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気長に取り組めれば、もっといい人生が歩めるかもしれない…と思う今日この頃



 ウォータースポーツでは天気や海況を見ることが大切なことはいうまでもありませんね。それを見極めて遊ぶのが気持ちよく安全に遊ぶ一番のコツのように思います。そう、海遊びでは日和見が大切なんです。
 ぼくが今まで危ない思いをしたのは、たいてい心のどこかで少しヤバイなと思いながらも無理して海に出たときが多いのです。
 今回は、なぜぼくは無理をしたのかを思い出してみて、今後の自分の教訓にしてみたいと思うのです。
 よくあるのがせっかくの長期休みで1年前から計画していて、やっと念願の小笠原まで来たというものです。そのせっかくの機会に遊び尽くしたいという思い(欲)から発している事例です。
 冷静に考えれば、死んでしまったら、その後いくつもあるであろうウォータースポーツを楽しむ機会も失ってしまうので、無理しない方がいいんです。でもその場では、休暇とか旅費などを考えて、無理をしてしまいます。
 ここで起きていることを改めて整理してみますと、自分の力ではどうにもならない自然の海況が、自分にとって好ましくない方向に動いていることがわかっていても、そのリスクを敢えてとって海に出てしまうということです。
 自然を相手にするウォータースポーツでは、やってはいけないことです。こういうときの定石は気持ちを切り替えて、その日できることで楽しむか、家で酒でも飲むかです。別にテレビを見るでも、温泉に行くでもいいですけど…
 ありふれた話の展開ですが、ぼくは自分のやりたいことに執着していたんでしょう。そして目の前のことに気持ちがとらわれ過ぎていたんでしょう。
もっと俯瞰してみれば、ぼくとしては、ウォータースポーツを長く楽しんで、人生を豊かなものにすることが目的です。なのにやはり目の前の休暇とか、せっかく旅行に来たからとか、費用がかかっているからとかを重視してしまいました。
 そういうのはあるかもしれないけれど、自然のことだから仕方ない、別に楽しめることをしよう、とそのときの状況に合わせた行動をとればよかったんです。
 まさに、We cannot direct the wind, but we can adjust the sails.ですね。
 自然とか世の中の流れとか他人の気持ちとか自分の思うままにならないことはたくさんありますが、それを変えようとするんじゃなくて、それに合わせて楽しめばよかったんですね。
 そして、その判断の背景にはどんな心持ちがあればよかったんでしょう?
 本来の目的に立ち返ること、物事を俯瞰する視点、気持ちの切り替えの速さ、我慢強さ、執着しない心、欲を捨てる、気長さ、じっくり物事を考える力…
 じゃあ、気長な心持ちでいるにはどうしたらいいんでしょう?
 特にぼくは昔からせっかちで、それで損していることも得していることもあるんですが、もう少し気長だったらいいなあと思うことは多々あります。
 気長に、急がない、慌てないというのは、「今すぐこれをやりたい」とか「今これをしなきゃ」とか「今これをしないと損するかも」とかそういう気持ちから来ているんだと思います。ここにある要素は…
・損得への思いが強い
・物事をよく考え長期的な見通しを持っていない
・周囲から褒められようとする
・周りの人との競争心
・頑張れば自分の思うとおりになるという前提がある
・すぐに実現したいと思う
ということでしょう。
 もし、多少の損得はしょうがない、生きているだけで儲けものという気持ちがあればそんなに焦らなかったかもしれません。物事を俯瞰してじっくり考えて、行動するべきか待つべきかの見通しが立っていれば、今すべきか、待つべきか判断できたかもしれません。周囲から評価して欲しいから本来の自分のペースを見失ってしまうということもあったかもしれません。
 だからおそらく次のように考えればいいのかもしれません。
・損得への思いが強い
→多少損してもいいや、生きていればいいやって考える。
・物事をよく考え長期的な見通しを持っていない
→長い目で見て、自分がどうなりたいのか、どうだったら幸せなのか、自分の人生で何が大事なのかを考える。
・周囲から褒められようとする
→周囲の評価を気にしない。いい子になろうとしない。
・周りの人との競争心
→自分は自分。マイペース。
・頑張れば自分の思うとおりになるという前提がある
→自然や世の中は流れとタイミングがある。逆風の時には何をやってもダメ。
・すぐに実現したいと思う
→そもそもそんなに急ぐ必要はない。
 そもそもぼくが海辺の田舎町でノンビリ暮らしたいなって思ったのは、都会のいつも何かに追われている感じと、仕事で日々やらなきゃいけないことが山ほどある状況と、自分の生来のせっかちな性格が相俟って、自分がツラくなったからなのでした。
 でも、田舎に住んで少しはノンビリするようになったものの、自分の性格ってなかなか変わりません。せっかちで、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃっていう意識は、時として自分や他人を追い込むことがあります。そういうのを少しずつでも変えてみたいなあとは思うのです。











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ネクタイは、考えているより結んでみたほうが早い



 みなさんネクタイってしますか?
 会社勤めの男性でも最近はノーネクタイでもokの職場がけっこうありますからね。
 ぼくはもう何十年も毎日ネクタイを結ぶ生活をしています。
 ネクタイ嫌いですけど…
 で、いつもしている慣れているネクタイだと一発で上手く結べるんですけど、新しく買ったネクタイを1回でちょうどいい長さに上手く結ぶのって、ぼくの場合難しいんです。みんなどうしてるんだろう…ってときどき思います。
 話が変わりますが、ぼくの大学時代からの友人で、とても慎重なヤツがいます。昔から慎重でしたが、歳を重ねてますます慎重になってきたように見えます。
 どう慎重かということを説明する例なんですけど、彼と旅行に行くと、宿や足はもちろん、食べるところ、経路上のコンビニの有無、大きな病院の場所などを事前にチェックしていくんです。
 もちろん宿の備品っていうんですか、ハブラシがあるかとかドライヤーがあるかとか、温泉にシャンプーやボディソープがあるかっていうのは当たり前のように調べています。それから足については、新幹線なら席にコンセントがあるかとか、トイレのそばのお手洗いにハンドソープがあるかとか、車内販売は何が名物かとか、まあそういったことを調べてから旅行に行くんです。
 別な例で、いうとぼくはウォータースポーツをやりますけど、彼がうちに遊びに来ると、3年に1回くらいは思い出したように「オレもサーフィンやってみようかな…」っていいだすんです。ぼくは大歓迎で、やろうやろうウェットもボードも貸してやるからやろうというんですが、いざビーチに行くと、流されたらどうするんだ、こけてどこかに身体をぶつけたらどうするんだ、この近くに病院はあるのか、サメはいないのか…などといろいろ心配なことが出てきて、結局海には出ないんです。
 ぼくはこの友人とは正反対の性格で、昔から深く考えずに、まあとりあえずやってみればなんとかなるかな、と思って生きてきました。もちろんそれで失敗することもたくさんありますが、まあその場で恥ずかしい思いをするくらいで、今も一応生きているんで、死んだりはしないということですよ。
 いや、ぼくの場合はもう少しいろいろ考えて行動した方がいいかもしれませんけどね…
 最初のネクタイの話ですけど、新しく買ったネクタイも、これまでの経験と自分の首の太さと上半身の長さを根拠として、ちゃんと長さを測ってこのくらいの部分を首にかければ、必ず一発でちょうどいい長さに結べるようになるだろうというのは、ぼくだってわかります。
 ただ、ネクタイなんて1回や2回結ぶの失敗したって、まあ別にいいじゃん、とぼくは思うんです。
 それでね、世の中、生きているとネクタイを結ぶのに類することって結構あるよなあと思います。ネクタイはわかりやすい例ですけど、もう少し微妙なケースってありますよね。そして、会社とか組織でも似たようなことってありますね。リスクに関する議論とか…
 そして、日本って一応先進国で、文化的に成熟して、社会制度的にも整備されていると思うんですが、そういう日本って失敗を恐れる社会になっているんじゃないかなあ、友人のような人が増えているんじゃないかなあとも思ったりする今日この頃なのでした。









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経済がとか国力が…とかいわれてもノンビリしたい



 知恵と勇気をふりしぼって、海辺でダラダラすることとノンビリすることに力を使っているボクです。
 いえいえまあまあいろいろそりゃありますけど、忙しさにキリはなく、雑用は海のように無限です。
 そんな状況はわかってますけど、なんとか時間があれば海遊びをし、ビーチで寝転び、ビールを飲んでいたいのです。
 そんなボクを見て、「大の大人が…」とか「いい歳して…」などと冷たい目で見る人がいますが、いえ、ボクは自分の気持ちに正直に生きているだけです。
 だいたい「日本の経済が…」とか「第3四半期のGDPが…」とかいわれても、そんなこといわれても、それってどこにあるんですか、っていう話ですよ、ボクとしては…
 それからですねえ、国会議員とかで「日本経済の成長のために、女性はもっと働いて能力を活かすべきだ」みたいなこという人がいますけど、ボクはこういう人を信用しません。
 みんな自分の幸せのために生きているんで、日本経済のために生きているわけではないと思うんです。そりゃ国会議員から見れば国のためにって思うんでしょうけど、それをそのまんま言ってどうするって話ですよ。
 バカなんじゃないの? うすうすわかっていたけど…というか、もはや国民の常識になりつつあると思うけど…
 一生懸命働いているのも、家族や自分の生活のためじゃないですか…
 なので、たまの休みくらい自分の好きな場所でノンビリしたいのです。
 そんなこというと非国民とか視野が狭いとか反論もありそうですけど、そんな考え方だから太平洋戦争が止められなかったんじゃないの?
 と、せっかくの自分の時間にバカな議員のことを考えても時間の無駄なので、海でノンビリすることにします。









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好きなのは海辺の田舎町



 一時期、神奈川県藤沢市の海辺に住んでいました。いわゆる湘南(なんだか書くのが恥ずかしい…)と呼ばれる地域です。
 緑の多い住宅地で、サーフポイントまでも歩いて行けて、そこはそこで住み心地がよかったわけですが、ぼくの中で、ちょっとだけしっくりこないことがありました。
 それはなんてことないことなんですが、ちょっとオシャレで、すました感じのところです。道行く人がスッキリしたブランド物の服を着ていたり、いかにも血統のよさそうな犬を散歩させていたり、行き交う車が高級外車だったり…とちょっとしたことに表れるんです。
 もちろんそれが悪いわけではなくて、ぼくがそういうのが嫌い(たぶんヒガミもあると思います…)なだけです。ぼくは東京のそういう感じ(自分はあんたたちのような下層階級とは違う、育ちも年収もセンスも…みたいな…)が嫌いで海辺に引っ越してきたんですから…
 また、取って付けたような観光客が多いのも特徴でした。海だから湘南だからとやってきた観光客…そういう人達の多くは、実は海をそんなに眺めてもいないし、海に入っているわけでもないし、そもそも海が好きなわけでもないのです。
 海をバックに写真を撮って、オシャレなレストランに行って、酒飲んで、騒いで、写真を撮って帰っていくんです。
 そんな雰囲気の中で暮らしていて、自分の中にずっと違和感というか居心地の悪さがあったんです。上手くいえないんですが、ぼくが住みたいところと違うなあという思いはありました。
 ぼくは堤防があって、漁網があって、白い軽トラが停まっていて、いかにも雑種な猫が日影で寝転がっているような町が好きなのです。おっちゃんがヨレヨレのジャージで歩いているような町が好きなのです。そういうところで自分もヨレヨレのジャージで、歩いていることに安心感を覚えるのです。で、道で会った人と、与太話して、酒飲んで寝るみたいな暮らしが好きなんです。
 喜びや悲しみが溢れていて人間臭い感じ、そんな場所の方がぼくは心地いいのです。
 そんなわけで、何年か住んだ後、ぼくは湘南の藤沢を引っ越したのでした。今度は仕事に行ける範囲で、もう少し田舎の海辺に引っ越したのでした。











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あーっ、ノンビリできない!



 ぼくはこれまで海辺でノンビリしようとか、ダラダラしようということを書いてきました。それにはちょいとわけがありまして、それを自分でも改めて自覚したので今回まとめてみようと思います。
 自分でいうのもなんですけど、ぼくは家でも(一応会社でも)いろいろのことをテキパキやる方じゃないかなあと思っています。
 生来せっかちだし、自分のまわりがちゃんとなっていないと気持ち悪いというのがあります。旅行に行ってもやたら予定をパンパンに詰めるヤツっているじゃないですか。あれです、ぼくは…
 同じタイプの方ならわかっていただけると思いますが、そういう性格の人って、作業に終わりがないんです。家でも掃除したり整理したいところとってほぼ限りなくあるわけですし…
 だからどこにいてもボーッとすることができないというのが、だいたい20代くらいまでのぼくの悩みでした。

 この性格は仕事をするようになってから身についた気がします。それまではどちらかというとのんびりとボーッとしているタイプだったのです。
 仕事をするようになって、やらなければいけないことが山ほどあって時間があると今のうちに前倒しでやれることはないか考えてしまうようになりました。そうするとさっきの話のようにやることはほぼ無限にあるので、ボーッとする時間は皆無になります。

 ちなみに余談ですが、仕事というのはテキパキやる人のところに集まってくるので、その人はほぼ永遠にのんびりできなくなります。

 で、30代になって、イヤちょっと待てと、オレはいつからこんな風になっちまったんだ、もともとノンビリゆったり生きたいがためにウォータースポーツをやるようになって、海辺にも引っ越したんじゃないか…いったいオレは何をしているんだと…

 そういうぼくが考えた策というのが、一日のうちにボーッとする時間をとるというものです。わざわざ意図的にボーッとする時間を設定するのです。
 たとえば休日に朝起きて食事をした後コーヒーを飲むことにしているんですが、そのコーヒータイムが、ボーッとする時間です。

 ぼくなりにボーッとする時間を過ごすコツみたいなものがありまして、それはコーヒーを飲む以外のことをしないということです。とはいえ、音楽はBGM的に聴くようにしています。TVも見ないし雑誌も読みません。

 天気が好ければコーヒータイムはデッキで過ごすようにしているんですが、他のことをしないと決めると、コーヒーの味に集中でき、海を眺めたり、木々を眺めたり、波の音を聴いたりして、周囲に注意を払うようになり、だんだん自分の来し方行く末を考えるようになります。
 こうして、○○しかしないという時間を作ると、普段いかに自分がマルチタスクをして気を散らしているかに気づかされます。

 でも、ぼくはせっかちなのでコーヒータイムも長くて30分くらい。だんだんやらなきゃいけないことが頭に浮かんでじっとしてられなくなるのです。














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たいていのことは大したことじゃない



 日々過ごしていると、まあ大小併せていろいろありますね。
 ぼくも知り合いからは、大らかであまり動じないタイプだといわれたりしますが(たぶんおおざっぱで能天気なヤツだという意味だと思いますし、実際そうです)、それでもいろいろあります。
 小さなことでは、犬の散歩の人がうちの家の塀に犬の小便をさせるということから、中くらいのことでは、海で死にそうになってなんとか生きて帰ってこれたこと、大きなことでは、家族や自分の健康のことでしょうか…
 で、いろいろある~それが気になるとか、それに腹が立つとか、それが不安だとか~と認識することの元は自分の価値観だったりします。自分がこうあるべきだとか、これが常識だと思っているので、そうじゃないことが気になるのでしょう、たぶん…
 自分の当たり前が他者にとってそうではないことは、冷静に理屈で考えればわかります。でも人が生きていく上で自分の価値観は必要なわけで、日常生活では、その価値観をついつい他者に当てはめてしまいがちなので、周囲のことに腹が立ったり、気持ちがモヤモヤすることがあるのでしょう。わかっちゃいるけど、忙しい日々の生活の隅々まで、聖人君子のようにしてはいられないというところでしょうか?
 ぼくにとって自分の常識を他者に当てはめてしまいがちな状況を調整する役割を果たしているのが、海でボーッとすることです。
 海でボーッとする間にいろいろ考えるんですが、まず最初に考えるのは、海という自然の大きさと力です。ぼくは海辺に住んでいるので、これまでかなり大きな台風をいくつか経験しましたが、ある台風で、近くの防波堤が丸ごと壊れて、港のコンクリートが剥がれて、地形が変わってしまったことがありました。
 人間が当たり前の地面だと思っているものも、自然の力にかかると簡単に変わってしまうということに、呆然とすると共に少し笑ってしまいました。当然のことながらある土地は消滅し、新しい土地ができたりします。そんな状況では、人間の所有権とか土地の登記とかってすごく儚いものです。強い言葉を使うとすれば、何かの冗談かと思いますし、バカバカしく感じたりもします。社会の常識というのはかくも脆弱な基盤の上に成立しているんだなと思います。
 蟻を見ていると、せっせと蟻塚を作ったりしますが、それが雨で流されそうな場所にあると、よくやるよなあって思いますが、まあそれと同じようなことを人間もしているんでしょう。
 もうひとつ考えるのは、自然と人間の時間の尺度の違いです。人間の寿命はせいぜい100年で、それを基準に制度とか建物とかを作ってしまいます。歴史のうえで300年前とか500年前って相当昔のことに思えますが、自然って何千年とか何万年という単位で動いているので100年という単位は誤差みたいなものかもしれません。
 具体的には、この100年で火山噴火が何度も起きて活動期に入ったという説があったとしても、それってたまたまそうかもしれないわけです。あるいは、ここ100年くらい何もなかったから安全な土地だと思っていた海辺に市街地を作ったけれど、実は自然の歴史から見れば、そこは海だった期間の方が長かったということもあります。
 これもわれわれの時間感覚という常識が、実は相対的な長さのものであることを痛感する事例です。
 ぼくはこうやって自分の暮らしている社会や時間を引いた目で見ると、気持ち的に楽になることが多いです。無力感とか無常観にはならなくて、気楽さにつながります。人間の社会で起きる大したことって、実はそんなに大したことじゃないかもね、って思えたりします。











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台風が来ると緊張します



 海辺に住んでいる者として強敵なのが台風。
 今年もやっと台風の季節が終わろうとしていますが、最近は結構秋になっても台風が来るので、大丈夫かな?と思ったりしますが…

 台風が来る度に、物を飛ばされないようにしたり、通過後は家や車の潮を洗い流したり、いろいろたいへんなのです。
 今のところそんな経験はありませんが、屋根が飛ばされたり、窓ガラスが割れたり、崖崩れが起きたり、高潮に襲われたりといった命に関わる被害もあり得ます。
 実際被害に遭われた方もいらっしゃるわけで、とてもたいへんだろうなと思います。
 それでもなお、ぼくは子供の頃から、台風が来ると怖い気持ちと緊張感と少し高揚する気持ちがない交ぜになるのです。
 あれは危機を前にアドレナリンが出て、災害に備えようとするのでしょうか?
 台風に備え家族を守ろうとする、家長としての殊勝な使命感がかき立てられるのでしょうか?
 あるいは気圧の急低下で、少し頭や感情がブレているんでしょうか?
 不思議なものです。
 よく台風が来るとテレビでは、危ないから海には近づかないでくださいといっているのに、中継されている海にサーファーがいたりしますが、あの気持ちはわからないでもありません。実際はしませんけど…











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住んでいる人の顔が見えるお付き合い~田舎暮らしの風景~



 田舎の海辺暮らしの日常のちょっとしたしたことを紹介します。
 ぼくの住んでいるあたりは、車で5分くらいのところにスーパーマーケットがひとつ、ドラッグストアがひとつ、コンビニがふたつです。自転車なら行けますが、歩いていくのはちょっと躊躇する距離です。
 田舎暮らしのわりには比較的便利な立地ではないかと、自分としては思っています。気分的にはもう少し田舎でもいいかなーと思っていたりして。
 そんな環境ですので、お店に行くと店員の人はたいてい知った顔です。というか同じ町内の人もいますし、うちの相方とママ友だったりします。なので、世間話もしますし、何を買ったかもだいたいわかってしまいます。ぼくと相方はそういうことは気にしないタイプですが、そういうのがイヤだという方は合わない土地かもしれません。
 多かれ少なかれ田舎で暮らすということは、近くの家庭の様子がなんとなくわかるという面があるのではないでしょうか…だからこそお互い声をかけあったり、助け合ったり、見知らぬ人が来たらすぐにわかるというような田舎暮らしのよさにもつながるのでしょう。
 ちなみに郵便局の配達の人も宅配便の人も顔がわかります。なので、近所を歩いているときに宅配便の人に声をかけられて荷物を渡されるとか、スーパーを出たところで、郵便配達の人に「お届け物があるんですけど、今日は夕方家にいますか?」なんて訊かれることもあります。これもイヤな方はいらっしゃるでしょうね。好みはあると思います。
 逆にぼくは、道を歩いている人が誰かわからないとか、近所に誰が引っ越してきて誰が引っ越していったかわからないとか、マンションの同じフロアの人がどんな人かわからないというような暮らしは苦手ですし、そちらの方が怖い気がします。











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人の評価を気にしてたら海遊びなんかしてられねえよな



 海辺の田舎暮らしが好きです。って、これまでもさんざん書いてますけど…
 海が好きだし、海で遊ぶのが好きです。これもしょっちゅう書いてますけど…
 ところで世の中にはいろいろな人がいますねえ。当たり前ですけど…
 うちのあたりは昔の別荘地区です。都市近郊の旧別荘エリアがたいていそうであるように、うちのあたりも今や普通の住宅地になっていて、住んでいる人も別荘族ではなく、定住者です。
 それでも、まだ別荘的に使っている人もいます。
 先日こんなことがありました。
 町内で、以前から別荘だった建物がしばらく使われていなかったんですが、最近新しい建物に建て変わりました。そして、熟年の夫婦が土日に住むようになりました。ちょっとしたきっかけで話をしたところ、有名な商社を定年されて、今は別な会社に、天下りじゃないけど、(たぶん、かつての会社と肩書きの力で)役員として通っている方だそうです。
 いわゆる別荘族です。
 この人が、なんというか説明が難しいんですが、ちょっとした会話の中でいちいち偉そうというか大仰な人なのです。そして他人を小馬鹿にしたような、そういう感じの人です。会話の中に「○○(商社名)では…」とか「ドイツに駐在していたときには…」って入れ込んできます。そういう人っているでしょう。
 まあ、想像できると思いますけど、今のところ海辺の田舎の地元民のコミュニティには馴染めてません。
 よく移住するときの注意事項のひとつが、現地のコミュニティに馴染めるかがポイントだという話を聞きますが、「あぁ、それってこういうことをいってるんだろうな」と実感できるケースです。
 この人の場合別荘族なので、別に地元に馴染まなくてもいいと思っているかもしれませんけど…
 さて、ここでいろいろ振り返って思うのは、いろいろな人がいて、いろいろな価値観があるよなあ、ほんとにさあ、ということです。
 この元商社マンにしてみれば、ぼくら地元民は田舎者で、学歴もたいしたことがなくて、パッとしない暮らしをしているという風に見えているのかもしれません。
 エコでロハスでナチュラル(最近あんまり聞かなくなりましたね)な海辺の暮らしを望んで移住した人からしてみれば、この元商社マンは、世間一般の価値観に縛られたつまらない俗物に見えるのかもしれません。
 結局自分がシアワセならそれでいいんじゃないの…ということなのかな…
 他人の評価とか気にしてるととてもじゃないけどやっていけません。












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海辺に住まう女性の美しさ



 ぼくが普段接するような地元のママ友とか海遊び仲間の女性は、東京にいる女性とは感じが違います。ぼくはそういうのって疎いのでどう表現したらいいのかわかりませんが確かに違います。
 田舎っぽいというのではありません。
 自分のライフスタイルとか好きなものとかがハッキリしている人が多い感じです。
 都会では、肌や化粧やファッションにすごく気を遣っているんだけど、そんなに惹かれない、イライラしている、楽しそうではない、幸せそうではない、そんな女性を見かけたりしますが、それとは正反対の感じです。
 道端やスーパーで会ったりして雑談しますが、Tシャツに短パンとサンダルで、化粧は薄く、髪はざっくり束ねていたりしますが、キレイだなって感じる人はたくさんいます。ぼくの好みとして飾りすぎていない女性の方がキレイだなと感じるせいもあるかもしれません。ずっとウォータースポーツをしてきたので、そこにいる女性というのは陽に焼けて、髪も潮に焼けて、健康的で、タフな人が多かったのです。そしてそういう女性をキレイだなと思うことはしばしばありました。
 ぼくの見た目の感想としてはそんな感じなんですが、事実として知り合いの女性がどんなことをしているかというと、ヨガ、SUP、サーフィン、スキューバーダイビング、ジョギング、ウォーキング、フラダンス、ハワイアンキルト、アロマテラピー、ガーデニング、パンを焼く、お菓子作り、マクロビなどなどで、みなさん自分の趣味やこだわりがあるようです。
 家とかインテリアはナチュラルなものを好む人が多いように見えます。華美ではないけれどもこだわりがある感じです。
 ぼくの近所の女性の傾向といっても、ぼくの妻の友人などと話すことが多いので、年代としては偏っているかもしれません。ただ中年といわれる世代ではありながら、キレイな人はキレイで、しかもそれは外面だけでなくて内面から出ているキレイさを持っている人が多い気がいます。
 女性の美しさというのは、いろいろで、なかなか奥が深いようです。













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