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船で島から帰るときはなんだか寂しい

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 今まで何度も船で島へ行きました。
 遠距離の旅行では飛行機が当たり前ですけど、そこは離島、唯一の交通手段は船というところがけっこうあります。
 特にぼくの場合、滑走路さえ作れない小さな離島が好きなんで、やっぱり船が多くなるわけです。

 で、毎度毎度感じるんですが、離島で遊んで帰るときは、なんだかミョーに寂しいですね。

 これは休みが終わって旅先から帰るのが寂しいのもあるわけですが、それが船だと、なお一層寂しいわけです。
 よく昔のテレビドラマで、恋人が旅立って別れ別れになるときに、船が桟橋から離れて、紙テープで別れを惜しむというシーンがありましたが、まさにあの世界。

 船に乗り込んで荷物を置いて、デッキに出る。そうすると島の人が手を振っています。こちらも手を振ります。
 船が動き始めて、だんだん島が遠くなっていくわけですね。このだんだん、ゆっくり遠くなるというところが、どうも船で旅立つときに寂しくなる原因のような気がしてしょーがありません。

 あんなに楽しいオフを過ごした島が小さくなっていく。

 明日からは仕事で忙しい日々がまた始まる。

 てなわけで、ヘンに感傷的になるのであります。

 離島フリークというのは、こういうのも含めて離島が好きなんでしょうね。きっと…


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コーヒーを楽しむためにシーカヤックに乗る?

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 シーカヤックの楽しみはいろいろあります。
 ツーリングの愉しみ、海上散歩の愉しみ、釣りの愉しみ、スピードを競う愉しみなどなどですかね。

 ぼくは、ただコーヒーをおいしく飲みたいだけのためにシーカヤックに乗ることがあります。
「はあ?」「リアリー?」「ばっかじゃないのー」「ちょーキモイんだけど」なんていうリアクションがありそうですが、だって実際おいしいんだもん。いいじゃん。

 通常のカヤックグッズは当たり前ですが、コーヒー豆とミルとドリップグッズとミネラルウォーターとガスバーナーとコッヘルを積み込みます。
 それに加えて、おつまみも用意します。日によって違いますが、たとえばブルーベリーデニッシュとかチョコチップクッキーとかスコーンとかバウムクーヘンとかがいいですね。

 それらを積み込んで、お気に入りの、陸からは人が来ることができない岬の入江にいきます。
 まあ、なんというか無人状態な場所なわけですね。

 そこでバーナーとコッヘルをセットして、豆を挽いて、丁寧にコーヒーをいれます。おつまみをつまみながら、ゆっくりコーヒーを楽しみます。
 誰もいない場所で、海を眺めて、ゆっくりした時間を過ごす。
 悪くないですよ。うん。

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サーファーの海難事故に関して思ったこと

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 年に何回かはサーファーの海難事故がニュースで流れます。
 まあ、サーファーなんて危険を覚悟で海に出ていくわけですから、海で死ぬのは本望とさえいえますが、周囲に迷惑をかけてしまいます。
 ときとしてサーファーの海難事故が、「荒れた海況の中、無謀に海に出て事故を起こした」というニュアンスで報道されることがあります。

 サーファーの事故として多いのは、カレントに流される、テトラポッドや隠れ根にぶつかる、サーファー同士が衝突する、雷に打たれる、などなどだと思います。いずれも誰に起きてもおかしくないことです。

 海難事故が起きると、海上保安庁や警察、消防はもちろん近所の漁協は捜索の協力をさせられます。山の遭難では費用が遺族に請求されますが、海の場合は、基本的にお金はかかりません。
 それがシーマンシップと呼ばれるものです。

 で、できる限り事故は起こして欲しくないわけで(当たり前ですね)、しかもサーファーが好む海況というのは波が高いときですから、普通の漁師さんなんかは海に出ない日なわけです。
「そんなプロでも海に出ない日に遊びのために海に出て事故を起こした」という論調になるんじゃないかな、と想像します。


 日本の海は、地元の漁協が幅を利かせています。実質的に漁協と行政が一体となって管理しているといっていいと思います。
 その日本の海で遊ぶにはいろいろしがらみがあって、たとえばスキューバーダイビングでは、ダイブサービスは漁協に協力費を払って、お互い持ちつ持たれつの関係になっています。ダイバーは組織化されていて管理されているということです。
 同様の構造になっているのがクラブやマリーナに所属しているセイラーやボート乗りです。

 さて、サーファーの話しに戻りますが、サーファーは管理されていません。自分達で勝手に海に入るわけです。自分達で勝手に海に入って、事故に遭うのは自業自得ですが、その捜索に無料で協力する漁協は正直おもしろくないでしょう。
 おそらくサーファーの海難事故に批判的なニュアンスが含まれることがあるのは、そういった日本の海の状況が一因かもしれません。

 もちろん釣り人やシーカヤッカーも管理されていませんので、事故ると似たような現象が見受けられます。

 ウォータースポーツを含めてアウトドアスポーツは自己責任が原則です。自分で計画を立てて、海に入って、無事に戻ってこれるまでは一人前とはいえないでしょう。ウォータースポーツをやる人はそれを自覚する必要があると思います。
 一方で、事故を起こすかもしれないから、なにもかもダメというのも、いかにも日本的過保護事なかれ主義で、おかしい。そんなこといったら極端な話し、家の中でジッとしているのが一番いいことになります。
 両者がもっと大人になるべきだ、というのがぼくの意見です。

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自家発電機を買う?買わない?



 東日本大震災以来、自家発電機を買おうかどうか迷っています。
 あの時ほど電気に頼りきった自分の生活を実感ことはありません。ぼくの家は、まだオール電化ではなかったので、煮炊きと暖房は大丈夫でしたが、オール電化の知人宅はたいへんだったようです。

 自家発電機というとガソリンで動くものがメインですが、これはメンテや安全性や燃料の保管が面倒だなーと躊躇していました。で、この間ホームセンターに行ったら、ホンダからガスのカセットボンベで発電するエネポという製品が出ているではないですか?
 これにはグッと惹かれました。
 メインテナンスの手間や使い勝手がどうなのかなーと疑問です。
 もし使っていらっしゃる方がいたら教えてください。

 あとぼくはたまに野外で遊ぶんですが、大人数のグループで行くときにも使えるかな(そんなときぐらい電気を使わないでいたほうがいいのかもしれませんが…)なんて思っています。
 でもなー10万ぐらいするんだもんなー。



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海っぽい絵といえば…


 海っぽい絵を描かれる方は大勢いらっしゃいます。

 ぼくが好きなのは、永井博さんと鈴木英人さんですね。
 むかーし、ぼくが小・中学生くらいの頃、FMレコパルなどのFM専門雑誌がありました。その表紙絵と付録のカセットのインデックスを描いていたのが鈴木英人さんで、雑誌の内容よりもその表紙や付録に惹かれて雑誌を買っていたものです。

 横道にそれますが、当時はFMラジオをエアチェックして、カセットに録音するというのが、流行っていたというか、レコード以外に高音質の音楽ソースを手に入れる方法は、他になかったんですね。で、FM専門雑誌で事前に録音する番組を決めておいて、タイマーで予約していたりしてたんですね。若い人には信じられないかもしれませんが…

 で、音楽、特に洋楽が今以上に貴重でオシャレなものでした。FMでも洋楽番組を好んで聴いていました。で、ぼくの中にはオシャレなイメージと共に鈴木英人さんの絵が刻み込まれているわけです。

 永井博さんは、大滝詠一さんの名作「A LONG VACATION」アルバムジャケットの絵を描かれていて、ぼくはそのアルバムを擦りきれるほど聴きながら、ジャケットの絵を眺めたものでした。

 つまりお二人の絵と海と音楽は、ぼくの中ではかなり太い線で繋がっているんです。
 なんかあの頃の雰囲気ってよかったなあー。



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伊豆七島っていいですねえ

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 むかーしむかし、ある極東の島国で、離島ブームというのがあったそうです。
 若いモンが新島とか与論島とかに行って、フィーバーしちゃってたそうです。その頃の新島にはディスコがあったという話しを聞いたことがあります。

 ぼくが物心ついた頃にはもちろん離島ブームは終わっていました。ボクちゃんの頃は、海外リゾートブームだったもんね。

 ただ、スキューバーダイビングをやるので、大島、三宅島、八丈島には何度も行きます。
 島というのは不思議なもので、飛行機にしろ船にしろ、着いて、島の地面に足をつけた途端なんだかホッとします。
 毎回、「なんでかなー?」って思うんですが、よくわかりません。閉鎖されているから無意識のうちに緊張感がとれているのかもしれません。
 あるいは、島の人というのはたいていすごくノンビリして、警戒心がなくて、それが伝染するのかもしれません。
 たとえば家の鍵とか車の鍵とか、かけないんですよね。
 
 でも、ぼくの周りの離島好きな人も同じようなことをいうので、確かにホッとするというのはぼくだけの個人的な感想ともいえなさそうです。

 沖縄の珊瑚の離島もいいんですが、伊豆七島には独特の良さがあります。

 伊豆七島の島々は、ご存知のように火山島ですね。
 荒々しい断崖やゴロタ、入江が点在しています。そしてたいてい山があって、山の方に行けば多くの木々が生えています。(三宅島や大島は噴火後まだ植生が戻ってないところがありますが…)
 ぼくはどうもそういう風景が好きみたいです。

 そうした岩場に黒潮が当たって、波も海も海の中もちょっとハードな感じです。そういう荒っぽいところも好きです。

 ダイビングの際、船でポイントまで行くんですが、船から見た島の姿も好きです。やっぱりどことなく荒々しい感じです。むき出しの岩や絶壁なんかが「オレは長年大波や台風にさらされ続けてこうなったんだぜ」と語っているような気がするんです。(ぼくってもしかしてヘンかな?)

 あと温泉があるのもいいですね。こればっかりは沖縄の珊瑚の島にはないですね。

 ダイビングの後、海を眺めながら温泉に浸かって、その後、生ビールをうぐうぐ飲み干すときというのは、人生の小確幸(by 村上春樹さん)ですね。

 いやー書いていたら、なんだか伊豆七島に行きたくなってきちゃった。



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他人ことを気にしないマイペースな人に憧れます

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 いろいろな人を見ていて思うのは、自己の強い人が良いなということです。
 とにかくマイペース、人のいうことなんて聞かないっていう性格。
 これは職場など集団生活ではマイナスの性格ですが、自分だけの幸福感では、とにかく幸せには違いないという点で優れた性格です。
 周りの人がいくら迷惑していようが、自分は幸せなんですから…

 ついつい周りのことを気にしたり、気配りしたり、遠慮したりというのが、一般的に美徳とされているような気がしますが、そういう性格だと疲れちゃうし、自分の生き方ブレたりしそうです。
 ぼくもどちらかというと周りのことを気にしがちなので、マイペースな人を見ているとうらやましいなと思います。

 ぼくの住んでいるあたりでは、マイペースな人というのがわりと多いような気がします。
 定職が何かわからない人、自営だけど海況がいいと店を閉めて海に行っちゃう人、夏は海、冬は山という具合に行ったり来たりしている人、突然数か月くらいハワイに行っちゃう人。
 他人がなんていおうが、他人になんて思われようが気にしていない様子です。
 そんな人たちを見ていると、自分がなんてつまらない人間なんだろうって思います。
 自分もあんな風になれたらいいなあと思います。

 だからといってマイペースな人ばかりの職場では働きたくありませんが…



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元気元気といっていると元気になるような気がします

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 海にいることがぼくの元気の源です。
 なんて書くと長寿のオジイ・オバアのインタビューみたいですね。

 でも、近所の年配の漁師さんも似たようなことをいっていて、「やっぱり毎日海に出て身体動かすから、いいんだあー」なんて真っ黒な顔をくちゃくちゃにしていってました。

 周りを見ると、自分は元気だ、医者にかからないといっている人ほど元気だったりします。
 逆に健康に気を遣いすぎている人ほど病気がちだったりします。

 これは病気に対する感性の問題のような気もします。
 日頃から病気に気がいく人ほど病気に敏感になって、結果的になんらかの病気になってしまうというんでしょうか?

 まあ身体が動けばいいやとか後20年くらいもてばいいやくらいに考えるといいいのかな?
 100%の健康体を目指しちゃうと、歳とってくるとつらいですね。

 病は気からといいますか、元気元気といっていると、本当にそのとおりになったりすることが多くて、逆にどこか悪いかもと思っていると本当に元気がなくなってくるということは、経験的に感じているんですが、どうでしょうか?

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魚の豊かな海よもう一度! 日本の漁獲高制限の問題点


 以前も書きましたが、ぼくが20年くらいスキューバーダイビングをしている間に、実感として魚が減っていると思います。それが、アジ、イワシ、サバといった、もともとたくさんいて値段も安かったような魚が特に減っているように感じます。
 いたとしても全体的に型が小さくなっているように感じます。

 ぼくは魚を食べるのも好きですから、そのあたり注意しないといけないなと思っています。できれば長く、子や孫やその先まで、豊かな海を残したいと思います。

 魚が減ってきた原因は、いろいろあって、地球温暖化や海洋汚染もありますが、一番の原因は乱獲だといわれているようです。
 われわれが(日本人ももちろん世界中の人が)魚をたくさん獲りすぎたために、魚の数が減っていて、中には絶滅危惧種も多くなってきたようです。
 獲るべき魚が減ってきたため、漁獲高自体も減少しています。たぶんそれは、スーパーなどでの魚の値段が高くなるということに繋がると思われます。漁獲高が減ると漁師さんの収入が減るので、漁師さんは収入を保つため、さらにたくさん獲ろうとするという、悪循環に陥ります。

 以下は三重大学 生物資源学部 准教授 勝川俊雄氏のブログを参考にまとめました。

 そのような状況がある中で、世界的には国連海洋法条約が提示され、多くの国が批准しています。
 日本も批准していて、それを守るべくTAC法を制定しました。
 これにより魚種によって漁獲可能量が設定されています。
 TAC(全体の漁獲枠)はABC(生物学的許容漁獲量)を基に設定されています。ABCというのは専門家が、これ以上獲りすぎるとヤバいという漁獲高を計算したものです。
 TACはABCを基にはしていますが、魚種によってはABCをオーバーして設定されているものもあります。というかそちらの方が多いというのが、日本の問題点です。これは漁民の生計の問題と関連しています。漁業協同組合からの圧力という形で、政治家を通して政策に反映されています。

 2点目の問題点として漁獲高の割り当て方式があります。割り当て方式には大きく以下のとおり分けられます。

ダービー方式 一定の漁獲枠内で、漁獲量がその制限値に達したところで漁は終わりになります。つまり早い者勝ちです。
IQ方式 経営体に漁獲枠を割り振ります。漁業者(経営体)に漁獲枠を割り振る方式と船に割り振る方式がある。
ITQ方式 ITQは、IQ同様に個別に配分した漁獲枠を金銭による譲渡可能にした方式である。

 世界の多くの国はIQ方式ですが、日本はダービー方式だそうです。より大規模で技術の高い漁業者が有利に働く制度です。


 で、生活者としてのぼくらができることは、なるべく魚を食べないということです。ただ、魚を食べないと、漁師さんの生活が問題になってくるので、豊富にいる魚を優先して食べるということはいえると思います。

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うず巻パンが食べたーい

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 宮古島の名物はいろいろありますが、その中でもぼくが必ず買ってしまうのは「うず巻パン」です。
 すごーくおいしい、わけでもないのに(普通においしいです)、食べたくなってしまいます。
 黒糖も食べたくなってしまいます。黒糖はすごーくおいしいです。黒糖は島によっていろいろ種類があるようで、いろいろな島の黒糖詰め合わせが、空港などで売っていたりします。
 それを買って食べ比べをしていると、これも病みつきになります。

 最初は沖縄独特の食品が物珍しくて食べていましたが、だんだんそれが普通になって、とうとう食べないと物足りないカラダになってしまいました、わたし。

 特に空港に着いて、飛行機から降りて、沖縄の空気に触れると条件反射的に食べたくなります。(ちょっと異常かな?)

 不思議ですね。

 似たようにオリオンビールを飲みたくなりますし、泡盛も飲みたくなります。



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