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海辺でノンビリした時間を過ごす意味




 ぼくは休日ノンビリ過ごすのが好きです。端から見ればただ単に怠惰なだけかもしれませんが、自分としては、結構重要な意味があります。
 平日は、仕事で時間に追われているわけで、ぼくの時間は、組織のため、他者のために流れていきます。残念ながら自分の思いどおりには使えていません。ぼくの時間は他者のペースで流れていきます。
 休日も家族とどこかへ行くとか、家のメンテナンスをするとか、自分のやりたいこととは別なことをする場合は、この時も時間は他者のために流れていきます。家族を他者というのは少し違うかもしれませんが、少なくとも純粋に自分のためには流れていません。
 そして往々にしてぼくの場合、何かに追われるように物事を処理せずにはいられず、自分で自分の首を絞めている形になります。
 休日にノンビリするということは、というかぼくの場合それは、海を眺めながらボーッとするということなんですが、自分のために時間を使うという意味があります。
 その時間だけは他のことを考えないで、ゆったりノンビリ時間を過ごします。
 そうすることで自分のペースを取り戻すことができ、リラックスでき、焦りから解放されます。その時間を週に1、2回取ることで、ぼくはなんとかココロのバランスボールをとっています。
 休日ノンビリ過ごすことは、ぼくにとってはマインドフルネス的な効用を持っていて大切な時間です。



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走錨注意報について



 海上保安庁の無線を聞いていると、ときどきというかよく走錨注意報という言葉がでます。これは、風が強いので、錨を降ろして停泊している船が動いちゃうかもしれないから気をつけろ、という注意です。

 で、ぼくは錨を降ろすような船は持ってませんが、シーカヤックをやるので、この注意報を海の荒れ具合の目安にしています。
 風向きや地形によりますから、この注意報が出ているからといって、海に出られないほど荒れているとは限りませんが、そんなに穏やかな海でないことは確かです。
 相応の器材や心構えで海に出ます。

 以前の記事でも書きましたが、この注意報はメールでも受け取れるので、もし関心がある方は登録してみてください。

→海上保安庁 緊急情報配信サービス

◆シーカヤックの関連本をピックアップしてみました

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波のリズムに癒される



 波にはリズムがあります。セットといって何十回かに数回大きなうねりがやってきます。これをサーファーなどはセットと呼びます。
 ぼくは波を眺めたり、海に入って波を感じるのが好きです。なぜかわからないんですが、リラックスできて、安らかな気持ちになれます。
 平日の仕事モードのぼくは、時間に追われ、細々した雑用に追われ、一日中何かに追われたまま終わるのですが、休日に海に入っているときは、時間は自分のために流れ、何かに追われる気分はなく、リラックスできます。
 海に入っているときの波のリズムというのは、他の何にも似ていない安らかなリズムです。SUPの上に横になっていたら、うたた寝するくらいの穏やかな心地よいリズムです。そういうリズムに揺られながら、ぼくは1週間の疲れた心と身体を癒している感じがします。
 こういうことを書くと、「それは人間が元々海で生活していて、進化する過程で陸に出てきたから、昔の進化の記憶がDNAに残っているから癒されるんだ」とか「母親の胎内にいるときに羊水に浸かっていたからその記憶が呼び覚まされて癒されるんだ」という論理を語る人がいますが、これは理由を説明しているように見えますが、客観的な根拠は何もないので、何も証明していないのと同じです。ぼくは常日頃こういう論理には気をつけるようにしていますし、こういうことを語る人にも注意するようにしています。
 それからサーファーに多いんですが、「サーフィンをしていると波という自然のリズムと一体になって地球の胎動を感じる」とか「地球と一体になっている感じがする」という若干スピリチュアル風なことをいう人もいますが、こういうことをいう人も要注意だと思っています。
 それはともかく、ぼくは海に浸かって、波に揺られているとリラックスできるのは事実なので、それを利用してリフレッシュしています。
 似たような事例で、波の音を聞きながら砂浜で寝ていると、普通にベッドで寝ているよりもずっと深く寝ることができて、寝起きがスッキリしている経験があります。これも波のリズムの影響なのかな…って思っています。
 といろいろ雑多なことを自分で書いていて、自分で反省するんですが、そもそも平日にそんなにストレスを溜めるような仕事に就いている自分が悪いんじゃないかと思います。簡単に転職することもできないので、どうしようもないんですが、もっと自分らしい生き方を考えるべきだと思いました。
 それから少なくともぼくにとっては、海の波のリラックス効果は絶大なのは事実なので、これからもぼくは海に入り続けるでしょう。



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HELLY HANSENのサングラスホルダーが使いやすい



 海遊びではサングラスは必須ですね。
 特にセイラーやシーカヤッカーの方は、サングラスが落水しないように、サングラスホルダーを使っている方が多いと思います。サングラスストラップとか眼鏡キーパーとかサングラスリーシュなどといろいろな名前で呼ばれていますね。
 過去にもサングラスホルダーについて書いていますのでご覧ください。
 今回は、最近買ってとても使いやすいサングラスホルダーがあったのでご紹介したいと思います。
 それはHELLY HANSEN(ヘリーハンセン)のサングラスホルダーです。
 どこが使いやすいかというと長さがちょうどいいところです。
 サングラスホルダーって長すぎると、背中でライフジャケット(PFD)やウインドブレーカーの襟と干渉してサングラスがズレてしまうんですね。

 HELLY HANSENのサングラスホルダーは長さが短めなので、その干渉が起きないのです。
 これまでいろいろなサングラスホルダーを遣ってきましたが、一番使いやすいです。

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海に入ることの特別な意味



 サーフィンにしろ、スキューバダイビングにしろ、シーカヤックにしろ、海に入るということは特別な意味があるように思います。
 よくサーファーが「波に乗るということは、地球のリズムと一体になることだ」などと格好つけて語ったりしますが、これはあながち格好つけばかりともいえないと思うんです。少しスピリチュアルな感はあると思いますが…
 海に入って波に揺られるということは、なにがしか人間の身体にいい影響を与えているように、ぼくは感じています。具体的には、気持ちが落ち着くとか、リラックスできるとか、海に入った日は、夜、よく眠れるとか、そういった効果があるような気がしています。
 肉体的・心理的な効果だけでなく、考え方の面でも効果があると思います。たとえば、自分の無力さ、ちっぽけさを実感するとか、地球や自然の偉大さを再認識するとか、謙虚になるとか、そういう変化がぼくにはあります。
 海に入ると得られる効用は、波に揺られることだけではありません。海水に浸かることで、アトピーやアレルギーが緩和されるような気がします。ぼくには、怪我している傷口が早く治ったり、皮膚炎がよくなったり、花粉症が緩和されるといった経験があります。
 おそらく歴史的に健康増進策としての海水浴が推奨されたのは、そうした面が評価されてのことではないかと思われます。
 それらを全部ひっくるめて、先ほどのサーファーの語り口のように、海に入ることには特別な意味があるように思う人が多いのかもしれません。

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ガーミン(GARMIN)DESCENT MK2iとDescent T1 Transmitterのインプレッション



 ぼくが長年(15年くらい)使っていたダイブコンピューターが壊れてしまったので、2021年の夏に新しいダイコンを買いました。ガーミン(GARMIN)のDESCENT MK2iと、トランスミッターのDescent T1 Transmitterです。総額はいくらだったか忘れてしまいました(だいぶ値引きしてもらいました)が、ネットの実勢価格で23万円くらいです。
 買い替えてから数十本潜ってみたインプレッションというか感想というか使用感を、今回まとめてみようかなと思います。
 ぼくの使っているダイビング器材については、前にも書いたことがありますので、もしよろしければちょっとご覧いただければ幸いです。
 MK2iはダイブコンピュータであると同時にスマートウォッチでもあります。その点が一番変わったことかなと感じています。平常時(潜っていないとき)の画面のデザインは、無料・有料含めてたぶん何百種類から選べます。
 データはスマホやPCに転送できるので、ダイブログ管理はバッチリです。驚いたのは水中でGPSの電波は届いていないはずなのに、スマホのログ画面でマップが表示されることです。マップといっても潜水した軌跡までは表示されません。たぶんエントリーした場所を表示しているんだと思います。
 あと意外にうれしいのが、スキューバダイビングだけでなく、素潜りやランニング、自転車、水泳、トレーニングなどでも、運動状況のログ(ペース、時速、心拍数、距離、消費カロリー、高度、気温、経路のマップなど)を取ることができるようになったことです。なのでダイコンといいつつ、ダイビングしない日も使っています。睡眠ログ(睡眠の深さ、浅さ、時間)も取れるので、ほぼ毎日使っています。
 ぼくは物の値段の高いか安いかを、それを使う時間で判断するようにしているんですが(布団とかスマホとかは毎日何時間も使うので、多少高い物を買ってもいいという風に考えています)、そういうぼくの価値観からすれば、MK2iは使用時間が長いので、値段はお得ということになります。
 ぼくはMK2iとトランスミッターをセットで買ったので、残圧がダイコンを見れば分かるようになったのも大きな変化です。もちろんバックアップとしてアナログの残圧計もつないでありますけど…
 残圧については、アナログとの誤差はありません。
 ちょっとした手間ですが、いちいち残圧計を引っ張ってきて見る必要がなくなりました。
 もちろん残圧警告もダイコンに表示されます。それから今の残圧であと何分くらい潜っていられるかも表示されます。
 トランスミッターなしでMK2のみを買うという選択肢もありましたが、迷った末MK2iとトランスミッターのセットを買いました。決め手は購入先のショップ(MIC21)がかなり値引きをしてくれて、MK2だけ買う場合との差額があまりなかったからです。差額が少なければ、思い切って買っちゃおうという感じでした。
 MK2iの画面は、他のダイコンと比べると、ひとまわり大きいにもかかわらず、50過ぎの老眼オジサンにはやはり小さくて厳しいですが、なんとか見ることができます。
 ダイビングモードのときには画面が4パターンに切り替えられて、それぞれ表示される情報が違いますが、画面をタップすると画面を切り替えることができます。
 ちょっとうれしいのは、コンパスモードがあることです。水中でGPSの電波は届いていないはずなのに方位が計れるというのは不思議ですが、理屈はともかく便利です。ぼくはSUUNTOのアナログのコンパスをいつもBCにぶら下げていましたが、MK2iにしてからSUUNTOのコンパスを持たなくなりました。できる限り余計な物を持ちたくないぼくとしては、喜ばしいことです。
 MK2iは充電式で、USB-Aに接続する専用の充電ケーブルが付属しています。バッテリー駆動時間は、マニュアルによるとダイビングモードで32時間となっています。スマートウォッチモードで16日間です。ぼくの使い方では、泊まりがけのダイビングでも、1日が終わると充電しますので、バッテリーが足りないと感じることはありません。
 以前のアラジン スマートプロは、定期的に電池交換をショップに依頼しなければならなくて(自分で交換できなくて)、それが面倒くさいのと、交換費用も結構高かったので、電池交換から解放されたのもうれしいことです。
 減圧の計算モデルはBühlmann ZHL-16c グラディエント・ファクターというものだそうで、ぼくが今まで使ってきたたものとは違いますが、大まかにいうと厳しくも甘くもないと思います。以前使っていたのはアラジン スマートプロというダイコンで、ZH-L8 ADTという計算モデルを使っていました。マイクロバブル対策に重点が置かれていた機種だったので、かなり厳し目でした。それに比べると、普通になったかなと感じます。普通というのは、チームで潜ったときに、アラジン スマートプロではぼくだけ早く無減圧限界がきていましたが、MK2iでは、ほぼ他のチームメンバーと同じくらいに無減圧限界が来る感じです。もちろんダイコンの設定で、厳し目から甘目まで何段階かに変更できます。
 ちなみにぼくは使いませんが、ナイトロックスにも対応しています。
 一番の不満は、各種アラート(浮上スピード速いときや無減圧限界が近づいたときや残圧が少なくなったときなど)を音と振動で知らせてくれるのですが、音が小さく短いのです。「ピッ」っていう感じ。音で気づくことはあまりなくて、手首の振動で気づく感じです。他の機種でやたら「ピーピー」鳴るのがありますが、あれもどうかと思いますが、小さく短すぎるのもどうかと思います。対策として、ウェットスーツの左手首を少しまくり上げて、MK2iが直に肌に付くように使っています。これでアラートの振動に気づきやすくなります。ドライスーツの時は、スーツの上から装着するしかなくて、振動も感じないのでアラーム音に気をつけていないといけません。
 浮上スピードや無減圧限界のアラート以外に、自分で設定できるアラートとして、ある一定の深度でのアラート、ある一定の残圧でのアラートがあります。
 ちょっとした不満としては、ダイコンをしている左手を胸のあたりに持ってくると、トランスミッターの電波が届きにくくなるらしく、残圧の表示がされないことがあります。ただ、少し左手を動かせば、すぐに表示されるので、大した問題ではありません。たぶんこれは、ぼくが腕を組んで潜る癖があるので気になるのでしょう。
 ぼくとしては高い買い物でしたが、総じて満足しています。

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ぼくがよく使うウォータースポーツ向けブランド



 ぼくはウォータースポーツを35年以上続けているんですが、そうすると道具、特にウェアについては好みがでてきます。
 ぼくが好きなウェアは、あまり高価でなく、耐久性があって、多少雑に扱っても大丈夫なものです。
 海関係でサーフィンやSUPを除くと(というのはサーフブランドはとてもたくさんあるので)、ブランドはある程度限られてきます。それでもたくさんありますけど…
 ぼくはスキューバダイビングとシーカヤックとサーフィンとセイリングをするので、そのあたりのブランドの物を買うという感じです。
 前から不思議に思っているんですが、スキューバダイビングとシーカヤックとサーフィンとセイリングは、みんな海でやるスポーツなわけですが、それぞれにブランドがあり、そのスポーツに適した製品を出しているんですよね。それがすごいな~ということと、個別のマーケットということになるので、それだけ売上のパイは少なくなるはずなんですが、それでやっていけるのがすごいですよね。
 それはともかく、やはり一番多く買うのはHELLY HANSENでして、海で使うことを考えて作られている製品が多いので、ぼくとしては使いやすくて重宝しています。
 HELLY HANSENの製品でも、街中で着るのを目的としたラインとガチでウォータースポーツをする人のために作られたラインとその中間のラインがありまして、それぞれ特徴があるんですが、ぼくが買うのは真ん中のラインかガチのラインのどちらかです。
 ただ、セイリングをするためのガチのラインは定番のものが多く、ほぼほぼ完成されているため、毎年少しだけ変更が加わるという感じです。
 最近でいえば、オーシャンフレイライトジャケットがいいですね。定価23100円とHELLY HANSENのガチラインの中では安目の設定で、撥水性や撥水耐久性も高く、作りがしっかりしています。
 ぼくは春秋冬のシーカヤックのアウターとして、そして春秋のセイリングで使います。スキューバダイビングでもボートダイブの時はスプレー避けのために使っています。あとは雨の日のカッパ代わりにも使っています。
 使いやすいのとしっかりした作りのため、使い倒しても5年くらいは余裕でもちます。ぼくは10年くらい使っていて、メンテをしても、とうとう撥水しなくなったので新しいのを買いました。
 10年で20000円くらいですから、1年で2000円。まあお手頃といえると思います。
 先ほども書きましたが、ウォータースポーツごとにそれぞれ複数のブランドがあって、ぼくもそれぞれに必要な物を買うんですが、比較的多くのウォータースポーツをカバーして定番化しているのはすごいなと思います。



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若い頃の夢



 若い頃に「こんな生き方ができたらいいな」と憧れていたことがあります。それは世界中の海をスキューバダイビングをしながら転々と旅して生きていきたいというものです。
 それから30余年、ぼくは普通の家庭を持つ普通のサラリーマンのオジサンになっていました。海辺に住み、スキューバダイビングは続けていますから、ほんの少し若い頃の夢は実現しているんですが、何ものにもとらわれず、自由に海のことだけを考えて生きるという、いかにも若さ故の純粋な夢からは遠く離れてしまいました。
 でも、まあそれはそれでいいのかな…と、今では思っています。
 若い頃の夢は、現実との折り合いというものがわかっていなかったですし、その代わりというわけではありませんが、家庭を持つという大きな喜びを得ることができました。健康に人並みの生活を送り、日々海の気配を感じながら暮らし、大好きなスキューバダイビングを続けられただけでも、ぼくのような凡庸な人間にしてみれば御の字の人生です。
 こんな風に考えるのも、ぼくが歳をとってしまったせいかもしれませんが…
 スキューバダイビングで、たまに海外や日本の離島に行くことがあります。現地のダイブサービスにはたいてい日本人の20代の若いバイトのガイドがいて、彼ら彼女らの話しを聞くのが好きです。
 彼らは若いうちは、ガイドをしながら、いろいろなダイブスポットを転々としていて、お金を貯めて、いずれ独立して自分のダイビングショップを持ちたいという人達です。そういう層がダイビングの業界には一定数いるのです。
 彼らの話を聞く度に、ぼくは自分の若い頃の夢を思い出すのです。そして彼らの将来の姿を想像します。
 そんな時、振り返れば、ぼくはずいぶん遠くに来てしまったなと思います。




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海辺の土地の見極め方・分類方法について~海辺に住みたいと考えている方へ~



 この文章を読んでいる方の中には、「これから海辺に引っ越したいな!」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
 でも、一口に海辺といってもいろんな土地があります。「どこを選んだらいいの?」と思っている方に参考になればと思い、この記事を書きました。

 以前にも海辺に住みたい人にとってどのような立地を選ぶかについていくつか記事を書いていますので、もしよければご覧ください。
 その際参考にさせていただいていたのが『いつかは海辺の家で暮らす』という本です。著者である加藤さん・植村さんは、海辺の家のロケーションをA-1・A-2・B-1・B-2の4パターンに分けています。
Aは海岸線に建つ場合で、Bは海岸線ではないが海まで徒歩圏内と大きく分かれます。
A-1は平地にあって目の前が海の家
A-2は崖っぷちなどの高台にある家
B-1海辺から内陸に少し入った家
B-2海辺から内陸に少し入った高台の家
 これは画期的で合理的な分類ですね。自分が住みたい土地のイメージを明確にするのと、実際物件を探す際に、不動産屋さんに伝えやすいというメリットがあります。
 で、ぼくは自分の好みの立地を考えていくうちに、もう少し他の要素があるんじゃないかと思いました。
 加藤さん、植村さんのアイデアをパクったとか剽窃したとか、そういうことではありません。
 アイデアを発展させた!という感じで受けとっていただきたいと、かように考えるわけであります。
 あるいはお二人にインスパイアされた!と意味なくカタカナなど使ってオシャレなイメージにしちゃいましょう。
a:海岸からの距離
b:高さ(標高)
c:陸の地形(平野か山が迫っているか)
d:海の地形(砂浜か磯かなど)
e:土地の用途(宅地か山林か農地かなど)
f:町からの距離(市街地か田舎か)
g:その他
 これらの要素があるとぼくの住みたい立地がある程度表現できるのです。
 そしてaからfそれぞれにさらに要素があります。
 それを1から順に番号を振ってみます。

 ちなみにぼくの好みの立地を表現してみると…
a1:b2:c2:d2:e2:f2
ということになります。
 ぼくは海に近くて、標高が20m~30mくらいの斜面か丘で、山地かリアス式の土地で(平野はあまり好きではありません)、小さな砂浜と磯があって(そういう砂浜はたいてい両端に磯や岬があるので)で、山も近くて、あまり建て込んでいない田舎が好きです。
 その他の好みとして、海から家までの間に道路が通っていないところが好きです。湘南の134号線のような大きな道が通っているような土地は好きではありません。海と隔てられている感じがしますし、海に行くのにいちいち信号とか横断歩道とか面倒くさいじゃん。
 また、家から海まで階段がない場所が好きです。スロープになっていると、海遊び道具をカートに載せて運べるからです。
 それから(まだあるんですよ)家が道路のどん詰まりになっているところが好きです。なぜならその道を通る人が必ず自分の家に用があるからで、通過するためだけの人が通りません。そういう土地ってすごく安心感があるし、プライバシーが保てるんですよね。
 さて、それでは各要素の長所・短所について、ぼくの考えをまとめます。
a:海岸からの距離
 この項目は海好きな人でも、ウォータースポーツをやる人か、海を眺めるのが好きな人かによって好みが出ます。
 ウォータースポーツが好きな人なら、海に近い方がいいでしょう。ちなみにぼくの経験では、徒歩5分以内でないと、サーフボードやシーカヤックなどを運ぶのが億劫になります。
 ただし、海から近いと塩害、砂の害、津波など心配なことも増えます。ぼくの知り合いで海岸べりの防波堤のギリギリのところに家を建てた人がいますが、ちょっと海が荒れると家全体が潮をかぶってしまうそうです。この人なんかは海辺に住んでいるというより、もはや海に住んでいるといっても過言ではない、苦しゅうない、近こうよれ、よっしゃよっしゃ、あっぱれあっぱれ…
 一方、海からあまり離れてしまうと、それってもう海辺じゃないじゃんということになり、何のために海辺に移住したのかわからなくなります。なので離れるといっても徒歩で20分以内じゃないの?というのが、ぼく的な目安です。

b:高さ(標高)
 これはイメージしやすい項目ではないでしょうか?
 海辺の高台に住むと眺めがいいもんねー、てなことです。
 ただ注意が必要なのは、ウォータースポーツをする人で大きな道具を運ばなければならないような場合、たとえばシーカヤックとかウインドサーフィンとかセイリングとかですけど、そういう場合はあまり急で標高の高いところに住むと、海に行くのが億劫になります。いえいえ、海に行く時は下りだからまだいいんですが、海で遊んで家に戻るときに坂道を登らななくてはならず、立地によってはたいへんなことになります。
 熱海はずーっと上の方まで別荘地が続いていますが、あまり上の方は海辺という感じがしませんもんね。
 ぼくが海辺で土地を探すとしたら、aとbのバランスに一番こだわると思います。
 ぼく的にはウォータースポーツをしますので、海辺に近い方がいいなあと…
 一方、家にいるときも海を眺めたいので、ある程度高台に住みたいのです。なので、ウォータースポーツの器材を運ぶのに苦にならない程度の高台(標高20mとか30mで緩やかな坂道って好みがいちいちうるさいでしょう)で、海まで徒歩3分以内という立地が理想です。

c:陸の地形(平野か山が迫っているか)
 地形ってけっこう大事です。タモリさんほどじゃないですが、ぼくも結構地形好きです。
 茅ヶ崎とか九十九里みたいな土地って、海からほとんど標高が上がらず、平野がズーッと内陸まで続いています。そういう土地が好きな人もいます。
 平野のいい点は、家が建てやすく、移動が自転車とか徒歩でラクラク・ランランというところ。悪い点は津波が来たとき、逃げる場所がないということです。あと、たいていそういうところって家が建てやすいので、建て込んでいるんですよねー。それに竜巻が起きやすい場所ってたいてい平野です。
 ぼくは海が好きですが、山や森も好きで、見た目に変化のある地形が好きです。そういう点で平野は好きではありません。
 一方、熱海とか熱川とかって山が海に迫っている地形で、平野がほとんどありません。ぼくはこういう土地の方が好きです。
 山が迫っている土地のいい点は、眺めの良さが期待できるということ、森になっていることも多いので緑が豊かで鳥なども多く、田舎暮らしをしている感が満載です。悪い点は坂道が多いので移動がたいへん、平地が少なく住む場所が少ない、崖崩れがあるかもしれない、地形によっては風や雨が多いかもしれないということです。
 そしてリアス式の海岸というのは、志摩とか有名ですね。油壺なんかはリアス式海岸ではないかもしれませんけど、そういう雰囲気を醸し出していますが、入り江がたくさんあって、丘から海までドロップオフ的にストンと下がっている立地です。陸地は山というより丘というのが相応しい高さだといえます。
 リアス式の海岸のいい点は入江がたくさんあり、水深も深くなっているので、天然の良港になりうること、変化に富んだ地形が楽しめることです。悪い点は平地が少なく住む場所が少ないこと、坂が急なことでしょう。
 また、島もこの項目に含めてもいいでしょう。ぼくも島好きですが、島は島ならではのよさがあります。一方陸続きではないので、交通の不便さはあります。

d:海の地形(港か砂浜か磯かなど)
 サーフィンをする人は海が砂浜になっている方がいいですよね。一方スキューバーダイビングやスノーケリングをする人は、磯や珊瑚礁になっている方がいいでしょう。また釣りやボートやセイリングをする人は港があった方がいいかもしれません。また複数の要素が近接している立地もあるかもしれません。
 珊瑚礁なんて憧れますが、沖縄とか小笠原とか海外が選択肢に入ってきて、ぼくはちょっとそこまでは…という感じです。
 ちなみにぼくはそんなに長くない砂浜が好きです。そういう砂浜はたいてい両端が磯か岬になっているので、砂浜と磯両方を備えていて、ぼくのようにサーフィンもするダイビングもするという人にはピッタリの地形です。

e:土地の用途(宅地か山林か農地かなど)
 いわゆる不動産関係の人が地目と呼ぶ項目です。不動産を買う場合、気になる項目ですが、ここではその土地周辺の雰囲気も指します。地目が宅地ならばだいたい一帯が住宅地で、家が建て込んでいたりします。上下水・電気などのライフラインはキチンと整備されていたりします。暮らしやすいですよね。
 山林や農地だと、周囲に家のない土地かもしれません。また、場所によっては水道と電気を引かないといけないかもしれません。
 家を建てるときも宅地なら問題なさそうですが、別に山林でもその分安くていいという方はそれでもいいでしょう。一方、農地だと家を建てる際に制限がありますから、そこは要チェックでしょう。

 
f:町からの距離(市街地か田舎か)
 田舎暮らしをしたい方は、あまり建て込んだ市街地を好まないかもしれません。一方、生活の利便性を考えると、スーパーや病院などが近い方が便利です。自分の好みをはっきりさせるか、あるいはバランスをとるか、自分の考えを整理した方がいいのではないでしょうか?
 ぼくは今近くのコンビニまで車で10分、スーパーまで15分程度のところに住んでいますが、別に不便ということはありません。好みとしてはもう少し不便なところでもいいかなーと思っています。スーパーまで車で20~30分くらいならぜんぜん許容できます。
 今は、宅急便や郵便の配達がしてもらえるところなら、かなりの生活必需品がネットで注文できるので、その辺は思い切って田舎に住むという選択もありですね。



g:その他
 これについては、先ほど書きましたが、海から家までの間に道路が通っていないところ、とか、家から海まで階段がなくてスロープになっている、とか、家が道路(できれば私道)のどん詰まりになっているところ、といった好みがあります。
 おそらくこれは人それぞれいろいろあるんだと思います。
 四角い土地がいいとか、南向きじゃなきゃだめとか…
 さてさていろいろ長く書いてしまいました。
 これらの分類は、細かくて面倒くさそうですが、自分の理想の海辺の立地を明確にできるというメリットがあります。
 もしあなたが海辺への移住を考えていらっしゃるなら、そして自分の理想の立地がイマイチはっきりしていないなら、上の分類を参考にご自身の希望を明確にしてはどうでしょうか?

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海の風っておもしろいなあと思います



 当たり前ですが、海遊びをするときには気象条件に注意を払うことがとても大切です。波の高さ、風の強さ、風向き、潮汐などなど、常に注意を払うことが、安全にウォータースポーツをする前提です。
 そんなわけでウォータースポーツ歴が、35年を超えてしまったぼくとしては、海にいると、自動的に五感を働かせて、海況を察知するようになりました。
 海況を変化させるいろいろな自然の要素があるわけですが、今回は風について、ぼくの思っていることを書いてみたいと思います。
 海の風というのはおもしろい、というのがぼくの感想です。
 何がおもしろいかというと、たぶんその複雑さや千変万化する様子がおもしろいと思うんです。
 すごく大雑把に単純化していうと日本の太平洋側の相模湾近辺では、夏は南風、秋は西風、冬は北風が多く吹きます。
 相模湾に面したぼくの家では、一日のうち、午前中はオフショアの風(陸から海に向けて吹く風)ですが、午後になるとオンショアの風(海から陸に向けて吹く風)が吹きます。
 海を船やシーカヤックなどで走っていると、風の通り道があるのがわかります。陸を見ると山と山の間の谷になっているところや岬の突端や岬の向こう側が風が強く吹きます。そういうところはほぼ常に一定の風が吹いていたりします。
 セイリングの人がよく使う言葉にブローという語がありますが、これは一時的に強く吹く風のことで、同じ海でも、時々、ある場所で風が強く吹くことがあります。セイラー達はブローを上手く見つけて、レースで優位にたとうとするわけです。
 一方でブローの反対の現象で、風がピタリと止まってしまうことがあります。さっきまで風が吹いていたのに急に空気が動かなくなってしまうんです。
 風っておもしろいなあと思うんですよね。
 そんな風のことを考えながら、海を眺めて潮風に吹かれている時間というのは、ぼくにとってはシアワセな時間だったりします。


◆マリンスポーツをする人向けの海の気象について書かれた本をピックアップしてみました


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