海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
スキューバダイビングのぼくなりの小技をまとめたりしました
スキューバダイビングをやります。Cカードをとって20年くらい経ちます。ランクはダイブマスターですが、本数はそんなに多くありません。
ダラダラと楽しいさだけを追い求めるだけのダイビングですが、さすがに長く続けていれば、小技というか自分なりに心掛けていることが出てくるものです。しかも自分は当たり前だと思っていてもダイビングに行った時に、一緒に潜った人から興味を持たれたり感心されたりすることもあって、「あぁ、これは他の人から見るとおもしろいことなのかも…」というようなことがあります。
今回はそういう「オレなりのこだわり」的なことをまとめてみたいと思います。
・その1 ブーツ+フィン
よくダイビングでうまい人は、MEWのフィンを素足で履いていたりします。ぼくも一時期使っていたことがあって、足とフィンとの一体感はすごくいいと思いますが、それでもブーツとフィンに戻りました。それはボートダイブなど岩場を歩かない場合であっても素足やソックスでは危ないときが結構あるということです。ぼくはラダーのネジで素足を切ったことがあります。なのでブーツを必ず履くようになりました。
ちなみにフィンはバックルがはずせるタイプを使っています。エキジットの時に簡単にはずせるからですね。昔のジェットフィンのようにバックルがついていないものは使わなくなりました。
・その2 コンソールは使わない
今はあまり見かけなくなりましたが、以前は、コンソールに残圧計とコンパスと水深計がセットになっていました。あれをぼくは使わないようにしています。
理由は、どれかひとつ(たいていコンパスが壊れる)が壊れると全取っ替えしなければならないから…もちろんメーカーによってそれぞれ別売りしているところもありますが、それでも値段が高かったりします。
あとは、ダイビングコンピュータが高機能になって、そこにコンパスも残圧も表示されるようになってきている今日この頃でございますから、別に重くてかさばるコンソールを付けなくてもいいじゃんという思いもあります。
・その3 マスクストラップカバーは使わない
みなさん潮の流れの速い海で潜ったことはありますか? あるいはボートエントリーの時にマスクがはずれたことは?
ぼくは潮の流れの速い海で、マスクがはずれそうになったことがあります。
マスクストラップってたいてい2本に分かれていますよね。あれってマスクがはずれにくいようにしてあると思うんです。それをカバーするというのは、なんというのかなあ…です。
・その4 軽く丈夫でシンプルな定番器材を使う
構造がシンプルな器材を使うようにしています。これはもちろん故障が少なく、もし故障しても自分で直せる可能性が高いからです。一時期BCで凝った作りの(たとえばマレスみたいなの)がありましたが、ああゆう器材は使いません。
丈夫であることも重要です。ダイビング器材で壊れやすいものといえば、ぼくの場合ダイブライトとコンパスですが、コンパスはSUUNTOを使っています。これは壊れにくくて、シンプルでたいへんよろしい、ハナマルを差し上げたい。
軽さは何かと重宝します。しかも同じ器材を使い続けるほどに「軽いものを買っておいてよかった」という思いが増していきます。ダイビング器材で重いものは、レギュレーターの1stと2nd、BC、フィンではないでしょうか。レギュレーターはどんどん軽い製品が出ていますし、BCも旅行用の軽いシリーズがあります。フィンはゴムよりもプラスチックの方が、好き嫌いは別として軽いです。
全部を合わせるとざっと2~3kgは違ってきますよ。
器材の中にはこれが定番というのがあります。
フィンならジェットフィン、BCならSPRO、マスクならマンティスという具合です。特に不都合がなくこだわりがなければ定番の器材を使うようにしています。というのもダイビング先、特に海外で器材のトラブルがあったときに、定番製品だとたいてい予備パーツが売っていたり、あるいはレンタル器材も定番製品を使っていて、その部品を借用したりということができます。ぼくも何度かそういう体験をしています。
・その5 鼻がつまっているときは、生姜湯と葛根湯
なんだかわけがわからないという方もいるかもしれません。ちょっと寒い時とか花粉アレルギーの方など、鼻がつまっているときとか、鼻がグジュグジュしているときってありますよね?
そんなときは耳抜きもしにくいことが多いです。
鼻のグジュグジュを止めるには身体の体温を上げるのがいいという経験的な思いがあり、体温を上げるには生姜湯と葛根湯がいいという経験的な思い入れがあります。
鼻のグジュグジュが止まったら、ガムを噛んだり顎をカクカクさせて、鼻から耳への抜けをよくするといいですよ。
・その6 息が上がらないようにリラックス&丹田呼吸・腹式呼吸
ハードなコンディション、アクシデント、激しい運動量、それらに見舞われるときってありますね。
そんなとき、どうしても息が上がってしまうとか、息が浅く呼吸数が多くなりがちなんですが、そうなるとさらにアセるし、気持ちも動転するし、エアを喰うしでいいことはありません。
自分が平常心じゃないなと自覚できたら、そのときは下腹に意識を集めて、腹式呼吸をしましょう。10数えて息を吐き、5数えて息を吸います。これを3~5回繰り返すと気持ちが落ち着き、息が荒いのが収まります。
・その7 ダイブコンピューターはでかいヤツを使う
ダイコンっていろいろな種類がありますね。今流行なのは、腕時計と変わらないくらいのコンパクトなもの。これは人それぞれ好みがあると思うんですが、ぼくは表示のでかいヤツを使います。最近老眼で小さいのが見にくいということもありますが、海の中では見やすさが第一だと思うんです。
あと窒素の残量を計算するアルゴリズムが何種類かあって、どのアルゴリズムを採用しているかも気にしています。
・その8 今日こそ死ぬかもなと思って潜る
冗談じゃなく、ぼくは毎回潜るときに、今日こそ死ぬかもと思って潜ります。たまたまこれまでは幸運が続いてきただけで、今日はなにかとんでもないアクシデントが起きるかもしれないと思って潜ります。
ちなみに相方にも、ダイビングに出かけるときは「できるだけ無事に帰ってくるようにするよ」といい残して出発します。
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