海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
ある晩、なにか気配が…
先日の真夜中、暑さで目覚め、リビングでボーッとしていると、なんとなく気配を感じるんですね。
“おかしいな”なんて独りつぶやたりして、リビングの周囲を見回す、けれど何もいない…
でも、なんだか気配を感じるんです…
ふと天井を見上げるとそこには…
なんてちょっと夏のゾクゾクするお話っぽく書いちゃいましたが、ぼくには霊感など、ぜんぜんなくて、天井にいたのはムカデです。太さ5mm、長さ10cmくらい。我が家では小さい部類のムカデ。
そっこー、新聞紙を丸めて叩き潰しました。
そうなんです。ぼくには霊感はないんですが、虫感はあるんです。
部屋に入って何かいるなと思うと、たいていゴキブリとかムカデとかゲジゲジとかがいます。この確率はけっこう高くて、ぼくは自分の直感を信じています。
この虫感、昔はありませんでした。今の海辺の田舎に引っ越して、家の中でいろいろな虫に出会うにつれ、虫感が養われてきました。決定的だったのは、ある夜の出来事です。
夜、家に帰ってきて、玄関で靴を脱いで、スリッパに履き替えたら、そのスリッパの中にムカデがおり「イタッ」って刺されました。
それ以来、虫の気配に敏感になったような気がします。
我が身を守るために必要な感覚なんですが、人間って必要であれば、いろいろな感覚が養われるのかもしれないですね。よく第六感っていいますが、明確に説明しがたい何らかの感覚があるような気がします。
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新発見! 沖縄病には先島病と八重山病があった!
世に沖縄好きは大勢いらしゃいますねぇ。
海好きな人の多くが通る道が沖縄病。類似の病にハワイ病、バリ病などがあります。
ぼくも沖縄病を患ってまして、年に1度は行かないと、手が震えたり、どもったり、仕事をやる気が(ただでさえないけど)なくなるという症状が現れ、日常生活に支障をきたすようになってしまいました。
で、ある日、沖縄病の患者同士で慰め合って話をするうちに気づいたことがあります。それは沖縄病には本島病、先島病、八重山病などのバリエーションがあるということ。
それぞれ微妙に症状が違うようなんですなーこれが。
本島病は沖縄本島が好きで、町の中心地が好きな人と町から離れたノンビリしたところが好きな人に分かれます。豪華リゾートが好きな人と現地の人(ウチナーンチュ)がやっている民宿などが好きな人などさらに細分化されます。
本島病をこじらすと先島病になります。石垣島、宮古島を中心に離島に足を運ぶのが特徴ですね。
さんぴん茶を日常的に飲むようになり、人が多いところに戻ると偏頭痛が起き、耐えられなくなって先島諸島に足繁く通い、進行すると移住してしまう人もいます。
先島病と似ているんですが、ちょっと違うのが八重山病です。八重山病患者の特徴は石垣島を中心に離島を訪れるところで、沖縄本島にあまり関心を示さなくなります。石垣島偏愛性旅行過多症候群というのが正式名称です。
これらの症状について論文を書き、学会に発表しようと、連日徹夜で執筆しております。
「だし」海辺風
ご存知山形の料理「だし」。
ぼくはこれが好きなんです。
で、うちは海辺なんで山菜というよりもワカメとかコンブとかをたたいて、「だし」と「ぬた」の間の子みたいなヤツを作ります。「ぬた」だと酢味噌味ですが、うちのは醤油味なのが違いますし、魚を入れないのでやっぱり「ぬた」というより「だし」に近いですね。
基本「だし」で使う素材に海藻類を入れてヌルりとした感じを出しているのが特徴です。
ワサビやミョウガなどの香味類を多く入れると味が締まってうまいです。
夏の時期の「よそ」の人たち
海辺の田舎に住んでいると、普段は町全体がノンビリしていて、散歩したり車を運転していたりしても、すれ違う人は知った人が多くて、「やあ」なんて立ち話ししたり、挨拶することもよくあることです。
車もだいたいどこんちの車かわかります。
「このあいだ、ドラッグストアにいたでしょ」とかそういうのもよくあることです。
行きつけのパン屋やコーヒー豆屋さんやスーパーの店員さんともなんだかんだで知り合いだったり、友達の友達だったりします。
郵便局や宅急便の担当者も顔見知りで、うち宛の荷物がある時に、道ですれ違った時などは「○○さん、お出かけですか?いつ頃戻られます?」みたいな感じです。
そういうのをいいと感じる人もいるでしょうし、イヤだ感じる人もいるでしょう。
1年のうちの9割ほどは、そんな感じでローカルにノンビリした日常が過ぎていくんですが、夏休みだけはまったく別の町になります。観光客の人や車が押し寄せてくるのです。厳密にいうと夏休みの土日とお盆ですね。
駐車場は朝から入場待ち、道は渋滞、なんだか町全体が浮かれた雰囲気になります。
で、「よそ」から来た人というのは、服装とか雰囲気でわかっちゃいます。なんかリズムが違うんですね。ぼくの場合は車の運転の仕方で、わかっちゃいます。
で、そんな時期、うちの地域では、車の運転は気をつけるようにしています。他府県ナンバーの車は道に慣れてないわりにスピードを出すから…子供がいる家は「よその人に気をつけなさい」と注意します。
そういうのにはいろいろな意味がありますが、やはり車の運転が危ないということです。
あとはヤンキーというか、どちらかというとヤクザっぽい人も来ますし…
もうひとつは、普段だいたい誰が何をやっているかわかるような町に、よくわからない人が大勢入ってくるわけで、そういう人達はどんな人で何をする人か想像がつかないということがあります。
これが観光で成り立っている町だと、観光客歓迎という雰囲気になると思うんですが、うちのあたりは、古くから知られた別荘地です。そして今では東京のベッドタウンという面もあります。町の財政は、観光施設からの納税は一部でほとんどは固定資産税と住民税です。
そんな状況で観光客が来てくれてうれしいとは、正直なりません。
別荘族のほうがお金を使いますからね。
観光客でもお金のある人は、関東近郊の海辺の町に旅行に来たりはしないでしょう。海外にでも行くんではないでしょうか?
こういう気持ちというのはローカリズムとか排他主義につながっていく可能性があると思うんですが、実際住んでいる者の実感としては、まあそういう感じです。
暑いのは大丈夫。寒いのは苦手。
ぼくはかなり寒がりです。冬などは来る日も来る日も寒いなあと思っちゃいます。
相模湾沿いの我が家でも寒がってるけど、いつぞやの冬に熊谷に行ったらすごく寒く感じて、これは暮らせないなと感じました。
関東地方に住んでいてこんな状態ですから、とても北国では暮らせません。
逆に暑いのはわりと大丈夫です。
このところ夏の猛暑が話題になりますが、40℃くらいでもさほどつらいと感じないんですね。
沖縄や南の国(アバウトだけどよ)へ遊びに行った折など、ヒリヒリするような陽射しに晒されても大丈夫。
冬に厚着しているだけで重苦しくてうっとうしくて(特に長ズボンがキライ)、逆に夏、Tシャツ・短パン・ビーサンのお気軽3点セットで過ごせると身軽で快適です。
っていう前提があってのことで、夏に仕事で長ズボンでワイシャツを着なきゃいけませんが、あれはなかなかツライものがあります。
暑くても過ごせるのは、Tシャツ・短パンで汗をいっぱいかいて、グショグショになったら着替えてっていうのを繰り返しているからだと思います。
そんな体質なので「これはもう南国へ引っ越すしかないな」と拳を固く握りしめてはみるんですが、いろんな理由でなかなか実現には時間がかかりそうです。
家の設計・施工をどうするか?
どこも似たようなもんだと思うんですが、家を建てる時は地元の業者さんに頼んだ方がいいみたいだなというのが、今回のお話しです。
というのも、何年か前に近所に家が建って、その家の人とは仲良くなったんですけど、まあテレビに出てくるようなモダンなお宅なのです。で、設計も施工も東京の業社だったようです。
住み始めてしばらく経つといろいろあったようです。
ひとつは網戸です。すごく基本的なことなんですが、オシャレな家というのは、網戸を入れないんですかね? 正直いって、網戸がないと窓が開けられません。虫がすごく入ってきちゃうもん。
もうひとつは外構の素材ですね。ステンレスが基本ですよね。一部、鉄の部分があったみたいで1年くらいで錆びてしまったそうです。で、錆びの汚れが家の壁面についてしまったそうです。
その家は周囲が林なんですが、雨樋をつけたんですね。で、落ち葉で雨樋が詰まって、大雨の時に重さで落ちてきたそうです。これ、山方面の住宅では当たり前らしいんですが、落ち葉や雪で雨樋が詰まったり、壊れたりするので、雨樋はつけないこともあるそうですね。
あと南側の窓に庇がないので、夏がとても暑いとのことです。
内装ですが、コンクリートの打ち放しらしいんですが、それがカビたり結露してしょーがないそうです。フムフム。これはしょうがないかな? でも、慣れている業者さんは珪藻土などの塗り壁を奨めてきますね。
エアコン。これは定番です。普通のエアコンの室外機だと1~2年でダメになります。防錆加工がしてあるものを売っているので、海辺ではどの家もそういうのを買います。
ぼくは家の設計とか施工とか素人なのでよくわかりませんが、わかる範囲だけでもこれぐらいいろいろあるようです。見えない構造的な部分も含めるともっといろいろありそうです。
時代に影響されずにマイペース・マイペース
時代が変わり、そのときどきで価値観も変わります。人間ですからやっぱり周囲の影響を受けるのはしょうがないですね。そのときそのときの時代状況とそこでの自分のライフスタイルというのは無関係ではないような気がします。
よくニュースで「最近の若者は、貯金をするとか、車を買わないとか、お金を使わない」なんていうのが流れていますが、個人個人によって違うでしょうし、全体としてそういう傾向があったとしても、それは今の時代状況も関係しているんでしょう。
ちょうどぼくの会社でちょっと前に退職した世代、いわゆる団塊の世代の人達の多くは学生時代に、学生運動をしていたという話を聞いたことがあります。それはそれである種の時代の影響だろうと思うんですね。
で、後から振り返ってみると、なんであのときあんな自分らしくないことをしていたんだろうと思うことがあります。
ぼくはもともとノンビリ、マイペースな性格でしたが、ちょうど大学生の頃、世間はバブルでした。在学中にバブルがはじけたので、まさにバブルのクライマックスの時期でした。
そんなわけで柄にもなく、ダンスパーティやらなにやらで浮かれた日々を過ごしていました。
ただ、やっぱり違うなと感じて、海遊び方面に時間を使うようになっていって、それが今まで続いている感じです。
それはあくまで一例ですけど、マイペースに自分のやりたいことを続けたり、自分のスタンスをキープするのって、とても難しいけれど大切なことなんだなと思います。
タヌキ? アライグマ?
先日夜道を歩いていたら、1mくらい先をサッサッサッって横切る小さなものがあったんです。一瞬びっくりしたんですが、猫かなと思って後ろ姿をよく見ると、どうもタヌキっぽいんです。
そう、ぼくの住んでいるあたりではよくタヌキが出るので珍しくはありません。でも、うーん、もしかしたらアライグマかも…今話題になってますから…
ちなみに三浦半島の市区町村ではアライグマの被害が話題になっているんですね。
庭のゴミの一時置き場を荒らすのも、猫やカラスではなく、たいていタヌキっぽいです。けっこう大きな獣っぽい雰囲気で、猫じゃないだろうという感じです。
ゴミを荒らされるのも迷惑ですが、まあストッカーを置いて対処しました。これで家を傷つけられたら…
自然が豊かなのはうれしいんですが、そんな土地で住んでいるとどうしても動物や虫などに気をつけなければなりません。しょーがないですね。動物や虫がいない場所というのも、それはそれで不自然で不健康な気がしますから。
夏のミカンジャムの愉しみ
近所ではミカンの木が植わっている家が結構あります。今は時期を過ぎましたが、冬には多くの実をつけています。
海辺の気候に合うんでしょうね。柑橘類は比較的よく見かけます。
やっぱり定番の温州みかんか夏みかんが多いですね。たまにレモンも見かけます。
一応我が家にも植わっているんですが、かなり酸っぱいので、そのまま食べるのはちょっとツラいんですね。でも、30個くらいは優に採れますから、これを放っておいてリスや鳥に食べられるのも悔しいというわけで、ジャムにします。
ジャムにしてもかなりの量ができます。
で、ずーっと食べ続けて、それが今の時期、ちょうど夏くらいになくなるかどうかという感じなんですよ。
でね、ミカンジャムって夏に合うんですね。暑くなりそうな夏の朝に、あっさり、サッパリした酸っぱめのミカンジャムを塗ってトーストを食べると、わりと食が進みます。
近所の奥様同士が、ミカンやミカンジャムのお裾分けをしています。ありふれたものだし、家にもたくさんあるから、もらってもしょーがないじゃんって思っていたんですが、そうでもなくて、それぞれ味が違っていて楽しみです。奥様同士ではレシピの交換もしてるみたいです。
三戸浜の店がまたひとつ減ってしまった懐古談 オーシャンビュー
ずいぶん前のことで今さらなんですけど、三戸浜のオーシャンビューが閉店してしまったんですね。
気がついたのは2011年くらいだったかな?
だから閉店したのはもっと前かもしれないですね。
ここはディンギーの艇庫でして、好きな人の穴場的な店でした。
ぼくは学生時代、縁があってしょっちゅう三戸浜に行っていました。そんなわけで三戸浜には特別な思い入れがあります。
その頃はSurfSide Villageもまだやっていたし、オーシャンビューも賑わっていました。亡くなったフローレンス西村さんもいらっしゃいました。
ぼく的には、首都圏において、海の通が集まっている上品な場所というイメージが三戸浜にはあります。
ちなみに湘南あたりの海を俗っぽい順に並べると、茅ヶ崎→藤沢→辻堂→鎌倉→七里ケ浜→逗子→葉山→油壷→三戸浜→大磯かなと思います。(注:筆者の個人的な偏見が多く含まれています。良い子は鵜呑みにしないようにね)
そんな三戸浜。
海のよさがわからない人が大勢来るのは迷惑だけど、あんまり寂れて店が潰れていくのは寂しいというアンビバレントな感情があります。
三戸浜の海のよさは変わらないから、まあいいか…
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