海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
やっぱり起きる 東海汽船で海に落ちる事故
東海汽船といえば伊豆七島へ行くダイバー、サーファー、釣り人、バードウォッチャーの大切な足です。常連さんにとってはお馴染みの乗り物です。
ちょっと前、東海汽船の八丈島行きのかめりあ丸から海に転落した事故がありました。
自殺かうっかり落ちたのかはわかりませんが、そのとき、やっぱりあの船から落ちる人っているんだなと思いました。
ぼくは八丈や三宅への行き帰りにデッキで、酒を飲んでフラフラになったことが何度もあります。思えば、あのときちょっと間違って柵から向こう側へ行っちゃったら、落水ということになるわけでして、決して他人事ではありません。
海上保安庁の無線を聞いていると、こういう事故は、ぼくのおぼろげな記憶では、年に1、2度は起きているような気がします。
ということは決して珍しい事故ではなくて、「よく起きる事故」で、交通事故やダイビングの事故よりも確率としては高いかもしれません。
ところで大きな船から落水すると、人はどうなるんでしょうか?
想像したのは、船の進む時にできる波に巻き込まれて、水中に引き込まれるんじゃないかとか、スクリューに引き込まれて、みじん切りのようになっちゃうんじゃないかということです。
まあそんな風にならなくても、あっという間に置いていかれて、漂流するも、誰にも発見されず溺死ということになるのかなあとか、それが黒潮の真ん中だったら、すごいスピードで流されるんだろうなあ、なんて思ったりするわけです。
いずれにしても太平洋の真ん中に何の装備もなく放り出されるんだから、心細いし、長く生きていられる可能性は低いでしょうね。
これからは船の甲板で泥酔するのはやめておこうと思います。
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春先はプレジャーボートの転覆事故が多いですね
今回はちょっと苦言を呈するというような内容でいってみようと思います。
春から初夏にかけてよくあるのがプレジャーボートの転覆事故です。
海を見ていると海上保安庁の船が行き交って、陸では救急車の音がするので、何か事故ったなと思います。
港湾事務所にいる知り合いにメールすると、たいてい海難事故で、多いのがプレジャーボートの事故です。
あまり乗り慣れていない人が、海が荒れているのに、せっかくの休みだからとムリ目に出ていって、横波くらって転覆というパターンが多いようです。
春先になって、暖かく天気のいい日には、びっくりするくらい多くのボートやディンギー、ウインド、シーカヤックなどが海にでています。
たぶん待ちわびた春の訪れと共に海に出たいと思うのでしょう。その気持ちはすごくよくわかるんですが…
その中にはベテランもいれば初心者もいるでしょう。
春になると気温的には暖かいんですが、風が強い日が多いのです。しかも午前中はそれほど吹いていなかったのに、午後から急に強い風が吹いて、海もうねりが強くなったりします。
春の海では夏や秋よりも注意して状況を観察しなければなりません。
最近はマリーナなどでレンタルボートをやっていて、船舶免許を持っているけど海経験があまりない人が、船を借りて海に出てるみたいです。
いうまでもないことですが、免許を持っていることと海の経験が多いことはほとんど関係がありません。極端な話、海経験のない免許保持者よりも、海経験の豊富な無免許者の方がずっと安全なわけです。
このあいだは小型ボートが定置網に引っかかっているのを見ました。
あまりにも基本的な事故すぎてあんまりだよなと思うんですが、そういう現実があるので、海で遊ぶ時は、そういう人がいるという前提でいないと危ないですね。
スキューバーダイビングで水面移動しているときなんかは、不慣れなボートに轢き殺されないように要注意ですね。
シーカヤッカーも小型ボートが近づいてきたら、相手の進路に要注意です。
海グッズの後片付けの基本
先日近所のシーカヤックをする友人が、海道具の後片付けをしているときに、たまたま通りかかって世間話をしていました。
そのとき、その人の海道具の後片付けのしかたがあんまりひどかったので、お節介かなと思いつつ、どうしても我慢できずに口を出してしまいました。
ぼくは若い頃からスキューバーダイビングをしているので、その講習で、器材の片付け方やメンテナンスのしかたを叩き込まれました。
それを当然だと思っていたんですが、ちゃんと系統だったトレーニングを受けていない人は、そういうことを知らないんだーと思ったわけです。特にスクールにいっていないサーファーとかシーカヤッカーにそういう人が多いですね。
えー誠に僭越ではありますが、ぼくが知っている範囲の基本的な海関係グッズの後片付けのしかたを紹介します。
●ウェットスーツ
ダイブサイトでは、真水で洗い流して陰干しします。
家に帰ってきたらもっとていねいに真水で洗い流します。
ぼくは2ヶ月に1回くらい、家で風呂などに水をはって、一晩ぐらい漬けて塩抜きをして、陰干しします。
ウェットスーツ用の洗剤もありますが、ぼくはそこまでしていません。汚れがひどいときには石けんで洗っています。
保管は、裏返して、太めのハンガーを2本束ねて、型くずれを防ぐようにして、日陰にかけておきます。
折り畳んで保管するのはNGです。
●水着
真水で洗い流して、塩を落としてから、洗剤で手洗いします。裏返して陰干しします。
●防水バッグ
真水でさっと水洗いして陰干しします。
●BC
外側は真水で洗い流します。エアを入れるマウスピースから水を流し込み、上下、左右に傾けてBCの中を洗います。中の水を出し切って、裏返しにして陰干しします。
●マリンブーツ
真水で洗い流して、陰干しします。
●シーカヤック
まず外側を真水で洗い流します。
次にコックピットとハッチの中を真水で洗います。ビルジポンプで水を抜いて、残った水をスポンジで拭き取ります。
ラダーなどの可動部分やワイヤーにはCRC556をスプレーしておきます。
●パドル
ざっと水洗いします。ジョイント部分の金属が錆びやすいので念入りに水洗いして、乾いたらCRC556をスプレーします。
●サングラス
ざっと水洗いします。特に蝶番の部分を念入りに。
●腕時計
水洗いします。ダイバーズウォッチの場合は水を張った桶の中でベゼルを回転させて、砂や塩を抜きます。
風の強い日の楽しみ
ウォータースポーツ好きなみなさんは、風の強い日は何をして過ごしていますか?
サーファーは、波がいい具合にあればいいんでしょうが、風がメッチャ強くて、波が潰れたり、バシャバシャになっちゃうと海に出ないでしょう。
シーカヤッカーは、風は大敵なので間違っても海にでないですよね。
ダイバーは、とりあえず海が荒れていなければ潜ると思うんですが、たいてい風の強い日は海が荒れていることが多いものです。だからやっぱり海に出ないでしょうね。
セイラーとウインドサーファーは微妙ですね。自分の力量と風の強さのバランスで、超面白いか、ヤバイかのどちらかです。
こうして見てみると風が強い日に楽しめるウォータースポーツって少ないんですよね。
風の強い日にどうやって楽しむか、今、いろいろ考え中です。
ビーチコーミングなんていいかもしれません。でもウォータースポーツじゃないですね。
海辺をウォーキングっていうのもいいかな…
海上保安庁の水難事故統計を読む
水難事故については、海上保安庁から毎年報告書が出ています。
その数字自体は表面的ですが、ひとつひとつのケースを見ていくといろいろ考えさせられることがあります。
もしかしてぼくは、たまたま運が良くて今まで、無事に海遊びができていたんじゃないかと思います。
事前にいろいろな状況を想定して、万全の安全対策をしていたかっていうと、いつもいつもそうではなかったと思います、なんて反省するぼく。
半分いつ死んでもいいやっていう気持ちでムチャをやっているんですが…
ウォータースポーツをする方で、まだ見たことがない方は、一度見てみてはいかがでしょうか?
海上保安庁統計
海上保安庁各地の海浜事故情報
やりたいことをやろう
ぼくは、スキューバーダイビング、サーフィン、シーカヤックなどの海遊びをします。休みの日はほとんど家にいません。
周りの社会人の皆様からは、よく道楽者扱いされます。
まあ確かにそうかなと思います。
べつに、パチンコにはまるとか、女に溺れるとかそういうのはないんですけど、でも道楽者って呼ばれるんですが、それってどうなのよって思うわけです。
ぼくにはぼくの考えがあるんです。
だって、この間まで大学生だと思っていたら、就職して、あっという間にオジサンです。このままのペースで行くと、不動坂で、東洋大が中央大を抜きますね、ええかなり追い上げてますね、ってわけのわからないことは置いといて、あっという間にオジイチャンで、あっという間に墓場です。
だから、もう好きなことやるもんね、ぼく、です。
ぼく、海で遊びたいんだーい、バタバタ、です。
この間ヒマだったので、鼻をほじりながら、仮に65歳まで生きるとして、休日が何日あるかなと数えてみました。
そいで、そのうち身体が丈夫で動けるのは何日かなって数えました。
そのうち冠婚葬祭などなどの用事がない日は何日かなって数えました。
そのうち海がいい状態の時って何日かなって数えました。
そうすると2000日はないですね。だいたい1000日くらい。
ヤバイじゃないですか。
もっと遊ばなきゃ、じゃないですか。
というわけで、雨が降ろうと、槍や雪が降ったらちょっとやめときますが、雨ぐらいだったら海に出ます。
そんなわたくしはやはり道楽者でしょうか…
あの島まで行ってみたいと思う気持ち
ぼくの家からは伊豆大島が見えます。
といっても相模湾沿岸ならどこだって見えるんですが…
空気の透明度にもよりますが、抜けてる時は、島の輪郭までくっきり見えます。
それで、ぼくはシーカヤックをやるんですが、たまに大島まで行ってみたいな…と思うことがあります。このまま漕いで行っちゃおうかな、なんて…
昔の人もきっとそう思いながら、船で出ていったんだろうな、と想像してみたりします。
海を見ていると、島へ、あるいはそこへ、どこかわからないですけど、ここではないどこかへ、行ってみたいと思うのかもしれません。
そこに山があるから登るように、そこに海があるから船出するんだ、と、それはわりと人間の基本的な欲求のような気がします。
なんて考えながら、実際はいつも砂浜でビールを飲んでいるだけなんですが…
海守に入った?
海守って知ってます?
日本財団と海上保安庁が共同で発足した組織で、今は財団法人海上保安協会が設立されて、そこが運営しています。
趣旨は自分達の海は自分で守ろうということらしく、ボランティアの募集や各地での活動協力があったりします。
海守に入っても、何かしなければいけないという義務があるわけでも、年会費がかかるわけでもありません。
メーリングリストに登録されて、いろいろな情報が配信されてくるわけです。その中で、自分が関心があることに参加していけばいいというものです。
あと、ステッカーやバッヂがもらえます。
海のことに興味がある方、ウォータースポーツをやる方なら、情報収集という目的だけでも入ってみてはどうでしょうか?
針金ハンガーでマリンブーツ干しを作ろう!
マリンブーツとかサーフシューズとか、まあとにかく海で使う靴がありますね。
ぼくはダイビング用のマリンブーツを愛用しているんですが、海遊びした後に、これを洗うわけですね、やっぱり、どうしたって。
そうするとですね、どうしたって干すわけです。
話が長くなりましたが、マリンブーツを干す時に専用のハンガーを作って干しています。
作るなんて大げさな話じゃなくて、ちょっといじるだけで、マリンブーツが干しやすくなります。
【マリンブーツ干しのつくり方】
●針金のハンガーを用意
ぼくはクリーニング屋のを使っています。
●首から肩にかけての部分(斜めのところ)の真ん中あたりを上にグイッと折り曲げる。
ちょうど手を挙げてバンザイしているみたいな形になります。
●できあがり!
●バンザイの部分に洗ったばかりのマリンブーツを引っかけて、干しておきます。
簡単ですが便利です。よく考えたら、普通の靴を洗った時にも使えますね。小中学生のお子さんがいる家は、たぶん上履きを洗っていると思うので使ってみてください。
ちゃんとした製品も売っていました。
危険でパニックになりそうな寸前が一番生きている気がします
今回はとりとめのない話です。というかいつもとりとめがないんですが…
ぼくはかれこれ20年近くスキューバーダイビングをやっています。
その間に何度か「これはやばいな、死ぬかな」と思ったことがあります。
いくつか具体例を挙げてみます。ダイビングの経験がないとわかりにくいかもしれませんが…
ひとつは、流れの速い上級者向けのポイントに潜るときでした。ガイドから事前のブリーフィングで、ボートからヘッドファーストでエントリーして5m下の根にしがみつくようにといわれました。根の陰に入れば流れは収まっているからと…
その根からはずれると、あとは水深30m以上で、何も手がかりになるものはないから、一人でもうまくたどり着けなかったら、全員浮上するという計画でした。
ダイビングでは通常エントリーする時は、足から、立っている状態でゆっくり潜水していきます。その間に耳抜きをしたり、BCという浮力調整機能付きのライフジャケットのような物の浮力を調節したりするわけです。
ヘッドファーストで行けということは、ボートの上でBCの浮力をできる限り抜いてしまって、頭からドボンと海に入って、フィンでキックして急いで岩場の突端までたどり着け、そうしないと流されるぞという意味です。
ぼくはエントリーしましたが、流れが思ったより速く、全力で根までたどり着こうとフィンキックをしているうちに、こういう時に限って足がつってしまったのです。それで流されてしまいました。
やばいなと思ったので、ゆっくり浮上して水面に出ていると、やはり何人かうまくたどり着けず、流されているではないですか。
そいつらに声をかけて、お互いにタンクのバルブを掴ん離れないようにして、レスキューフロートを上げました。
船が助けに来てくれるとわかってはいるものの、流れがかなり速くて、見る見るうちに、船が遠ざかっていきます。
「もしかしてこのまま漂流しちゃうかな?」という考えが頭に浮かびました。
結局、船はちゃんと見ていて、ぼくらのところまで来てくれて、無事上がることができました。
長くなりますが、もうひとつの例を…
そのときは普通のビーチエントリーのダイビングで、最大水深30mまで潜って上がってくるという単純なプランでした。ぼくのバディはそのダイビングで初対面の経験の浅い女の子でした。
ガイドが先頭で3組計7人で潜ったわけですが、ぼくのバディの子はフィンキックが弱くて、集団から遅れ気味でした。吐く息の泡を見ていると呼吸が速くなっているのがわかりました。ぼくはイヤな予感がしたので、できる限りその子のそばにいて、先頭のガイドを見失わないように注意していました。
もうすぐ、距離にしてあと20mくらいで帰れるというところで、その子のエアがなくなってしまったのです。それでぼくはバディブリージングをすることにしました。といってもぼくも十分エアが残っているわけではなく、その時点で残圧50くらいだったのです。
幸い水深は10mくらいでしたので、彼女のタンクバルブを掴み、引っ張るような感じでエキジットポイントを目指しました。ガイドや他の2組はもうエキジットしているのか、見えなくなってしまいました。
最悪、ぼくのエアがなくなったら、浮上して水面移動してエキジットすればいいやと思っていたら、その時、バディの女の子がパニックを起こして、もがき始めたのです。
もがくとエアも消費するし、彼女にエアを送っているオクトパスもはずれてしまうかもしれないので、さらに彼女に近づいて、ほぼ抱き寄せるようにして、オクトパスをはずさないようにぼくの手で口に押しつけながら、観念して浮上することにしました。
水面で、彼女のBCにエアをいれて浮力を確保し、スノーケリングに切り替え、彼女の息が整うのを待ちました。大きな声で「大丈夫。もうすぐ岸だから。落ち着いて。深呼吸して」と何度も繰り返しました。
彼女が落ち着いてきたようなので、手をひっぱりながら、水面移動してエキジットしました。
さて長い話ですが、もう少しお付き合いください。
実はシーカヤックでも何度か危ない目に遭っていまして、その時もなんとか無事でした。
こんな話を書いて何がいいたいかというと、当時のことを思い出すと、ぼくはそういう自分が死ぬかもしれないという場面で、自分でもびっくりするくらい冷静で、どちらかというと、ワクワクしていたということです。
頭も冴えていて、すごく多くの条件を考えながら、生き残るためにベストな行動は何かを瞬時に選んでいました。普段の仕事でこんなに頭が働いたことはありません。
もちろん恐怖感はありますが、それを超えるくらいのワクワク感があったのです。うまくいえませんが「自分が生きている」という充実感があったのです。もうちょっとでパニックになりそうだなという一歩手前が、すごく「いい感じ」だったのです。
このときのことを思い出すと、仕事でミスしてヤバいとか、大きな仕事でここ一番という時でも、ぼくはぜんぜん大丈夫なのです。逆にちょっと物足りないくらいです。
ぼくの場合、生きるために頭をフル回転させるとか、生きている実感を得るという意味では、死ぬかもしれないくらいの状況がちょうどいいのかなあと思います。
誤解を防ぐためにも付け加えますが、ダイビングのすべてがこんなに危険なわけではないですよ。手順どおりやっていれば、ほぼ安全なスポーツです。
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