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海辺の暮らしは自由への入口かも…

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 海のよさというのは、比較的ルールが少ないことです。もちろん海辺でもルールはあって、バーベキュー禁止、キャンプ禁止、密漁禁止、駐車禁止という具合ですが、少しノンビリしたところに行けばユルい空気が流れています。

 そういう雰囲気が好きで海辺に住むようになりました。

 一度ルールの少ない状況で暮らしてしまうと、そうじゃない環境がすごく窮屈に感じてしまいます。
 たとえば都会だと大人が短パン・ビーサンでいると少し変な感じですし、上半身裸で一般道を歩くとやっぱりマズいし、家や車の鍵はロックしないといけないですし、信号がやたらあるし、制限速度で車を走らせていると煽られるし、大声だすと変な目で見られるし、立ちション・野糞はできないし…ってキリがないですが、とにかく生活の細かいことにいろいろ気を遣わなくちゃいけなくて、それが窮屈に感じるんだと思います。

 で、海辺の比較的ルールの少ない生活を経験してしまうと、それまで当たり前だと思っていた、モロモロの束縛に気づくことになります。「ああ、あれは束縛だったんだ」と。

 それから別の面でのルールや束縛もあります。
 ぼくの友人は都内の住宅地に住んでいますが、周りはいわゆるサラリーマンばかり。いい歳した男はスーツを着て働きに行くのが当然という雰囲気なんだそうです。で、友人は昔は自由なアウトドア人でしたが、だんだん企業的なちゃんとした人になってしまいました。

 これは極端な例ですが、日々暮らしていると、家族や仕事などなど、知らず知らずのうちにしがらみにとらわれてしまって、自分の枠の中にはまってしまいます。
 それも自分が作った枠なんですよね。
 ミスチルの歌みたいですが、その中でどうしてもやっぱりもがくというか、枠から出てみようとするわけです。

 枠からでなくてもいい、オレはオレだみたいな人もいますが、それっていわゆる頑固ジジイです。
 べつに頑固ジジイでもいいんですけど…

 少なくとも自分は、漂うように、流れるように、気ままに、好きなように、って、えらい漠然としてますが、暮らしたいなあ、と思っています。

 最近忘れかけてましたが、ぼくらは自由主義の社会に住んでいて、一定の条件のもとに基本的に自由なのでした。そう自由なんですね。


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