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イタリアンパスレーは使い勝手がいいですねえ




 我が家ではいろいろなハーブを育てています。
 人にいえるほどたいしたものではありませんが、日常使いにちょっと便利なものを植えています。
 たとえばミントだとかローズマリーだとか、いわゆる定番のハーブです。
 その中でも一番よく使うのが、イタリアンパスレーです。イタリアンパセリともいういのかな?
 味も香りも我が家では好まれています。
 サラダの彩りもよし、グラタンやパスタやピザに散らしてもよしで、とにかく使い勝手がいいのです。ぼくは香りが好きなので、細かく刻んで醤油をたらして刺身の薬味にします。晩酌の肴として、生ハムを買ってきて、イタリアンパスレーを刻んだのとオリーブオイルをかけて和えるのも、いけます。
 すぐに新しい葉が出てくるので、2株植えておけば、我が家で使う分は十分まかなえます。
 2年草なので枯れたら新しい苗を買ってきて植えるという感じです。








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リングリンクス 『小笠原古謡集』

小笠原古謡集 -リングリンクス-




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■YouTubeで聴く


 離島が好きなぼくとしては、その島ごとの島の歌、島の踊り、神事などにも興味があります。
 沖縄の島唄は比較的有名になりましたが、それでもそれは沖縄本島の話でして、離島の島唄だってあります。

 ハワイアンだって島唄ですし、タヒチアンだってそうです。

 ぼくが好きなのは、小笠原の島の歌。
 沖縄のと少し雰囲気が違います。どちらかというとポリネシアとかミクロネシアの雰囲気が感じられます。
 不思議なものですね。
 立地からいえばたしかに小笠原はどちらというとミクロネシアの方が近いので、あちらの文化が入ってきたのかもしれません。沖縄が昔、九州や大陸と陸続きだったことを考えるとそちらの文化が入ってきていたとしても納得できます。

 とにかくノンビリ、穏やか、沖縄の島唄が感情を強く歌うのに比べて、小笠原の民謡はあっさり、淡々としています。
 そのあたりがぼくが心地よく聴ける理由なのかなって思います。

 休日に、1週間の疲れを癒して、ホッとしたい、そんなときにおすすめです。





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スキューバダイビングのぼくなりの小技をまとめたりしました




 スキューバダイビングをやります。Cカードをとって20年くらい経ちます。ランクはダイブマスターですが、本数はそんなに多くありません。
 ダラダラと楽しいさだけを追い求めるだけのダイビングですが、さすがに長く続けていれば、小技というか自分なりに心掛けていることが出てくるものです。しかも自分は当たり前だと思っていてもダイビングに行った時に、一緒に潜った人から興味を持たれたり感心されたりすることもあって、「あぁ、これは他の人から見るとおもしろいことなのかも…」というようなことがあります。
 今回はそういう「オレなりのこだわり」的なことをまとめてみたいと思います。

・その1 ブーツ+フィン
 よくダイビングでうまい人は、MEWのフィンを素足で履いていたりします。ぼくも一時期使っていたことがあって、足とフィンとの一体感はすごくいいと思いますが、それでもブーツとフィンに戻りました。それはボートダイブなど岩場を歩かない場合であっても素足やソックスでは危ないときが結構あるということです。ぼくはラダーのネジで素足を切ったことがあります。なのでブーツを必ず履くようになりました。
 ちなみにフィンはバックルがはずせるタイプを使っています。エキジットの時に簡単にはずせるからですね。昔のジェットフィンのようにバックルがついていないものは使わなくなりました。

・その2 コンソールは使わない
 今はあまり見かけなくなりましたが、以前は、コンソールに残圧計とコンパスと水深計がセットになっていました。あれをぼくは使わないようにしています。
 理由は、どれかひとつ(たいていコンパスが壊れる)が壊れると全取っ替えしなければならないから…もちろんメーカーによってそれぞれ別売りしているところもありますが、それでも値段が高かったりします。
 あとは、ダイビングコンピュータが高機能になって、そこにコンパスも残圧も表示されるようになってきている今日この頃でございますから、別に重くてかさばるコンソールを付けなくてもいいじゃんという思いもあります。

・その3 マスクストラップカバーは使わない
 みなさん潮の流れの速い海で潜ったことはありますか? あるいはボートエントリーの時にマスクがはずれたことは?
 ぼくは潮の流れの速い海で、マスクがはずれそうになったことがあります。
 マスクストラップってたいてい2本に分かれていますよね。あれってマスクがはずれにくいようにしてあると思うんです。それをカバーするというのは、なんというのかなあ…です。

・その4 軽く丈夫でシンプルな定番器材を使う
 構造がシンプルな器材を使うようにしています。これはもちろん故障が少なく、もし故障しても自分で直せる可能性が高いからです。一時期BCで凝った作りの(たとえばマレスみたいなの)がありましたが、ああゆう器材は使いません。
 丈夫であることも重要です。ダイビング器材で壊れやすいものといえば、ぼくの場合ダイブライトとコンパスですが、コンパスはSUUNTOを使っています。これは壊れにくくて、シンプルでたいへんよろしい、ハナマルを差し上げたい。
 軽さは何かと重宝します。しかも同じ器材を使い続けるほどに「軽いものを買っておいてよかった」という思いが増していきます。ダイビング器材で重いものは、レギュレーターの1stと2nd、BC、フィンではないでしょうか。レギュレーターはどんどん軽い製品が出ていますし、BCも旅行用の軽いシリーズがあります。フィンはゴムよりもプラスチックの方が、好き嫌いは別として軽いです。
 全部を合わせるとざっと2~3kgは違ってきますよ。
 器材の中にはこれが定番というのがあります。
 フィンならジェットフィン、BCならSPRO、マスクならマンティスという具合です。特に不都合がなくこだわりがなければ定番の器材を使うようにしています。というのもダイビング先、特に海外で器材のトラブルがあったときに、定番製品だとたいてい予備パーツが売っていたり、あるいはレンタル器材も定番製品を使っていて、その部品を借用したりということができます。ぼくも何度かそういう体験をしています。

・その5 鼻がつまっているときは、生姜湯と葛根湯
 なんだかわけがわからないという方もいるかもしれません。ちょっと寒い時とか花粉アレルギーの方など、鼻がつまっているときとか、鼻がグジュグジュしているときってありますよね?
 そんなときは耳抜きもしにくいことが多いです。
 鼻のグジュグジュを止めるには身体の体温を上げるのがいいという経験的な思いがあり、体温を上げるには生姜湯と葛根湯がいいという経験的な思い入れがあります。
 鼻のグジュグジュが止まったら、ガムを噛んだり顎をカクカクさせて、鼻から耳への抜けをよくするといいですよ。

・その6 息が上がらないようにリラックス&丹田呼吸・腹式呼吸
 ハードなコンディション、アクシデント、激しい運動量、それらに見舞われるときってありますね。
 そんなとき、どうしても息が上がってしまうとか、息が浅く呼吸数が多くなりがちなんですが、そうなるとさらにアセるし、気持ちも動転するし、エアを喰うしでいいことはありません。
 自分が平常心じゃないなと自覚できたら、そのときは下腹に意識を集めて、腹式呼吸をしましょう。10数えて息を吐き、5数えて息を吸います。これを3~5回繰り返すと気持ちが落ち着き、息が荒いのが収まります。

・その7 ダイブコンピューターはでかいヤツを使う
 ダイコンっていろいろな種類がありますね。今流行なのは、腕時計と変わらないくらいのコンパクトなもの。これは人それぞれ好みがあると思うんですが、ぼくは表示のでかいヤツを使います。最近老眼で小さいのが見にくいということもありますが、海の中では見やすさが第一だと思うんです。
 あと窒素の残量を計算するアルゴリズムが何種類かあって、どのアルゴリズムを採用しているかも気にしています。

・その8 今日こそ死ぬかもなと思って潜る
 冗談じゃなく、ぼくは毎回潜るときに、今日こそ死ぬかもと思って潜ります。たまたまこれまでは幸運が続いてきただけで、今日はなにかとんでもないアクシデントが起きるかもしれないと思って潜ります。
 ちなみに相方にも、ダイビングに出かけるときは「できるだけ無事に帰ってくるようにするよ」といい残して出発します。















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自分の力だけで進むスポーツの魅力




 ランナーズハイという言葉がありますが、その感じよくわかります。

 サーフィン、スキューバーダイビング、セイリング、シーカヤックといくつかのウォータースポーツをしてきて、やはり自分の力でやるスポーツの方が性に合っているなと感じます。
 それに加えて、いつも違う自然の状況を判断しながら、自分の力の限界も見極めながら、頭を働かせてやるのもウォータースポーツの魅力です。

 特に、シーカヤックというのは、ひたすら同じ動作を繰り返すわけですが、ランナーズハイと同じような心理的状況になることがあります。
 一漕ぎ一漕ぎを意識して、それをずっと繰り返す、その行動が、無心になるというか頭がボーッとしてくる感じに繋がっていると感じます。
 一日に何時間も単調なパドリングを繰り返していると、だんだん自分がどこにいるのか、どのくらい疲れているのかわからなくなったりします。
 この不思議な感覚は一体なんなんでしょう。

 ジョギングやサイクリングですと、信号があったり、車が走っていたり、段差があったりで、その都度、意識が判断を迫られるわけですが、シーカヤックだと、そういう細かな情報がないので、より速く無心に近づくことができます。

 ときどきシーカヤックって面白いのかな?とあからさまに冷静に考えることがあるんですが、休日ごとに暇があれば、海へ出てパドリングしているのを、十数年も続けているんですから、面白いんだと思います。
 じゃあ何が面白いのか?

 ひとつは、広い海を進んでいく爽快感です。これは船に乗っていても感じられるんですが、シーカヤックはより目線が海に近いのがよろしいですね。

 ふたつめは、海況や気象を見ながら、自分のスキルの範囲で遊んで無事帰ってくるという判断力を求められるところです。自分の命がかかっていますから、真剣に適切な判断をしようとしますし、判断をするために取り乱さないような精神力を養うことができます。無事帰ってくることができたときは達成感があります。

 みっつめは、自分の力で進むことでしょう。エンジンがついている、たとえばクルーザーとか車などだと、自分がすごい力を身につけたように錯覚してしまい、調子にのってしまいます。尊大になってしまうと思うんです。よくいるでしょう、高速道路で速い車に乗って前の車を煽っている人が…あれって別にその人がすごいんじゃなくて車がすごいんですよね。前の車を煽っている人というのはたぶんそのことを自覚していないんじゃないかな?と思います。あるいは本当に急ぎの用があるかもしれませんけど…
 自分の力で進むスポーツ、それはたとえばジョギングだったり登山だったりシーカヤックだったりいろいろあるわけですけど、そこは自分の力がすべてなわけです。
 シーカヤックの場合、パドリングだけで進むわけで、自分の体力と相談しながら、状況を判断するわけですね。でも、一方で自分の体力だけキチンと把握していれば、必ず目的地へ到達できるわけです。このところが素晴らしいですね。
 これがたとえば車なんかだと、機会の調子がどこか悪くなってしまうと、そこから先に進めないわけですもんね。もしかしたら修理できるかもしれませんけど、今のテクノロジーの塊のような車を修理するのって、一般の乗り手にとってかなり難しいと思います。

 こんな面白さがあるから、ぼくは休みがあると、いそいそと海に出ていくのでしょう。




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海遊び人のリスクと機会に対する思い




 友人や職場の人と話していて、ときどきすごくギャップを感じることがあります。一方でそれは海遊びをする人と話しているときはほとんど感じません。
 ギャップのひとつはリスクのことで、もうひとつは機会というか時間とお金のことです。

 ひとつめのリスクは、海遊びをしない人、たとえば都会で暮らしていて休日は銀座とか渋谷に買い物に行くのが趣味みたいな人と話していると必ず話題にでることです。
 まあ、おおおざっぱにいうと、そんな人からすると「ウォータースポーツなんて危ないじゃん」ということです。確かに危ないですね。特にぼくのように荒れると喜んで海に出るようなヤツを見ていれば危ないと思うでしょう。ぼく自身、海に出るたびに「今回は無事に戻ってこれるかな」と感じつつ、出発するのですから…
 ぼくの周囲の海遊びをする連中は、そんなことをいったりしません。これまで感じたことがない喜びや感動や達成感を得るにはある程度のリスクは負わなければいけないと覚悟しているようです。
 自分がやりたいことに挑戦していくことこそ生きていることの証といったところでしょうか。
 短い人生を、安全に、こぢんまり生きてて楽しいのかよ、と思っているヤツがほとんどです。

 生きている限り必ず死ぬんだし、そのリスクはゼロにはならないと思うんです。ですから、次に出てくる発想は、リスクを極少化するか、どうせ死ぬんだったら自分のやりたいことをやろうと考えるかですが、そこで両者の考えの差が生まれてくるのでしょう。どちらが良いとか悪いとかではなく…

 もうひとつギャップは機会・時間とお金の関係です。
 連休が4日あって、そこで何かをしようという人とお金がもったいないから家でテレビを見ていようという人では考えや行動に大きな差があります。
 ぼくは大学生の頃から決めていることがあって、迷ったらやる、お金よりも経験ということです。さすがに借金まではしませんが…
 人生は一度きり、しかもぼくのようなおじさんが元気に海遊びをできる時間は残り少ないのです。
 なので、海遊びできる機会や時間があれば、なにはともあれやります。社会的なお約束は守りますけど…

 こういう考え方をする人間はおそらく一部だと思います。決して自分のような考えだけが正しいとは思いませんし、他人に勧めようとも思いません。
 ただ、そうでない考え方をする人と仲良くいられるわけではありません。
 どうしても同じ考えをする人と仲良くなるのです。
 なので海遊び仲間といると、前提となる価値観がある程度似ているので、居心地がよかったり、話が速かったりします。

 あなたはどうでしょうか?




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秋の一日、値千金




 この季節、風が爽やかで、空も高くて気持ちいいですね。
 夏のあいだはあんなに暑くて、湿気も多くてうんざりしていたのが、ほんの1~2ヶ月でまったく違った気候になってしまうんですから、日本の季節というのは面白いですね。
 10月と11月はぼくの海遊びにおいては、すごく大切な時期です。
 台風が来ない限り気候が安定しているし、西風もまだ強くない、北風も吹いていない、気温はほどよく、空気は爽やか、海の中はまだ温かい。
 スキューバダイビングよし、セイリングよし、シーカヤックよしとやることはたくさんあります。
 そんな感じなので、休日は1日たりとも無駄にしたくないというのが本音です。
 やむを得なく出張が入ったり、それほど親しくない人の結婚式が入ったりすると、ムムムという気持ちになります。
 秋の一日、値千金ですね。




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人口の少ない離島の旅が好きです



 離島好きです。
 ぼくがリアルタイムで知っているわけではないですが、昔、離島ブームというのがあったそうです。1970年代の頃から続いていたようです。
 ぼくの記憶の隅にあるのは、新島に若者が大挙して行っていたとか、与論島ツアーがやたらテレビCMで流れていたということです。

 実際、リアルタイムでぼくが島に行くようになったのは沖縄本島、石垣、宮古、伊豆大島、八丈島です。目的はスキューバーダイビング。
 そしてだんだんより人口が少ない離島に行くようなりました。

 多良間、西表、御蔵、小笠原父島、母島…

 行くのに時間がかかる人口の少ない島には独特の魅力があります。一方で手軽に行ける島は都会化してしまって少し残念です。旅行者のエゴ丸出しで恥ずかしいのですが…
 都会化してしまうというのは、いいたいことを正確にいっていない気がします。そうですねえ、島にいる客層が軟弱でチャラくなっていて、そういうお客を扱うために島の人もそれっぽくなっているのが残念という方がいいかもしれません。

 たとえば母島にいる旅行者と沖縄本島にいる観光客では、客層がかなり違います。前者は、自然とかツーリズムに対して気合いが入っているのに対し、後者は、ただの観光客です。
 たとえば沖縄本島や石垣島や八丈島は、東京から飛行機で1~3時間で行けます。3日休みがあれば、まあ楽しめます。それだけ手軽なんですが、そうすると島の感じというのは町とそんなに変わらない、ってやっぱり変わりますが、昔の石垣はもっとノンビリしていました。
 一方で小笠原の父島は東京の竹芝から船でしか行けませんし、船に乗っている時間は25時間です。そしてその船は通常1週間に1便しか出ないのです。つまり、6日間ないと父島には行って帰れないというわけです。さらに母島は父島から船で2時間かかります。
 これでは旅行者の層が違ってもしょうがないでしょう。

 それに人口の少ない島のよさというのは2、3日も滞在していると顔を覚えてもらえて、まあ、たいていみなさん優しいわけです。そこにずっと暮らすとなるとそれはそれでいろいろ煩わしいこともあると思うんですが、旅行している分にはその親密な感じは居心地がいいんですね。
 ぼくのこれまでの経験からいって、アットホームな感じが体験できるのは、人口が3000人以下で、できれば空港がない島です。それくらいだと、郵便局1つ、JAが1つ、雑貨屋みたいな商店が2つか3つ、飲み屋が数軒というのが相場でして、3日もいれば、同じ店に何度も行くし、島のメインストリート(って数百メートルの小径だったりしますが)を何往復もしているわけで、当然、島の人とも顔を合わせるし、挨拶するようになるし、そうなるとだんだんいろいろな話をするようになって、夜は飲みに誘われたりしてって、そういうのが楽しいんですね。

 そういうんじゃなくて、リゾートホテルに滞在して、プールで泳いで、エステやって、ホテルのバーで飲んで、後から考えると島の全体像はよくわからなくて、島のビーチに一歩も足を踏み入れなかった、足が汚れなくて潮臭くならないそんな旅が好き、という人もいると思うんですが、それはそれでいいと思いますが、ぼくはそういう人とは仲良くなれないと思います。

 人口が少なくて、空港がない島には、一種独特の閉塞感があって、それは守られ感というか、今、島にいる人の全容がだいたいみんな把握できている感じがあります。それは一方で匿名性がなくなるわけですが、そのメリットとデメリットは都会のマンションで暮らしているのと正反対に表れてくる気がします。
 都会のマンションで暮らしていると、隣の人が誰なのか、同じフロアの人がどういう人なのかわかりません。マンションのゴミ捨て場にルールを破ってゴミを捨ててもわかりません。自分が多少だらしがないことをやってもわからないという、悪い意味での自由さと無責任さがあります。そして一方で、すごく過密に人が住んでいるのに孤独を感じるということもあります。極端なケースでいえば、よくニュースで行方不明の人の遺体が山林で発見されたなんてことがあるわけですが、それって人が一人くらいいなくなっても誰も気にしない状況があるということなのかもしれません。

 人口が少ない島の特徴はそれと正反対です。
 誰がいつ何をやっているかはなんとなくわかる、だから各自はコミュニティのルールをきちんと守る。一方で誰かが困っていればすぐにわかるので、すぐに助ける。誰かが不意にいなくなるなんてことは考えられないわけです。
 そんな島では、家に鍵をかける人はいないし、車もキーはさしっぱなしだし、何か足りない道具があれば近所の人に貸してもらうし、収穫で人手が足りなければ手伝ってもらうということなのでしょう。
 ぼくはそういう中にいた方が安らげます。気持ちが楽になります。それはもしかしたら自分が歳をとったせいかもしれません。あるいはもともと自分の中にそういう性質があるのかもしれません。海辺の田舎町に住んでいるくらいですから…
 なかなか時間がないんですが、年に1度くらいはそんな離島の旅をしたいなあと思います。











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国内のダイビング旅で器材を送ってしまうときの豆知識



 スキューバーダイビング旅行に行くことがあります。
 海外もありますが、国内の離島が好きです。
 そんなときに荷物をどうするかということですが、国内旅行のいいところは、ダイビング器材をあらかじめ送っておけることです。
 その送り方は以前にも書きましたが、補足も兼ねてまた書いてみたいと思います。

エアでダイビングに行くときの豆知識

 ダイビング器材を送っておくと、エアの場合は荷物の預けとピックアップの時間が短縮できるのでいいですね。船旅の場合、チッキも同じですが、手続きとか船内で邪魔になったりとかの煩わしさがなくていいです。

 そして旅の移動では、ダイビング器材以外の手元の荷物だけを持ち運べばいいというわけですね。

 で、ダイブサービスか宿宛に送るわけですが、これはゆうパックの方がいいです。もちろん他の配送業者もいいと思いますけど…
 特に都会から離れた島嶼部に行けば行くほど、ゆうパックの方が割安になる気がします。それは距離と手間に比べると割安という意味ですが…
 まあ、たいてい他の配送業者よりも安いです。場所によっては、他の配送業者だと運んでくれないところもありますもんね。ぼくの実感では、多良間島と小笠原の母島でヤマトの宅急便がやっていて驚いた記憶がありますが、うろ覚えなので自信がありません。
 ぜんぜん根拠のない推測ですけど、島嶼部の方たちの生活面のことを考えて、意図的に割安になっているのではないかとぼくは考えています。

 あと送り方ですが、ダイビング器材はメッシュバッグではなくて、固い箱-別にダンボール箱でもいいと思います-に入れて送った方がいいです。積み卸しのときに雑に扱われて、レギュレーターとかゲージとかが傷ついたり割れたりすることもあるからです。実際ぼくは、マスクのフレームが割れたり、オクトパスのプラスチック部分が欠けたりしたことがあります。
 ぼくの場合、現地で移動しないときは、カー用品のラゲッジケースに入れて送ります。ただこれだと現地で移動するときに別にカートも持って行かなければいけないので要注意です。
 現地で移動することが確実なとき-たとえば島から島へ移動しながら旅をするとき-は、キャスター付きでハードケースの部分がついているダイビングバッグを使った方が楽かもしれません。送るのも楽、受けとって移動するのも楽、濡れ物も乾き物も入れられるのも楽です。

 で、送り状に内容物を記入しなければなりませんが、そこに「ダイビング器材」と書いてはダメです。郵便局の人に窓口で「ボンベは入ってないですよね」って尋ねられます。っていうか尋ねられました。最近はそれに加えて、「カメラなどの精密機器は入っていないですよね」とも尋ねられます。
 よほど運搬中の事故などで補償問題などが起きたのでしょうか?
 なので、「ダイビング器材(空気ボンベは含まず。カメラは含まず。)」と書くと、すんなり受け付けられます。
 ちなみに、ダイバー的にタンクは含まずと書くと、「タンクって空気ボンベですか?」って訊かれます。
 といっても伊豆とか、伊豆諸島とか、沖縄、石垣、宮古といったダイビングが当たり前の地域だと、郵便局の人も慣れたもので、こちらの準備がちゃんとできていなくても、郵便局側で気を回してくれます。  たとえば以前、少し濡れた状態のダイビングバッグを持ち込んだのですが、ビニール袋に入れてくれました。有料だったか、無料だったか忘れましたけど…
 そして「こわれもの」と「下積み禁止」を指定した方がいいです。

 というわけで、離島好きのダイビング器材送りの豆知識は以上です。次の議題は経営企画室から4半期計画の進捗状況についてです。








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他人はなぜ人が多いところへ行こうとするのか? ~あるいは独りでいる時間の効用~



 人混みが嫌いです。
 できれば人に会わず、広く静かな場所で日がな一日ボーッと過ごしたいなあと思っています。
 ぼくが海が好きなのはそういう性質も関係があるかもしれません。
 別に親しい友人と遊んでいる分にはイヤじゃないんですが、都会のようなよくわからない人が大勢、狭い場所にいるところが好きではありません。
 でもまあ、そういうのって、ぼくに限ったことではないんじゃないかと思います。

 一方で、海辺で遊んでいると、人は人がいないと寂しいのか不安なのか寄り集まる傾向があるように思います。

 そう感じた場面は多々ありますが、たとえばサーフィンをするときに、ぼくは好んで人がいないエリアでサーフィンします。そうするとサーファーというのは不思議なもので、後から次々に人が来ます。そこは別にサーフポイントじゃないんですけどね…
 たぶんこの現象は、あそこにサーファーがいる→いい波が立つのかもしれない、という心理によるものかなあと推測します。あるいは独りでサーフィンしていて流されたらヤバイから他人のそばでやろうという心理かもしれません。

 シーカヤックもそうですね。
 海辺には、シーカヤックやディンギーをよく見かけるエリアと全然見かけないエリアがあります。いろいろな原因があると思います。
 ひとつは、そこの地形や風向きなどの自然条件がそれらのウォータースポーツに向いているということ。
 もうひとつは、漁協など地元の理解が得られていること。
 もうひとつは、食料やガソリンなど生活物資が手に入る程度に便利なこと。
 もうひとつは、他人がいるから安心かもしれないということ。

 ぼくは、これも相変わらず、あまり他人がシーカヤックをしていないところでパドリングするのが好きです。必要な物資を車に積むなり、担ぐなりして、ゲレンデにたどり着き、そしてパドリングします。
 そういう状況が好きです。解放感と冒険している感と自分が怪我したりミスったら死ぬかもしれないという緊張感が好きなんだと思います。
 ときには地元の漁師さんにいぶかしがられたり、露骨に注意されたりすることもありますが、そういうときはこちらから声をかけて、なんとなく打ち解けます。自分でいうのもなんですが、経験的に、ぼくは漁師さんとか、農家の人とかに好かれることが多いと思います。 
 そしてここは人がいなくていいなあというところに何ヶ月も通っていると、だんだんシーカヤッカーを見かけるようになります。あれはとても不思議ですね。

 なぜ人が全然いないところが好きなのか?
 自分でもよくそう思います。
 自分独りで自然の中にいると、心のガードが外れていきます。そのガードは町では、やたら働いている、周囲への気づかいや、警戒感などです。ここでは仮に社会的配慮エネルギーと呼ぶことにしましょう。
 それが不要になるような気がします。。
 で、一度その社会的配慮エネルギーを割かない状態を味わうと、それまで自分がいかにそういう社会的な適応に力を割いて、自分自身を縛っていたのか、窮屈だったか思い知ります。で、社会的配慮エネルギーを必要とする状態がうっとうしくなるんですね。

 もう一方で、感覚が鋭敏になります。その感覚は周囲の自然の変化に向けられるものと、自分の心に向けられるものの両方があるような気がしますが、どちらも鋭敏になります。
 感覚の膜がはがれたような感じです。
 ぼくが勝手に思っているだけですが、他人がいる状態だと、自分の気に障るいろいろなことを見聞きするとイヤな気持ちになったり、腹が立ったりするので、無意識で感覚にカバーをかけているんじゃないかなという気がします。
 そのカバーがとれるんじゃないかと思います。それで感覚が鋭敏になるんじゃないかな?っと…

 まあぼくの感じたことなので、理屈はよくわかりません。ただ、ぼくは海遊びで独りになることが多くなるにつれて、街中や職場などで自分の感覚をONにしたりOFFにしたりできるようようになったと思います。
 それはたぶん、休日に本来の感覚の鋭敏さを取り戻して、そのまま街中に行ってしまうと、鋭敏すぎて耐えられないことを、自覚しだしたからではないでしょうか。

 なんだかんだ書きましたが、海に出て独りでいる時間があることで、よくあるいい方だと、リフレッシュできているんです。今ではその時間はとても大切なものになっています。
 忙しかったり、悩み事があったり、気持ちがワサワサしているときほど、独りで海にいると、気持ちが落ちつきます。
 ぼくはこれをグリーン・エクササイズを参考にして、ブルー・エクササイズと呼ぶことにしています。





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我が家の散水ヘッドの変遷 タカギ→グリーンライフ→海外製→グリーンライフ




 日々海遊びをしています。
 それで、たいしたことじゃなんですが、使いやすいとか不便だとかが微妙に気になるのが、屋外のホースとホースリールと散水ノズル?。散水ヘッド?(なんていうんでしょうかね)です。
 サーフボードやシーカヤックやダイビング器材を海で使って戻ってきたら、当然洗うワケです。キチンと手入れするのが、こうした道具を長持ちさせる基本ですもんね。
 で、手入れのイロハのイが水洗いだと思います。

 もちろんそれだけじゃなくて、草花の水やりとか洗車とかでも使います。

 あまり気にしていなかったんですが、使う頻度が高いので、使いやすいものを使うと「おおっ」とその効果に驚かされます。これまでの使いにくい製品を使っていたのが、意外にストレスになっていたんだと実感するわけです。

 我が家では、いまホースリールはメーカーがわからないんですがホームセンターで売っていた、ステンレスの30mくらいホースが巻けるでかいヤツを使っています。これはとても使いやすいです。なにせ錆びない、日光で劣化しない、巻き取りもスムーズで、文句なくこれからも使います。以前はホームセンターでホースとセットで売っていたプラスチック製の物を使っていましたが、これは巻き取りにくい、けっこう割れたりする、日光に当たると劣化して、2~3年でダメになるなど、ぼくのような海辺でくらして、ウォータースポーツをやる人の家ではやっていけない子でした。
 ホースはチューブの中に繊維が編み込んである丈夫で捻れにくいのを使っています。これも特に不満はありません。ちなみに繊維が編み込んでないチューブだけのだと、花壇の角とか、どこかに引っかけたりして裂けたり、穴が開いたりするので、丈夫なホースがいいと思います。

 さて、問題は散水ヘッドなんです。
 散水ヘッドは①ホームセンターで売っていた定番商品タカギという会社のプラスチック製のもの→②グリーンライフという会社のメタルセブンという、ヘッド部分がメタルな製品→③蓼科のバラクライングリッシュガーデンで売っていたプロ仕様のメーカーを忘れましたが海外製のガーデニング用散水ヘッド→④グリーンライフのメタルセブンという感じで、かなり変遷をしてきました。
 これがいいという物に出会っていません。

 あまり特定の会社を悪くいうのはよくないと思うのです。それにぼくの使い方が雑だったり、荒っぽかったりするので、普通に使っていれば問題が無いかもしれません。決してクレームというわけではありません。
 ①についてはプラスチック製を選んでしまったので、日光による劣化と、落としたりぶつけたりですぐにダメになってしまいました。②は丈夫は丈夫でしたが、握りの部分がプラスチックで、その部分が使っているうちに割れてしまいました。③については、握りの部分が握りの強さによって何段階かに水量が調節できるというもので、その複雑な機構が災いして、うちの場合砂がみして、動かなくなってしまいました。

 じゃあメタルヘッドを使ったらいいんじゃないかという意見があるとは思いますが、ぼくは海遊び道具を洗う以外に、洗車、庭の水やりと家の外壁洗いなどをやるので、何種類もの水の噴き出し方法が選べた方がいいんです。メタルヘッドではストレートから水を広げる調節はできますが、あまり細かい調節はできないですよね。

 なので、望むらくは②のグリーンライフのメタルセブンの握りの部分までメタルの製品が出てくるととてもうれしいなあと思うんですが、やはり、そんな特殊な使用方法をしている人なんて、そんなにいないでしょうから、きっと作ってくれないでしょうね。

 海遊びをしているみなさんは、どんな製品を使っていらっしゃるんでしょうか?











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