海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
海好きは今日もまた海へ出ていく
ぼくはオジサンでして、海遊びをする仲間の多くは同年代の人が多いです。もちろんおじいさんもいますし、若者もいますが…
同年代の仲間のその人生的な状況というのは、奥さんがいて子供がいて、職場でも相応の地位だったりします。それなのにまだ海遊びをしているというのは、やはりどこかしら海が好きでしょうがないような人ばかりといっていいでしょう。
だいたい家族ができて仕事が忙しくなるあたりで、趣味はそこそこにしてしまう人が割合としては多いんじゃないでしょうか。それはぼくのようなタイプの人からは「歳をとった」「魂を会社に売った」「自分らしさをなくした」とケーベツの気持ちを含むあからさまな視線を注がれるわけですね。
でも世間の常識からすれば「仕事を一生懸命やっている」「家族思いの人」「常識をわきまえた人」と評価されるだろうと思います。
ぼくは相方と結婚する前からずっと海遊びをしてきました。
それこそ有給休暇を使いまくり、上司や同僚の冷たい視線を軽いジョークでかわしつつ国内海外の海へ行っていました。そのころはスキューバダイビングとサーフィンがメインでした。
若さ故に無理目のダインビングをしたり、かなり高いうねりの中でサーフィンをしたりしました。今思えばよく死ななかったなと思います。
そして相方と結婚し、子供もでき、いわゆる普通の家庭を築いてきたわけですが、それでもよく海遊びに行きます。(子供が小さい頃は一応子供の世話をしてましたよ!)
相方はそんなぼくに対して不満があるかというとそうではないといいます。まあ本心はどうか知りませんけど…
たとえば女や博打にはまるよりいいとか、いってもどうせ聞かないしとか、海遊びをやめさせてストレスが溜まってもいけないとか、そういう打算的なことを考えているかもしれません。
でも、ぼくは20代からずっと海遊びをしてきましたし、他の趣味をするわけでもなく(実際ぼくはどんなに誘われてもゴルフやスキーはやらないことにしています)、ずっとそれを続けてきました。それに対し相方は相方なりに、ぼくのそういうこだわりを尊重しているように感じます。そしてそれがぼくという人間であり、それをとったらぼくはぼくでなくなるということを理解しているようにも思えます。
そして子供達もぼくがそういう海遊びで、かなりハードな状況でも海に出て無事に帰ってきたり、あるいは世界のかなり辺境の島に行ったりすることに対して、「かっこいい」と思っているような気がします、たぶん… もしかしたら内心は「しょーがねえオヤジ」と思っているかもしれません。
自分でこんな事を書くのは恥ずかしいですけど…だいたい自己評価というのは甘いものです。
海遊びはぼくにとって、直らない習慣であり、青年時代からぼくをぼくたらしめてきた要素であり、ストレス解消法であり、人生を過ごしていくうえでの学びの場なのです。
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