海の贈りものを受けとる場所
待つことが大切な時もある
ウォータースポーツをしていると、風待ち・波待ち・凪待ちはよくあることです。

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青春時代の海遍歴
ぼくが上京して関東近辺の海辺で遊び始めたのは大学生の頃。年代でいえば1990年代前半でした。
東京の街自体も興味深くておもしろかったんですが、それよりも油壺から伊豆にかけての海沿いが好きでした。ぼくの故郷にも海はありましたが、それは漁村。漁村ではない海辺というのを初めて見て、とても衝撃を受けたのを覚えています。たとえば逗子マリーナとか…
海は昔から好きでした。
中学生くらいからずっとダイビングをしてみたかったんですが、当時リクエーショナルダイビングのCカードを取るには講習費として、ン十万必要で、貧乏大学生のぼくには無理でした。なので、レンタルボードで鵠沼海岸でサーフィンをしていました。(その後バイトして、お金を貯めて、Cカードを取りましたけど…)
大学の友人でヨット部の奴がいて、そいつに合宿所に連れて行ってもらったり、三浦半島から大磯あたりまでいろいろな場所に連れて行ってもらったりして、だんだん神奈川県南岸の土地勘ができてきました。
休みの日に、そのヨット部の友人とクラスの仲間(女の子もいました)で、海辺をドライブしたこともありました。
わりと若い頃ありがちなことですね。
その中にいいなって思う子もいましたねえ。若い頃って身近にいる人の中で好きな人を探そうとするものですよねえ…
化粧っ気がなく、いつもジーンズにTシャツみたいなファッションの子でしたが、顔立ちは整っていました。清潔感があって、明るくて、みんなから愛されて育った感じが身についていました。
まあ、流れとしてベタですが、ぼくはその子と付き合うことになって、彼女も海が好きなので、よく海にデートに行きました。
伊豆から三浦半島にかけての店や観光スポットにどんどん詳しくなっていきました。
東京の街のことは全然詳しくないのに…
まだ、当時は三戸にサーフサイドヴィレッジがあったり、茅ヶ崎にパシフィックホテルがあったり、江ノ島にディスコがあったり、由比ヶ浜にライブハウスがあったり、夏の葉山のオアシスで一晩中飲めたりと、夜通し楽しめる場所がけっこうありました。
まだ、バブルの余韻があって、お金をかけたオシャレな施設があったんですね。
大学生の頃はそんな感じで過ごし、社会人になるとスキューバーダイビングベッタリになりました。ほぼ毎週東伊豆に通う日々。
そしてあるタイミングで相模湾沿いの田舎町に引っ越すことになります。
つまり20代から40代まで、ぼくはなんだかんだいって、相模湾から駿河湾あたりをウロウロする暮らしを続けてきたのです。
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目的地も定めずさすらう海旅が好き
目的地を定めて、予約して旅するのが、やはり多くなってしまいますよね。
まず初日は行きつけのダイビングサイトで潜って、泊まることが多かったですね。何泊もするのももったいないので、次は知り合いのシーカヤックガイドさんのところに行きます。
ちょうど寝るのに良さそうな場所を通りかかれば、車を停めてテントを張ります。近所のスーパーや魚屋に行って、地魚や地野菜を買って、刺身や鍋物をします。もちろん酒もたんまり買い込んであります。
暗い海に向かって「オレは自由だー」と叫んでしまいます。
そんな旅がすんごく楽しいんです。
昔、外国のビールがかっこいいときがありました
ビールが好きです。
海辺でキャンプをしながら、仲間と酌み交わすビールが、飲み物の中で一番うまいと信じて生きてきました。
海辺で温かい飲み物を飲むヨロコビ
寒い冬、海に出たり、海辺を散歩したりしています。
ぼく、非常識らしいです…
この間LIFE SHIFTって本を読んだんです。人生100年時代だそうです。
これまでの時代のように、勉強する時期、働く時期、リタイアする時期の3パターンではなくなるそうです。
そして65歳以上でも働き続けないと、金銭的にショートしてしまうそうです。
うん、まさに日本でもよくいわれていることですね。
できれば一生海辺で遊んで暮らしたいと思っているぼくとしては、なんとも耳の痛い話です。65歳まで働けなんて、聞いただけで気が遠くなります。
で、会社の上司がそういうタイプなんですが、こういう本を読んでそのまんま受け入れるんですよ。そのときどきのベストセラーのビジネス本の内容を…
アンタはどんだけバカなんだという話ですよ。
これからの社会がこうなるといわれても、全体としてはそうなんでしょうけど、それがぼくにまで及ぶかどうかはわからないわけでして、うちの家族くらいは海辺の田舎町でこっそりささやかにうまいこと生きていけるんじゃないかなって、期待したりするわけです。
数人くらいなんとかなるでしょ。
社会全体と個人の話は直結しないと思うんですけどねえ。
ちなみにぼくの家系は父方も母方も、男はガンでだいたい70くらいで死んでますんで、その可能性は高いんじゃないかな?
なので、まあ相方のことはどうするか考えるとして、自分としては70くらいまで海辺で遊べるくらいならいいんじゃないかなあ、なんて話を同僚と飲みながら話してたら、「あんたは非常識」っていわれました。
気長に取り組めれば、もっといい人生が歩めるかもしれない…と思う今日この頃
ウォータースポーツでは天気や海況を見ることが大切なことはいうまでもありませんね。それを見極めて遊ぶのが気持ちよく安全に遊ぶ一番のコツのように思います。そう、海遊びでは日和見が大切なんです。

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ネクタイは、考えているより結んでみたほうが早い
みなさんネクタイってしますか?

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経済がとか国力が…とかいわれてもノンビリしたい
知恵と勇気をふりしぼって、海辺でダラダラすることとノンビリすることに力を使っているボクです。
好きなのは海辺の田舎町
一時期、神奈川県藤沢市の海辺に住んでいました。いわゆる湘南(なんだか書くのが恥ずかしい…)と呼ばれる地域です。