海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
海辺の車中泊を快適に! 『超実用!車中泊入門』
『超実用!車中泊入門』 武内 隆 (監修) (地球丸)
今回は海辺の車中泊のお話しです。
若い頃、西伊豆とか南房総あたりの海辺に車を停めて、サーフィンやったり、スノーケリングしたりしました。
金曜日、仕事が終わったらすぐに出かけて、日曜の夜に帰ってくるというパターン。
で、日の出までの待ち時間に仮眠するとか、渋滞を避けるため帰りの時間をずらす時間つぶしに車の中で寝るようになりました。今思えば、わが車中泊の黎明期といえるかもしれません。
もちろん宿に泊まることもありました。それはそれで楽しかったわけですが、車中泊というのはまた違った楽しみがあるのです。
なんといいますか、隠れ家にいるような感じ、疑似キャンプをしている感じの楽しみです。
海に入った後、近くの銭湯や日帰り温泉に入って、潮を流します。
それからスーパーやコンビニに買い出し。地の魚や酒をたっぷり。
車はビーチのそばに停めて、テーブルとチェアをビーチに出して、ランタンとバーナーを準備して、男の雑な料理をします。
酒を飲みながら、料理をつつきながら、波の音を聴きながら、海の雑誌をペラペラめくる。
酔いがまわってきたら、車に戻り、シートをフラットにして寝袋にくるまります。
ランタンの灯りのしたで、本を読みながら酒を飲みつつ眠る。
そのシーンとした感じがなんともいえず好きなのです。
歳をとっても年に何回かは車中泊をします。ただ、車のシートで寝ると翌朝身体が痛かったりして、できる限りフラットになるように工夫したり、快適なグッズを取り入れたりするようになりました。
そんなわけで今回ご紹介する『超実用!車中泊入門』には、車中泊を快適にするちょっとしたコツやグッズが紹介されています。
たとえば朝日がまぶしくないように簡易カーテンを作る方法、シートをできる限りフラットにするコツ、パッキングのコツなどなど…
とても参考になりました。
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その道が好きな人にはたまらない雑誌 『島へ』
『島へ』 (海風舎)
世の中には島好きな人がいます。
って他人事みたいにいっていますが、ぼくがそうです。
島というのは独特のノンビリ感と安心感がありまして、それがなんとなくリピートする理由のような気がしてなりません。
島の魅力に憑かれてしまうと、日本中、いやいや世界中の島に行きたくなります。
それからだんだん人口の少ない離島に行きたくなる傾向があるような気がします。
そんな人が作った、そんな人のための雑誌。それが「島へ」です。
好きな人はどうしたってハマるし、そうじゃない人はどうしたってハマらないというのは、どんな趣味にも共通することのような気がします。
この雑誌は発売日が楽しみで、逆に発行部数が少ないのか、発売日が過ぎてしばらくすると手に入らなくなります。
こういう発売日が楽しみな雑誌があるのって、ちょっとした幸せですね。
島で暮らす方、島好きな方にはたまらない新聞 『リトケイ』
『離島経済新聞』 (離島経済新聞社)
「島好きなみなさんこんにちはー。お元気ですかー?」
「…」
「あれー、お返事が聞こえませんねー。お元気ですかー?」
てなことを書いているとなかなか本題に入らないのですが、島好きな方というのはわりといるような気がします。
って、それはぼくの周りのことなので、かなり偏っている感想ですよね。
正直、本物の山ガールを見たことはありませんが(山オバサンは以前トレッキングしているときに遭遇したことがあります)、島ガールは、ぼくの周りに結構います。
みなさんズブズブと島好きの道にハマっています。
南のちょっとマニアックな島に行くと、たいてい島にハマった人々に会うことができます。
ぼくも海好き、島好きですから、話が合うし、なんとなく雰囲気が似てるので共感できるという面はあります。
島好きが昂じて、移住してしまう人もいます。
老後に移住するのはまあいいとしても、現役で子供がいたりすると、やはりどう生計を立てていくかというのは、やっぱり重要なポイントなわけです。もともと地元の人ですら、職がなくて都会に出ていって、過疎化が進んでいる島が数多くありますから…
というわけで、島に暮らす人々、島好きな人々に向けて発行されている「リトケイ」。
島暮らしの良さというのはもちろんですが、どう生活していくのか…
まずは情報を流通させることから、というのはひとつの方法ですね。
それからこの新聞は「島に行きたいけど、仕事が忙しくて、最近行っていない」という島中毒で島エキスがきれてきた方にもオススメです。これを読むと、島への渇望が少し満たされるかもしれません。
あっ、もしかしたらよけいに島に行きたくなって、しょーがなくなるかもしれません。
島へ移住したくなっちゃう 『自休自足 VOL.37』
『自休自足 2012年 04月号 VOL.37』 (第一プログレス)
以前にもご紹介した『自給自足』。
この本が好きな方は、もうだいたい常連さんが多いですよね。
自然が好きで、どちらかというと山方面が好きな方が多いような気がします。
でも、たまーに海の特集記事があります。
さて、今回は島暮らしが特集されています。
日本の北から南まで、結構多くの島暮らしの様子や移住した人の感想が載っています。
海好きな人、島好きな人、ノンビリ暮らしたい人、移住を考えている人には参考になるのではないかと思います。
海辺の食べられるものはいっぱいある 『山菜+海菜のフィールドノート』
『日曜日の遊び方 山菜+海菜のフィールドノート』 宮手健雄 (雄鶏社)
てみやんという人は湘南地域では割と有名な人みたいで、本業はミュージシャンみたいです。
この本は、湘南のような海辺でも、誰でもとることができる草花や海草などの食べ方を解説したものです。
よく、食べられる山野草みたいな本がありますが、それの海辺版です。
湘南に限らず、だいたいの本州の海べりでも状況は似ていると思います。といいますか、ずっと海辺で暮らしてきた方には、当たり前すぎて役に立たない内容かもしれません。
我が家でも普通に、波葉、ワカメ、テングサ、ヒジキ、イガイ、イソガニ、フジツボなどを採って食べております。
そういえば漁師さん家がやっている民宿に泊まったりすると、何かの折にそういう話が出て、あれはおいしいとかこれからの季節はどこどこで何が採れるというようなことを聞きます。
この本はそういう海辺に住んでいる人が当たり前にやっていることで、素人でもできそうなことをまとめた本ようなものです。
無農薬とか有機栽培とかフードマイレージとかいいますが、昔からちょっとした田舎では、おじいちゃん、おばあちゃんが家の周りをうろうろして、ヨモギとかゼンマイとかツクシなんかの食べられるものを採ってきてました。
街の真ん中ではそういう自然がほとんどなくなりましたが、街の中心から少し離れれば、まだまだ自然が残っていたりするんですね。
ただぼくがそれを知らないだけだったんですね。
そんな自然に目を向けて自分の暮らしに取り入れていくと、自分の生活に愛着が湧いてきます。
海の楽しい記憶への鍵 『RAKUEN』
『RAKUEN』 三好和義 (小学館)
ウォータースポーツをする人なら、普段の生活でキレイな海の写真があれば、そちらに目がむくことでしょう。
「ああキレイだな」とか「いい波だな」とか…
もっと好きな人になると「ここは○○の××海岸の夏の午後3時頃だな」とわかるようになってしまいます。
そんな心当たりがある方なら一度は三好和義さんの写真を見たことがあるはずです。
ぼくはダイバーとして珊瑚礁の海に憧れを持ち続けてきましたので、わりと以前から三好和義さんや高砂淳二さんの写真を意識して見ていました。
そしていまだに何かのタイミングで写真集を取り出しては、パラパラ眺めます。
たとえば仕事で忙しい日が続いたとき。
しばらく海に行けないとき。
海から帰ってきたとき。
写真を眺めることで、自分が海で過ごした幸せな時間の記憶が蘇ります。風とか、湿気とか、太陽のまぶしさとか、空気の匂いとか、裸足で歩いた砂の感触とか…いろいろな記憶が頭に浮かんでくるのです。
海好きな人にとって、こういう記憶の鍵になるような写真集を1冊でも持っているのといないのとでは、結構大きな違いなのかもしれません。
田舎にエスケープしたい! 『RURAL ESCAPES』
『RURAL ESCAPES』 Bo Niles (Ryland Peters & Small)
洋書の写真集を読むのが好きです。
特にインテリアやガーデニングの本が好きです。
外国の人の暮らしぶりや感性が刺激になります。
今回ご紹介するのは、山々や湖など豊かな自然の中に佇む建物やそのインテリアの写真集です。
それらを通して、自然を楽しむ、自然と寄り添う持ち主のライフスタイルが伝わってきます。たぶんそれがぼくを刺激するような気がします。
主に北米の山々を中心とした田舎暮らしの様子が紹介されていますが、ごく一部に海辺の写真も出てきます。
ぼくも田舎にエスケープしたくなっちゃいます。
海外の写真集を見ているといつも思うんですが、人間って世界中のどんな場所にでも住むんですね。
古くからある家の知恵を活かして家づくりをしたい『古民家スタイル』
『古民家スタイル』(ワールドフォトプレス)
漁村に行くと、古くから立っているだろうと思われる家を目にします。もちろん木造で、潮風に耐えられるようにいろいろな工夫がされています。
古民家再生ということが、少しブームになっているような状況がありますが、やはり日本各地の風土にあった昔ながらの家というのはそれなりに知恵が凝縮されているんだと思います。
それと現代の便利な機器をうまく融合できれば、快適に過ごせるんではないかなと考えます。
特に海辺は独特の気候がありまして、一番の特徴は多湿だと思いますが、これは高気密・高断熱の最近の住宅では解決しにくいような気がします。
実際、古くからある民家の方が、(少なくとも夏は)過ごしやすいですね。
アウトドアでどうデジタル機器と付き合うか?『アウトドアで役立つデジタルツールの本』
『アウトドアで役立つデジタルツールの本』 (えい出版社)
町ではスマホやiPadやノートPCを使いこなすのは、まあ当たり前のことになっています。ぼくはあんまり詳しくないし、興味もないですけど…
はっきりいっちゃうと「デジタルに弱いオジサン」です。
海遊びでは(たぶん山もそうだと思いますが)、スマホやPCなどのデジタル機器は、相性が悪いようです。
なにせ、水、衝撃、暑さ、寒さ、充電場所がないという状況ですから…
でも、しかし、それでも海に入るときは、スマホで波情報やタイドグラフをチェックしますし、万が一のことを考えて、防水ケースに入れて、スマホ(ケータイ)を身につけて海に入ります。
これはスマホやケータイが出る前に比べて、すごく便利になったことです。
それまでは新聞やTVの気象情報で気圧配置を見るとか、屋内のPCであらかじめ情報を集めてから、現場の状況と照らし合わせて判断していました。
ぼくはスキューバーダイビング、シーカヤック、サーフィンをしますが、スキューバーダイビングでは、ダイブコンピューターは必須です。ダイブコンピューターとは、自分の深度や潜水時間をウォッチしながら、減圧しなくてもいい範囲で安全にダイビングをするための機械です。もちろん水深数十メートルまでの防水仕様です。それからデジカメもハウジングという防水ケースに入れて潜り、水中写真を撮ります。
シーカヤックでは、スマホを防水バッグにいれてPFDに収納していますし、防水型のGPSで自分の位置がわかるようにしています。
つまり、今のウォータースポーツにおいては、デジタル機器の便利さなしでやっている人は、ほぼいないというのが現実といっていいと思います。
そういう現代で、どんどん高度になっていくデジタル機器とハードなアウトドアの状況とをどう折り合いをつけるかということに、ぼくはわりと興味を持っていました。
で、他の人はどうしているんだろう?と思っていたところ、この本と出会いました。
ぼくよりもタフでハードな状況でアウトドアを楽しんでいる方々の実情が紹介されていて、参考になることが多かった本でした。
初めてのエリアでシーカヤックする時の参考に 『全国シーカヤッキング55マップ』
『全国シーカヤッキング55マップ』 (山と溪谷社)
初めての海でシーカヤックをするのはいろいろと心配な事があります。
風が強い場所なのか、潮の流れが強くないか、上陸禁止の場所があるのではないか、大型船の航路になっているのではないか、断崖絶壁が続いて上陸する場所がないのではないか、などなど。
確かに、干潮・満潮時以外は一定方向に強い流れがある場所ってけっこう多いですし、季節によってある方向から強い風が吹く場所もあります。最近は自然保護の観点から人が入るのを禁止しているエリアもあります。
本格的なツーリングをするなら地元のアウトフィッターにガイドを頼むんだけど、それが必要かどうかの判断さえつかないことってあります。
それからぼくの場合「今度の休みは初めてのエリアでカヤックしてみたいな。どこがいいかな?」ということがけっこうあります。
そういうときにさっと開くのがこの本。
日本全国の主だったカヤックコースと情報が掲載されています。
マップ、海況、自然環境、トイレ、駐車場、見どころ、地元のアウトフィッターの情報などが掲載されていてすごく便利。これがあれば海図はいらないかもしれません。
唯一難をいえば、限られたエリアしか掲載されていないこと。でもまあそれはしかたないでしょうね。
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