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スキューバーダイビングとシーカヤックの共通するリペアセットについてまとめてみました



スキューバーダイビングに便利なツールキット

 上の写真はゴミではなく、一応ぼくがスキューバーダイビングの時に持って行くリペアグッズです。いつもまとめてこの袋ごと入れているので、こんなヤレた感じになっています。

 というわけで、当たり前といえば当たり前なんですが、スキューバーダイビングに行くときとシーカヤックに乗るときに、リペアセットを持っていきます。リペアセットって、まあ軽い器材の故障とか壊れたときに対応できるような道具類のことです。ぼくが勝手にそう呼んでいるだけで、共通した用語があるわけではないようです。他の人も持っていたりして、リペアキットとかメンテグッズとかまあ、それぞれ勝手に呼んでいるようです。
 スキューバーダイビングとシーカヤックでは、それぞれ入っているものが違うんですが、ジップロックみたいな袋に入れてあって、サッと取り出して入れられるようにしてあります。
 いやー海遊びばっかりしてると、こういうところが効率的になっちゃって…
 ちなみにファーストエイドグッズはまた別の袋にセットされていて、これはスキューバーダイビングでもシーカヤックでも外遊びの時は、同じものを必ず持って行きます。
 両方に共通しているものがいくつかありまして、それは次のとおりです。
①S字カラビナ
②ロープ(ヨット用のロープを3mmを5m)
③ダクトテープ
④ペンチというかプライヤとハサミとナイフとドライバのついたマルチツールっていうかLeatherman(レザーマン) Juice CS4
⑤ワイヤ(太さ1mmくらい)
⑥ビニール袋っていうかゴミ袋のでかいヤツ
 まあだいたいこれくらいあればたいていなんとかなります。
 どれも重宝しますが、③のダクトテープは水に濡れてもすぐには剥がれないので、とりあえず穴をふさぐとか、とりあえず何かを固定するのに便利です。
 それから④のマルチツールはスイス・アーミーナイフもいいんですが、ペンチがついている方が便利なので、そういうのを選びました。
 ②のロープは太すぎず細すぎずいろいろな用途に使えるセイリング用のロープ3mmを用意しています。3mmでもときどき太いかなと感じることもあるので、もう少し細いものを持って行ってもいいかもしれません。そのあたりは少しずつ調整しながら最小限で有用なものにするようにしています。
 ①のS字カラビナはリペアグッズではありませんが、BCやPFDやシーカヤックのデッキロープに何かをぶら下げたいときに使うので、予備をひとつは持っているようにしています。それに車で移動するときは、車内にものをぶら下げるのにも使えます。
 ⑤ワイヤは何かを括りつけるとか縛るとか接続するときに使います。以前SプロのBCのAIR2の調子が悪くなったことがありました。AIR2は強く引っ張るとBC内のエアが排気されるようになっています。それはエアダクト内にワイヤが通っていて、引っ張ると肩の排気バルブを開けるような構造になっているんですが、オーバーホールに出したときに、そのワイヤが絡んで戻ってきたようです。そんなわけで、BCにエアを入れても絶えず排気されるようになってしまいました。ぼくはそれをダイビングポイントに着いて、タンクにつないで初めて気がついたんです。なのでその場でAIR2を分解して、手持ちのワイヤをつないで、肩の排気バルブを引かないように調整しました。
 ⑥ビニール袋は水っぽいところに行くときは何かと重宝するものです。濡れものを入れるのにも使えますし、水漏れを応急的にカバーするのにも使えます。急な大雨のときにはカッパにもなります。
 もちろんこれはスキューバーダイビングとシーカヤックに共通するリペアセットなのでそれ以外にも持って行きます。そこんとこよろしく。

スキューバーダイビングに便利なツールキット

 以前こんなことも書きましたので、もしよろしければこらんあそばせ、オホホ…

 では、ごきげんよう。



















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波とうねりについて、アレコレ思うこと…



 海で遊んでいるといろいろなことに敏感になるわけで、それはいくらいろいろといっても最近流行のスイーツとか奥渋谷のお店情報とか…ではなくて、風とか波とか雲とかそういうことに敏感になるわけです。
 今回は波について書いてみたいような気がしてきました。できれば日頃感じていることを、ダラダラと先々を考えず行き当たりばったりに書いてみたい、そんな気持ちです。
 サーファーであり、ダイバーであり、シーカヤッカーであり、セイラーであるぼくとしては、これまでの海遊び経験は波とのお付き合いの歴史といっても過言ではないでしょう。海といえば波…といってもいいんじゃないでしょうか。そして波が立つのは風のせいで、波といえば風…といってもいいでしょう。
 ぼくの方で波といい関係を築きたい、穏やかで大人な関係を維持したいと思っても、波の方は気ままです。ときに荒く、ときに穏やかです。そんな気ままな波の様子に合わせて、海遊びをしてきました。
 波というのは、じっくりお付き合いしてみるとなかなかいいヤツでして、ぼくは割りと好きです。
 今のところおおざっぱに波といっていますが、波にはうねりと波があります。気象用語では、波のことを風浪といい、風浪とうねりをまとめて波浪といいます。
 小難しいことは、気象庁のこちらのホームページに詳しいのでご覧くださいませ。いやあ気象庁ってすごいなあ。こういうのを利用して少しは税金の元をとりましょう。
 まず、海に出る前に、波や風や潮汐をチェックするわけですが、波というのは、ぼくの場合次のような感じで判断しているみたいです。
 ↓
  ベタ
   ↓no
   うねり
   ↓yes          ↓no
   高さ・波長がどうか?  波
               ↓
               高さ・波長・波の形・頭がどうか?
 うねりと波の判断はどちらが先でもいいんですが、ぼくの場合うねりの方が遊びの選択肢が増えるので、うねりかどうかの方が大切です。

 うねりがあるときにできるウォータースポーツは、サーフィン、シーカヤック、スキューバーダイビング、SUPが主なものでしょう。一方、波があるときにできるのは、セイリング、ウインドサーフィン、サーフィンという感じでしょうか? 波というよりは風によっているわけです。

 うねりにも大小と波長がありまして、うねりの高さが高いか低いかと波長が長いか短いかによってコンディションが違います。高さが低くて波長が長いとかなりベタに近くなりますし、高さが高くて波長が短いとほとんど波っぽくなります。
 うねりの違いでウォータースポーツのときどういう影響があるかというと、たとえばスキューバーダイビングでいうと、高くて長いうねりでは、水中でユラユラ揺れるようになります。うねりに押されるときにフィンキックをして距離を延ばすというようなコツを知っていると体力を消耗せずダイビングできます。
 他の例では、シーカヤックをやる際に、うねりの高さがわりとあって、波長が長いと、一見それほど荒れていないように見えるんですが、実際は岩や浜に叩きつける波しぶきは結構強かったりして、出航や上陸のとき、あるいは岸近くを漕ぐときは要注意だったりします。
 これはうねりというものが(波もですけど)、水深が浅くなると極端にそのパワーが目に見えるようになるためです。水深が深い海で、高くて波長が長いうねりだと、一見穏やかそうに見えるんですが、水深の浅いところだとかなり高い波になっていて、そういうときにブーマーと呼ばれる現象が表れます。ぼくがシーカヤックをやるときに一番嫌いなヤツです。

 ちなみに漁船のような小さめの船に乗っていると、うねりの強さは変わっていないのに妙に突き上げられるような感じがするときがありますが、それはそのあたりの水深が浅くなっていることが多いのです。
 これは一般に水面下に根(岩礁)があることが多くて、いわゆる隠れ根と呼ばれるヤツです。
 根には、魚がついていることが多いので、釣りのポイントの候補になります。
 うねりの見極めは、こだわると難しいので、その日ウォータースポーツをするかどうか迷ったりして、いっそ高い波で荒れていたら諦めもつくのになあと思うこともしばしばです。
 サーフィンをするときも波とうねりとどちらがいいかといわれれば、多くのサーファーがうねりと答えると思います。波はたいてい風を伴うので、波の頭が潰れたりして乗りにくいのです。ちなみにサーフィンに向いている波というのは、うねりの強さにもよりますし、ビーチの水底の地形にもよります。ビーチの地形によって乗りやすい波になったり、(崩れるのが)速すぎる波になったり、ダンパーといってバシャンと一気に崩れる波になったりします。水底の地形というのは同じポイントでも台風などが来ると変わってしまうことがあるので、サーフィンで気持ちよくいい波に乗ろうとするのはなかなかたいへんなのです。

 ちなみに、ぼくが波を喩えるのにいつも使うんですが、いいうねりというのは、その曲線が、とても美しくて、美しい女性の体のラインのように美しいのです。
 ウォータースポーツをやる友達には「いや、オレ、その喩えよくわかんないけど」って引かれてますけど…
















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冬でも海に出ると気持ちよくなくない?



 テレビの天気予報では「今季最大の寒波が…」「冬将軍が…」なんていってますね。寒い地域の方や雪がたくさん降る地域の方はたいへんなんだろうなと同情しつつ、ぼくはそういうところに住んだことがないので、その大変さというのは実感としてはわからないのです。すみません。
 お天気オネーサンにぜひお願いしたいんですが、寒い時に「今年の最低気温」とか「初霜」とか「最大の寒波」とかいわないで欲しいですね。余計に寒くなりますから…
 ここは「あと6ヶ月もすれば夏です」とか「気温は氷点下ですが、体感温度は10度です。わたしのハートは36度よ」とか優しく微笑みながらいって欲しいです。何事もポジティブに考えるのが大切だって、高校の先生もいってました。
 ぼくが住んでいるところは、冬でも零下になることは数えるくらいで、最高気温は10度くらいにはなります。
 そんな土地ですし、ウォータースポーツを始めた頃から、冬でもサーフィンをやってましたし、PADIのレスキューダイバーの講習を受けたのも冬のドライスーツの時期でしたから、冬に海に出ることは当たり前という雰囲気の中で育ってきたのです。「なにー寒いだとぉー今寒いっていったヤツ一歩前に出ろっ」という雰囲気の中で育ってきたのです。
 なので今でも冬でも海に出ます。そんなの当たり前です。もちろんです。
 スキューバーダイビング・サーフィン・シーカヤック・セイリング…
 海に出た方が、というか海に出ないと体調が悪くなります。身体を動かすからか、自然の中に出るからなのか、海に出るからなのか、その理由はよくわかりませんが、実感としてしばらく海に出ないと、体調がなんとなくスッキリしません。
 このあたりの理由をぜひ研究者の方に研究していただきたいなあと思ったりします。
 ぼくは遊ぶことに忙しくて理由なんて調べてるヒマはないので、そういうのは専門の方にお願いしたいと、かように思うわけであります。
 でも、冬に海遊びしている仲間と話すと同じようなことをいう人が結構いて、「ちょっと寒いけど海に出た方が調子がよくなる」「海で遊ぶと気持ちいい」「海に出ないと運動不足になる」「お肌のハリとツヤが違う」「最初はちょっと怖かったけど、一度経験したらすごく気持ちよかった」(少しウソが入ってます)などなどとお客様からの絶賛の声が数多く寄せられている、らしいです。
 都会で暮らす一般的な社会人の方にこんなことをうっかり話すと、別の星から来た地球外生命体のような目で見られるので話しませんが、今は道具類が進歩していて、寒さを緩和するウェアとかもたくさんありますし、いうほど寒くはないんです。海から上がればシャワーや風呂にも入れますしね。それに水温というのは相模湾あたりだと15度くらいあります。気温が10度でも水温は15度。というわけで、海の中の方が暖かいし、身体を動かしていればなおさらです。
 しかも、気分もスッキリ、運動不足も解消できると…
 こういうヨロコビというのは、アウトドアで遊ぶ楽しさを知っている人ならではではないでしょうか。いやーいいですね、冬。








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ウォータースポーツでヤバい状況になったとき平常心を保つぼくの方法



 ウォータースポーツでは何度も危ない目に遭ってきました。
「ヤバい。今回は死ぬかも…」ということが何度かありました。いえ何十回もありました。一応なんとかかろうじて、今生きてますけど…

 事前の準備や安全管理が大切なことはもちろんです。過去の経験をもとに器材のチェックリストも以前にまとめましたので、よければ読んでください。

スキューバーダイビング器材安全チェックリスト

 で、死にそうになった経験から学んだことは、平「常心・冷静でいるかがとても大切だ」ということです。
 ウォータースポーツで遭難しかかった人の手記とかリスクマネジメントの本はこれまでも読んでいて、そこにもパニックにならないことが大切だと書いてありましたが、あれは本当です。
 これはヤバいと感じる状況が起きているのは事実ですが、それをどう受けとめて感じるかというのは、自分の頭の中だけの問題です。同じ状況であってもパニックになる人とならない人がいるということです。また、同じ人でもそのときの状況によって落ち着いているときと焦りやすいときがあるように思います。
 これはたいていの方がご存知のとおり、人はパニックになると、もうたいへんです。って、当たり前ですけど、どうたいへんなのかということですが、判断力が低下します。それから心拍数が上がったり、呼吸が速く浅くなったりします。
 アウトドアスポーツの場合、パニックになるとそれだけ死へ近づくといえます。
 どういうことかというと、パニックになることでヤバい状況がさらにヤバくなるということです。そして、パニックになるかどうかは自分次第なので、パニックにならない方がお得でっせ、奥さん、なのです。
 でも、パニックなるのはどうしようもないんじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。ぼくの経験では、自分の気持ち次第で、パニックに陥るのを回避できます。
 そこでぼくが経験してきたパニックにならないように自分に言いきかせるいくつかの方法をまとめてみます。
・こういうのって、別にたいしたことないと思う。 
 わぁたいへんだ、って思うんじゃなくて、こういうことって前にもあったし、別にたいしたことないって自分に言いきかせます。
・君はたいへんっていうけど、具体的に論理的に何がどうたいへんなのか180字で答えよ、と自分に問題を出す。
 さすが受験が厳しかった世代です。って、冗談っぽくいってますけど、心理学で認知療法というのがありますが、その人の思考の偏りや癖に気づくために、そう思い込んでいることに対して論理的な根拠を考えさせたり、反対の考え方がないかを論理的に考えさせたりする手法があります。それを応用してみました。
 この場合自分はヤバいってビビってますけど、具体的に何がヤバいのか、どうヤバいのか、それは本当に死に直結しているのか、ヤバくないところはないのかを考えると、自分が思い込んでいるほどヤバくはない状況だったりします。そして論理的に考えることで冷静にもなれます。一旦冷静になればパニックにはならないので、まあ最悪の状況は脱したといえるでしょう。
 ぼくの場合、元々の性質が慎重な方なので、こうやって冷静になってみると、ヤバいと感じる状況は、実はそれほどヤバくもないということがよくあります。
・深呼吸する
 パニックのときは呼吸が速く、浅くなりますから、これを意図的に修正します。行動療法では、人の心理は考え方を変えるためにまず行動を変えると考え方自体も変わるという手法がとられますが、それをパニックの際にも応用しました。
・別に死ぬだけじゃんって思う
 死が怖いって思い込んでいるから、自分は今死にそうで、それでパニックになるんですよね。本当に死ぬのって怖いんでしょうか?
 それに人ってみんな遅かれ早かれ死にます。それがたまたま自分には、今、死のタイミングが来そうなんだと考えます。それだけのことです。というわけで、別にただ死ぬだけじゃんと考えると、怖くなくなります。そうすると気持ちが楽になって、パニックにならなくなります、ぼくの場合は…
・死ぬかもしれないけど、やれるだけのことはやってみようと思う
「別に死ぬだけじゃん」の次の段階です。死んでもいいじゃんって開きなおったら、そこから死ぬにしてもやれるだけのことをやってみようと考えます。そうすると落ち着いて、しかも次の打ち手が見えてきます。
・おぉオレもついに冒険家だなって思う
 アウトドアで事故にあったり、死んだりするのって冒険家っぽくないですか?
 で、事故ったら世間を騒がして申し訳ないとか、家族は大丈夫だろうかとか、新聞に載っちゃうかなとか、そういう余計なことを考えて焦ったりしますが、逆に自分をヒーローかのように思い込ませて、現状を強引にポジティブに持っていくという方法です。
・この状況を乗り越えたらオレってスゲエと思う
 こんなにハードな状況を乗り越えて無事生還できたら、自分ってすごいなあと、これまたポジティブに考えます。そうすると思考が現状を乗り越える方に向かっていきますので、パニックにならないで済みます。
 まあざっとこんな感じです。
 こうして書き出しているうちに、これまで遭ったヤバい場面を思い出してしまいました。いやーホント、今こうして文章を書いているのが奇跡に思えます。
 それで、これはウォータースポーツで死にそうになった経験がもとになっているんですけど、別にウォータースポーツに限らず、たとえば仕事や日常生活でも使えるんじゃないでしょうか? パニックにならず冷静に気持ちを落ち着かせたいときは、使えるかもしれません。もしそうしたことで何とかしてみたいという方は、試していただくのもアリかも…








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「海歩き」はひとつのアクティビティだ



 海辺に住んで、ウォータースポーツをやる日々を過ごしているお気楽だらだらオジサンです。
 ウォータースポーツといっても、セイリング、スキューバーダイビング、シーカヤック、サーフィンをします。
 そのときの海況によって一番楽しめるウォータースポーツを選んでやってます。
 最初はサーフィンをやっていたんですけど、そのうち波がないときでも海で遊びたいなーと思ってスキューバーダイビングを始めて、そのときどきで楽しめることをやっているうちに増えてしまいました。
 海が穏やかなら、スキューバーダイビングかシーカヤック、風があればセイリング、波があればサーフィンという感じ。
 でも、天気や海況によってはどれもできない日があります。
 そういうときは、たまった雑用をこなすことも多いですが、やっぱりぼくとして外で身体を動かしたいわけで…
 たとえばこんな日があったりします。
 海がしけて、荒れ荒れで、雨が降っていて、ちょっと寒い、みたいな日。
 そういうときぼくは海辺歩きをします。
 まあただ歩くだけです。
 ただ歩くだけと行っても、出発のときから結構歩く気で出かけます。朝5時に家を出て、帰ってくるのは夕方です。
 できる限り海辺を歩きます。砂浜や岩場なんかも歩きますし、海の中に入ることもあります。
 靴は濡れてもいい、しかも歩きやすい靴。なのでリーフランナーとかマリンシューズとか履きます。セイラーがデッキで履く靴が多いですね。今はHELLY HANSENのマリンシューズ?を履いています。
 それからバックパックとザックカバー。
 バックパックはランニングとかファストトレイル用の、容量は少ないですけど身体にフィットして汗が蒸れないのを、わざわざ海歩き用に買いました。
 そして濡れても大丈夫なウィンドブレーカーと撥水加工のしてあるパンツ。インナーも濡れてもすぐ乾くファイントラックのものを使ってます。
 もともと海遊びで濡れてもいいようなウェアや装備は持っていたので、雨の日はそれを使うだけです。
 あとは水、行動食(ピーナッツとかカシューナッツを持っていくことが多いです)、わずかのお金、スマホ、カメラ、タオル…
 海辺を歩いていると、景色が眺められたり、これまで気づかなかった地形に気づいたり、お店を発見したり、いろいろ楽しさがあります。
 あと、シーカヤックもジョギングもサイクリングもそうですが、ひたすら何かをし続けるスポーツというのは、難しいことを考えずただ前進すればいいので、無心になれていいですよね。悩み事を頭から追い出すことができます。
 休日に海に出たい、身体を動かしたい、何か楽しいことをしたい、そんな思いで始めたことなんですが、最近は車で歩きたいフィールドまで出かけてそこから歩くということもしています。
 なので、これはひとつのスポーツということでありなんじゃないかと思っています。
 ぼくの中では「海歩き」ということで、明日は荒れるから「海歩き」の日だという感じになっています。「海歩き」がちょっと語感的にアレなんで、たとえばSeaside WalkingとかTrai WalkingとかBeach Trailとかそんな風に呼んでもいいんじゃないかと思ったりもします。










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海で遊ぶときには確信を持たないことが大切だと思います



 確信を持たないことって大切だと思うんです。
 いきなり何を書いているのやら…
 海で遊ぶとき、ウォータースポーツをするときに大切なことは、確信を持たないこと、不確実性への耐性を身につけることだと、わたくしは国民のみなさんに訴えたいのであります。
 自然の中で遊ぶスポーツ全般にいえることかもしれませんが、海遊びをしていると、急な天気の変化とか、把握してなかった海流とか、器材のトラブルとか、その他いろいろがあります。
 もちろんリスクをできる限り減らすために、情報収集したり、器材をチェックしたり、事前準備したりは当たり前です。
 でも、それでも100%ってないと思うんです。
 ぼくも海に出るときは、複数の情報源から天気予報を確認し、天気図を見て、一日の天気の移り変わりをイメージします。それでリスクが低いと思うから海に出るわけです。でも、やっぱり急な天気の変化ってありうるので、海で油断してはいけません。
 たとえば天気予報的には「今日は安定した晴天」でも、自分が目で見て積乱雲が盛り上がっていたら、局地的に落雷か通り雨と考えを変えて、行動も変えた方がいいというようなことです。
 このとき「絶対大丈夫」と確信を持っていると、目の前の積乱雲を見逃してしまうことも、人ってあるような気がします。人は物を見るときに自分の考えでフィルターかけているということを心理学の本で読んだような気がしたりします。
 確信を持たないで「もしかしたら何かが起きるかもしれない」という状態って、基本的に居心地が悪い状態です。気持ちが割り切れないですし、安心できません。常にどこかで緊張している状態…
 でも、そういう不確実・不安定な状態に慣れるのも大切だと思います。日常生活には不確実・不安定な状態というのが結構多いですから…





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なんでもやれる自由さがウォータースポーツのよさ




 長年海遊びをしているせいか、年下の人から質問されることがあります。助言を求められているといってもいいかもしれません。
 いえ、もしかしたら会話をしないといけないと思って、間を埋めるためにむりやり質問を考えているのかもしれません。
 ぼくはかなり大雑把でテキトーなタイプですから、ウォータースポーツをするときもあまりこだわりとかありません。
「楽しく、他人に迷惑をかけず、生きて帰ってくる」ということ以外に気にしていることはありません。もう少しいうと、それ以外は自由だからこそ、ぼくはウォータースポーツが好きなんだと思います。
 よくある質問のひとつが道具に関することです。いろいろなバリエーションがありますが、たとえばスキューバーダイビングのBCとかフィンについては「今度BC(フィン)を買おうと思っているが、どのBC(フィン)がいいのか?」という質問をされることがあります。
 これは「自分が好きなのをテキトーに選んでください」というのがぼくの答えです。
 今、ダイビングショップに行って店頭に並んでいるフツーの値段のフツーの物を買えば、まあだいたい大丈夫だと思うからです。あとはやっているうちに自分に合った物がわかるんじゃない?ってのがぼくの考えです。
 次によくある質問が、ウォータースポーツのテクニックに関することです。これもいろいろなバリエーションがあります。イメージが湧きやすいように例を挙げますと、「スキューバーダイビングで中性浮力をうまくとるには、どうすればいいのか?」と質問されることがあります。
 これも「何回も潜っているうちにうまくなるんじゃないでしょうか」というのがぼくの答えです。
 質問されることに対するぼくの答えは、だいたいこんな感じです。そうすると質問する人は少し不満そうな表情になります。おそらくもっと丁寧で、こだわりとうんちくが含まれた答えを期待していたんでしょう。あるいは、手順が明確で、それぞれの手順ごとにやることや注意点がハッキリしていた方が、やりやすいと思ったかもしれません。
 ぼくの答えは、前近代的な「経験すればなんとかなる」というものだから、現代にフィットしないのかなあ、などと思ったりします。
 ただ、ぼく自身、これまでウォータースポーツを始めるときに、教えてもらったのはスキューバーダイビングだけでして、これもCカードを取らなければならないから、しょうがなく習ったのです。あとはすべて見よう見まねです。
 海遊びは自分が楽しければいいんで、楽しければそれが本式のやり方と違っていたっていいじゃん、って思うんです。やりたいことをやっているうちに、もしかしたら新しい遊びが生まれるかもしれません。道具を使ってみて使いにくけりゃ自分で作ればいいし、そうすると画期的な道具が生まれるかもしれません。
 伝統を踏襲することも、人間社会の大切な要素だと思いますが、伝統とか既存の在り方を無視して、やりたいことをやるのも大切な要素だと思うんです。ぼくにとってウォータースポーツはそれができる分野だから、自分のやりたいようにやることを大切にしたいなあと思う今日この頃です。





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リスクゼロ?



 海遊び、最近はスキューバーダイビングとシーカヤックをすることが多いです。
 ぼくにとって海遊びのおもしろさは、自分ではどうしようもない状況の中で、なんとかする、どうにか生き延びることにあります。そしてその状況は刻々と変わります。
 そうしたことを観察し、判断し、対応する、そしてその結果無事帰ってくることができる、そのことが自分自身の判断や行動の正しさの証明になります。
 たとえば海況が急に変化して荒れそうなときがあります。経験的にはこうした海況がすぐに好転する可能性は低いことがわかっているんです。でも目の前の状況は、まだそれほど深刻にはなっていません。そんなとき、まだ大丈夫じゃないか、まだまだ行けるんじゃないか、今その判断をするのは性急なんじゃないかと迷ったりすることがあります。でも、もし海況がさらに悪くなるとしたら、今がその判断のとき…
 そんな状況では、自分との闘いです。判断のミスは自分の命に関わってくるのです。そういうシビアさがとわかりやすさがぼくは好きなんだと思います。
 これが組織の場合、誰の力がどう働いてどんな結果が出たのかわかりにくい状況が多いと思うんですが、それに比べて、全部自分の判断、自分の力、自分の責任です。
 友人にそのことを話してもたいてい「わかんない」といいます。海好きな友人に話せばわかってもらえます。登山好きな友人に話してもわかってもらえます。そのあたりのことがわかるかどうかは、ぼくが人を見るときのひとつの尺度になっています。
「わかんない」という人は、なぜわざわざ自分から進んで危険があるとわかっているところへ出ていくのかわからないといいます。別にそんなことしなくても、砂浜で遊んでいればいいし、海の見えるレストランでおいしいものを食べてもいいし、映画を見てもいいし、ショッピングをしてもいいじゃないかと…わざわざ危ないとわかっていることをするなと…
 確かにね。ごもっともですね。
 それに対するぼくの考えは、こうです。
 まず、海遊びの楽しさというのはやってみるとわかるものです。そしてスキューバーダイビングやシーカヤックをはじめとする海遊びの楽しさは、その危険を見込んでも十分やるに値します。
 それから、すべてを自分で判断し行動し結果が出るという全体をコントロールしている実感は、なかなか日常生活にはないんです。それを体験することが、自分を取り戻すいい機会になっています。それは誰かが与えてくれる娯楽では味わえません。
 最後に、ぼくからすれば、暮らしの中で危険がないことなんてないと思えます。車でドライブするのも交通事故の可能性がありますし、事故の確率でいえば、スキューバーダイビングで死ぬのと車の運転で自分や誰かを死なせる確率は、たぶん後者の方が高いんではないかと思います。人々はリスクがあるからといって車の運転をやめたりはしません。
 それから映画を見るのも、ショッピングをするのも、火事や地震やテロや流行の病気への感染や頭のおかしな人いきなり襲われるといったような危険があります。それは確率が低そうですが、自分が何かをコントロールしようとしていない分、ぼくにとっては怖いです。不意打ちされるような怖さがあります。極端な例を出すと、ぼくにとっては荒れた海に出るよりも、池袋の町を歩く方が怖いです。
 だいたい安全で安定した人生なんて、どこにも存在しないでしょう。
 なんだかめんどくさい話になってしまいました。そんな文章にお付き合いくださってありがとうございます。 





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海遊びをするうちにできる友達



 ウォータースポーツを長年やっていると、なんとなく海遊び友達ができます。
 最初はちょっと顔を合わせるだけだったのが、だんだん話すようになり、予定を合わせて一緒に海に行くようになり、飲みに行くようになり、泊まりがけで海旅に出たりします。
 ぼくなんかは基本的に独りで、行きたいところに行きたくなったら行くわけです。友達がいないと寂しいし、独りだとなんかぁつまんないしー、少しこわいしー、アッコも一緒に行こうよー、なんてことは0.001マイクロシーベルトほども思ったことはないし、どちらかというと他人に気を遣うよりは独りで自由にやりたいとさえ思っている人種ですが、それでもだんだん海友達というのはできてきます。
 無理して付き合っているわけではないので、海友達になるということは、お互いにどこか気が合うというか惹かれ合うところがあるのでしょう。そんな風になんとなく時間を経て海友達になった人と一緒にいると楽しいし、気持ちが休まります。
 お互いに海遊びではそれなりに海千山千だったりするので、変にベタベタしないところもいいです。
 また、お互いにウォータースポーツの経験があるため、状況によって、次に何をしなければいけないのか、相手が何を考えているのか、目線で伝わることもありますし、たとえ言葉を発する場合でも、一言二言で伝わって、めんどくさくないところもいいわけです。
 端から見れば、男同士がほとんど会話もなく、黙々と海に出ているわけで、仲が悪いのか、何かケンカでもしたのかと思われるかもしれません。
 気が合う海友達とウォータースポーツをして、その後、潮風に吹かれながらビールを飲むなんて、結構シアワセだったりします。





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ウォータースポーツで怖いという感情と向き合う。その先にあるのは…



 ぼくはサーフィンとスキューバーダイビングを25年くらい続けていることになります。シーカヤックは20年くらいになります。あぁだいぶ歳をとってしまいました。
 それはおいといて、どのウォータースポーツにもいえることがあるなあと思います。
 それは最初の1、2年は楽しくてハマるワケですが、いろいろな経験を積むと怖さがわかってくるということ…
 そうなんです。おそらく他のいろいろなことにも当てはまるかもしれませんが、いろいろなことがわかってくると怖さを知るようになります。
 たとえばスキューバーダイビングを例に見てみましょう。
 スキューバーダイビングを始めた1、2年は楽しくて仕方がありませんでした。
 何年かすると、器材トラブルとか、すごい潮の流れとか、残圧がなくなりかけるとか、海況が急変するとか、そういう経験をして、周囲の状況がよく見渡せるようになって、怖さを知るようになります。
 あるいは同じチームでトラブルを起こした人のことを見聞きしたりして、経験や知識のデータベースが増えてくると、これまでなんとも思っていなかったことが危険の因子を含んでいるような気がしてきます。
 こういう状況だとこういう危険性がありうるという連想が働きやすくなるのでしょうか。
 ぼくは根が楽天的で、リスク選好タイプなので、怖さを知ってもスキューバーダイビングをやめようとは思いませんでした。少し慎重に行動するようになって、ちょうどよかったかもしれません。それにこれまでも似たようなことがあったので、何でも長く続けているとあるとき怖さを知るようになるということはわかっていました。
 だから怖さを踏まえて続けているうちに、自分のペースや限界が理解できて、本当にヤバいリミットが見えてくるだろうと思っていました。
 経験のすごいところは、こうした共通したパターンは他のことにも適用可能で、役立つんですよね。
 ぼくの場合、楽しくなって、怖さを知って、それでも続けていると、怖さと向き合うようになります。怖さと向き合うというのは、具体的にいうと、自分はどの程度のどういう状況が怖いと感じるのか、それは実際の危険度と比べて敏感なのか鈍感なのかを見つめるということです。それってやっていることは自分の感情を客観的に見るということです。
 その先にあるのは、自分の感情に流されないということです。怖いと感じても、慌てたり、動転したり、すぐに行動したりしないで、一旦自分の怖さと客観的状況を比較して評価して、それから最適な判断をするということです。
 海遊びでこのプロセスを繰り返しているうちに、ぼくは感情を客観的に見る癖がついてきたような気がします。
 そしてその癖は、日常生活にも多少は応用できます。例えば相方と意見が食い違って喧嘩しそうになるときとか…ささやかなことですけど…





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