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島へ

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「島好き」な人がいます。

ぼくはもちろん島好きなんですが、ぼくの周りにも島好きな人って結構いるんですよね。そういう人たちと話していると島ならではの魅力があるということがわかりました。

だいたいみんな意見が同じなのは、ノンビリしているところがいいということですね。特に南の島では時間がゆったり流れている気がします。
なぜノンビリしているのかはわかりません。でもたいていどこの島に行ってもノンビリした感じがあるわけです。

もうひとつ意見が同じなのは、安心感といいますか閉じられ感ですね。よその人が出入りしない。出入りしたとしても、船や飛行機の発着の時に限定されています。知っている人しかいないことから来る安心感というのは確かにあります。

人それぞれ好みが分かれるのは、島の大きさでしょうか? 島といっても、佐渡島とか沖縄本島のように大きな、人口の多い島もあれば、小さな島もあります。あまり小さな島は不便でイヤだという人もいますし、小さければ小さいほどいいという人もいます。ぼくは小さい島が好きです。

もうひとつ好みが分かれるのは、気候ですね。寒いか暖かいか、です。暖かい島が好きな人が多数派ですね。

好みが分かれるということでは、珊瑚礁か火山島かといった、島の地形上の成り立ちですね。
珊瑚礁の島は平らで、砂浜が多く、島の周りにリーフが広がっていることが多いため、波が穏やかです。砂浜も珊瑚の死骸でできているため白いし、海底も同様なので海の水も澄んでいることが多いですね。全体に南国チックでトロピカルな雰囲気です。
火山島は、同じ島でも標高差が大きく、標高によって植生が違っています。断崖絶壁のような地形が多く見られ、砂浜もありますが、どちらかというと大小の岩がゴロゴロしている岩場が多く、荒々しい感じがします。温泉が湧いていることが多いですね。
他のタイプの島もあると思うのですが、日本だとこの2種類が圧倒的に多いと思います。それで、この2種類のどちらの島に行くかで、島でやることが違うんですね。
山を登りたいとか、多様な植物や動物を観察したい人は火山島にいったほうがいいですね。リーフの内側でスノーケリングを楽しみたい人は、珊瑚礁をオススメします。
キレイな海、南の島のノンビリした開放感を味わいたい方は、珊瑚礁がオススメです。

島に旅行に行く前には、どんなイメージで過ごしたいか決めてから、島を選ぶといいですね。






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これ以上魚を減らさないために


 魚が好きです。
 寿司も好きです。
 海が好きです。
 スキューバーダイビングが好きです。
 そんなぼくにとっては、ホントは魚を食べない方がいいんですよね…

 マグロがよく話題になりますが、海の魚介資源は年々減少しているそうです。
 原因は温暖化や自然環境の劣化もあるようですが、第一は人間の乱獲です。
 人間が魚を食べ過ぎちゃっているといいうことですね。

 確かにダイビングをしていると魚影は、ぼくがダイビングを始めた十数年前に比べて格段に薄くなっています。
 確かに魚の数が少なくなっていると実感します。

 そんな中でも、すごく数が少なくなっている種と、まだ深刻でない種と、あとは養殖されていて心配せず食べられるものに分かれます。

 そのあたりのことは様々な機関がレポートを発表していますが…

MSC認証
 MSC認証ラベルがついた魚を選ぶと海の環境保全に貢献することができます。

Seafood WATCH
 どの魚が稀少なのかわかるiPhoneアプリも出ています。

おさかなガイドブック
 CBD市民ネット 沿岸・海洋作業部会が作成したリーフレットで日本の魚食の現状や問題点がわかりやすくまとめられています。

魚食スペシャリスト検定


 魚を買うとき、食べるとき、レストランで注文するときにちょっと注意してみると、いつまでも豊かな海と一緒に暮らせる…ということになるといいですね。


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秋の海を楽しむ

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 秋の海というのはいいものです。

 夏に海水浴をするのは普通ですね。

 春は待ちかねた冬の終わりと春の訪れを感じるために、海に行こうという方が多いのかもしれません。それは早春房総ツアーなんていう旅行パックをよく目にすることからも結構いえてるのかなと思います。

 秋も海を楽しむにはうってつけの季節です。

 真冬ほど風は冷たく強くなく、夏のように暑すぎもしません。春は結構風が強くて海が荒れるのですが、秋は台風さえ来なければそれほど風が強くありません。サーフィン、ウインドサーフィン、シーカヤック、ディンギーを楽しむには絶好のコンディションです。

 海辺を散歩するだけでも快適です。1、2時間海辺を散歩すると少し汗ばんでくるくらい。疲れたら海辺のカフェでひと休みなんて楽しいですよ。

 海水の温度はまだ暖かく、魚が活動的なので釣りやスキューバーダイビング、スノーケリングにも向いています。

 海と山が近い地域-例えば伊豆など-だと、海が楽しめるのと同時に山の紅葉も楽しめます。開けた海の向こうにある山々が燃えるように色づいているの景色を見ると、ふと懐かしいような気持ちになります。

 夏は湿気を多く含んでいた南風が、少し乾いた爽やかな西風に変わります。夏の終わりと本格的な秋の訪れを感じて少し寂しい気もしますが、陽射しはまだ強く、気温も暖かです。
 そんな中、ビーチで海を眺めながら過ごすひとときは、ありがたい自然の贈り物のようです。

 今度の休みは海に出かけて、秋の海、楽しんでみてはどうでしょう?

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海辺で暮らす女性のタイプ

 ぼくは海辺で暮らして、ん十年です。
 で、海辺で暮らしている女性を見ることもなく、なんとなく見ていたんですが、外見的にいくつかのタイプが分かれるような気がします。いつも面白いなーと思って見ていたんですが、この際ちょっとまとめてみます。

・バリバリマリン系
 ウォータースポーツをマジでバリバリやっている女性達です。いつも真っ黒に日焼けしていて、元気です。
 海況や天候を細かくチェックしています。
 ビキニでコンビニに入ったりして、周りのお客さんが驚いています。
 あんまり細かいことを気にしない感じなので、ぼくはわりと気楽に接することができます。

・奥様系
 専業主婦で、子どもが何人かいて、海辺に住んでいるけど、海に行ったことはない人達(砂浜に行くと足と靴が汚れるのがイヤ)。
 海を眺めるのもそんなに好きじゃなかったりして…
 電車に乗って都会まで行って買い物をするのが好き。

・ハワイアン・フラ系
 家のインテリアやファッションがハワイアンな人達です。年に数回ハワイに旅行をします。たいていフラダンスを習っていたり、ハワイアンキルトをやったりしています。

・アジアン系
 家のインテリアがアジアンな人達です。一番多いのが、バリ島のリゾートホテルっぽいインテリア。ファッションもなんていったらいいか知らないけど民族衣装みたいなのを着ています。

・メチャメチャカジュアル系
 いつ会っても短パン、Tシャツ、ビーサンな人達です。化粧をしているのも見たことがありません。ヘアスタイルもショートカットかポニーテイルにしています。

・食生活ナチュラル系
 減農薬野菜、自然食品、マクロビオティクス、ハーブなどのナチュラルな食生活をとおして健康で充実した人生を送りたいと考えている人達です。食事はもちろん、子供のおやつも手作りだったりします。自分家の庭で畑を始めたりする人もいます。

・ヨガ系
 食生活ナチュラル系な人達が食にこだわって健康を志向するのに対して、ヨガ系の人達はフィジカル面で健康になり、あわせてメンタル面でも健康になろうとする人達です。

・エコ系
 環境保全に関心を持っていて、ビーチクリーンアップとか生ゴミコンポストとかやっていたりする人です。

・ガーデニング系
 庭いじりにこだわっている人達です。畑をやったりするのではなくて、見た目に美しい庭づくりに熱心です。

・アート系
 写真、絵、革細工、ガラス細工、彫金などなど海辺でアーティスティックな暮らしを送る人々です。

 他にもいろいろなタイプがいそうですね。

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海辺の高原っていいですね

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ぼくは海辺の高原が好きで、いつかは住んでみたいなと思っています。

「海辺の高原」という言葉に違和感がある方も多いのではないでしょうか? 海辺といえば標高は高くないはずなのに高原ってどういうこと? という違和感です。
でも、海の近くなのに標高が高いことってあるんですよね。
例えば伊豆などがそうです。伊豆は地形的に山が海に迫っています。海に降りるのに急な坂道を下るということが多いんですね。山も大小様々でして、ちょっとした丘のような山から、大室山など標高580mという山もあります。
このような地形だと、海から車で10分も走ると標高200~300mくらいのところに行けるわけで、高原と呼ぶにはややおこがましいですけど、そこそこ涼しく爽やかだったりします。当然そこからの眺めはオーシャンビューです。

海辺といえば、冬は暖かいけれど夏は暑くて湿度が高いというイメージがありますが、海辺の高原だと夏の暑さと湿度の高さという難点が少しマイルドになっているぶん暮らしやすいといえるでしょう。そのかわり冬も海べりよりは寒くなります。
といっても都心や内陸などよりは暖かいと思います。

本物の高原っていうのもヘンないい方ですが、本物の高原だと夏は涼しくて過ごしやすいんですが、冬は寒すぎたり、雪が降ったりで、永住するのがためらわれることもあるかと思います。
海も見えるし、夏も過ごしやすいし、冬の寒さも比較的緩いということを考えると、海辺の高原は暮らしやすそうです。

そんなわけで海辺の高原に何度も訪れてしまいます。夏は冷房なしで暮らせますし、朝晩は寒いくらいです。森の様子も多少は高原っぽさが感じられます。海で遊ぼうと思えば、すぐに行けます。海のおいしい食材も手に入りやすいです。

今ぼくが暮らしているのは、歩いて海まで3分という場所で、ここはここで満足しているのですが、だんだん歳をとってきて夏の暑さがキツイなと思う時があります。そんなわけで少し海辺の高原に憧れている今日この頃です。


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ビーチの方向と風向き


ウォータースポーツをやる方にとっては当然のことだと思いますが、海水浴でたまにビーチに来る方は、基礎知識だと思っていただきたいです。

ビーチというのは開いている方角があります。例えば全国的に知られている江の島。江の島の西側は西浜と呼びますが、ここは南に開いています。西浜は左が江の島、右は伊豆半島に遮られていますので、真南の風が吹くと波が立ちやすいのです。
西浜はかなり開いているビーチの例ですが、例えば油壺湾などは湾の奥行きが深い入江になっていて、海に開いている部分が西向き?で相当狭い地形です。そのため風や波の影響を受けにくく、天然の良港としてヨットやボートの停泊地になっています。

風速は秒速何メートルという風に表しますが、だいたい5m/sだとまあ風があるなという感じで、10m/sだと結構強いな、海に出るのは止めようかなという感じです。
よく天気予報で風速が表示されますが、Yahoo!天気予報のマリンで風向きと強さがでていますが、この数値を見る時の目安としてください。風速5m/s以上で、波の高さが1m以上だと海は「荒れている」といっていいでしょう。お肌にしろ、気持ちにしろ、海にしろ荒れているというのはとかく良くないものです。


ただ同じ風速10m/sでも、風の吹く向きと地形の関係によって、海に出られることもあれば出られないこともあります。
南に開いた浜で、仮に西風や北風が吹いても、湾内はそれほど荒れませんから海に出られます。逆にセイリングやウインドサーフィンをやる人にとっては、風がある程度吹いて、海がそれほど荒れない場所というのは絶好のゲレンデといえますねえ。逆にサーファーにとっては、風がなくてうねりだけがある方が好ましいわけですね。というのも風が強いと波の形が崩れてしまうことが多いんですね。
このあたりは海に出る回数が増えれば感覚的にわかります。

すごく大雑把にいって、日本では冬は北風、春から夏は南風、秋は西風が吹くことが多いのです。伊豆半島を例にすると、秋の場合、西伊豆はちょっとした風で海が荒れることが多く、東伊豆は風のわりに穏やかだったりします。もちろんそれぞれの浜の向きや開き具合によって違いますから、あくまで大雑把な傾向です。

さてさて以上の豆知識をもとに、もしあなたが明日海水浴に行くとして、少し西風が強そうだとしたらどうしますか?
別に答えなくてもいいんですよ…



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海辺の雑貨屋って楽しい

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この間、海辺の雑貨屋に行きました。いつも使っている皿が割れちゃって、ひと揃い新しいのを買おうと、探しに行きました。

雑貨屋好きな人って、もうそれだけでひとつのジャンルですよね。テレビ東京のなんとかチャンピオンとかいう番組で、雑貨に詳しい人を決めるバトルを見たことがあります。
ぼくの場合は、そんなにタイヘンな状況になってなくて、極、穏やかに雑貨を眺めているだけです。

それはそうと、ぼくにとって海っぽい雑貨を眺めることは楽しいことです。こんなものがあるのか?という発見と、こんなものを置くと部屋が海っぽくなるな?という想像は、普段なかなか味わえないものです。
しかもそれが海辺っていうのがいいですよね。雑貨屋の窓から海が見えたりして…
雑貨屋って必ず行かなきゃいけない場所ではなくて、ちょっと時間に余裕があると行くところですよね?
そのゆとりがいい感じです。
忙しい毎日の中にフトできたゆったりした時間が、まるでプレゼントのようです。だから時間をかけて、丁寧に品定めしながら、海を眺めながら、連れとあれこれ話しながら、いろいろしながらゆとりを楽しむわけです。
のんびりしたリゾートな雰囲気と、雑貨屋というのは不思議とマッチするものですね。


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海辺の暮らしの楽しみ -魚市場-

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全国の漁港には、魚の直売所といいますか、市場みたいなのがあったりするのですが、それがだんだん進化?して、最近はコンクリートの固まりみたいな立派な建物に、地元の魚屋さんがいっぱい入っていて、ギャラリーがあって、イベント会場があって、温泉があって、会議室があって、みたいな感じになってきています。

そこに観光バスが何十台もやってきて、おばさま方が安い魚を大量に買って冷蔵宅配便で自宅に送る、というのが一泊二日の格安旅行のひとつのパターンになっているらしいのです。もうこうなると旅情もなにもあったものではないわけです。

それでも中には以前のままに、漁港の片隅で獲れた魚の直販をやっているところもあります。朝早く起きて散歩がてら漁港に行くと、陸揚げされた魚を生け簀や籠に入れて売っているのです。値段はスーパーと比べて安いとはいえません。スーパーのは海外の物が多かったりして、それに比べると地物ですから高くても仕方がないと思います。

 
ただ鮮度は抜群で、サービスもいいです。例えば、刺身ならそのように、焼き物ならそのようにさばいてくれますし、ちょっと型の小さい魚や売れ残った干物をおまけしてくれたりということもあります。

魚とクラッシュアイスがたっぷり入ったビニール袋をぶら下げて帰る家路というのはなかなか満ち足りた気分になれます。旬の金目鯛の煮付けやさんまの刺身、アジのたたきなどなどの旨さといったら!

今日買った魚をどう料理しようか、どんな器に盛ろうか、酒は何にしようか、なんて考えながら海辺の坂道を登って、振り返ると朝日に燦めく海が広がっている。
そんな海辺で暮らす喜びを一度でも味わうとやめられません。

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レスキューフロートを使ってみよう



スキューバーダイビングをする人、特に流れのあるポイントでボートダイブをする人は必携のセイフティグッズがあります。
それはレスキューフロート。

レスキューフロートって、中に空気をいれると細長い棒状に膨らみ、水面に立つようになっているんですね。これで自分の位置を知らせるのです。長さは1.5m~2mくらい、色は目立つオレンジや黄色が多いですね。普段は折りたたんで、BCのポケットに入れたり、フックで引っかけたりします。
海外のドリフトダイブだとレスキューフロートがマストで、ダイブサービスで貸してくれます。日本でも最近は貸してくれるところが増えましたね。
ぼくは過去にこれを3回使ったことがあります。ボートダイブで、浮上後流されてボートに自分の位置を知らせるために使ったケース、浮上場所がボートと打ち合わせた位置と離れていたケースです。
いずれのケースでもこれがなければ自分の位置をボートに知らせることができなかったと思います。ダイバーは知っていると思いますが、水面のうねりが50cmもあれば、船から水面に浮かんだダイバーの頭を見つけるのは結構難しいものです。

さて、このレスキューフロート、値段もそんなに高くないし(3000円くらい)、使い方も難しくないのだから、シーカヤッカーや海水浴の方は持ったらいいのにと思います。
海水浴でPFD(ライフジャケット)をつけて、レスキューフロートを持てば、流されても溺れることはないですし、誰かに発見されるまで冷静に待てば、救助される可能性はずいぶん高まるのではないでしょうか?
シーカヤックの場合、沈すると空からは発見されやすいですのでしょうが、陸からは発見されにくいので、やはりレスキューフロートを立てると、より救助されやすくなります。

PFDと共に海のセイフティグッズの定番になるといいですね。




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「雪塩」っておいしいですね


 沖縄の名産はいろいろありますが、旅行に行くたびに買ってくるのが「塩」です。
 親しい人にちょっとしたお土産としてあげるのにもいいですし、自分家で使う用にもいっぱい買ってきます。

 特に気に入っているのが宮古島産の「雪塩」です。
 その名のとおり雪のように細かなパウダー状です。触った感じは片栗粉に似ています。これがしょっぱい中に複雑な甘さがあって、いけるんです。

 たとえば天ぷらをつけて食べたり、刺身を醤油じゃなくて雪塩で食べたりします。
 そうすると料理の味を邪魔しない感じです。

 取り寄せもできると思いますので、お好きな方は試してみてはいかがでしょうか?

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