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海の楽しい記憶への鍵 『RAKUEN』



『RAKUEN』 三好和義 (小学館)



 ウォータースポーツをする人なら、普段の生活でキレイな海の写真があれば、そちらに目がむくことでしょう。
「ああキレイだな」とか「いい波だな」とか…
 もっと好きな人になると「ここは○○の××海岸の夏の午後3時頃だな」とわかるようになってしまいます。

 そんな心当たりがある方なら一度は三好和義さんの写真を見たことがあるはずです。

 ぼくはダイバーとして珊瑚礁の海に憧れを持ち続けてきましたので、わりと以前から三好和義さんや高砂淳二さんの写真を意識して見ていました。

 そしていまだに何かのタイミングで写真集を取り出しては、パラパラ眺めます。
 たとえば仕事で忙しい日が続いたとき。
 しばらく海に行けないとき。
 海から帰ってきたとき。

 写真を眺めることで、自分が海で過ごした幸せな時間の記憶が蘇ります。風とか、湿気とか、太陽のまぶしさとか、空気の匂いとか、裸足で歩いた砂の感触とか…いろいろな記憶が頭に浮かんでくるのです。

 海好きな人にとって、こういう記憶の鍵になるような写真集を1冊でも持っているのといないのとでは、結構大きな違いなのかもしれません。





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