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懐かしの80年代っぽいダイビングTシャツで笑いをとるワタクシ




 珍しく服の話です。

 ぼくはなんだか物持ちがいいというか、服に興味が無いというか、一度買ったらそれをボロボロになるまで着てしまうというところがあります。
 流行も関係なくて、しかも服の大半が海っぽいもので、おそらく東京のおしゃれな街なんか歩いていたらヘンな目で見られるでしょうね。
 いやいや三浦半島の田舎でさえ、たまに笑われるくらいですから…

 相方は女性で、おそらく多くの女性がそうするように、毎年、いや季節毎に服を買って、古いものはどんどん捨てたりしてますが、服というものはそういうものだと思っているようです。

 なので、ぼくのように何年も同じ服というかマリンウェアを着ているのを、結婚当初は不思議な生物でも見るようにしていましたが、今やもう慣れっこで、ぼくがたまに10年くらい前の服を引っ張り出して着たりしてるとウケてます。
 服で笑いがとれるなんて、なんてラクなんでしょう。

 最近、相方にウケかつダイビング仲間にウケたのが、90年代前半に買ったような気がするSASというダイビングブランドのTシャツ。
 これはパイル地というのかな、タオルみたいな生地で作ってあって、濡れた身体に着ても水を吸いますよ、汗かいても大丈夫ですよということで作られたんだと思います。
 昔はこういうのって少し流行った時期があったんですよね。
 それを久しぶりにタンスの奥から引っ張り出して、着て、ダイビングに行ったらウケるウケる。同年代の人からは「なつかしいねー」といわれ、若い女性からは「なんか変わった服ですねー」といわれました。服だけでこんなにコミュニケーションのタネになるなら、古いかっこ悪い服もまんざらじゃないなーと思いました。









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スキューバダイビングのぼくなりの小技をまとめたりしました




 スキューバダイビングをやります。Cカードをとって20年くらい経ちます。ランクはダイブマスターですが、本数はそんなに多くありません。
 ダラダラと楽しいさだけを追い求めるだけのダイビングですが、さすがに長く続けていれば、小技というか自分なりに心掛けていることが出てくるものです。しかも自分は当たり前だと思っていてもダイビングに行った時に、一緒に潜った人から興味を持たれたり感心されたりすることもあって、「あぁ、これは他の人から見るとおもしろいことなのかも…」というようなことがあります。
 今回はそういう「オレなりのこだわり」的なことをまとめてみたいと思います。

・その1 ブーツ+フィン
 よくダイビングでうまい人は、MEWのフィンを素足で履いていたりします。ぼくも一時期使っていたことがあって、足とフィンとの一体感はすごくいいと思いますが、それでもブーツとフィンに戻りました。それはボートダイブなど岩場を歩かない場合であっても素足やソックスでは危ないときが結構あるということです。ぼくはラダーのネジで素足を切ったことがあります。なのでブーツを必ず履くようになりました。
 ちなみにフィンはバックルがはずせるタイプを使っています。エキジットの時に簡単にはずせるからですね。昔のジェットフィンのようにバックルがついていないものは使わなくなりました。

・その2 コンソールは使わない
 今はあまり見かけなくなりましたが、以前は、コンソールに残圧計とコンパスと水深計がセットになっていました。あれをぼくは使わないようにしています。
 理由は、どれかひとつ(たいていコンパスが壊れる)が壊れると全取っ替えしなければならないから…もちろんメーカーによってそれぞれ別売りしているところもありますが、それでも値段が高かったりします。
 あとは、ダイビングコンピュータが高機能になって、そこにコンパスも残圧も表示されるようになってきている今日この頃でございますから、別に重くてかさばるコンソールを付けなくてもいいじゃんという思いもあります。

・その3 マスクストラップカバーは使わない
 みなさん潮の流れの速い海で潜ったことはありますか? あるいはボートエントリーの時にマスクがはずれたことは?
 ぼくは潮の流れの速い海で、マスクがはずれそうになったことがあります。
 マスクストラップってたいてい2本に分かれていますよね。あれってマスクがはずれにくいようにしてあると思うんです。それをカバーするというのは、なんというのかなあ…です。

・その4 軽く丈夫でシンプルな定番器材を使う
 構造がシンプルな器材を使うようにしています。これはもちろん故障が少なく、もし故障しても自分で直せる可能性が高いからです。一時期BCで凝った作りの(たとえばマレスみたいなの)がありましたが、ああゆう器材は使いません。
 丈夫であることも重要です。ダイビング器材で壊れやすいものといえば、ぼくの場合ダイブライトとコンパスですが、コンパスはSUUNTOを使っています。これは壊れにくくて、シンプルでたいへんよろしい、ハナマルを差し上げたい。
 軽さは何かと重宝します。しかも同じ器材を使い続けるほどに「軽いものを買っておいてよかった」という思いが増していきます。ダイビング器材で重いものは、レギュレーターの1stと2nd、BC、フィンではないでしょうか。レギュレーターはどんどん軽い製品が出ていますし、BCも旅行用の軽いシリーズがあります。フィンはゴムよりもプラスチックの方が、好き嫌いは別として軽いです。
 全部を合わせるとざっと2~3kgは違ってきますよ。
 器材の中にはこれが定番というのがあります。
 フィンならジェットフィン、BCならSPRO、マスクならマンティスという具合です。特に不都合がなくこだわりがなければ定番の器材を使うようにしています。というのもダイビング先、特に海外で器材のトラブルがあったときに、定番製品だとたいてい予備パーツが売っていたり、あるいはレンタル器材も定番製品を使っていて、その部品を借用したりということができます。ぼくも何度かそういう体験をしています。

・その5 鼻がつまっているときは、生姜湯と葛根湯
 なんだかわけがわからないという方もいるかもしれません。ちょっと寒い時とか花粉アレルギーの方など、鼻がつまっているときとか、鼻がグジュグジュしているときってありますよね?
 そんなときは耳抜きもしにくいことが多いです。
 鼻のグジュグジュを止めるには身体の体温を上げるのがいいという経験的な思いがあり、体温を上げるには生姜湯と葛根湯がいいという経験的な思い入れがあります。
 鼻のグジュグジュが止まったら、ガムを噛んだり顎をカクカクさせて、鼻から耳への抜けをよくするといいですよ。

・その6 息が上がらないようにリラックス&丹田呼吸・腹式呼吸
 ハードなコンディション、アクシデント、激しい運動量、それらに見舞われるときってありますね。
 そんなとき、どうしても息が上がってしまうとか、息が浅く呼吸数が多くなりがちなんですが、そうなるとさらにアセるし、気持ちも動転するし、エアを喰うしでいいことはありません。
 自分が平常心じゃないなと自覚できたら、そのときは下腹に意識を集めて、腹式呼吸をしましょう。10数えて息を吐き、5数えて息を吸います。これを3~5回繰り返すと気持ちが落ち着き、息が荒いのが収まります。

・その7 ダイブコンピューターはでかいヤツを使う
 ダイコンっていろいろな種類がありますね。今流行なのは、腕時計と変わらないくらいのコンパクトなもの。これは人それぞれ好みがあると思うんですが、ぼくは表示のでかいヤツを使います。最近老眼で小さいのが見にくいということもありますが、海の中では見やすさが第一だと思うんです。
 あと窒素の残量を計算するアルゴリズムが何種類かあって、どのアルゴリズムを採用しているかも気にしています。

・その8 今日こそ死ぬかもなと思って潜る
 冗談じゃなく、ぼくは毎回潜るときに、今日こそ死ぬかもと思って潜ります。たまたまこれまでは幸運が続いてきただけで、今日はなにかとんでもないアクシデントが起きるかもしれないと思って潜ります。
 ちなみに相方にも、ダイビングに出かけるときは「できるだけ無事に帰ってくるようにするよ」といい残して出発します。















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国内のダイビング旅で器材を送ってしまうときの豆知識



 スキューバーダイビング旅行に行くことがあります。
 海外もありますが、国内の離島が好きです。
 そんなときに荷物をどうするかということですが、国内旅行のいいところは、ダイビング器材をあらかじめ送っておけることです。
 その送り方は以前にも書きましたが、補足も兼ねてまた書いてみたいと思います。

エアでダイビングに行くときの豆知識

 ダイビング器材を送っておくと、エアの場合は荷物の預けとピックアップの時間が短縮できるのでいいですね。船旅の場合、チッキも同じですが、手続きとか船内で邪魔になったりとかの煩わしさがなくていいです。

 そして旅の移動では、ダイビング器材以外の手元の荷物だけを持ち運べばいいというわけですね。

 で、ダイブサービスか宿宛に送るわけですが、これはゆうパックの方がいいです。もちろん他の配送業者もいいと思いますけど…
 特に都会から離れた島嶼部に行けば行くほど、ゆうパックの方が割安になる気がします。それは距離と手間に比べると割安という意味ですが…
 まあ、たいてい他の配送業者よりも安いです。場所によっては、他の配送業者だと運んでくれないところもありますもんね。ぼくの実感では、多良間島と小笠原の母島でヤマトの宅急便がやっていて驚いた記憶がありますが、うろ覚えなので自信がありません。
 ぜんぜん根拠のない推測ですけど、島嶼部の方たちの生活面のことを考えて、意図的に割安になっているのではないかとぼくは考えています。

 あと送り方ですが、ダイビング器材はメッシュバッグではなくて、固い箱-別にダンボール箱でもいいと思います-に入れて送った方がいいです。積み卸しのときに雑に扱われて、レギュレーターとかゲージとかが傷ついたり割れたりすることもあるからです。実際ぼくは、マスクのフレームが割れたり、オクトパスのプラスチック部分が欠けたりしたことがあります。
 ぼくの場合、現地で移動しないときは、カー用品のラゲッジケースに入れて送ります。ただこれだと現地で移動するときに別にカートも持って行かなければいけないので要注意です。
 現地で移動することが確実なとき-たとえば島から島へ移動しながら旅をするとき-は、キャスター付きでハードケースの部分がついているダイビングバッグを使った方が楽かもしれません。送るのも楽、受けとって移動するのも楽、濡れ物も乾き物も入れられるのも楽です。

 で、送り状に内容物を記入しなければなりませんが、そこに「ダイビング器材」と書いてはダメです。郵便局の人に窓口で「ボンベは入ってないですよね」って尋ねられます。っていうか尋ねられました。最近はそれに加えて、「カメラなどの精密機器は入っていないですよね」とも尋ねられます。
 よほど運搬中の事故などで補償問題などが起きたのでしょうか?
 なので、「ダイビング器材(空気ボンベは含まず。カメラは含まず。)」と書くと、すんなり受け付けられます。
 ちなみに、ダイバー的にタンクは含まずと書くと、「タンクって空気ボンベですか?」って訊かれます。
 といっても伊豆とか、伊豆諸島とか、沖縄、石垣、宮古といったダイビングが当たり前の地域だと、郵便局の人も慣れたもので、こちらの準備がちゃんとできていなくても、郵便局側で気を回してくれます。  たとえば以前、少し濡れた状態のダイビングバッグを持ち込んだのですが、ビニール袋に入れてくれました。有料だったか、無料だったか忘れましたけど…
 そして「こわれもの」と「下積み禁止」を指定した方がいいです。

 というわけで、離島好きのダイビング器材送りの豆知識は以上です。次の議題は経営企画室から4半期計画の進捗状況についてです。








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スキューバーダイビングの器材が捨てられません




 あまりコレクションしたいという欲がなく、どんどん捨てるのが好きです。
 今自分が使うものだけが最低限ある状態というのが、ぼくが心地いい状態です。

 ですが、捨てられないものがあります。
 マリングッズなのですが、シーカヤックとスキューバーダイビングの器材が捨てられません。
 すべての器材が捨てられないのではなくて、シーカヤックでいうとパドル、スキューバーダイビングでいうと、フィンとBCとレギュレーターが捨てられません。
 なぜかわかりません。たとえばブーツなんていうのは使い古したらドンドン捨てられます。なぜだろう?

 そんなわけで、スキューバーダイビングを始めた頃、つまり1990年代前半のフィンとBCとレギュレーターが捨てられずにとってあります。しまっておくのもつまらないので、部屋に飾ってあります。フィンはのアプローチに飾ってあります。

 先日後輩のダイバーが我が家に遊びに来て、昔の器材を見て珍しがっていました。
 でも、今とそんなに変わらないと思うけど…

 ぼくが以前先輩に見せてもらったのはBCじゃなかったです。BCのフレームだけのヤツ。ぼくの知っているもので近いものを挙げると背負子。buoyancy controlになってないんですよね。タンクを背負うための道具なんです。
 水深は肺の中の空気とフィンキックでコントロールでしていたそうです。
 そういわれてみれば、ダイブマスターのトレーニングで5mプールで首にウェイトの首飾りをぶら下げて、フィンキックで何分だっけか顔を水面に出し続けるというのをやりましたね。
 そのトレーニングの意味がいまいちわからなかったんですけど、昔の名残みたいなものもあったのかもしれません。

 話が横道に逸れましたが、そのときのBCを見たぼくの驚きと、後輩がぼくのBCを見た珍しさはぜんぜんレベルが違うと思うんですけどね。

 BCとレギュレーターというのはスキューバーダイビング器材の中でも高価な方です。買うときもこだわって買いました。なので捨てられないのかもしれません。フィンとパドルというのは、海ではこれがないと前へ進めないわけで、自分の足や手の代わりといっても過言ではないでしょう。何キロも海を漕いだ思い出や、潮に流されながらフィンキックをした思い出が詰まっています。だから捨てられないのかなーって思います。

 そうやって昔使っていた器材を眺めていると、よくまあ今、無事に生きているなあ、幸運だなあと感慨深いです。






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ぼくのダイビング器材




 スキューバーダイビングを20年以上続けてきました。
 なんだかあっという間に20年経ったという感じがしますが…
 それでいろいろな器材を使ってきましたが、とりあえず今のところの使用器材をまとめてみたいと思います。

・マスク GULL マンティスシリコン
・スノーケル TUSA古いやつ
・フィン CRESSI Master Frog or GULL MEW
・ウェットスーツ BREAKER OUT 型番は忘れました
・BCD SCUBAPRO CLASSIC 何世代のか忘れました or Zeagle レンジャー
・レギュレーター SHERWOOD ブルート
・オクトパス Air2
・ダイブコンピューター アラジン スマートプロ
・残圧計 SUUNTO シリンダー圧計 型番はだいぶ古いです
・コンパス SUUNTO 腕に巻きつけるタイプのもので10年くらい前のもの
・ナイフ TUSA FK11
・ライト
・レスキューフロート 

 こだわりはそんなにないんですが、やはりそれなりに試行錯誤を続けてきたので、多少の参考にはなるかもしれません。

 自分でもこれはいいな!と自画自賛的に感じているのは、コンソールタイプのゲージをやめたことです。コンソールタイプは見る際一覧性があっていいんですが、何かひとつでも壊れるとコンソール全部を取り替えなければなりません。
 ぼくのは残圧計だけが1stステージから伸びているだけです。
 これもダイブコンピューターで残圧がわかるタイプのものを買うと要らなくなるかもしれません。(バックアップがないと不安ですけど)
 それからコンソールについているコンパスは見にくいですよね。コンパスを見るときは目の高さで進行方向に矢印が向くようにせよ、とPADIの教本で習った気がしますが、コンソールだとこれがやりにくいです。

 あと、BCはいろいろ試しました。カメラで砂地の生物などを撮ると決めているときは、Zeagle のバックフロートタイプのBCがとてもバランスが保ちやすくていいです。でもたとえばリーフの縁をドリフトダイビングするとか安全停止するとかそういうときはやはりSPROがいいです。うつむきになることもできるし、立つような姿勢もとりやすいから…

 ダイブコンピューターは、表示の大きいものと減圧のロジックを考えて選びました。ぼくは一時期減圧症になぜなるのかに興味があって結構しらべたのですが、水深だけが主要因ではないということはわかっていました。それでマイクロバブルの発生防止に重点を置いたスマートプロを選びました。

 レギュレーターはコンパクトで軽くて耐久性に定評のあるものを選びました。でもこの後チタンの1stステージとか2ndステージが何種類も発売されました。値段が高いものの次に買うならそういうのにしようと思います。

 フィンはずっとクレッシーが好きでした。一方でミューのフィット感も抜群なのでそちらはボートダイブのときに使っています。
















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スキューバーダイビングで耳が抜けにくいときは葛根湯と生姜湯がいいです




 幼い頃から近所で、元気で美男子で賢いと評判のワタクシでしたが(ウソです)、耳と喉と鼻、いわゆる耳鼻咽喉系が弱かったんです。よく中耳炎になっては寝込んでいました。
 それが剣道と水泳をやるうちに丈夫になっていきました。
 今でも、健康は健康ですが、風邪などで身体のどこにくるかといえば、最初に鼻、次に喉、次に耳です。
 人それぞれ身体の弱いところは誰でもあるでしょうから、ぼくの場合はたまたま耳鼻咽喉系なのでしょう。

 一方でぼくはスキューバーダイビングをやるわけですが、スキューバーダイビングで大切なのはまさに耳と鼻なんですね。
 ダイビングをしない方も耳抜きという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
 スキューバーダイビングでは潜る深さによって、水圧で鼓膜が押されるので、鼓膜の内側と外側の圧力を同じにするために耳抜きというのをやります。やる動作としては鼻をかむように耳に空気を送り込むというものです。
 で、この耳抜きなんですが、鼻が詰まっているとうまく抜けないんですね。
 ぼくは耳鼻咽喉系が弱いので、寒くなると鼻がグジュグジュしていることが多く、耳抜きがしにくいというわけです。
 まあ20年以上もスキューバーダイビングをしているので、いろいろなコツを身につけていて別に困るわけではないんですが、たまにすごく抜けにくいときがあります。
 そういうときは葛根湯と生姜湯を飲みます。
 葛根湯はご存知のとおり漢方でして、風邪のひき始めなどに効果があります。で、ぼくの場合、葛根湯を飲むと身体が暖まって鼻水が止まるんですね。それで耳抜きがしやすくなるし、ダイビング中に寒くなることもなくなるというわけです。
 生姜湯も身体を温める効果があります。葛と生姜で身体がポカポカしてきます。

 もしぼくと同じような理由で困っている方がいらっしゃったら、試してみてはいかがでしょうか?









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ダイビング器材にも流行がありますね




 ぼくがスキューバーダイビングを始めたのは1990年代前半。まさにバブル絶頂期でした。
 ぼくは物心ついた時から海が好きで、サーフィンをしてみたい、スキューバーダイビングをしてみたい、ヨットに乗ってみたいと思っていました。
 なのでスキューバーダイビングというものがどういうものかというのは、中学生くらいの頃から調べていました。

 初期のスキューバーダイビングは、タンクの圧縮空気をレギュレーターを介して吸うことで水中にいられる時間を長くするというもので、アメリカ海軍や水中工事で用いられているものでした。
 それがレクリエーショナルスキューバーダイビングという考え方が出てきて、一般の人もできるようになってきたというので、ワクワクしたのを憶えています。
 ぼくはちょっと非現実的な、冒険的なことをかっこいいと思っていました。
 今でもそういう価値観はぼくの中にあります。

 初期のレクリエーショナルスキューバーダイビングというのは、一般の人でもできるといっても、やるのは海洋生物に興味があるとか、魚突きが好きだとか、大学の海洋学部の学生だとか、そういう一部の人がやるもので、知識・スキル・体力・泳力が必要だとされていたそうです。
 その頃の写真を見たことがありますが、黒ずくめのスキンのウェットスーツで、ビーバーテイル、ゴツいレギュレーターでした。要するに男のスポーツだったんです。

 で、ぼくが始めた1990年代前半は、PADIがレクリエーショナルスキューバーダイビングのCカード取得のためのトレーニングを見直して、極端な表現では「泳げなくてもok」みたいなことをやり始め、ダイビング器材の発達もあって、女性もスキューバーダイビングをする方が増えました。
 それによってダイビング器材もカラフルになり、さらに軽量化され、ウェットスーツも鮮やかな色のものが出てきました。
 その頃は確かにブームみたいな面がありました。
 だから男性ダイバーもわりとカラフルな器材を使っていたのを思い出します。

 その後、ブームが一段落して、スキューバーダイビングに定期的に行くダイバー層が減少すると、揺り戻しみたいな雰囲気が起きました。スキルや知識のないダイバーの事故が起きたこともあって、中途半端な気持ちのダイバーがいなくなったということも要因としてはあるかもしれません。テクニカルダイビングやナイトロックスダイビングの普及ということもあったかもしれません。
 スキューバーダイビングをやるのに必要な機能、耐久性といった実用面で器材を選ぶダイバーが多くなったんだと思います。
 その頃、だいたい2000年代前半でしょうか、また黒っぽい器材、黒いスキンのロクハンのウェットスーツ、機能重視のチタンレギュレーター、黒いBCというのが多くなった気がします。

 今はその流れを受けつつ、以前ほど黒ずくめというわけでもなく、カラフルというわけでもない状況のような気がします。

 スキーウェアなどは毎年新作が出てきて、みんな新しいウェアや新しい板で滑るのが当たり前ですが、さすがにダイビングではそこまではいきませんが、それでも時代時代によって流行りはあるんですね。






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水中スレートを使いやすくするためのちょっとした工夫




 水中スレートをいまだに使っています。

 あっそうそう、水中スレートっていうのはスキューバーダイビングで使うもので、プラスチックの薄い板なんですね。で、水中で会話ができないから、スレートに字を書いて意思疎通するのに使います。

 最近はマグネット式の書いて消せる方式(いわゆる玩具の「せんせい」の水中版です)の水中スレートを使っている人が多いですね。
 でもぼくは相変わらずシンプルなスレートです。
 かさばらないのと壊れにくいのと、もし壊れても流されても落としても惜しくはない程度の消耗品だというのが大きな理由です。
 マグネット式スレートや水中ノートも試しましたが、なんだかんだいってスレートに戻ってしまいました。

 スレートなど持っていないダイバーもたくさんいます。ハンドシグナルでいいじゃんということでしょう。確かに。ガイドでもないし。
 でも、ぼくは忘れっぽいし、特に水中で窒素を吸うと忘れっぽさに拍車がかかるので、スレートにメモします。あとはガイドや他の人が気がつかない珍しい生物を発見することが多いので、それを伝える場面がワリとあって、スレートを持って潜ります。

 でも、この水中スレート、今使っているものにたどり着くまでにはいろいろ試しました。
 大きさや厚さや書く鉛筆の留め方で使い勝手が違ってくるからです。
 特に鉛筆をどう固定するかというのが使い勝手に大きく関わってきます。
 すごくシンプルに考えるとスレートに紐で繋いでおけばいいわけですが、そうするとその紐が絡まったりします。
 で、ある製品に出会いました。
 それは鉛筆をゴムのチューブでスレートに繋いでいるというもの。
 これならゴムですから絡まることはありません。
 ただその製品のゴムチューブは少し長すぎました。そして鉛筆を固定するためのプラスチックのホルダがスレートに接着固定されていたんですが、それがすぐにとれてしまいました。
 ぼくは鉛筆をブラブラさせておきたいというか、ブラブラでも固定でもどっちでもいいけどメンテフリーにしておきたかったんです。
 なので、ホームセンターへ行って適当なゴムチューブを買いました。値段は20円だったかな。
 それを自分の気に入る長さ-つまり字が書ける程度でブラブラさせてもうっとうしくない-に切って、スレートの穴に縛りつけました。
 今もそれを使っています。ゴムが劣化したら取り替えればいいだけです。

 ちなみにスレートを使い勝手よくするには他にもコツがあります。
 ひとつは鉛筆の長さ。鉛筆の長さは短い方がいいです。もうグローブをはめた手でギリギリ持てるくらいの長さですね。
 それから鉛筆の芯はとがらせないで適度に出てる程度にしておいたほうがいいです。これは芯を折れにくくするため。
 もうひとつは書いて消してを繰り返しているとだんだんスレートが薄汚れてきてしまいます。
 そうしたらクレンザーでゴシゴシ磨いてあげるとキレイになります。

 以上、現場から中継でした。





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次はどんなフィンにしようかな?




 ダイビングの器材は必要最低限の物しか持っていません。
 というのもダイバーの中には「器材系な人」というのがいて、このタイプの人は、いろいろな器材が好きです。その気持ちはよくわかります。新しい製品が出るとやっぱり使いたくなるし、欲しくなります。

 ぼくは物を買うのが面倒で、メンテするのも面倒臭いので、最低限の物を使って、壊れたり古くなったら新しい物と交換するという感じです。

 で、フィンです。フィンの話。
 今のフィンをけっこう使っていて、プラスチックフィンなんですが、コシがなくなってきました。ご存知のようにプラスチックフィンとうどんはコシが命です。使っているうちにコシがなくなってきて、推進力が落ちてきます。
 オジサンダイバーにとってこれは由々しき問題。

 じゃあ次に何を買おうか?

 プラスチックがいいかな? ゴムがいいかな? 長いのがいいかな、短いのがいいかな? 素足に履くのがいいかな?
 などと考えていると選択肢が多くて迷ってしまいます。
 迷って面倒くさくなって、まあしばらく今のフィンでいいやって思ってあっという間に1年くらい経っています。
 ここのところそんなことを繰り返して今日まできたもんだ。
 思えば遠くへ来たもんだ。
 でも、気に入ったものがないのに無理して買うのも嫌だしなー。

 というわけで、今買うならこのフィンが候補というものをまとめてみたいと思います。
 まず前提ですが、軽くて、短め、ブーツで履くタイプが欲しいというところまで、ぼくの中では決まっています。これは、持ち運びにラクで、航空便・船便どちらでも送りやすい、最近ボートダイブが多いので長いフィンはデッキで邪魔になる、素足は何かあった時にすごく困るので、ブーツは必ず履く、ドライでも潜る、というぼくのダイビングのやり方からきています。

・GULL SUPER MEW XX 1.12kg 13,000円
・CRESSI Pro Light 2.06kg 6,000円
・CRESSI Reaction 2.25kg 24,000円
・SCUBAPRO Twin Jet 1.72kg 17,000円
・SCUBAPRO JET FIN REVO 1.2kg 18,000円
・Mares X-Stream 340-400g 25,000円
・Mares Excel Plus 1.7kg 24,000円
・Beuchat Power Jet Open 1kg 9,000円

 まあこうやって探してみるといろいろなフィンがあるわけで、迷っちゃいますね。店頭でダイビングブーツを履いてフィット感も確かめてみたいなあとも思います。
 しかしMares X-Streamは軽いですね。ぼくの計算ミスかもしれませんがそれでもかなり軽いです。値段も高いですね。
 今回いろいろ調べてみて気がついたんですが、一部のメーカーの製品は国内の量販店で買うよりも海外の通販で買った方がかなり安いですね。もちろん送料とか関税がかかるので、正確にはわかりませんが、それでも安そうだといえるかもしれません。クレッシーなんて海外と国内の価格差がすごいですね。

 話が横道に逸れましたが、オススメのフィンがあったら教えてください。














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減圧症の危険因子と予防因子




 DANの会報『Alert Diver』56号を読んでいたら減圧症のリスク要因に関する柳下和慶先生の分析が掲載されていました。前提となっているのは最近沖縄特に八重山で減圧症発生が増えていて、それの調査だそうです。沖縄のダイバーと減圧症治療患者ほぼ同数約200名に聞き取り調査を行っています。いくつかの調査項目を危険因子と予防因子とどちらでもないものに分けています。

●危険因子
・30m以上の潜水
・減圧停止の指示(ぼくの推測ですが「ダイブコンピュータによる」だと思います)
・減圧症の既往
・ダイビング後の寒気
・ダイビング中の寒気
・半年以上の休止(ブランク)
・前夜の飲酒

●予防因子
・安全停止中に泳ぐ
・ディープストップ
・潜水前の水分補給
・ナイトロックス
・安全停止

 この中で、ディープストップというのは最近よく聞く言葉で、ダイコンにも機能が搭載されていますが、最大水深の半分の圧力の深度で2分30秒以内停止することです。水深25mに20分間以上潜った場合、水深15mで2分30秒行なうことが奨励されているというものです。(山見先生の見解による)
 ただし、ディープストップには最大水深が深くないダイビングで行うとかえって減圧症のリスクを高くするとの見解もあります。

 これらは聞き取り調査の結果ですから、科学的に因果関係が明確であるものと結果として有為な傾向が認められるけれども根拠が科学的に明確でないないものもあります。

 ここには上がっていませんが、1日3本以上の反復潜水もよくないといわれていますが、今回の調査では危険因子とはなっていません。
 ダイビング中の寒気ですが、浮上中や安全停止中は、体を冷やさないほうが血流が保たれて窒素の排出がスムースに行なわれる(山見先生)そうです。
 安全停止中に泳ぐといいというのも面白いですね。

 だいたいが「ああやっぱりそうだよね」という項目が並んでいるのもおもしろいですね。
 ただ、減圧症を防ぐために大切だとされていることがいくつか抜けていますね。よろしければ過去に書いたものをご覧ください。

減圧症は防げない?

 減圧症については、レクリエーショナルダイブプラナーの登場からずいぶん経つものの、それから新しい知見が表れています。予防・治療共に、門外漢が見ていても、すべてが解明されていない印象があります。
 科学的に解明されるのはおそらくまだ先でしょうから、それまでは安全側に立ったダイビングをするのがいいと思います。

 










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