海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
夏の始まりの海の事故について、くどいけど、書きたい
暑くなると水の事故が増えます。マスメディアでもここぞとばかりにニュースとして取り上げます。
確かに海辺に住んでいると、救急車のサイレンが聞こえる頻度が高くなります。
休みの日は海にいることが多いので、夏は危ない場面を目にすることも多々あります。(たぶんウォータースポーツを生業にしている方はもっと目撃しているでしょうね)
この時期、夏を待ちわびて、海慣れしていない観光客の方が海に入ります。ぼく的には「今日はちょっと赤旗(遊泳禁止とか出港禁止の意味があります)じゃないかな」という日に、いかにも海慣れしていない人が海に出ていくのを目撃すると、なんともいえない感情が湧きあがります。
「今日は危ないから海に入らない方がいいですよ」というべきか、黙って見ているべきか…
海慣れしている人が、自分の判断で荒れた海に出るのは、まったく心配しないんですが…(それはそれで問題なのかな?)
基本的にウォータースポーツも含めてアウトドアスポーツは自己責任なわけで、そういう観点からいえば、余計なお世話ですが、それは、経験があって判断ができる人の場合かなあと…いやいやすべての人に当てはまるんだろうか…
そもそも判断ができない人が軽率に海に出るべきではないんじゃないかということもあります。
かつて一度だけ、小さな子供(たぶん4歳くらい)を連れたお父さんらしき人が、わりと荒れた日に、ホームセンターで売っているようなインフレ-タブルボートで海に出ようとしていました。しかもPFD(ライフジャケット)をつけていませんでした。
ビーチを散歩していたぼくは「あのー、突然話しかけてなんですけど、今日は荒れているので出るのやめた方がいいですよ」と、そのお父さんらしき人にいいました。
その人はぼくを方をにらんで無視しました。
それ以来、海慣れしていない人に話しかけるのを躊躇するようになりました。
逆の話もありまして、海慣れしたっぽいシーカヤッカーが結構荒れた日に海に出ようとしていました。地元の海ですから、地元のシーカヤッカーはたいてい知り合いで、その人はあきらかにビジターでした。
ぼくはチェアに座って本を読んでいたんですが、そのシーカヤッカーは近寄ってきて「すみません。地元の人ですか?」「今日は荒れてますけど、注意点はありますか?」と訊いてきました。ぼくは、自分もシーカヤックをすることを話し、岬を向こうへ越えるとさらに荒れているだろうこと、岬の突端にブーマーが起きること、エントリーとエキジットはもっと右寄りの防波堤の影になっているところが無難なことを伝えました。
最後にぼくは「なぜ、ぼくに海況を訊こうと思ったんですか?」と訊ねました。
「いやーいかにも地元っぽくて、マリンスポーツしてそうだったんで」とのことで、お互い笑いました。
この話でいいたいことが何か、読んだ方にお任せします。
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