海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
頭と体をフルに働かせるウォータースポーツという遊び
ウォータースポーツは、海という自然の中で遊ばせてもらうものです。結構危ない目にも遭います。
都会で暮らす知り合いによくいわれるのは、なんでそんな危ないことを自分で進んでするのか?ということです。それについては、これまでもいくつか書いてきました。
→運が悪けりゃ死ぬだけさ…
→海遊びの危険とかリスクについて思うこと…
→リスクゼロ?
自然なので、気象や海況などは刻々と変化します。天気予報の精度が高まっているとはいえ、先のことはなかなか見通せません。
よく不確実性の時代をどう生きるかというテーマのビジネス書が書店に並んでたりしますけど、海遊びをしていると、なんでそんな当たり前のことを本にしてるの?不確実じゃない時代なんてあったの?と本屋の通路でブツブツいっている自分がいたりします。海ってそれだけ変化するので、それに自分が慣れちゃってるんだなーと気づかされる瞬間です。
気象や海況の変化を表す例でよくあるのは、スキューバーダイビングをするときのことです。スキューバーダイビングって圧縮空気の入ったタンクを背負って(見たことあるでしょ?)潜るんですけど、潜ってる時間は、まあざっくり40分とか50分くらいです。
エントリー(潜り始める)のときは、なんてことない海況だったのに、エキジット(海から上がる)のときには海が大荒れだったなんてことは、ざらにあることです。
シーカヤックやセイリングでも、午前中に海に出て、午後に急に荒れる(海はたいてい午後の方が風が吹く)ということもよくあることです。風が吹いて波がたって海が荒れ出すとしばらく続きますから、われわれ人間にはどうしようもありません。陸に上がってビールを飲むのが最善の策です。
これもビジネスの現場でよく聞く言葉ですが、自己効力感が高い(低い)という表現があります。この言葉を分かりやすくいうと、いかに自分が役立たずじゃないって思えるかということだと思いますが、自己効力感というのも海遊びの場面では、あまり使いません。前提として自然の中で人間は無力だからです。それを踏まえて海遊びをしているのです。基本無力なんだけど、なんとかうまくやって生き延びるというのが、海遊びの基本姿勢です。
ビジネスで使う自己効力感は、基本起きる現象に対して、自分がなんとかできるというのが前提になっている語感があります。そんなにハードル上げられちゃうとビジネスマンとしてはたいへんツラいところでしょう。いやいや基本どうしようもないんだけど、まあなんとか被害を最小限にできたという風に考えるといくらか気が楽になるんじゃないでしょうか?
そういうわけでウォータースポーツにおいては、自己効力感は、いかに自然の状況に合わせて自分がいい思いをできるかとほぼイコールです。
ぼくのように、その日の海の様子を見てスキューバーダイビングができるならやり、できないならシーカヤックをやり、それもできないならサーフィンをやり、それもできないなら陸でビールを飲むというのは、たいへん自己効力感が高いといえますし、不確実性にうまく対応しているといえるでしょう。
そんな不確実で圧倒的な力を持つ自然の中で、危険を顧みず、なぜ海遊びをするのかということですが、ぼくの場合は、それが楽しいからです。正確にいうと、わからなくて自分の力でどうしようもない状況で、海遊びをして、無事生きて帰ることが楽しいんです。最近はこの楽しさはかなり本能に訴えかけるものじゃないかと考えるようになりました。もしかしたら祖先が、危険な自然の中で狩りや漁をして、それを人間の本能として楽しんでいた記憶が自分のどこかにまだ残っているんじゃないかとさえ思うほどです。そんなの検証しようもないですけど、それほど強い楽しさです。
その楽しさを伝えるのは難しいので、かなりまわりくどく説明します。
ぼくはゲーム(ってほらソニーとか任天堂とかが売ってるヤツです)ってあまり好きじゃありません。たいていパターンが決まっているからです。ゲームよりもボードゲームの方が好きです。それは参加者によって展開が違うからです。で、ボードゲームよりも将棋や碁の方が好きです。相手のタイプや戦法を前提に、先々まで考えて、こちらも打ち手を変えていけるのが楽しいからです。将棋や碁よりも、かくれんぼや鬼ごっこの方が好きです。それは空間や屋外の要素が加わるからです。
何がいいたいかというと、ぼくが何かを楽しく感じる状況というのは、自分がどうしようもないことを考えてなんとかするプロセスが自体だということです。で、そのプロセスが複雑で、多要素で、不確実で、予測不可能であるほど楽しく感じるんだと最近気づきました。
その点で、海遊びはすべての要素を満たしているから、だから楽しいんです。そういう意味では、山登りもぼくは楽しむでしょう。ウォータースポーツは、ぼくにとっては、頭と体をフルに働かして生き残りをかける遊びです。
そんな話しを飲みの席で海遊び仲間と話すと、割と共感してもらえて盛り上がります。みんな同じようなことを喜びとして感じているんじゃないかな?って思います。

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嵐の中に出ていこう
少し荒れた海に出ていきます…たまにですが、少しムリをしたくなります。
以前に、これよりは穏やかな海に出て、そのときは無事帰ってこられた。今回はどうだろう? 無事に帰ってこられるだろうか?
自分の限界を見極めたくなってしまいます。
もちろんそんなことを続けていたら、最後にあるのは死だというのはわかっています。
なのでムリはしませんが、もっと荒れた海に出てみたいなという思いはあります。
不思議なものです。みんなそうなのかな?
似たようなケースをもうひとつ。
ぼくは、雨の中、海に出たりジョギングしたりするのが好きです。
濡れるのは平気だし、海遊びをするならどうせ濡れるし…
強い雨に打たれながら、夢中でパドリングしたり、ダイビングしたり、走ったりするのって、なんだか気持ちがスッキリします。自分に酔ってるわけじゃなくて…
よく妻にあきれられます。
なんでそんなことをするんだろうって自分でも不思議に思います。イヤなことをムリしてやっているわけじゃなくて、やると達成感があるし、自分の気持ちがスッキリするからやるんですが、どうしてそんな精神構造なのかはよくわかりません。

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歳をとったらウェットスーツを着ると痒くなるようになったんですけど…
自分のことをわりとタフで、細かいことを気にせず、どこでも暮らせる人間だと思って生きてきました。
不便な土地の旅行やキャンプなども平気というかむしろ好きです。
電波が来なくてスマホが使えないのはうれしいくらいです。
洗浄便座がないと用が足せないということもありません。
水もとりあえず汚れてなければ飲めます。
ぼくの友人で海遊びが好きで、山登りをするヤツで、たいていのことは大丈夫なんですが、唯一、ウェットスーツで肌がかぶれる人がいます。
見た目かなりワイルドな人なので、その彼がウェットスーツを脱いだ後、全身にかゆみ止めを塗ってうっすらと白くなっている様子は気の毒だなと思う一方で、どこか滑稽だったりします。
そんな風に敏感肌の友人のことを他人事だぜ、オレは関係ないぜ、オレはタフだぜと思って見ていたら、ぼく自身が、40代になってから敏感肌になってきたのです。
最初は夏場に汗をかくと痒くなりました。それまで汗疹とか痒みとは縁遠い暮らしをしてきたのです。蚊に刺されても気にもしませんでした。それが自分の汗で痒い…なかなか納得できません。だって自分の身体から出たものでしょう。それが痒いってどうゆうことだよと思ったものです。
次はシャツやパンツの、タグっていうんでしょうか、サイズとか洗い方が書いてあるピロピロのあいつ。あれが痒くなってきました。それまでなんてことなかったのに…
その次がウェットスーツです。ウェットスーツの汗がたまる背中〜腰のあたりに汗疹ができるようになりました。汗疹って痒いですね。アトピーの方の辛さが少しだけ想像できるような気がします。
今のところの対処法は、汗をかいたら流すこと。ぼくの場合海水でもokみたいです。それからラッシュガード(finetrackのスキンメッシュが汗を発散していいような気がします)を着て腰のあたりがウェットスーツに直に触れるのを防ぐこと、ドライスーツを着る時用のパウダー(最近はベビーパウダーを使ってます)を使うこと、痒みの塗り薬を塗ることです。
ウェットスーツの洗い方~手抜き編~
たとえばダイバーだと、オープンウォーターの講習の時に、ウェットスーツの手入れの仕方を教わります。後はクラブチームに入っているセイラーなども、先輩などから教わります。
なのでたいていの人が知っているんですが、たまに一匹狼的にウォータースポーツをやってきた人の中には、ウェットスーツの手入れの仕方を知らない人がいたりしますので、今回は一応その話を書いてみます。
ちゃんと教わるウェットスーツの手入れって、海に入った後に毎回ちゃんとやりましょうと書いてあります。それも一応書いておきますが、その後にぼくの我流の簡易版についても書いてみたいと思います。
清く正しいウェットスーツの手入れ
①海から上がったら真水で洗って汚れと潮を流す。
②風呂桶など真水を張った大きな器にウェットスーツを浸けておく。できれば一晩くらい浸けて塩抜きをする。
③大きな器の水をきれいな水に取り替えて、ウェットスーツ用のシャンプーを入れてもみ洗いをする。
④表裏をひっくり返しながら、よくすすぐ。
⑤裏表をひっくり返しながら陰干しする。
さらにちゃんとした正しい人は、ウェットスーツ用の柔軟剤とかで洗ったりもします。
ウェットスーツ専用シャンプーというのは買うときは高い気がしますが、一度買えば結構長くもちますので、試しに使ってみるといいと思います。
さて、ここからぼく的な正しくないウェットスーツの手入れです。
先述の①~⑤ってぼくは2・3ヶ月に一度くらいしかしません。友人のダイバーに臭いといわれるまではしません。すみません。ご迷惑をおかけしてます。
いつもは次のような感じです。
①海から上がったらウェットスーツの表裏をシャワーとかの流水でよく流す。
②石けんとか洗濯洗剤をつけて、表裏をひっくり返しながらもみ洗い。
③表裏をひっくり返しながら、よくすすぐ。
④裏返しにして陰干しでよく乾かす。
まあ、こんな感じです。たぶんウェットスーツの性能を最大限に引き出す洗い方ではないと思いますので、新品とか高いウェットスーツを買った方はちゃんと洗った方がいいと思います。
やっぱり、ウェットスーツに染みこんだ潮は、やはり真水にある程度の時間浸けておかないと抜けないので、それはやっぱり定期的にやった方がいいとは思います。
ただ、毎日とか毎週海に出るような人は、さすがにその都度塩抜きなんかめんどくさくてやってらんないので、ある程度の時期をみてやるのかなーという感じです。
スキューバーダイビングとシーカヤックの共通するリペアセットについてまとめてみました
→スキューバーダイビングに便利なツールキット
上の写真はゴミではなく、一応ぼくがスキューバーダイビングの時に持って行くリペアグッズです。いつもまとめてこの袋ごと入れているので、こんなヤレた感じになっています。
というわけで、当たり前といえば当たり前なんですが、スキューバーダイビングに行くときとシーカヤックに乗るときに、リペアセットを持っていきます。リペアセットって、まあ軽い器材の故障とか壊れたときに対応できるような道具類のことです。ぼくが勝手にそう呼んでいるだけで、共通した用語があるわけではないようです。他の人も持っていたりして、リペアキットとかメンテグッズとかまあ、それぞれ勝手に呼んでいるようです。
スキューバーダイビングとシーカヤックでは、それぞれ入っているものが違うんですが、ジップロックみたいな袋に入れてあって、サッと取り出して入れられるようにしてあります。
いやー海遊びばっかりしてると、こういうところが効率的になっちゃって…
ちなみにファーストエイドグッズはまた別の袋にセットされていて、これはスキューバーダイビングでもシーカヤックでも外遊びの時は、同じものを必ず持って行きます。
両方に共通しているものがいくつかありまして、それは次のとおりです。
①S字カラビナ
②ロープ(ヨット用のロープを3mmを5m)
③ダクトテープ
④ペンチというかプライヤとハサミとナイフとドライバのついたマルチツールっていうかLeatherman(レザーマン) Juice CS4
⑤ワイヤ(太さ1mmくらい)
⑥ビニール袋っていうかゴミ袋のでかいヤツ
まあだいたいこれくらいあればたいていなんとかなります。
どれも重宝しますが、③のダクトテープは水に濡れてもすぐには剥がれないので、とりあえず穴をふさぐとか、とりあえず何かを固定するのに便利です。
それから④のマルチツールはスイス・アーミーナイフもいいんですが、ペンチがついている方が便利なので、そういうのを選びました。
②のロープは太すぎず細すぎずいろいろな用途に使えるセイリング用のロープ3mmを用意しています。3mmでもときどき太いかなと感じることもあるので、もう少し細いものを持って行ってもいいかもしれません。そのあたりは少しずつ調整しながら最小限で有用なものにするようにしています。
①のS字カラビナはリペアグッズではありませんが、BCやPFDやシーカヤックのデッキロープに何かをぶら下げたいときに使うので、予備をひとつは持っているようにしています。それに車で移動するときは、車内にものをぶら下げるのにも使えます。
⑤ワイヤは何かを括りつけるとか縛るとか接続するときに使います。以前SプロのBCのAIR2の調子が悪くなったことがありました。AIR2は強く引っ張るとBC内のエアが排気されるようになっています。それはエアダクト内にワイヤが通っていて、引っ張ると肩の排気バルブを開けるような構造になっているんですが、オーバーホールに出したときに、そのワイヤが絡んで戻ってきたようです。そんなわけで、BCにエアを入れても絶えず排気されるようになってしまいました。ぼくはそれをダイビングポイントに着いて、タンクにつないで初めて気がついたんです。なのでその場でAIR2を分解して、手持ちのワイヤをつないで、肩の排気バルブを引かないように調整しました。
⑥ビニール袋は水っぽいところに行くときは何かと重宝するものです。濡れものを入れるのにも使えますし、水漏れを応急的にカバーするのにも使えます。急な大雨のときにはカッパにもなります。
もちろんこれはスキューバーダイビングとシーカヤックに共通するリペアセットなのでそれ以外にも持って行きます。そこんとこよろしく。
→スキューバーダイビングに便利なツールキット
以前こんなことも書きましたので、もしよろしければこらんあそばせ、オホホ…
では、ごきげんよう。

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→スキューバーダイビングに便利なツールキット
以前こんなことも書きましたので、もしよろしければこらんあそばせ、オホホ…
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波とうねりについて、アレコレ思うこと…
海で遊んでいるといろいろなことに敏感になるわけで、それはいくらいろいろといっても最近流行のスイーツとか奥渋谷のお店情報とか…ではなくて、風とか波とか雲とかそういうことに敏感になるわけです。
今回は波について書いてみたいような気がしてきました。できれば日頃感じていることを、ダラダラと先々を考えず行き当たりばったりに書いてみたい、そんな気持ちです。
サーファーであり、ダイバーであり、シーカヤッカーであり、セイラーであるぼくとしては、これまでの海遊び経験は波とのお付き合いの歴史といっても過言ではないでしょう。海といえば波…といってもいいんじゃないでしょうか。そして波が立つのは風のせいで、波といえば風…といってもいいでしょう。
ぼくの方で波といい関係を築きたい、穏やかで大人な関係を維持したいと思っても、波の方は気ままです。ときに荒く、ときに穏やかです。そんな気ままな波の様子に合わせて、海遊びをしてきました。
波というのは、じっくりお付き合いしてみるとなかなかいいヤツでして、ぼくは割りと好きです。
今のところおおざっぱに波といっていますが、波にはうねりと波があります。気象用語では、波のことを風浪といい、風浪とうねりをまとめて波浪といいます。
小難しいことは、気象庁のこちらのホームページに詳しいのでご覧くださいませ。いやあ気象庁ってすごいなあ。こういうのを利用して少しは税金の元をとりましょう。
まず、海に出る前に、波や風や潮汐をチェックするわけですが、波というのは、ぼくの場合次のような感じで判断しているみたいです。
波
↓
ベタ
↓no
うねり
↓yes ↓no
高さ・波長がどうか? 波
↓
高さ・波長・波の形・頭がどうか?
うねりと波の判断はどちらが先でもいいんですが、ぼくの場合うねりの方が遊びの選択肢が増えるので、うねりかどうかの方が大切です。
うねりがあるときにできるウォータースポーツは、サーフィン、シーカヤック、スキューバーダイビング、SUPが主なものでしょう。一方、波があるときにできるのは、セイリング、ウインドサーフィン、サーフィンという感じでしょうか? 波というよりは風によっているわけです。
うねりにも大小と波長がありまして、うねりの高さが高いか低いかと波長が長いか短いかによってコンディションが違います。高さが低くて波長が長いとかなりベタに近くなりますし、高さが高くて波長が短いとほとんど波っぽくなります。
うねりの違いでウォータースポーツのときどういう影響があるかというと、たとえばスキューバーダイビングでいうと、高くて長いうねりでは、水中でユラユラ揺れるようになります。うねりに押されるときにフィンキックをして距離を延ばすというようなコツを知っていると体力を消耗せずダイビングできます。
他の例では、シーカヤックをやる際に、うねりの高さがわりとあって、波長が長いと、一見それほど荒れていないように見えるんですが、実際は岩や浜に叩きつける波しぶきは結構強かったりして、出航や上陸のとき、あるいは岸近くを漕ぐときは要注意だったりします。
これはうねりというものが(波もですけど)、水深が浅くなると極端にそのパワーが目に見えるようになるためです。水深が深い海で、高くて波長が長いうねりだと、一見穏やかそうに見えるんですが、水深の浅いところだとかなり高い波になっていて、そういうときにブーマーと呼ばれる現象が表れます。ぼくがシーカヤックをやるときに一番嫌いなヤツです。
ちなみに漁船のような小さめの船に乗っていると、うねりの強さは変わっていないのに妙に突き上げられるような感じがするときがありますが、それはそのあたりの水深が浅くなっていることが多いのです。
これは一般に水面下に根(岩礁)があることが多くて、いわゆる隠れ根と呼ばれるヤツです。
根には、魚がついていることが多いので、釣りのポイントの候補になります。
うねりの見極めは、こだわると難しいので、その日ウォータースポーツをするかどうか迷ったりして、いっそ高い波で荒れていたら諦めもつくのになあと思うこともしばしばです。
サーフィンをするときも波とうねりとどちらがいいかといわれれば、多くのサーファーがうねりと答えると思います。波はたいてい風を伴うので、波の頭が潰れたりして乗りにくいのです。ちなみにサーフィンに向いている波というのは、うねりの強さにもよりますし、ビーチの水底の地形にもよります。ビーチの地形によって乗りやすい波になったり、(崩れるのが)速すぎる波になったり、ダンパーといってバシャンと一気に崩れる波になったりします。水底の地形というのは同じポイントでも台風などが来ると変わってしまうことがあるので、サーフィンで気持ちよくいい波に乗ろうとするのはなかなかたいへんなのです。
ちなみに、ぼくが波を喩えるのにいつも使うんですが、いいうねりというのは、その曲線が、とても美しくて、美しい女性の体のラインのように美しいのです。
ウォータースポーツをやる友達には「いや、オレ、その喩えよくわかんないけど」って引かれてますけど…

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ちなみに、ぼくが波を喩えるのにいつも使うんですが、いいうねりというのは、その曲線が、とても美しくて、美しい女性の体のラインのように美しいのです。
ウォータースポーツをやる友達には「いや、オレ、その喩えよくわかんないけど」って引かれてますけど…
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冬でも海に出ると気持ちよくなくない?
テレビの天気予報では「今季最大の寒波が…」「冬将軍が…」なんていってますね。寒い地域の方や雪がたくさん降る地域の方はたいへんなんだろうなと同情しつつ、ぼくはそういうところに住んだことがないので、その大変さというのは実感としてはわからないのです。すみません。
お天気オネーサンにぜひお願いしたいんですが、寒い時に「今年の最低気温」とか「初霜」とか「最大の寒波」とかいわないで欲しいですね。余計に寒くなりますから…
ここは「あと6ヶ月もすれば夏です」とか「気温は氷点下ですが、体感温度は10度です。わたしのハートは36度よ」とか優しく微笑みながらいって欲しいです。何事もポジティブに考えるのが大切だって、高校の先生もいってました。
ぼくが住んでいるところは、冬でも零下になることは数えるくらいで、最高気温は10度くらいにはなります。
そんな土地ですし、ウォータースポーツを始めた頃から、冬でもサーフィンをやってましたし、PADIのレスキューダイバーの講習を受けたのも冬のドライスーツの時期でしたから、冬に海に出ることは当たり前という雰囲気の中で育ってきたのです。「なにー寒いだとぉー今寒いっていったヤツ一歩前に出ろっ」という雰囲気の中で育ってきたのです。
なので今でも冬でも海に出ます。そんなの当たり前です。もちろんです。
スキューバーダイビング・サーフィン・シーカヤック・セイリング…
海に出た方が、というか海に出ないと体調が悪くなります。身体を動かすからか、自然の中に出るからなのか、海に出るからなのか、その理由はよくわかりませんが、実感としてしばらく海に出ないと、体調がなんとなくスッキリしません。
このあたりの理由をぜひ研究者の方に研究していただきたいなあと思ったりします。
ぼくは遊ぶことに忙しくて理由なんて調べてるヒマはないので、そういうのは専門の方にお願いしたいと、かように思うわけであります。
でも、冬に海遊びしている仲間と話すと同じようなことをいう人が結構いて、「ちょっと寒いけど海に出た方が調子がよくなる」「海で遊ぶと気持ちいい」「海に出ないと運動不足になる」「お肌のハリとツヤが違う」「最初はちょっと怖かったけど、一度経験したらすごく気持ちよかった」(少しウソが入ってます)などなどとお客様からの絶賛の声が数多く寄せられている、らしいです。
都会で暮らす一般的な社会人の方にこんなことをうっかり話すと、別の星から来た地球外生命体のような目で見られるので話しませんが、今は道具類が進歩していて、寒さを緩和するウェアとかもたくさんありますし、いうほど寒くはないんです。海から上がればシャワーや風呂にも入れますしね。それに水温というのは相模湾あたりだと15度くらいあります。気温が10度でも水温は15度。というわけで、海の中の方が暖かいし、身体を動かしていればなおさらです。
しかも、気分もスッキリ、運動不足も解消できると…
ウォータースポーツでヤバい状況になったとき平常心を保つぼくの方法
ウォータースポーツでは何度も危ない目に遭ってきました。
「ヤバい。今回は死ぬかも…」ということが何度かありました。いえ何十回もありました。一応なんとかかろうじて、今生きてますけど…
事前の準備や安全管理が大切なことはもちろんです。過去の経験をもとに器材のチェックリストも以前にまとめましたので、よければ読んでください。
→スキューバーダイビング器材安全チェックリスト
事前の準備や安全管理が大切なことはもちろんです。過去の経験をもとに器材のチェックリストも以前にまとめましたので、よければ読んでください。
→スキューバーダイビング器材安全チェックリスト
で、死にそうになった経験から学んだことは、平「常心・冷静でいるかがとても大切だ」ということです。
ウォータースポーツで遭難しかかった人の手記とかリスクマネジメントの本はこれまでも読んでいて、そこにもパニックにならないことが大切だと書いてありましたが、あれは本当です。
これはヤバいと感じる状況が起きているのは事実ですが、それをどう受けとめて感じるかというのは、自分の頭の中だけの問題です。同じ状況であってもパニックになる人とならない人がいるということです。また、同じ人でもそのときの状況によって落ち着いているときと焦りやすいときがあるように思います。
これはたいていの方がご存知のとおり、人はパニックになると、もうたいへんです。って、当たり前ですけど、どうたいへんなのかということですが、判断力が低下します。それから心拍数が上がったり、呼吸が速く浅くなったりします。
アウトドアスポーツの場合、パニックになるとそれだけ死へ近づくといえます。
どういうことかというと、パニックになることでヤバい状況がさらにヤバくなるということです。そして、パニックになるかどうかは自分次第なので、パニックにならない方がお得でっせ、奥さん、なのです。
でも、パニックなるのはどうしようもないんじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。ぼくの経験では、自分の気持ち次第で、パニックに陥るのを回避できます。
そこでぼくが経験してきたパニックにならないように自分に言いきかせるいくつかの方法をまとめてみます。
・こういうのって、別にたいしたことないと思う。
わぁたいへんだ、って思うんじゃなくて、こういうことって前にもあったし、別にたいしたことないって自分に言いきかせます。
・君はたいへんっていうけど、具体的に論理的に何がどうたいへんなのか180字で答えよ、と自分に問題を出す。
さすが受験が厳しかった世代です。って、冗談っぽくいってますけど、心理学で認知療法というのがありますが、その人の思考の偏りや癖に気づくために、そう思い込んでいることに対して論理的な根拠を考えさせたり、反対の考え方がないかを論理的に考えさせたりする手法があります。それを応用してみました。
この場合自分はヤバいってビビってますけど、具体的に何がヤバいのか、どうヤバいのか、それは本当に死に直結しているのか、ヤバくないところはないのかを考えると、自分が思い込んでいるほどヤバくはない状況だったりします。そして論理的に考えることで冷静にもなれます。一旦冷静になればパニックにはならないので、まあ最悪の状況は脱したといえるでしょう。
ぼくの場合、元々の性質が慎重な方なので、こうやって冷静になってみると、ヤバいと感じる状況は、実はそれほどヤバくもないということがよくあります。
・深呼吸する
パニックのときは呼吸が速く、浅くなりますから、これを意図的に修正します。行動療法では、人の心理は考え方を変えるためにまず行動を変えると考え方自体も変わるという手法がとられますが、それをパニックの際にも応用しました。
・別に死ぬだけじゃんって思う
死が怖いって思い込んでいるから、自分は今死にそうで、それでパニックになるんですよね。本当に死ぬのって怖いんでしょうか?
それに人ってみんな遅かれ早かれ死にます。それがたまたま自分には、今、死のタイミングが来そうなんだと考えます。それだけのことです。というわけで、別にただ死ぬだけじゃんと考えると、怖くなくなります。そうすると気持ちが楽になって、パニックにならなくなります、ぼくの場合は…
・死ぬかもしれないけど、やれるだけのことはやってみようと思う
「別に死ぬだけじゃん」の次の段階です。死んでもいいじゃんって開きなおったら、そこから死ぬにしてもやれるだけのことをやってみようと考えます。そうすると落ち着いて、しかも次の打ち手が見えてきます。
・おぉオレもついに冒険家だなって思う
アウトドアで事故にあったり、死んだりするのって冒険家っぽくないですか?
で、事故ったら世間を騒がして申し訳ないとか、家族は大丈夫だろうかとか、新聞に載っちゃうかなとか、そういう余計なことを考えて焦ったりしますが、逆に自分をヒーローかのように思い込ませて、現状を強引にポジティブに持っていくという方法です。
・この状況を乗り越えたらオレってスゲエと思う
こんなにハードな状況を乗り越えて無事生還できたら、自分ってすごいなあと、これまたポジティブに考えます。そうすると思考が現状を乗り越える方に向かっていきますので、パニックにならないで済みます。
まあざっとこんな感じです。
こうして書き出しているうちに、これまで遭ったヤバい場面を思い出してしまいました。いやーホント、今こうして文章を書いているのが奇跡に思えます。
それで、これはウォータースポーツで死にそうになった経験がもとになっているんですけど、別にウォータースポーツに限らず、たとえば仕事や日常生活でも使えるんじゃないでしょうか? パニックにならず冷静に気持ちを落ち着かせたいときは、使えるかもしれません。もしそうしたことで何とかしてみたいという方は、試していただくのもアリかも…

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「海歩き」はひとつのアクティビティだ
海辺に住んで、ウォータースポーツをやる日々を過ごしているお気楽だらだらオジサンです。
ウォータースポーツといっても、セイリング、スキューバーダイビング、シーカヤック、サーフィンをします。
そのときの海況によって一番楽しめるウォータースポーツを選んでやってます。
最初はサーフィンをやっていたんですけど、そのうち波がないときでも海で遊びたいなーと思ってスキューバーダイビングを始めて、そのときどきで楽しめることをやっているうちに増えてしまいました。
海が穏やかなら、スキューバーダイビングかシーカヤック、風があればセイリング、波があればサーフィンという感じ。
でも、天気や海況によってはどれもできない日があります。
そういうときは、たまった雑用をこなすことも多いですが、やっぱりぼくとして外で身体を動かしたいわけで…
たとえばこんな日があったりします。
海がしけて、荒れ荒れで、雨が降っていて、ちょっと寒い、みたいな日。
そういうときぼくは海辺歩きをします。
まあただ歩くだけです。
ただ歩くだけと行っても、出発のときから結構歩く気で出かけます。朝5時に家を出て、帰ってくるのは夕方です。
できる限り海辺を歩きます。砂浜や岩場なんかも歩きますし、海の中に入ることもあります。
靴は濡れてもいい、しかも歩きやすい靴。なのでリーフランナーとかマリンシューズとか履きます。セイラーがデッキで履く靴が多いですね。今はHELLY HANSENのマリンシューズ?を履いています。
それからバックパックとザックカバー。
バックパックはランニングとかファストトレイル用の、容量は少ないですけど身体にフィットして汗が蒸れないのを、わざわざ海歩き用に買いました。
そして濡れても大丈夫なウィンドブレーカーと撥水加工のしてあるパンツ。インナーも濡れてもすぐ乾くファイントラックのものを使ってます。
もともと海遊びで濡れてもいいようなウェアや装備は持っていたので、雨の日はそれを使うだけです。
あとは水、行動食(ピーナッツとかカシューナッツを持っていくことが多いです)、わずかのお金、スマホ、カメラ、タオル…
海辺を歩いていると、景色が眺められたり、これまで気づかなかった地形に気づいたり、お店を発見したり、いろいろ楽しさがあります。
あと、シーカヤックもジョギングもサイクリングもそうですが、ひたすら何かをし続けるスポーツというのは、難しいことを考えずただ前進すればいいので、無心になれていいですよね。悩み事を頭から追い出すことができます。
休日に海に出たい、身体を動かしたい、何か楽しいことをしたい、そんな思いで始めたことなんですが、最近は車で歩きたいフィールドまで出かけてそこから歩くということもしています。
なので、これはひとつのスポーツということでありなんじゃないかと思っています。
ぼくの中では「海歩き」ということで、明日は荒れるから「海歩き」の日だという感じになっています。「海歩き」がちょっと語感的にアレなんで、たとえばSeaside WalkingとかTrai WalkingとかBeach Trailとかそんな風に呼んでもいいんじゃないかと思ったりもします。

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海で遊ぶときには確信を持たないことが大切だと思います
確信を持たないことって大切だと思うんです。
いきなり何を書いているのやら…
海で遊ぶとき、ウォータースポーツをするときに大切なことは、確信を持たないこと、不確実性への耐性を身につけることだと、わたくしは国民のみなさんに訴えたいのであります。
自然の中で遊ぶスポーツ全般にいえることかもしれませんが、海遊びをしていると、急な天気の変化とか、把握してなかった海流とか、器材のトラブルとか、その他いろいろがあります。
もちろんリスクをできる限り減らすために、情報収集したり、器材をチェックしたり、事前準備したりは当たり前です。
でも、それでも100%ってないと思うんです。
ぼくも海に出るときは、複数の情報源から天気予報を確認し、天気図を見て、一日の天気の移り変わりをイメージします。それでリスクが低いと思うから海に出るわけです。でも、やっぱり急な天気の変化ってありうるので、海で油断してはいけません。
たとえば天気予報的には「今日は安定した晴天」でも、自分が目で見て積乱雲が盛り上がっていたら、局地的に落雷か通り雨と考えを変えて、行動も変えた方がいいというようなことです。
このとき「絶対大丈夫」と確信を持っていると、目の前の積乱雲を見逃してしまうことも、人ってあるような気がします。人は物を見るときに自分の考えでフィルターかけているということを心理学の本で読んだような気がしたりします。
確信を持たないで「もしかしたら何かが起きるかもしれない」という状態って、基本的に居心地が悪い状態です。気持ちが割り切れないですし、安心できません。常にどこかで緊張している状態…
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