海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
CRC556とCRC666の違いって何?
今回はおもいっきり宣伝みたいになってしまいますが、KURE556でお馴染みの呉工業が作っている潤滑剤について書きます。
海遊びをする人にとっては、身近で便利な製品です。塩ガミ、錆び、何かをスムーズに動かしたいときにはよく使いますよね。
ぼくも、何かと使う機会が多く、いつも常備されている製品のわりにちゃんと使い方を知らないな、って思いました。
呉工業のホームページからいろいろ引用させていただいて、そのあたりをはっきりさせちゃおうと思います。
以前、海遊びをする人には重宝なCRC666っていうのがあるという文章を書きました。
で、CRC556との違いを調べてみると…
【CRC666】
船舶をベストコンディションに保つ、マリーン用の防錆・防湿・潤滑剤
用途
●船舶の電気・電子装置、金属パーツ、マリーンレジャー用品の防錆・防湿・潤滑・保護。
商品説明
●あらゆる船舶の電気・電子部品、船体の金属パーツに防錆・防湿・潤滑性能を発揮します。
●水置換性にすぐれているため金属表面などに付着した水分や湿気を強力に除去します。
●金属表面に薄くしかも強固な被膜を形成し、腐食やサビの発生を防ぎます。
●消防法分類:第3石油類、危険等級III
【CRC556】
用途
●自動車、オートバイ、自転車、電気製品、スポーツ用品、電動工具、精密機械、工作機械、計器類、戸車、ヒンジなどの金属部分の防錆・潤滑・清浄・防湿
商品説明
●あらゆる金属の防錆。あらゆる可動部の潤滑。電気系統の除湿・防湿。電気接点の洗浄など、さまざまな用途ですぐれた性能を発揮します。
●強い浸透力で金属表面の水分を置換し、薄い被膜を形成することで、すぐれた潤滑性と防錆性を発揮します。
CRC556のQ&Aによると…
Q:5-56にはRoHS指令対象禁止物質は含有されていますか?
A:5-56には鉛およびその化合物、六価クロム化合物、カドミウムおよびその化合物、水銀およびその化合物、PBB(ポリ臭化ビフェニール)類、PBDE(ポリ臭化ジフェニールエーテル)類は含有されておりません。
Q:5-56に固体潤滑剤や研磨剤は含有されていますか?
A:5-56には固体潤滑剤や研磨剤は含有されていません。
Q:5-56にシリコーンオイルは含有されていますか?
A:5-56にはシリコーンオイルは含有されていません。
Q:5-56に塩素系物質は含有されていますか?
A:5-56には塩素系物質は含有されていません。
Q:5-56には有害物質が含まれていますか?
A:毒劇物取締法、PRTR法に該当する有害物質は含まれておりません。
とのことです。
すごくちゃんと納得したわけではないですが、少し納得しました。
これまでどおり、海っぽい用途が多いぼくは、CRC666を使えばいいんだ、っていうのが結論です。
ちなみにこんな文章も書いてますので、もしアレでソレでしたらご覧くださいませ。
→CRC556のPBがカインズで売っている
→ダイビング器材のヒヤリ・ハットをまとめてみました
えーっと今日はこんな感じです。

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海バカが海に癒されている日々
海辺の田舎町で暮らしています。
それはぼくが釣りバカ日誌の浜ちゃん程度には「海バカ」だからです。「さすがに浜ちゃんには叶わないかなー」なんて、頭を掻いている場合ではありません。
そんなぼくは平日は東京にある会社まで毎日片道2時間かけて通っているんです。平日は割とつまらない暮らしですが、休日はとても充実しています。なんといっても大好きな海がそばにあるんですから…
家の窓からは海が見えるんですが、日常のふとした瞬間に海が見えると嬉しくなります。それはたとえば洗濯物を干すとか、カーテンを開けるとか、ダイニングテーブルでコーヒーを飲んでいるときとか、まあ、そういうよくある生活の一面です。そういう瞬間瞬間に海が見えるというのは、ぼくにとっては結構な喜びなんです。
ぼくはウォータースポーツをやるので、海が見えると、波の高さとか、うねりの様子とか、潮目がどうかとか、潮汐とか、風向きとか…もういい加減やめておきますが、そういう諸々のことをチェックしてしまいます。それは条件反射的にそうなるわけで、頑張ってやっているわけではありません。
これは30年以上もウォータースポーツをやってきた「海バカ」の習性なのかもしれません。
予定(たいてい雑用だけど)の入っていない休日で、海が荒れていなければ海に出ます。
スキューバダイビングをしたり、スノーケリングをしたり、サーフィンをしたり、シーカヤックをしたりするんですが、そういうときはビーサンをつっかけて浜まで行って、もう少し詳しく海況をチェックして、今日やるウォータースポーツを選びます。
そのときも割と嬉しい瞬間です。ちょっと海の男っぽく、短パンのポケットに手を突っ込んで、目を細めて海を眺めたりします。ただ、たぶん他人から見ると、海をボーッと見ている、だらしない格好をしたオジサンにしか見えないでしょう。
少し話が変わりますが、ぼくの勝手な思い込みかもしれませんけど、海に入ると体調がよくなる気がします。ぼくは花粉症がひどいんですが、アレルギー体質っぽいので、海に入ると鼻・喉・皮膚のアレルギーっぽい症状が緩和されます。
特にスキューバダイビングやスノーケリングをやった直後に、緑色のドロドロの鼻汁がかなりの量出て、鼻がスッキリ通って、鼻水やくしゃみが出なくなります。もしかしたら蓄膿の気があるのかもしれません。それくらい大量の鼻汁が出るのです。それから痰も出てしまって、喉もスッキリします。ちょっと汚い話になってしまいましたが、本人としてはスッキリして気持ちがいいんです。皮膚も乾燥するとすごく痒くなるんですが、それも緩和されます。
もし同じような症状でお悩みの方は、海でスノーケリングをしてみることをオススメします。
こんな風に日々海を眺めてはニンマリ癒されているオジサンで、客観的に見るとかなりキモい状況なのですが、本人はそれで幸せなのでそれでいいんです。これからも元気なうちは、そんな日々を過ごしたいと思っています。

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ハードな海況でウォータースポーツをすることについて
ぼくはスキューバダイビングやサーフィンやシーカヤックをやります。スキューバダイビングとサーフィンについては、大学生の頃から始めたので、もう30年以上やっていることになります。思えば遠くへ来たもんだ、オジサンになるはずです。
で、やっぱり海でやるスポーツなので、海の状況の影響を受けます。波のあるとき、風のあるとき、潮の流れのあるときなど注意しなければならないことが結構あります。30年以上ウォータースポーツをやっているので、そんなこたぁわかってらいと思いつつも、ときどき危ない目に遭うことがあります。
たとえばシーカヤックで海に出るときです。
朝、海に出るときは海が穏やかだったのに、午後になったら急に強風が吹き始めて海が大荒れになって、ほうほうの体で、なんとかエスケープする浜に辿り着いた、なんてことがあります。シーカヤックをやっている方はお分かりだと思いますが、荒れた海でシーカヤックをすることには、沈をするリスクと流されるリスクと上陸するときに波を受けてひっくり返ったり、最悪の場合シーカヤックが折れたりするリスクがあります。
荒れた海で沈をすると、ロールといって起き上がる技を駆使すればいいんですが、これも失敗すると、沈脱というんですが、いったんシーカヤックから抜け出て、海上でもう一度シーカヤックに乗り直す必要が出てきます。ご想像のとおり、波の高い海上でシーカヤックに乗り直すのはそんなに簡単なことではありません。最悪の場合、シーカヤックにしがみついたまま波に翻弄されながら流されるということになります。
懲りない海バカを自認するぼくは、スキューバダイビングでも何度も怖い目に遭いました。というかスキューバダイビングの方が怖かったことは多いですね。
たとえば魚に夢中になってタンクのエアが少なくなって、浮上してエキジットするのにギリギリだったとか、ダイビングボートからエントリーして潮の流れが強くて、潜る前に流されたとか、それらについて語るとかなり長くなってしまうので過去に書いた文章を引用しますね。
「そんなに危ない目に遭っているのにどうしてウォータースポーツをつづけているのか?」と友人から尋ねられたことがあります。常識的に考えればそういう疑問が湧いてくるでしょうね。100%その友人の方が常識的です。ぼくも同感です。でもぼくはやってしまうんです。
自分でも不思議なんですが、過去に痛い目に遭ったのに、また海に出てしまうんです。とはいえ、理由はなんとなく自分ではわかっているんです。ハードで厳しい海況のときこそ、自分の頭脳や肉体がフルに働いている実感があるんです。
角幡唯介さんが著書で「ギリギリの状態に追い込まれたときのヒリヒリする感じ」というような主旨の表現をされています。角幡さんはその「ヒリヒリする感じ」を肯定的な、生きている証というような文脈で書いておられました。ぼくは角幡さんほど探検的・冒険的なことをしているわけではありませんが、危険な場面に直面した時、頭脳と身体を精一杯使って、死から逃れようとしている感じには共感できる気がするんです。
「あぁ、今オレは死にそうだけれど、生きているんだな」と自分の生を実感するんです。そしてそれを乗り越えて、生きて陸に帰って来たときに、すごい達成感があるんです。「とても充実した時間を過ごしたな」という感覚があるんです。
それがぼくが懲りずに海に出ていく理由なのかなあと思ったりします。普通の人に海バカと呼ばれてもしかたがないでしょう。
おそらく普段の町の暮らしでは、余程のことをしないと死から逃れるために自分の頭脳と身体を極限まで使うことはないと思うんです。そういう意味で今の日本で普通に生活している分には、自分の持っている力の半分も使っていないんじゃないでしょうか。ぼくはそういうぬるま湯的な暮らしに、ときどき飽きてしまうんでしょう。
だから危険かもしれないとわかっていても、海況の悪い海に出ていってしまいます。
ぼくは疲れたときは海でボーッとしています…
日々の仕事っていろいろな事が起きますよね。
ミスだったり、アクシデントだったり本当にいろいろ…
ミスでも自分のミスのこともあれば、同僚や部下のミスのこともあるし、自分が悪くなくても、上司や取引先が変な事いいだしてグチャグチャになったりして、なぜ、日々だいたい同じ仕事をしているのにこんなにいろいろな事が起きるんだろうと、疑問に思ったりします。
そんなことが起きまくっていると、さすがに疲れてくるわけで、しかもその疲れって、身体の芯の方からくるグッタリするような疲れだったりします。
そんなときぼくは海に行きます。といっても何もなくても休日には家の前の海には行くんですが、特に意識して海でノンビリするようにしています。
目の前に広がる大きな青い海と青い空を眺めながらボーッとしていると、身体の芯の方の疲れが少しずつほぐれてくる気がします。そしてグッタリするような疲れが少しずつなくなっていく…気がします。
ぼくが海好きだからかもしれませんが、海を見ているだけで気分転換できるんですよね。科学的にどんなメカニズムになっているのかわかりませんし、興味もないんですが、事実として、ぼく自身の気持ちはラクになっているわけで…不思議です。
ぼくは海辺の田舎町に引っ越して30年くらい経つんですが、いろいろあって疲れてくると、こうして海でノンビリして疲れをとるようにしています。
そのときはスキューバダイビングとかシーカヤックなどのウォータースポーツはやらないで、ビーチにアウトドアチェアを持っていって、ただただボーッとします。
海の風景と潮風と波の音に包まれていると、ちょっとウトウト居眠りしちゃったりするんですが、目が覚めると疲れがすっかりなくなっています。本当に不思議。なんなんでしょう…

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◆癒しに関する本をピックアップしてみました

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海辺の土地の見極め方・分類方法について~海辺に住みたいと考えている方へ~
この文章を読んでいる方の中には、「これから海辺に引っ越したいな!」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、一口に海辺といってもいろんな土地があります。「どこを選んだらいいの?」と思っている方に参考になればと思い、この記事を書きました。
以前にも海辺に住みたい人にとってどのような立地を選ぶかについていくつか記事を書いていますので、もしよければご覧ください。
その際参考にさせていただいていたのが『いつかは海辺の家で暮らす』という本です。著者である加藤さん・植村さんは、海辺の家のロケーションをA-1・A-2・B-1・B-2の4パターンに分けています。
Aは海岸線に建つ場合で、Bは海岸線ではないが海まで徒歩圏内と大きく分かれます。
A-1は平地にあって目の前が海の家
A-2は崖っぷちなどの高台にある家
B-1海辺から内陸に少し入った家
B-2海辺から内陸に少し入った高台の家
これは画期的で合理的な分類ですね。自分が住みたい土地のイメージを明確にするのと、実際物件を探す際に、不動産屋さんに伝えやすいというメリットがあります。
で、ぼくは自分の好みの立地を考えていくうちに、もう少し他の要素があるんじゃないかと思いました。
加藤さん、植村さんのアイデアをパクったとか剽窃したとか、そういうことではありません。
アイデアを発展させた!という感じで受けとっていただきたいと、かように考えるわけであります。
あるいはお二人にインスパイアされた!と意味なくカタカナなど使ってオシャレなイメージにしちゃいましょう。
a:海岸からの距離
b:高さ(標高)
c:陸の地形(平野か山が迫っているか)
d:海の地形(砂浜か磯かなど)
e:土地の用途(宅地か山林か農地かなど)
f:町からの距離(市街地か田舎か)
g:その他
これらの要素があるとぼくの住みたい立地がある程度表現できるのです。
そしてaからfそれぞれにさらに要素があります。
それを1から順に番号を振ってみます。
ちなみにぼくの好みの立地を表現してみると…
a1:b2:c2:d2:e2:f2
ということになります。
ぼくは海に近くて、標高が20m~30mくらいの斜面か丘で、山地かリアス式の土地で(平野はあまり好きではありません)、小さな砂浜と磯があって(そういう砂浜はたいてい両端に磯や岬があるので)で、山も近くて、あまり建て込んでいない田舎が好きです。
その他の好みとして、海から家までの間に道路が通っていないところが好きです。湘南の134号線のような大きな道が通っているような土地は好きではありません。海と隔てられている感じがしますし、海に行くのにいちいち信号とか横断歩道とか面倒くさいじゃん。
また、家から海まで階段がない場所が好きです。スロープになっていると、海遊び道具をカートに載せて運べるからです。
それから(まだあるんですよ)家が道路のどん詰まりになっているところが好きです。なぜならその道を通る人が必ず自分の家に用があるからで、通過するためだけの人が通りません。そういう土地ってすごく安心感があるし、プライバシーが保てるんですよね。
さて、それでは各要素の長所・短所について、ぼくの考えをまとめます。
a:海岸からの距離
この項目は海好きな人でも、ウォータースポーツをやる人か、海を眺めるのが好きな人かによって好みが出ます。
ウォータースポーツが好きな人なら、海に近い方がいいでしょう。ちなみにぼくの経験では、徒歩5分以内でないと、サーフボードやシーカヤックなどを運ぶのが億劫になります。
ただし、海から近いと塩害、砂の害、津波など心配なことも増えます。ぼくの知り合いで海岸べりの防波堤のギリギリのところに家を建てた人がいますが、ちょっと海が荒れると家全体が潮をかぶってしまうそうです。この人なんかは海辺に住んでいるというより、もはや海に住んでいるといっても過言ではない、苦しゅうない、近こうよれ、よっしゃよっしゃ、あっぱれあっぱれ…
一方、海からあまり離れてしまうと、それってもう海辺じゃないじゃんということになり、何のために海辺に移住したのかわからなくなります。なので離れるといっても徒歩で20分以内じゃないの?というのが、ぼく的な目安です。
b:高さ(標高)
これはイメージしやすい項目ではないでしょうか?
海辺の高台に住むと眺めがいいもんねー、てなことです。
ただ注意が必要なのは、ウォータースポーツをする人で大きな道具を運ばなければならないような場合、たとえばシーカヤックとかウインドサーフィンとかセイリングとかですけど、そういう場合はあまり急で標高の高いところに住むと、海に行くのが億劫になります。いえいえ、海に行く時は下りだからまだいいんですが、海で遊んで家に戻るときに坂道を登らななくてはならず、立地によってはたいへんなことになります。
熱海はずーっと上の方まで別荘地が続いていますが、あまり上の方は海辺という感じがしませんもんね。
ぼくが海辺で土地を探すとしたら、aとbのバランスに一番こだわると思います。
ぼく的にはウォータースポーツをしますので、海辺に近い方がいいなあと…
一方、家にいるときも海を眺めたいので、ある程度高台に住みたいのです。なので、ウォータースポーツの器材を運ぶのに苦にならない程度の高台(標高20mとか30mで緩やかな坂道って好みがいちいちうるさいでしょう)で、海まで徒歩3分以内という立地が理想です。

c:陸の地形(平野か山が迫っているか)
地形ってけっこう大事です。タモリさんほどじゃないですが、ぼくも結構地形好きです。
茅ヶ崎とか九十九里みたいな土地って、海からほとんど標高が上がらず、平野がズーッと内陸まで続いています。そういう土地が好きな人もいます。
平野のいい点は、家が建てやすく、移動が自転車とか徒歩でラクラク・ランランというところ。悪い点は津波が来たとき、逃げる場所がないということです。あと、たいていそういうところって家が建てやすいので、建て込んでいるんですよねー。それに竜巻が起きやすい場所ってたいてい平野です。
ぼくは海が好きですが、山や森も好きで、見た目に変化のある地形が好きです。そういう点で平野は好きではありません。
一方、熱海とか熱川とかって山が海に迫っている地形で、平野がほとんどありません。ぼくはこういう土地の方が好きです。
山が迫っている土地のいい点は、眺めの良さが期待できるということ、森になっていることも多いので緑が豊かで鳥なども多く、田舎暮らしをしている感が満載です。悪い点は坂道が多いので移動がたいへん、平地が少なく住む場所が少ない、崖崩れがあるかもしれない、地形によっては風や雨が多いかもしれないということです。
そしてリアス式の海岸というのは、志摩とか有名ですね。油壺なんかはリアス式海岸ではないかもしれませんけど、そういう雰囲気を醸し出していますが、入り江がたくさんあって、丘から海までドロップオフ的にストンと下がっている立地です。陸地は山というより丘というのが相応しい高さだといえます。
リアス式の海岸のいい点は入江がたくさんあり、水深も深くなっているので、天然の良港になりうること、変化に富んだ地形が楽しめることです。悪い点は平地が少なく住む場所が少ないこと、坂が急なことでしょう。
また、島もこの項目に含めてもいいでしょう。ぼくも島好きですが、島は島ならではのよさがあります。一方陸続きではないので、交通の不便さはあります。
d:海の地形(港か砂浜か磯かなど)
サーフィンをする人は海が砂浜になっている方がいいですよね。一方スキューバーダイビングやスノーケリングをする人は、磯や珊瑚礁になっている方がいいでしょう。また釣りやボートやセイリングをする人は港があった方がいいかもしれません。また複数の要素が近接している立地もあるかもしれません。
珊瑚礁なんて憧れますが、沖縄とか小笠原とか海外が選択肢に入ってきて、ぼくはちょっとそこまでは…という感じです。
ちなみにぼくはそんなに長くない砂浜が好きです。そういう砂浜はたいてい両端が磯か岬になっているので、砂浜と磯両方を備えていて、ぼくのようにサーフィンもするダイビングもするという人にはピッタリの地形です。
e:土地の用途(宅地か山林か農地かなど)
いわゆる不動産関係の人が地目と呼ぶ項目です。不動産を買う場合、気になる項目ですが、ここではその土地周辺の雰囲気も指します。地目が宅地ならばだいたい一帯が住宅地で、家が建て込んでいたりします。上下水・電気などのライフラインはキチンと整備されていたりします。暮らしやすいですよね。
山林や農地だと、周囲に家のない土地かもしれません。また、場所によっては水道と電気を引かないといけないかもしれません。
家を建てるときも宅地なら問題なさそうですが、別に山林でもその分安くていいという方はそれでもいいでしょう。一方、農地だと家を建てる際に制限がありますから、そこは要チェックでしょう。
f:町からの距離(市街地か田舎か)
田舎暮らしをしたい方は、あまり建て込んだ市街地を好まないかもしれません。一方、生活の利便性を考えると、スーパーや病院などが近い方が便利です。自分の好みをはっきりさせるか、あるいはバランスをとるか、自分の考えを整理した方がいいのではないでしょうか?
ぼくは今近くのコンビニまで車で10分、スーパーまで15分程度のところに住んでいますが、別に不便ということはありません。好みとしてはもう少し不便なところでもいいかなーと思っています。スーパーまで車で20~30分くらいならぜんぜん許容できます。
今は、宅急便や郵便の配達がしてもらえるところなら、かなりの生活必需品がネットで注文できるので、その辺は思い切って田舎に住むという選択もありですね。

g:その他
これについては、先ほど書きましたが、海から家までの間に道路が通っていないところ、とか、家から海まで階段がなくてスロープになっている、とか、家が道路(できれば私道)のどん詰まりになっているところ、といった好みがあります。
おそらくこれは人それぞれいろいろあるんだと思います。
四角い土地がいいとか、南向きじゃなきゃだめとか…
さてさていろいろ長く書いてしまいました。
これらの分類は、細かくて面倒くさそうですが、自分の理想の海辺の立地を明確にできるというメリットがあります。
もしあなたが海辺への移住を考えていらっしゃるなら、そして自分の理想の立地がイマイチはっきりしていないなら、上の分類を参考にご自身の希望を明確にしてはどうでしょうか?
湘南といわれる地域について
湘南といわれる地域に住んでいます。
湘南というと、大磯から秋谷あたりの海に近いあたりを、ぼくは勝手にイメージするんですが、これは人によっていろいろ考えが違うようです。誰もが納得するエリアは、平塚、茅ヶ崎、藤沢、鎌倉、逗子、葉山あたりだと思うんです。
でも、湘南に住んでいる人で、湘南という言葉を使う人にはあまり会ったことがありません。
「わたしは茅ヶ崎に住んでいます」「逗子にお気に入りのカフェがあります」などと使うことが多い気がします。地域を特定して使うことが多いし、みなさんそれぞれ自分の住んでいる町に誇りを持っている様子がうかがえます。
といいますか実際はもっと細分化されていて「わたしは七里ガ浜に住んでいます」とか「わたしは披露山に住んでいます」というように細かく地名をいう場合もあります。特に高級住宅地に住んでいる人ほどその傾向が強いのかな〜と…
まあ、それは東京でも同じですよね。
それぞれの人が自分の住んでいる町に誇りを持つのは、おそらく悪いことではないでしょう。
◆湘南のことを扱っている雑誌をピックアップしてみました
『湘南スタイルmagazine Vol.100 2025年2月号』
◆湘南のことを扱っている雑誌をピックアップしてみました
『湘南スタイルmagazine Vol.100 2025年2月号』

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みんなと行く海・独りで行く海
海へ行くこと・海遊びは楽しいものです。
大学生の頃は、夏休みに友達と連れだって海へ行ってバカ騒ぎをしました。思えば能天気なバカ学生でした。
その後も会社の海好きな人と一緒に海に行ったり、スキューバダイビング仲間と一緒にダイビングに行きました。
みんなで海に行くのは、楽しいものです。誰もが海という環境で開放的になっていて、普段とは少し違ったオープンな付き合いができるような気がします。
一方でぼくは独りで海に行くのも好きです。
マイペースに自分の行きたいところへ好きなように行けるところが魅力です。
独りで海に出るということは、危ない状況になっても、自分の力で生き抜くしかないので、そういうギリギリな感じも好きです。
独りで海にいると、いろいろなことをじっくり考えます。自分の来し方行く末のこと、家族のこと、仕事のことなど、普段考えないことを海を眺めながら考えます。
普段独りでじっくりあれこれ考える時間はあまりないので、ぼくにとっては貴重な時間です。
それに海という開放的な場で、物事を考えると、いい方向に考えが展開していくので、悩んでいるときなどはとてもいいんです。
深刻に悩んでいたことが、海を前にするとちっぽけなことに思えてきて、悩みが軽くなったり、解消したりします。
生きていられるだけで幸せです
相変わらず休日になると海に出て遊び呆けています。
海に出て、海から陸の景色を見たりして、なんとなく思うのは、生きていられて、とりあえず仕事もあって、病気もせずにいられて、突然どこかの国からミサイル攻撃も受けずにいられて、それって幸せだな、ということです。
というのも海では危険なこともたくさんあって、実際海難事故で亡くなる方もいて、ぼく自身もこれまで「あぁ、これは死ぬな」という場面に何度も何度も遭遇してきました。
というか、それぐらい自然の中に飛び込んでいかないと、自分が生きてウォータースポーツをやっている実感が抱けないという面もあります。
ハードな海況でウォータースポーツをして、自分の頭と身体をフルに使って、なんとか無事に帰ってくるそのギリギリな感じ、スリルという言葉ではちょっと軽いんですけど、自分の限界までやりきって生きて帰ってくる感じ、それが味わいたくてぼくはウォータースポーツをやっている気がします。
なので、海から無事帰ってこられると、生きていられるだけで幸せだな、って感じるんです。
ぼくだって老後のお金の心配とか、健康の心配とか、それはもちろんあるんですけど、心配しだしたらきりがないし、自分でできることは限られているし、そのときはそのときかなーなんて、気楽に考えるようにしています。
石垣島旅行で思ったこと…町と自然のギャップの大きさが魅力ですね
以前、石垣島にダイビング旅行に行ったことがあります。ぼくは南の島が大好物でして、長い休みが取れるときは、国内外問わず南の島に行ってしまいます。その様は鮭が生まれた川に戻って来るようだという人がいるとかいないとか…そもそもぼくは南の島で生まれてないから、その喩えは合ってないじゃないかというか、まあそんな感じです。
石垣島に行って、最初に感じたのは、市街地はとても発展していて、手に入らない物はないくらい日用品のお店が充実していて、三浦半島の田舎町に住んでいるぼくの家付近よりも便利なんですが、車で5分くらい町から離れると、熱帯特有の豊かな自然があって、その落差が印象的な島でした。
ぼくが好きなのは、人口が数千人以下の小さな離島ですので、人口5万人の石垣島はちょっと都会な島だと感じました。
ちなみに国内でぼくが好きな南の島ランキングは…
1位:母島
2位:多良間島
3位:与論島
4位:父島
という感じです。
どこもこぢんまりとしていて、時間がゆっくり流れているように感じられ、人もノンビリしていて優しかった思い出があります。
人口の少ない島大好きです。実際に住んでいる方はいろいろご苦労があるとは思いますが…
石垣島は、珊瑚のリーフの美しさが印象的でした。一時期は珊瑚がひどくダメージを受けたと聞いていたんですが、だいぶ復活したんでしょうか?
何度も思うんですが、珊瑚礁の島のリーフの内側の海の色って、なんであんなに綺麗なブルーなんでしょう。しかも場所によってブルーの色合いが違っていて、海が見える場所を通ると車を降りてしばらく眺めてしまいます。
ぼくは動植物の知識はないんですが、それでもアカショウビンやカンムリワシやリュウキュウコノハズクなど有名な鳥ををしばしば見ることができました。
石垣島ならではの食べ物で、石垣牛はもちろん、ブラックじゅーしーかまぼこやゆし豆腐や石垣そば(沖縄そばと少し違う)などなど、いろいろあって、それを食べるだけでも楽しみです。
東京の羽田空港からトランジットなしの1時間30分くらいで、こんなに豊かな自然に接することができるなら、これは旅行先として人気が出るよなーと思いました。でもぼくが行くとしたら、たとえトランジットがあっても、もっとこぢんまりした島にしてしまうと思います。
スキューバダイビングについて書くのは別の機会にしたいと思います。書くことが多すぎて長くなってしまいそうですから…
ずっと海にいたいです!
海辺に暮らしていると、季節によって海にいるのがとても気持ちがいいときがあります。というか、ぼくのような海バカは、年がら年中海に出ているわけですが…
気持ちがいい時季というのは、春と初夏と秋なんですが、気温が暑くも寒くもなく、湿度も高くなく、爽やかな潮風が吹いて、海にいるのが気持ちいいんです。
休日で、そんな天気のいい日にあたれば、ぼくは(ときには妻も)アウトドア用のチェアとテーブルとタープ(主に妻が同行するときに持っていきます)とバーナーとカップとちょっとしたお菓子やサンドイッチを持って、海に行きます。といっても家から歩いて3分ほどですが…
目の前には広い海と青い空が広がっていて、潮風が吹いて、なんだかとても気持ちがいいんです。ありきたりな表現ですが、癒されます。なので、午前中からビーチに行って、午後3時、4時頃まで居たりします。
で、家に帰ったらお風呂に入って、デッキでビールを飲むというのが、ぼくの休日の過ごし方ゴールデンパターンということになります。
ちなみに気持ちがいい季節に入っていなかったんですが、夏も夜なら気持ちがいいんです。なので、夏は、夕方から夜にかけて、近所のビーチにある海の家に行ってビールを飲んでから、家に帰って夕食を食べたりします。夕暮れになって、空の色がグラデーションがかかって、様々な色に変わっていきます。海からの潮風も暑さを紛らわしてくれて気持ちがいいんです。だんだん暗くなってきて、波の音だけが響く時間になると、酔いもちょうどよく回っているので、家に帰ります。
ぼくもだいぶオジサンになってきたので、あと何回くらい元気に、気持ちがいい海辺の時間を過ごせるんだろうと考えたりします。たぶん3桁にはいかなくて、2桁台だと思うんですが、そう考えると、海辺にいる時間がとても貴重な時間に思えてきます。

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