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荒れた海で船に乗るのって楽しい…ですね

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 久しぶりに荒れた海で船に乗りました。
 場所は御蔵島。
 海の面白さで、三宅島と御蔵島の間というのは、海が穏やかなことが少ないんだそうです。黒潮の流れる位置にもよるし、風向きとかにもよるんでしょうけど…
 で、かなりざっぱんざっぱんうねっている海に出ていきました。船は漁船としては大きめで、その分安心感はありました。
 何かにつかまっていないとデッキに立っていられないほどでして、同乗者8人のうち、4人がゲロゲロでダウンしてました。
 ぼくはこういうときにぜんぜん平気で、これまで船酔いをしたことがありません。
 他の能力は人並み以下ですが、船酔いに強い体質を持って生まれたことに感謝、感謝ですね。

 ある日、目の前に妖精が現れて、「金儲けをする能力と船酔いに強い体質のどちらかを汝に授けよう。どちらかを選びなさい」といわれたら、ぼくはすぐに「船酔いに強い体質を望みます」と答えるでしょう。

 で、グラングラン揺れている船の上で、風を受けていると、なんだか楽しいんです。顔がほころんできちゃいます。他の同乗者は「命の危険を感じた」といっていましたが、ぼく的には「えっ、そう? 楽しいじゃん」でした。
 なんかぼくは大事な危機察知能力みたいなものが壊れているんでしょうか?

 何がそんなに楽しいのかなと考えたんですが、自然の力の中にいることが楽しいのかなって思いました。自然の圧倒的な力を感じていられるのが、うれしい、たのしい、大好きということで…

 へんな終わり方…

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いろいろなウォータースポーツを最初に考えた人はすごいなと思います

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 ぼくはウォータースポーツをやります。そのたびに思うことがあるんですが、こういう遊びを考えて、そのための道具をきちんと作って、ひとつのスタイルにまで完成させる人ってスゴイなということです。

 まあ、こういうウォータースポーツはたいてい外国から、それもアメリカとかヨーロッパから入ってくることが多いといえると思います。

 サーフィンにしても、ウィンドサーフィンにしても、シーカヤックにしても、大のいい歳した大人が真剣に遊ぶための道具を工夫して、今に至っているわけですよね。
 その情熱には感心します。

 新しいスポーツというのは、たぶん最初の頃は、見慣れないから、周りの人に「なんだあれー、ヘンなの」なんていわれていた時期があったと思うんです。でもそれでもめげずに遊び続けていて、周囲の人もだんだんそれを受け入れて、大きな流れになっていくのかな?と想像します。
 こういう雰囲気って日本だとあまりないような気がするんですね。

 たとえばカイトボードなら、ああいうものがアメリカで流行ってるらしいよ、っていうところから入って、新しい物の好きな人がそれを取り入れて日本で始めると。で、なんかカッコイイよね、オシャレだよね、みたいな感じで広まっていくことが多いんじゃないかと思うんです。
 これが別にアメリカで流行ってなくて、単純に日本人の誰かが始めたとしても、なんかヘンなことやってる人、で終わっちゃうんじゃないかな?っていう気がするんです。
 そういうことって他でも見られるかな。

 まあこのメカニズムを、戦争に負けて、アメリカすごい-日本ダサい、という昭和的な価値観で説明するのは無理があるのかな?と思います。もっと根深い日本人の行動パターンのような気がします。

 逆に海外から入ってきたものを、工夫して洗練させて日本独特の形にするというのは、よくあると思うんですよね。これもひとつのパターンなのかな?


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危ないことが好きな自分は家庭を持ってはいけなかったのかな?

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 海好きでして、しかもちょっと危ないくらいの海況が好きなわたくしでございます。

 スキューバーダイビングでは、リクリエーショナルダイビングとしてはちょっと…というような深さまで潜ってしまったこともありますし、サーフィンでは、自分の力量も考えず、大きな波の日に出てしまったことも何度かあります。シーカヤックでは、沖出しの風が強い日に出てしまって、岸に戻るのに必死だったこともあります。

 そのたびに頭によぎるのは家族のことでした。

 自分は、自分の意思で危険な状況に入っていくわけで、海で死ねるなら本望なんですが、残された家族はたいへんでしょう。
 それを考えるとあまり無茶なこともできないなあーと、わりと自重している今日この頃です。

 危険なこととどまらず、自由への渇望も止みがたく、数年くらいかけてアイランドホッピングの旅に出てみたいなあとか、タヒチに移住したいなあとか、世界の海を巡ってみたいなあ、などと夢想したりします。

 ウォータースポーツに限らずアウトドアスポーツが好きな人で、冒険や自由を志向する人は、もしかしたら家庭など持ってはいけないのかもしれません。もちろん極論ですけど…



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最近アウトリガーカヌーをよく見かけますね

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 ぼくの住んでいる相模湾あたりでは、最近アウトリガーカヌーをよく見かけます。
 しかも1人乗りの小さなものから、6人くらいは乗れそうな大きなものまでいろいろです。

 アウトリガーカヌーはシングルとダブルがありますが、よく見かけるのはシングルです。

 アウトリガーカヌーは、ずっーと以前から、東南アジアやハワイなどのリゾートで見かけました。体験乗船みたいなのもありました。
 最初はハワイ好きな人が、おしゃれでやっていたような雰囲気がありましたが、今ではいくつもクラブができていて、そのクラブに所属して、休日に身体を動かすという感じでやっている人が多いような気がします。

 女性も多くて、えっーと妙齢というか、ぼくの友達などで主婦で子供がいるような方(妙齢じゃないか)などもやっていたりします。そういう人達はフラの延長線上で、アウトリガーカヌーをとらえているフシがあります。
 確かにクラブに入れば、インストラクターやガイドがつきますし、アウトリガーがあるので、比較的安全・安心・安価に楽しめるというのもあるのかもしれません。

 日本の海は、漁協と海上保安庁と日本財団などの保守系がガッチリ主導権を握っていて、フリーで海遊びをすると、どこかしら白い目で見られるところがベースにあるわけですが、ウォータースポーツが多様化して、多くの人が気軽に海遊びできるようになることは、沿岸域の解放と新規関連産業の掘り起こしなど、いろいろなメリットがあると思います。

 ただ安全には気をつけましょうね。



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ぼく流「危ないことをすると賭け事しなくなるの法則」

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 ぼくは賭け事をしません。
 昔はしていました。競馬とパチンコと麻雀ですが…

 先日久しぶりに付き合いで、麻雀をしたんですが、ぜんぜん面白くないんですね。興奮しないんです。
 で、ふと思い当たることがあったんですが、ぼくは海遊びをするようになってから賭け事をしなくなったような気がします。
 なんでかなーと考えてみたんですが、海遊びの方がずっと興奮するし、スリルがあるんです。
 それに比べたら博打のスリルなんて…

 それが賭け事をしなくなった直接の原因とはいいきれませんが、実感としてかなり納得のいくことです。


 たとえば東シナ海あたりに台風があって、2m以上のキレイなうねりが入ってきたとします。そういうときにサーフィンで波に向かっていくときの恐怖感とワクワク感、そしてテイクオフしたときの爽快感。

 たとえばスキューバーダイビングの時。流れの速いビーチダイビングのポイントで、予定よりも深く潜りすぎて、エアが少なくなってきたとき。そんなときに限ってバディもエア切れでバディブリージング。エキジットポイントまであと30mくらいあるというときの、緊張感と妙に冷静に最悪の状況を想定している自分。


 結局、命がかかっているから、そのときはあらゆる感覚が研ぎ澄まされて、いろいろな状況を想定して頭がフル回転しているわけです。その瞬間がたまらなく充実しているんです。
 よく難しい冒険をする人がいますが、それはより難度の高い状況の中、自分の限界ギリギリでなんとか生き抜くことに充実感を感じているんではないかと想像します。

 それに比べたら賭け事なんて、ままごとみたいでバカらしくなります。というのがぼくの、「危ないことすると賭け事しなくなるの法則」です。

 違うかなあ?

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なぜオンショアが吹くのか? オンショアにまつわる渚のエトセトラ

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 ウォータースポーツをする人の間では、オンショア、オフショアという言葉をよく使います。

 オンショアというのは、文字どおり陸に向かって吹く風で、オフショアは陸から離れるように吹く風です。
 で、まあ一般的に午後になるとオンショアになることが多いんですね。

 サーフィンでは、オンショアはあまりよくないコンディションでして、波の頭がつぶれて、乗りやすい波じゃなくなるわけです。他にもいろいろ理由がありますが、サーファーは朝早く海に出る人が多いですね。

 んじゃ、なんで午後にオンショアが吹くことが多いのかというと、日中、太陽の陽射しで温められた陸と、それほど暖かくならない海水との温度差で海から陸に向かって風が吹くということらしいです。
 夏はこの風に湿気が加わって、夕方になると一時的に雨が降ることがあります。湿気を多く含んだ空気が陸に流れてきて冷やされ、湿気が雲となり雨となるという仕組みです。すぐに止むことが多いんですが、ちょっと南の島のスコールっぽいですよね。

 午前中に風がないなと思って油断していると、午後に急に風が吹くということはよくあることですし、そういう海況の時、セイリングやウインドサーフィンは、安定した風の中アビームで走るのが、気持ちいいと、もうたまんないと、一度味わったらやめられないと…

 サーファーとセイラーでは価値観が違いますね。

 ちなみに海辺のオカーサンの間では午後に潮風が吹いてくる前に洗濯物を取り込むということが常識になってます。海辺に住む豆知識でした。




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「自然の中で死ぬことがかわいそう」なんて表面的なとらえ方だと思う

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 海や山の遭難事故がありますね。
 ぼくも海遊びをしていますから、何度か事故を目撃したことがあります。
「あーヤバかった。自分もひとつ間違えば、死ぬところだった」という経験も何度もあります。

 そういうときに自然の中で遊ぶことがない人が「かわいそうに」とか「なんであんな危険なことをするんだ」っていうのを聞くことがあります。
 まあまあ、一般常識的にはそういう発言がでるんだろうなあとは思います。

 ただですねー、ぼく個人としては、海好きな人が海で死ぬことは本望だよな、と思うんです。少なくとも病気で寝たきりになるとか、都会で通り魔に刺されるとか、酔っぱらい運転の車に轢かれるとかっていう死に方をするよりは、大好きな海で何かにチャレンジする場面で死ぬのは、本望で、これはまあ勲章みたいなものだと、あくまでも個人的には思うんです。
 もちろん救助に関係した方には迷惑はかけるし、残された家族はたまらないでしょう。
 とーぜん無事が一番なんですが…

 前提として、経験を積んだ人ほど無茶なことはしませんし、慎重ですし、無事に帰ってこそ上級者だというのはあります。それでも自然の力の前で無力なことはよくわかっているし、どんなに慎重になっても急に天候が荒れてヤバイ状況になりうることも、織り込み済みです。
 ぼくの場合、海に出ていくたびに、今日は無事に帰ってこれるかな、と思わない日はありません。

「なんであんな危険なことをするんだ」って都会のマンションのリビングで、テレビを観ながら、スタイリッシュな日々を送っている方には、何万年かかっても理解できないでしょうが、「それだけ自然が素晴らしいからだ」というのが答えです。
 ぼくからすれば「都会の道路を渡るときや、高速道路でとばすことや、夜中の渋谷の裏道を歩くときの方がずっと危険だぜ」って思いますけど…
 危険なことが嫌なら、ずっと部屋の中にいてテレビを観ているといいでしょう。

 でも、誰でも何十年かすれば必ず死ぬわけですけど…




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慣れている人ほど潜水中に低酸素症で意識不明なりやすいんじゃないかな

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 スノーケリングやスキンダイビングでよくある事故が低酸素症ですね。あとは肺のスクイーズでしょうか。一方スキューバーダイビングでよくある事故が減圧症です。事故というか病気ですかね。
 低酸素症というのは、ぼくのアバウトな知識で、たぶん50くらい誤りがあると思いますが、血液中の酸素の量が少なくなって、意識不明になること、ブラックアウトしてしまう状態だと思います。スノーケリングやスキンダイビングにおいて、水中で意識不明になることはほぼ溺死と同じ意味ですね。

 普通は意識不明になる前に苦しくなって-脳が二酸化炭素量の増加を感知して-浮上しようとするわけですが、長年潜ってきた人や競技としてフリーダイビングをする人は、慣れで苦しくなるタイミングが遅くなったり、あるいは意図的にハイパーベンチレーションをして、血液中の二酸化炭素の量を少なくし、苦しくなるタイミングを延ばすことで、長く潜ります。
 そういったときに低酸素症による意識不明が起きます。
 苦しくなるタイミングが先延ばしになる分、血液中の酸素量が低下してしまうのでしょう。

 たまに海での経験が豊富な人が溺死事故を起こしてニュースになって、周囲の人も「なぜ、あんなに経験豊富な人が…」と呆然としますが、それは経験豊富だからこそ起きる事故なんだと、ぼく的には解釈しています。

 潜りをする方は、お互い気をつけましょうね。

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よくあるボートの機関故障

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 海上保安庁の無線を聞いていると、ときどきあるのが、プレジャーボートの機関故障というヤツです。
 要するにエンジンが故障しちゃって、SOSを出している状態です。
 ある程度大きな船の場合、エンジンはメインとサブの2台積んでいることが多いと思うので、この場合はかなり小さいプレジャーボートだと思います。あとは水上バイクですね。

 故障の種類は推測ですが、エンジンそのものと電気系統だと思います。水っぽいとこで使うということを考えると電気系統の故障の方が多くなるのかな?

 ボートの場合、まさにエンジンが命ですから、これが動かないとなると、漂流ということになります。
 いやーヤバイですね。
 海が荒れて転覆となったらさらにヤバイ。

 事前のメンテが大切ということでしょうか…


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救急車のサイレン

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 夏、日中にやたら救急車のサイレンが鳴っていることがあります。
 こういうときはたいてい海の事故です。

 ぼくの家は海水浴場からわりと近いので、ライフセーバーの注意放送がモロに聞こえますし、海水浴客の声も聞こえます。
 そんな感じで、家にいてもなんとなく海の気配がわかるんですね。

 それでやっぱり事故のときって、雰囲気がちょっとヘンなんですね。そこへ救急車のサイレン。
 「あっ」と思います。

 昔は引っ越したばかりの頃はいちいち見に行っていましたが、慣れというのは恐ろしいもので「またか」という感じに…
 そのうち友達からのメールで、事故の詳細を知るというパターンが最近多いです。

 海の事故といってもいろいろです。重大なものは死亡事故ですし、意識不明、骨折、打撲、切り傷、熱中症、酒の飲み過ぎなどなど…
 ぼくだっていつ事故に遭うかわからないと、海に出るときはいつもそう思いながらでていますし、本当に無事か事故かは紙一重という気がします。これはぼくが何年も海遊びをしてきて、そう実感するようになったことですが、年に1、2度海水浴に来るような方には、なかなか実感をもってもらえないだろうと想像します。

 だからといって海の怖い面ばかりをいうのも興ざめですし、やたら「危ない危ない」と風紀委員みたいにいうのも、うんざりです。

 ただ、海の事故というのは珍しいことではなくて、日常的なことです。テレビのニュースで目にするのは、よほど大事故かニュース性のある事故。もっと小さな事故は、かなり数が多いんです。

 海遊びをする人が、すごくヤバイ海況で、知ってて海に出るのは、まあ仕方がないかなと思います。周囲の人はたいへんですし、迷惑ですが、冒険したい気持ちには共感する部分もあります。
 でも、普通に楽しむために海水浴に来た人が事故るのは、なんとも気の毒です。
 どうか気をつけて遊んでください。


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