越えて向こう側へ行くと、風の影響で波が立っていたりします。
 長者が崎はちょうど長く突き出ていて、その南は佐島があるくらいで遮る物がしばらくない地形なので、岬の向こうとこっちの差が大きいのでしょう。

 そう、岬を越える時というのは、海遊びをするうえで、緊張のうえにさらに緊張を伴うことなのです。
 で、これもさっきと同じようにイヤじゃなくて、スキなんです。あのドキドキ感が堪りません。
 海や風などに注意を払わなければなりませんし、その時その時で臨機応変に対応する必要があります。なんというか、自分を試されているというと大袈裟ですが、「いっちょやったるぜ」的な気持ちがあります。
 それがスキなんだと思います。

 今回も見方によっては、異常というか変態チックな感じになってしまって、読んでいる方がひいていないか心配です。



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