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「ちゃんとしよう」としないようにしよう



 日々マイペースで、海辺でのんびり暮らしたいなあと思っています。
 相方にいわせると、ぼくは今でも相当のんびりしているらしいですけどね…
 でも、これでも一応世間に合わせようとしているので、本当はもっとのんびりしたいんです。目標は漁港にいるネコですね!
 そんなぼくですから、一応世間に合わせようとしている己を厳しく責めるわけです。これは世間から「変わった人」「ヘンな人」と見られたくない、さもしいココロがベースにあるんじゃないか、と思います。そういうところがイマイチ振り切れてないんだよなー。中途半端なんだよなー。
 まあ、一応社会人で家族もいるわけで、「世間体を考えるのはフツーでしょ」と相方はいうんですが、それが、自分らしさを損なってしまうんなら、それはイカンと思うんです。
 いい子になろう、褒められようとする幼い頃からの癖がまだ抜けないみたいです、育てられ方というのは大切ですね。
 いい歳して海遊び、出かけるのはTシャツ・短パン・ビーサン、年中真っ黒に日焼け。そんなぼくを見て、「それのどこらへんが世間体を考えているのかしら」と相方はいいますが、一応仕事はしているし、年賀状も出すし、パンツは毎日着替えてるし、ハミガキもしてるし、鼻水はシャツの袖で拭かないようにしてるし…かなり頑張ってるつもりなんだけどなあー









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風の通る場所



 ぼくは風が通っているところが好きです。風が吹き抜けて空気が動いているところ…
 逆に空調の効いた現代的なビルは苦手。
 なぜかはわかりません。なんとなく心地いいんです。空気が止まっていると、淀んでいるとか、息苦しいとか、直感的にそう感じます。
 自宅の窓も、冬はともかく、できるかぎり開けておきます。というか窓もドアも開けっぱなし、夜も…幸いうちはド田舎で危ないことはありません。
 いやいやさすがにそれはやり過ぎなんじゃないかと、近所の海遊び仲間にいわれました。
 ぼくの友人も似たような人が多いので、遊ぶのも屋外、飲むのも屋外だったりします。次のダイビング旅行の相談なんかも、ビーチでチェアを出してビール飲みながらやったりします。それが気持ちいいんですよ。
 でも、それって普通じゃないんですよね。いや都会の人と会うときは気をつけようと思います。









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夜の海辺ドライブが好きです



 スキューバーダイビングやシーカヤックやサーフィンでは、車で移動することが多いです。飛行機でリゾートに行くのも楽しいですが、車で海遊びに行くのも楽しいですね。
 同じドライブでも、仕事や家の用で車を運転するのは楽しくないのに、海遊びで運転するのは楽しいですね。不思議です。
 好きなのは夜と明け方の海辺ドライブ。
 ぼくが海遊びに車で行くパターンとしては、行き先は伊豆が多くて、前泊だと夜の8時とかに出発しますし、当日入りだと4時頃家を出ます。それも夜と夜明けのドライブが好きだから…

 夜の海辺の道はシーンとしていて、月明かりや街明かりが海に反射してキレイです。海遊びに行ける喜びと、暗い中を走る切なさが混ざって、なんとも甘酸っぱい気持ちになります。若い頃ダイビングを始めた頃のことを思い出します。そして初めて車を買ったときのことを思い出します。あの楽しい気持ちを、今も感じていられるのはシアワセです。
 常々、自分で思ってもいて、人にも話しますが、時間の制約なくいつでも旅立てる車という道具は、ぼくにとっては、より自由になれる大切なものです。










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雨の日の海も好き



 海が好きです。
 もちろん晴れて爽やかな海も好きですが、じつは雨の日の海も好きです。
 さすがに真冬の雨の日は寒くてツラいですが、それ以外の季節は雨の日も海に出ます。
 雨の日の海は、海面に波紋ができてキレイです。砂浜もじっとり濡れて見慣れた風景と少し違います。人が少なくて、なんだかシーンとしています。その静けさも雨の日の魅力でしょうか…
 雨の日の海には、本当に海が好きな人、海で生計を立てなければいけない人だけしかいなくて、それもいいですね。写真を撮るだけの観光客とかいません。本当にその価値がわかる人だけが集まると、その場所はとてもいい雰囲気になるのは、他のことにも当てはまりそうです。
 雨の日にはシーカヤックやスキューバーダイビングをするのが似合います。
 シーカヤックで雨の中を静かにパドリングしていると、空と海の色が似ていて、いつしか自分が海の上にいるんだか空を飛んでいるんだかわからなくなります。パドリングハイというのがあるのかもしれません。
 いつもならハッキリ見える近くの岬も、雨の日は霞んでいます。それもまた神秘的…
 スキューバーダイビングだと、潜り終わって、水面に上がってきたときがいいですね。雨の中、シーンとしていて、水面の波紋がキレイに見えます。周囲がシーンとしていると、自分の気持ちまでシーンとしてきます。
 季節ごと、天気ごとに海の様子は変化します。その日の海の様子を、五感を全部働かせて、今その瞬間に集中すると、なんともいえない充実感に満たされます。そのな幸せな日々を大切にしたいと思うのです。










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気が合う土地ってあるような気がします



 海好きで、海辺の田舎町で暮らし、そして折々に海に旅します。
 いろいろな海を見てきましたが、自分に合う海ってあるんだなと思います。
 気が合うというんでしょうか?
 気が合う人というのはよく聞きますが、気が合う土地というのもあるかもしれません。
 海ごとに地形に特徴があって、なんとなく明るいとか気がいいとか感じることがあります。そこにいるとなんとなくホッとするとか、くつろげる感じがするんです。
 ぼくが好きな海のパターンのひとつに両側が岬や山で囲まれた小さい入江というのがあります。できればその入江に行く道が一本道で細いとなおいいですが、それが落ち着くんです。不思議ですね。別に敵が攻めてくるわけでもないのに…
 定期的に行きたくなるし、行くと元気になれます。
 逆になんとなく暗いなとか、ジメジメしているなという海もあります。
 また、ぼくの場合、ノペーとした砂浜は好きではありません。たとえば神奈川の茅ヶ崎あたりとか千葉の一宮あたりとか…このふたつは別に暗いわけでもないんですが…
 理由はよくわからなくて、なんとなく好きじゃないというだけです。
 ということは気がいい悪い、雰囲気が明るい暗いとは別に、自分が居心地がいい悪いという軸があるのでしょう。
 よくパワースポットっていい方をしますけど、もしかしたら自分にとってのパワースポットって人によって少しずつ違うのかもしれません。もちろん風水的にすごく悪いとか、とても良いというのはあると思いますが、その中間はそれぞれ気持ちよく感じる空間が違うのかもしれません。








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デッキでビールが幸せ



 屋外にいるのが好きです。身体を動かせれば、なおよし。
 たぶん風が動いている状態が好きなんでしょう。
 なので、完全空調の締め切ったビルで一日過ごすのは苦手です。窓ガラス開けたくなっちゃう。
 スキューバーダイビングをしたり、シーカヤックをしたりして、戻ってシャワーを浴びて、デッキで潮風に吹かれながら、ビールを飲む時間がぼくにとっては幸せな時間です。気候のいい頃だと、そのままワインを飲んだり、ウイスキーを飲んだりして、寝るまでデッキにいたりします。
 もうひとつ幸せな時間がありまして、海が荒れていてウォータースポーツができないときに、海を眺めながらデッキでコーヒーを飲むときです。
 どちらも似たようなもんですね。こういうのって村上春樹さんは小確幸っていってますね。小さいけれど確かな幸せ。小確幸の積み重ねで日々は過ぎていくのかもしれません。
 ついでにもうひとつ似たようなことで好きなのは、ビーチにテーブルとチェアを持って行って、コーヒーを飲む時間。
 あれ?どれも同じですね。
 屋外・海・コーヒーかビール。
 なぜかなーって考えたんですが、やっぱり風が動いていることと、太陽の光が浴びられること、波の音が聞こえることが心地いいんだと思います。あと、デッキだとテレビとかなくて、スマホも雑誌も見ないようにしてるので、ビールを飲むことに集中できるからホッとできるのかなー。何かをしながら飲み物を飲むと、飲み物の味がわからなくなっちゃいますもんね。ビールやコーヒーを飲んでいる時間くらい、飲むことに集中しようかなって思います。










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波の音・月の光・鳥の声・木々の緑



 ベッドルームで、初夏や晩秋、エアコンをつけるほどでもないときは、窓を開けて寝ます。
 そんな季節が好きです。
 波が高いときは、波の打ち寄せる音が聞こえます。
 窓から見える海は青黒くて、そこに月が映っています。
 月の光は海に反射して明るく感じます。
 そんな中、眠るのが好きです。
 
 翌朝は鳥の声で目が覚めます。
 反対側の窓からは裏山の森が見えます。緑が朝陽に照らされて眩しいくらいです。
 鳥はどこにいるのかわかりませんが、鳴き声はうるさいくらいです。
 自然をいつも身近に感じて暮らせる、そんな毎日がとても好きです。









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都会で暮らしていた頃のちょっとしたストレスを思い出す



 ぼくは若い頃東京で暮らしていて、ストレスフルだったので海辺の田舎町に引っ越しました。もうかれこれ20年くらい経つので、都会で暮らすストレスを忘れそうになるので、同じ過ちを繰り返さないようにもう一度思い出しておこうと思います。
 いろいろあったなあと思いますが、一番イヤだったのは、空が狭いことです。建物がキチキチに建っていて、しかも高層なので、空が狭くなってしまいます。あれは息苦しくてイヤでした。休日のたびに近くの公園に出かけていたのを覚えています。そこはかろうじて開けていますから…
 それからどこに行くにも混雑しているのもイヤでした。
 共働きなので、土日に近所のスーパーに食料品を買い出しに行くんですが、レジが長蛇の列。車で行こうものなら、駐車場待ちの列。
 近所のレストランも待たずに座れるのが稀でした。とにかく絶えず列。
 それって今考えればすごいストレスです。
 車の運転も気を使う行為でした。幹線道路は2車線以上ですが、そうするとみんなが速く行こうとして、やたら車線変更をします。あれって、田舎ではありません。当然、危ないし、事故らないか気を遣います。
 通勤電車もすごい混雑。というのは、いうまでもありませんよね。
 よくわからない人が多いのもストレスでした。
 妻は、仕事帰りの駅から家までの間、変な人がいないか、結構気をつけていました。マンションのエレベーターもオートロックだからといって油断できなくて、他の男の人と一緒にならないように気をつけていました。やはり怖いそうです。
 どんな人がいるかよくわからなくて怖いというのは、なかなかにストレスです。
 他にも道端で叫んでいる人とかブツブツつぶやいている人とかもいて、ちょっと怖かったです。
 
 カラスも多かったですね。マンションはゴミ置き場があるのでいいんですが、駅前の商店などは道路にゴミを出します。一応、鳥対策ネットをかけてあるんですが、全然効果がなくてカラスがゴミをつっついて散乱しているのがすごかったです。早朝の駅前というのはちょっと異常なくらいカラスが多かったですね。
 コインランドリーも変でした。うちは大きな毛布を使っていて、それだけは洗濯機で洗えないので、コインランドリーに行って洗うんですが、ペットのシーツやすごく汚れたものやスニーカーなどを洗う人がいて、洗濯機が汚かったことが何度もありました。あれはなんというか、匿名性の高い都会の悪い面が出ているなと思いました。
 車に傷をつけられたりしたこともありました。マンションの駐車場に停めていたら、あるときボディの側面にひっかき傷が1mくらいついていました。隣の車を見てみたら、その車にも同じような傷がついていました。その隣の車にも同じ傷が着いていました。なんというか、病んでいるなと思いました。
 酔っ払いにからまれるということも結構ありました。
 犬の散歩で、いつもうちのマンションの前に糞をさせて始末しない人がいて、それがマンションの管理組合で問題になったこともありました。
 いやはや、細かい愚痴っぽいことがたくさんでてきますね。こういう細かいことが積もり積もってストレスになるんだな、と書いていて思いました。
 ちなみにすべて今の田舎暮らしでは経験しません。
 できれば一生都会に近づかずに生きていきたいです。










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待つことが大切な時もある



 ウォータースポーツをしていると、風待ち・波待ち・凪待ちはよくあることです。
 そして、海況が悪ければ諦めることも大切です。
 これらは自分の命に関わるので、なおざりにはできません。
 ぼくは小さい頃からせっかちな性格だったと思いますが、ウォータースポーツでだいぶ辛抱強くなりました。いやいやまだまだこれから精進していきたいっス、とも思いますが…
 自然の中での遊びは、自分の思うままにならないことがたくさんあります。
 天気はどうしようもないですし、波も風もどうしようもありません。
 いくらサーフィンしたくても波がなければどうしようもありません。
 スキューバーダイビングで自分が見たい魚が出るかどうかもわかりません。
 悪天候をおして、無理して出ていくと死ぬかもしれません。
 なので、状況が好転するまで気長に待つとか、別の楽しいことをやるとかした方がいいんです。
 ぼく的には、海況の好転をボーッと待つのは時間の無駄なので、そのとき楽しめる別のことをやるようにしています。
 たとえば波がなければシーカヤックをしますし、風がなければスキューバーダイビングをしますし、そもそも海が荒れて海に出られなければジョギングをしたりします。
 おそらく自分ではどうしようもないことがあるものの、自分の心持ちは変えられるということは真実なのでしょう。
I can't change the direction of the wind, but I can adjust my sails to always reach my destination.











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青春時代の海遍歴



 ぼくが上京して関東近辺の海辺で遊び始めたのは大学生の頃。年代でいえば1990年代前半でした。

 東京の街自体も興味深くておもしろかったんですが、それよりも油壺から伊豆にかけての海沿いが好きでした。ぼくの故郷にも海はありましたが、それは漁村。漁村ではない海辺というのを初めて見て、とても衝撃を受けたのを覚えています。たとえば逗子マリーナとか

 海は昔から好きでした。

 中学生くらいからずっとダイビングをしてみたかったんですが、当時リクエーショナルダイビングのCカードを取るには講習費として、ン十万必要で、貧乏大学生のぼくには無理でした。なので、レンタルボードで鵠沼海岸でサーフィンをしていました。(その後バイトして、お金を貯めて、Cカードを取りましたけど)

 大学の友人でヨット部の奴がいて、そいつに合宿所に連れて行ってもらったり、三浦半島から大磯あたりまでいろいろな場所に連れて行ってもらったりして、だんだん神奈川県南岸の土地勘ができてきました。

 休みの日に、そのヨット部の友人とクラスの仲間(女の子もいました)で、海辺をドライブしたこともありました。

 わりと若い頃ありがちなことですね。

 その中にいいなって思う子もいましたねえ。若い頃って身近にいる人の中で好きな人を探そうとするものですよねえ

 化粧っ気がなく、いつもジーンズにTシャツみたいなファッションの子でしたが、顔立ちは整っていました。清潔感があって、明るくて、みんなから愛されて育った感じが身についていました。

 まあ、流れとしてベタですが、ぼくはその子と付き合うことになって、彼女も海が好きなので、よく海にデートに行きました。

 伊豆から三浦半島にかけての店や観光スポットにどんどん詳しくなっていきました。

 東京の街のことは全然詳しくないのに

 まだ、当時は三戸にサーフサイドヴィレッジがあったり、茅ヶ崎にパシフィックホテルがあったり、江ノ島にディスコがあったり、由比ヶ浜にライブハウスがあったり、夏の葉山のオアシスで一晩中飲めたりと、夜通し楽しめる場所がけっこうありました。

 まだ、バブルの余韻があって、お金をかけたオシャレな施設があったんですね。

 大学生の頃はそんな感じで過ごし、社会人になるとスキューバーダイビングベッタリになりました。ほぼ毎週東伊豆に通う日々。

 そしてあるタイミングで相模湾沿いの田舎町に引っ越すことになります。

 つまり20代から40代まで、ぼくはなんだかんだいって、相模湾から駿河湾あたりをウロウロする暮らしを続けてきたのです。









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