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海辺の暮らしと都会での仕事のギャップが…



 海辺の田舎町で30年近く暮らしています。休日にはウォータースポーツをしたり、海辺を散歩したりして、ノンビリ、のほほーんと暮らしています。
 海辺の田舎町で暮らしていると書きましたが、実は平日は東京に通勤していまして、地元から東京に行くと、人の多さにウンザリします。
 もう何十年もそんな暮らしをしているのに全然慣れなくて、人混みに揉まれると、イライラしたり、気持ちがグッタリ疲れたりします。
 地元に戻ればそんな気持ちにはならなくて、ゆったりノンビリした気分になって、ほぼノーストレスなんですけどね。
 人混みで疲れるというのは、ぼくだけなんでしょうか?
 それともぼくが歳をとったからでしょうか?
 妻にも聞いてみるんですが、やっぱり街に行くと疲れるといいます。
 若い頃は東京に住んでいて、人の多い街で日々暮らしていたんですけどね。やっぱり若さですかね。
 人混みが三度の飯より好きという人に会ったことがないので、もし会えたらその心持ちを伺ってみたいです。
 ぼくの休日の海辺の暮らしは、ゆったりしていまして、朝はだいたい鳥のさえずりで5時とか6時に起きます(鳥の鳴き声が大きすぎて寝ていられない…)。
 起きて最初にやるのは窓から海を眺めて、海況をチェックすることです。海況によって、スキューバダイビングをするか、シーカヤックをするか、サーフィンをするか、海辺を散歩するかを決めます。
 海況チェックが終わったら朝ごはんを妻と食べます。朝ごはんを食べ終わったら、デッキでお茶をするんですが、ぼくはコーヒーを妻は紅茶を飲みます。お茶請けは妻が作ったクッキーとかパウンドケーキが多いですね。
 デッキで海を眺めながらお茶をしている時間というのは、なかなか気持ちいいです。
 お茶が終わったら、その日やると決めたウォータースポーツの準備をして出かけます。こういう日のスキューバダイビングは近場でセルフダイビングをするわけですが、遠出をするときは、事前に予約して、もっと早い時間に車で出かけます。
 海で一日遊んで夕方帰宅します。帰宅したら、お風呂に入って、風呂上がりにデッキで海を眺めながらビールを飲みます。これがうまいんです。運動でほどよく疲れた身体にビールが染み渡っていく感じがします。
 その後は晩酌をしながら夕ごはんを食べます。
 季節と日によっては、その後、妻と夜の海辺を散歩することもあります。
 そして10時頃に寝ます。
 こうゆう週末の土日を過ごすと、平日の都会での仕事というのはギャップがあるわけでして、月曜日などはそのギャップに心身が慣れるのに時間がかかるほどです。しばらくは都会の生活のスピードについていけないんです。海辺で仕事ができればいいのになあ、などと贅沢な希望を持ってしまいます…


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