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こんな冒険をしてみたい 『太平洋ひとりぼっち』





『太平洋ひとりぼっち』 堀江謙一 (舵社)


堀江さん。超有名な方です。

堀江さんが最初に単独ヨットで太平洋を横断したのは1962年。すごいですね。
西宮からサンフランシスコまで、19フィートのヨットで、94日で。ヨットにはエンジンを敢えてつけなかったんですよ。風だけです。
なんかすごくないですか?

この本を読んでいると、、冒険してやろうとか恐怖という気持ちよりも、ただ横断したかっただけなんだということがよくわかります。

この本は映画化されているようです。石原裕次郎主演です。ぼくは観てませんが。ヨットをやる人には定番みたいですね。

でも、よくまあひとりで大丈夫なもんですね。元の精神力が違うのか?なんて思います。

一度でいいからこういう冒険をしてみたいです…


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海辺の暮らしに合う道具  『雑貨カタログ No.91』 





『雑貨カタログ No.91』 (主婦の友社)



できる限り物の少ない暮らしをしていきたいなあ、と思っています。でも最低限必要な物は、自分の気に入った長く使えるようなのを選びたいとも思います。

雑貨好きな人たちの中には、気に入った雑貨を集めることが目的になっている人もいます。そういう人の家に遊びに行くと雑貨が飾ってあって、「触っちゃダメ」なんていわれたりします。
物は使えよ、と内心思います。

とはいいつつ、雑貨屋を見て回るのはたのしいですね。それで、見てると欲しくなっちゃう。勢いで自分の家のテイストとちょっと違った物を買っちゃって、後悔することもありますねえ。


今回は海辺を感じさせる雑貨を特集したマガジンをご紹介します。
こういう記事だとたいてい湘南の店が紹介されますよね。ピンポン!当たり。この雑誌も湘南のお店が紹介されています。
雑貨だけでなくてアンティーク家具を扱った店やカフェも載っています。

古いホーロー引きのやかんでコーヒーを淹れたら、さぞ雰囲気が出るだろうなあ、それを琉球ガラスのグラスでアイスコーヒーにしちゃったりして、なんて想像を膨らませられるのも、こういう雑誌の効用です。

ただ、湘南だけではないんですね。高松などの店も紹介されています。この雑誌ならではです。高松にこんなにいい感じの店があるんですね。行ってみたくなりました。

雑誌に載っていないんですが、千葉の外房、伊豆、浜松、沖縄などの海辺の雑貨屋がオススメです。国道を流していると目につきますので、片っ端から入ってみると面白いですよ。

自分の気に入った物を使いながら日々の暮らしを楽しむ、そしてその物を長く使うというのは「海辺の暮らし」の醍醐味です。

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ダイビング雑誌がんばれ! 『ダイバー』





『ダイバー』 (ダイバー株式会社)


スキューバーダイビング雑誌といえば、ダイバーダイビングワールドマリンダイビングという状態が、ここ15年くらい続いていました。

しかし残念なことに2008年6月にダイビングワールドが休刊になってしまいました。ダイビング雑誌も他の雑誌と同じように売れ行きはよくないようです。

ぼくは若かりし頃、ダイビングワールドとダイバーを毎月買っては、次のダイビングプランを立てるのに役立てていました。
どちらかというとダイビングワールドの方が好きだったかもしれません。
特に冬の間、ダイビングに行く回数が減る時期は、ダイビング雑誌を読んで欲求不満を解消していたような面があります。


ダイビング雑誌からはいろいろな情報を得ました。
ポイント情報、最新器材の情報、海用語、安全情報などなどです。
特に海用語というのは、漁師さんが使っているような言葉ですから、辞書に載ってないし、土地によって違うし、訊くと恥ずかしいような気がするしで、雑誌の情報は参考になりました。例えば「今日は沖でウサギが跳ねてるな」なんていうのです。意味がわかっていればなんてことないんですが…

ダイビング雑誌のまだ行ったことがない美しい海の写真を見ては、「いつかは行って、この目で見てみたいな」と思うのが楽しみでした。

ダイバーの方で最近ダイビング雑誌を買っていない方は、いかがでしょう、たまには買ってみませんか?



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自然に寄り添った家を建てたい 『自然を楽しむ週末別荘傑作選』






『自然を楽しむ週末別荘傑作選』 (世界文化社)


ぼくは別荘など持っていませんし、おそらく今後も別荘を持てるような身分にはなれないでしょう。

別荘の特徴といえば、周囲の自然と調和している、景色を積極的に取り入れている、永住型の建物と違いちょっと遊び心のある作りになっている、くつろぎや安らぎが得られる作りになっているなどなどが思い浮かびます。
自分の家を建てよう、改築しようと思っている方で、別荘ぽい感じを取り入れたいとお考えの方は、この本は参考になると思います。特に別荘建築の巨匠吉村順三氏の建築が紹介されていて、別荘ぽい心地よさを実現するためのヒントがたくさん盛り込まれています。

海辺に家を建てようとする方は、たぶん周囲の自然に価値を見いだし(都会には落ち葉の掃除が大変だから木を切れと隣家ともめる人が多いらしい)、その自然を暮らしの中に取り入れて楽しもうという気持ちをお持ちでしょうから、そういう生活を指向する方にとって別荘建築は参考になることが多いと思います。

まあ、理屈はともかくこの本に載っている建築事例を読んでいると、自然の豊かさと工夫を凝らした家を見ているだけで楽しくなります。


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船好きの定番雑誌 『KAZI』





『KAZI』 (舵社)


ぼくは船やヨットは持っていませんが、眺めたり乗せてもらったりするのは好きです。
少しですがOPというディンギーをお遊びでやったことがあります。

船に乗って海を進んでいくと、だんだん爽快な大らかな気持ちになります。大声で高笑いしたくなるというんでしょうか。
細かいことをウジウジ考えている自分がイヤになります。

船は持てませんが、たまーに、船関係の雑誌を買って読みます。何種類か出ているんですが、今回ご紹介するKAZIはヨットやセイリング系の船が扱われていて好きです。船遊びのなかでも、エンジンのついているクルーザーやパワーボート派と帆走をメインとするセイリング派では、微妙に立場が違うみたいです。もちろんセイリング派は自分達が伝統的で正統派だと思っているわけです。セイリングはヨーロッパの王室発祥のスポーツだということです。

まあそうした事情は置いといて、船の優美な写真を眺めているだけで、ちょっとだけリッチな気分が味わえます。


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魚や海藻の調理のしかた 『うかたま 2008春 vol.11 島のごはん』 





『うかたま 2008春 vol.11 島のごはん』 (農山漁村文化協会)



この雑誌はもともとは海の本ではないです。ただ、この号に限っては海のご飯を特集していましたので取り上げます。

天然生活とか自休自足とかナチュラル指向の雑誌がありますね。この本もそのグループにまとめていいと思います。食べる物や身の回りの物にこだわっていくということに関心がある人にとっては魅力的な本ですね。

磯にいる貝の種類や食べ方、海藻の見分け方と料理のしかたなど、海辺に住んでいる人にすぐに役立つ情報が載っています。ぼくは知っていることもありましたが、知らないことも結構載っていましたので、海のことに詳しいと自負している方にとっても有益かもしれません。

この本はのんびりした感じが紙面から伝わってきます。ちょっと田舎っぽい感じ。でも「湘南スタイルマガジン」「海楽」みたいに気取ったおしゃれな海辺の暮らしがちょっと違うなって思っている方は、お好きかもしれません。

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海が好きな人には楽しい誌面 『湘南スタイル』





『湘南スタイル』 (えい出版社)


それまでさまざまな雑誌で、夏の企画みたいな感じで紹介されていた海辺のライフスタイルをメインに持ってきて、定期発行にしたのは、この雑誌の功績ですね。
最近は住宅情報誌みたいな誌面になっていて残念。
それでも誌面から、海辺の暮らしの楽しさが伝わってきます。
天気のいい日にデッキで潮風を感じながら、パラパラ目をとおすのは、なかなか気持ちがいいものです。

海好きな方、海辺に住んでいる方なら、湘南以外に住んでいても参考になるかもしれません。


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記念碑的海辺のライフスタイル雑誌 『湘南BEACH MAGAZINE』


『湘南BEACH MAGAZINE』 (マガジンハウス)


もうずいぶん前、1994年にマガジンハウスから刊行された雑誌です。
書店に平積みされているのをたまたま買ったのですが、続編もなく単発で終わったようでした。

その後別の出版社から『湘南スタイルマガジン』が発行されてヒットし、海辺のライフスタイルマガジンが何誌か発行されることになりますが、その内容の向いている方向は、この『湘南BEACH MAGAZINE』と変わっていないと思います。
海、海辺の暮らし、暮らし方、楽しさといったライフスタイルや個人の生活の楽しみ方といったものをクローズアップしたのは『湘南BEACH MAGAZINE』が最初だったのではないでしょうか?
誌面の構成もオシャレ、内容もエッセンスがギュッと濃縮されていて、手に入るのならぜひ読んでみることをオススメします。

湘南というのは、今ではもうその面影はほとんどありませんが、東京住まいのエリートや外国人の保養地・別荘地でした。そうした人々が持ち込んだ最先端の文化とノンビリした環境が醸し出す雰囲気が湘南らしさだと思います。そんな古き良き湘南の雰囲気を懐かしむ思いが、この雑誌にも表現されています。

ぼくは湘南はそんなに良いところだと思いませんが、といいますか、湘南は良いところですが、他にもずっと暮らしやすく良い海辺はたくさんあって、湘南ばかりがクローズアップされるのは理解できませんが、湘南には海辺の暮らしを意図的に楽しむ人が多いかもしれないという点では、ひとつのモデル地域なのかもしれません。

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ダイバー必携の本 『海水魚』





『海水魚』 益田一著 (山と渓谷社)


ダイバーでこの本を手に取らなかった人はいないのではないでしょうか?

まあそれくらい定番中の定番です。この大きさでここまで網羅されている図鑑はないので、いまだにダイブトリップの時にはバッグにいれます。
もうずいぶん使い込んでいるので、ヨレヨレのボロボロですが手放せません。

ダイビングをしなくてもお魚が好きな人は、一度眺めてみてはどうでしょう。
魚屋さんの店頭で見ていた魚の種類がもっと詳しく判るようになるかもしれません。



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海っぽいインテリアの参考に  『今すぐ南欧スタイルの部屋がつくれる本』






『今すぐ南欧スタイルの部屋がつくれる本』 (主婦と生活社)



「海辺に家を建てたい」あなたならどんな雰囲気の家にしたいですか?

昔ながらの日本家屋、昭和初期の西洋と和が一緒になったような別荘、アメリカ西海岸風、サンタフェ風、フロリダ風、ヨーロッパのコロニアルスタイル、ハワイ風、ギリシア風、スペイン風、南アジアリゾート風。
およそ日本で実現できない様式はないといってもいいでしょう。湘南あたりを散歩していると、本当にいろんな国の建築様式がバラバラに建っていて、すごいと思う反面、これでいいのかとも思います。

今回は、南欧風でいってみましょう。そうコートダジュールとかプロヴァンスのイメージです。建物の佇まいからインテリアまで日本国内で南欧風にしようと工夫している事例がいくつも紹介されています。
壁、カーテン、小物、食器、庭など、南欧風にするための工夫の数々。紹介されている家に行って、見てみたいと思わせます。

潮風が抜けるデッキに座って、こんな本をパラパラめくっているとなんとも幸せな気分になります。
自分の家をどうするかという話はまったく別として…
それはたぶん仮想のもう一人の自分の人生を思い描いているから楽しいのでしょう。

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