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「自然の中で死ぬことがかわいそう」なんて表面的なとらえ方だと思う

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 海や山の遭難事故がありますね。
 ぼくも海遊びをしていますから、何度か事故を目撃したことがあります。
「あーヤバかった。自分もひとつ間違えば、死ぬところだった」という経験も何度もあります。

 そういうときに自然の中で遊ぶことがない人が「かわいそうに」とか「なんであんな危険なことをするんだ」っていうのを聞くことがあります。
 まあまあ、一般常識的にはそういう発言がでるんだろうなあとは思います。

 ただですねー、ぼく個人としては、海好きな人が海で死ぬことは本望だよな、と思うんです。少なくとも病気で寝たきりになるとか、都会で通り魔に刺されるとか、酔っぱらい運転の車に轢かれるとかっていう死に方をするよりは、大好きな海で何かにチャレンジする場面で死ぬのは、本望で、これはまあ勲章みたいなものだと、あくまでも個人的には思うんです。
 もちろん救助に関係した方には迷惑はかけるし、残された家族はたまらないでしょう。
 とーぜん無事が一番なんですが…

 前提として、経験を積んだ人ほど無茶なことはしませんし、慎重ですし、無事に帰ってこそ上級者だというのはあります。それでも自然の力の前で無力なことはよくわかっているし、どんなに慎重になっても急に天候が荒れてヤバイ状況になりうることも、織り込み済みです。
 ぼくの場合、海に出ていくたびに、今日は無事に帰ってこれるかな、と思わない日はありません。

「なんであんな危険なことをするんだ」って都会のマンションのリビングで、テレビを観ながら、スタイリッシュな日々を送っている方には、何万年かかっても理解できないでしょうが、「それだけ自然が素晴らしいからだ」というのが答えです。
 ぼくからすれば「都会の道路を渡るときや、高速道路でとばすことや、夜中の渋谷の裏道を歩くときの方がずっと危険だぜ」って思いますけど…
 危険なことが嫌なら、ずっと部屋の中にいてテレビを観ているといいでしょう。

 でも、誰でも何十年かすれば必ず死ぬわけですけど…




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