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鈍感・マイペース・テキトー・自己中に生きていきたい



 長年海辺に住んで、スキューバーダイビング・シーカヤック・サーフィン・セイリングなどのウォータースポーツをしてきました。そして平日はフツーの社会人でもあります。
 遊びでも仕事でもいろいろな人と接点がありました。
 マジメな人・几帳面な人・頭のいい人・繊細な人・敏感な人・周囲に気配りをする人…
 不真面目な人・テキトーな人・頭の悪い人・大雑把な人・鈍感な人・自己中な人…
 別にどちらがいいとか悪いとか思いません。
 ただ、個人として幸せなのは、後者のような人なんじゃないかなあ、と眺めています。もちろん周囲に迷惑をかけすぎると、だんだん疎んじられたり変わり者扱いされたりしますけど…
 一方、世の中は前者の人達がいろいろ努力して回っているところがあります。ただ前者の人達の中には自分が正しいとか苦労していることを自認していて、正義をふりかざしたりする人もいます。キチンとしすぎてストレスを抱えている人もいます。あるいは自分ばかりが損をしていると被害者意識を持っている人もいたりします。
 そういうのを見ていると、生きづらそうだなあって思います。なおさら後者の人達の方が幸せなんじゃないかって思えます。結局、自分が幸せならそれでいいわけだし、他人にいい人だといわれても、それは評価する人によって違うわけですから…
 人に迷惑をかけすぎたり、疎んじられたりしない程度に、鈍感でテキトーでマイペースなのが生きやすくていいんじゃないかなあ…
 って、日々海遊びをして、自分のやりたいことをやっているボクは、すでにそういう人だと周囲からは見られているかもしれません…










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芦名と佐島の間の防波堤 神奈川県横須賀市佐島 for Local



芦名のマリーナの横の防波堤 for Local 神奈川県横須賀市佐島3丁目
【コメント】
※「for Local」の海岸に訪れる際は、注意事項を読んでください。
 まさに地元の人が散歩ついでにちょっと海を眺める場所です。
 海と縁の薄い生活をしている方で、海で遊ぶって、海水浴場に行って泳いで日焼けしてBBQすることだと思っている方には、一生わからない喜びでしょう。
 さて今回ご紹介するのは、佐島と芦名の間にある防波堤の上です。本当になんてことない防波堤です。
 ぶらりぶらりノンビリ散歩の途中、防波堤の上に座って、海と夕陽を眺めるのって楽しい時間です。わざわざ海に行くんではなくて、ちょっとした空き時間にふと海を眺めることは、海辺に住んでいる人の特権でしょう。
 なんてことない防波堤です(2度目)。
 防波堤の下は海です。潮が引いていると岩場が現れます。一応階段がついているので、海に降りられます。SUPなんかはできます。釣りもできますけど、あまりしている人を見ないし釣れているのも見ません。
 景色としては、笠島は見えます。遠くの方に江ノ島が見えます。富士山も確か見えたように思います。夕陽は見えます。
 もちろんですが、駐車場もありませんし、トイレもありません。
 この防波堤に座ってボーッとしているのが好きです。(たまに防波堤の上に寝転んでうたた寝したりします。)ぼくが座っていると、たまに佐島にドライブに来た都会の人が車を路駐して、海を眺めますが、写真を1・2枚撮ってさっさと行ってしまいます。たぶんもっとおもしろい(写真映えする)景色だと思ったのでしょう。そんな場所なので、間違っても観光客の方は訪れたりしないでください。
 
【評価】
水の美しさ ☆
砂浜の美しさ 
景色 ☆
アクティビティ SUP、釣り
自然の豊かさ 
ノンビリ度 ☆
トイレ 無
駐車場 無
総合評価 ☆










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なんとなく感じる違和感を大切にしたい



 海が好きで、海辺の田舎町に引っ越して、20年が経ちました。ダイビングを始めて、今住んでいる海に通い始めた頃から計算すると30年以上になります。
 ぼくが来た頃は、なんてことない漁師町でしたが、サラリーマンでコジャレた人達が多く住むようになりました。
 本当に海が好きで、ウォータースポーツが好きな人もいますが、単に海辺に住んでいると言いたいだけの人もいます。後者はやはり定着しないで、また都会に戻っていくことが多いようです。どんな分野でもそうですが、本質を捉えている人と表層だけを見ている人は、どちらも必ずいるものです。
 どちらがいいとか悪いとかいう気はなくて、自分の海辺の暮らしを楽しくするのは、本質を捉えて、本当に海が好きな人とお付き合いすることだって思って暮らしています。
 つくづく思うんですが、ぼくは、少し寂れたような漁村が好きです。漁港があって、漁師さんがいて、防波堤でネコが釣り人のそばにいて、家の軒先ではワカメを干してたり、干物を干しているようなノンビリした漁村が好きです。なので、藤沢とか茅ヶ崎とかの都会に近い海辺の町って、ぼくの海辺のイメージからはダイブ離れています。友達が住んでいるので、たまに遊びに行きますが、そのたびに戸惑ってしまいます。ずいぶん市街地で、海は太い道路の向こう側にあって、暮らしと海の間にだいぶ距離がある感じがします。人々の暮らしも海と関係なくなりたっている感じ…友達の話によると、砂浜の漁師小屋が美観を損ねるので撤去を要望する住民がいるのだそうです。

 その違和感は、ぼくの住んでいる町に、海が好きでもないのに住んでいる人に感じる違和感と似ている気がするんですが、この感じは何なのでしょう。
 違和感。何かがズレているような違和感。
 これまで暮らしてきた経験から、そういう違和感があるなら、それに近づかない方が無難だということはいえます。












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吉村順三さんの下 神奈川県横須賀市秋谷 for Local



吉村順三さんの下 神奈川県横須賀市秋谷  for Local
※「for Local」の海岸に訪れる際は、注意事項を読んでください。
【コメント】
 地元の人しか知らない海岸のよさというのは、ひっそりとしているところでしょう。そして海と人と人の暮らしがどっぷりと密着しているところだと思います。ぼくはそういう海岸が好きです。
 逆に江ノ島の東浜・西浜とか、鵠沼海岸とかは、なんだかよそ行きな感じがして好きじゃありません。余程のことがなければ行きません。昔はいい海でしたが、整備されて観光地っぽくなってしまいました。
 さて今回ご紹介するのは、三浦半島にある久留和という場所のひっそりした海岸です。海岸とさえいえないかもしれません。地元の人も特に名前で呼んでいるわけではありません。ぼくは勝手に「吉村順三さんの下」と呼んでいますが、これもちゃんと表現すると「吉村順三さんが設計した秋谷の家のそばの海岸」です。
 海岸とあえて書きましたが、砂浜ではありません。砂利の海岸です。十年以上前には砂浜でしたが、だんだん砂浜が痩せていったので、横須賀市が養浜をするようになりました。養浜のために大量の砂利を入れたのです。
 そんなわけで、砂浜がキレイとか、白砂青松とか、インスタ映えするとか、フォトジェニックな場所ではありません。普通の人(海がそれほど好きでもない人)がいってもがっかりするでしょう。
 ぼくは、一面砂利だらけの海っていうのも珍しいといえば珍しいので、人工的な海岸って、こんな風になるんだなぁなんて思いながら眺めています。
 ここはもちろんですが、駐車場もありませんし、トイレもありません。
 海の状態としては、長い浜で遮るものがないのでいい波が立ちますが、ドン深なので、クイックな波になりがちです。ところどころに隠れ根があります。波が高い日にはサーフィンやSUPができます。
 オンシーズンの土日でも地元の人しかいません。ぼくはここでよく缶コーヒーを飲みながらボーッとしています。あるいはシーカヤックで疲れたときに上陸して休憩しています。
 人がいない海でただただボーッとすると、思っている以上にスッキリしますね。
 たぶん周囲に人がいる状況って意外に気を遣うんでしょう。そして最近はちょっと時間があるとすぐスマホをいじってしまうので、何もしないでボーッとするって大事なんだと思います。
 
【評価】
水の美しさ ☆
砂浜の美しさ 
景色 ☆
アクティビティ サーフィン、シーカヤック、SUP
自然の豊かさ 
ノンビリ度 ☆☆
トイレ 無
駐車場 無
総合評価 ☆









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いろいろ試しましたが、防水バッグはシンプルなのがいいと思います



 ダイバーのみなさん、というかぼくの長年の防水バッグ普及運動が功を奏して、今や普通に防水バッグを街で見かけるようになりました。やっぱりTHE NORTH FACEのヒューズボックスが流行ったのが大きな出来事でした。ぼくの、とれんどりーだーとしての力が発揮されたいい事例でしょう…妄想を書いててなんだか寂しくなりました…
 そんな防水バッグ界では、リュックタイプ、トートタイプなど様々なタイプが揃ってきました。

 このブログでも防水バッグについてはあーだこーだ書いてきました。

ぼくは防水バッグばか

防水バッグはいろいろなサイズを使い分けると便利ですね

トートバッグタイプの防水バッグの波が来た

ドライバッグの大きさごとの用途と使い勝手

 そんな時代だからこそ、海で使う防水バッグはシンプルが一番であるといいたいのです。
 ダイバー、パドラー、サーファーなどおよそ海で防水バッグを使う方は実感していると思いますが、防水バッグは軽くてメンテしやすくて丈夫なのが大切です。
 手提げや肩掛けなどのパーツが増えると重くなりますし、その縫い目の防水処理も必要になります。いろいろなパーツに砂や塩やアカが溜まったりするので、洗いにくくなります。パーツが増えることによる縫い目などから水が入ってくる可能性も高くなります。
 そんなこんなで、パーツがいろいろ付いている防水バッグを使っていると、最初のうちは便利だなと思っていても、だんだんうっとおしくなります。って、それはぼくだけでしょうか?
 ずんどうの本体で、バッグの上部をクルクルと丸めて防水するシンプルな防水バッグが使っていて一番楽です。もちろん用途によって大きさは何種類か使い分けますが、それ以上のパーツは要らない気がします。パッキングに便利な、空気抜きバルブがついているものもぼくには不要です。あれって砂噛み、塩噛みするし、あそこから壊れるので買わないようにしています。
 海に出るたび防水バッグを使わない日はないですし、日に何度も開けたり閉めたりするものです。使えば使ったで、(ぼくは)必ず洗います。そんな防水バッグですから、気に入ったものを使いたいし、ぼくの場合それはシンプルなものです。














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細かいことを気にせず、楽しく暮らすことだけ考えて過ごそう



 朝起きて窓を開けると、あぁ、今日も海は変わらず広がっています。

 周囲の人に「大雑把」といわれるワタクシですが、それを改めようともせず、今までやってきました。
 すごく細かくて几帳面な人と仕事をしてきましたが、自分があんな風にならなければいけないなら、そんな仕事は辞めてしまおうと決めてます。
 世の中にはいろいろな仕事があって、いろいろなタイプの人がその能力を発揮すればいいわけですが、ぼくは大雑把部門担当なんでしょう。
 海では、無事に生きて帰ってこれるのが正しいのであって、それ以外は、まあそれほど重要じゃありません。それがハッキリしているのが海遊びのおもしろいところです。
 自分が立てた計画どおりにできるか、目標が達成できるか、生きて帰ってこれるかなどと、ルールがシンプルなのがいいですね。
 さらにウォータースポーツでおもしろいのは、あまり細かいことにこだわっていると、命を落としかねないところです。チームメンバーの性格がキライで口もききたくないとか、荒れた海で高価なサングラスを海に落としてしまったとか、そんなことで判断が数十秒遅れただけで遭難してしまうことだってあります。
 人の世の中、すごく精密にシステムやルールができあがっているように見えますが、所詮、人間が作ったものです。大災害が起きたり、時代が変わったら、システムもルールもなくなったり、変わったりします。そんな前提なのに、今あるシステムやルールに事細かにきっちり緻密に精通して従っても、しゃーないんじゃないかってぼくには思えるんですけど…人ごとに価値観が違うのでしかたないですね。
 まあ、今日もいろいろ細かいことなど気にせず、楽しく暮らすだけ考えて過ごそうと思います。









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ギリギリの状況なのに、また海に出たくなる



 長年海遊びをしてきて、何度も死にそうな目に遭ってきました。それでも懲りずいい歳をして、もう少し行くと、もう少し潜ると、すごいシーンに出会えるんじゃないかと思い、危険なことを繰り返してしまいます。
 これは一種の病気じゃないかとさえ思います。
 いずれ海で死ぬんだろうと既に覚悟はしてます。海遊びを始めてもう30年。そんなぼくはベッドで死ぬよりも海で死んだほうがましだと、本気で思っています。それでも今回だけは無事に帰ってきたい。無事に帰ってビールを飲みたい。人の生への執着は、自分の考えを超えて強いものだと知りました。
 急に海況が荒れて、高い波で行く先さえ見えないとき。
 少しでも船の向きが変わったら沈すると、思うほどうねっているとき。
 ダイビングで思いのほか流されてボートがはるか遠くに見えるとき。
 25mくらいでいきなり高圧ホースとゲージの接続部分からエアが噴き出したとき。
 サーフィンでこれくらい乗れるだろうと、2m~3mくらいの波で出て、引き返せなくなったとき。
 今日海に出るんじゃなかったと、何度後悔したことでしょう。それでもやはり海に出てしまう自分がいます。なぜぼくは自分をそこまで追い込むんでしょう。
 ギリギリで頑張っているときのヒリヒリするような生きている実感。自分のすべての知力と体力を出している感覚。それを感じたいからじゃないかって、最近思います。









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ねぇねぇ、フリーク波だってぇー、ヤバくない!



 本を読んでいて、ぼくが知らなかったことがありましたので、ちょっとまとめて見ようかなと思いました。
 今回はフリーク波です。

 フリーク波はここ何十年かで実在が確認されたもので、20m以上の大波が突然やってくるという現象だそうです。海が荒れているときに、砂浜とか防波堤で被害が起きる、何千回か何万回に一度大きな波が来るお化け波(と、ぼくや周囲の人は呼んでいます)ともたぶん違います。外洋で突然大きな波がやって来る現象だそうです。三角波とも違うようです。
「外洋に突発的に現れるフリーク波(Freak Wave)は、Rogue Wave、Mad-dog Wave(瘋狗浪)、そして三角波と様々な呼称を持つ。90年代には、北海油田での現場計測や衛星観測により、波高30mに及ぶ巨大波が発見された。フリーク波の発生頻度はおよそ3000波に一波と言われているが、特殊な海況では、より頻繁に発生していると考えられる。波形にも特徴があり、いくつかの波が群をなして進行するとも言われる。(中略)1980年12月に起こった尾道丸の事故である。大型貨物船の船首が折損するほどの衝撃加重は、波高が20mを超える大波に乗り上げた後、船首船底がたたきつけられるスラミングという現象によるものと考えられた。」
 外洋で大型貨物船がやられちゃうくらいなので、相当な大波なのでしょう。ぼくは自称、波好きなので、荒れた海でどんな風に波が立つかってすごく興味があります。映画『パーフェクト ストーム』なんて何度も見てしまいましたし…
 一般に波は、波の上下動の幅と波の中にある渦のような回転力によってその力が構成されているそうです。そして水深によって波の高さが変わってきます。お化け波というのは水深の浅いところで見られる現象だとぼくは思っているので、これは仕方がないとして、外洋のある程度水深が深いところで突然大きな波が立つのは珍しいし、いつどこで大きな波がくるのかわからないから怖いですね。
 このフリーク波は現在予測することはできないそうです。ムムム…










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ファスナーが塩ガミしちゃった! 塩噛み解消ムーススプレーってすごい



 塩ガミしたことってありますか? ありますよね? ありませんか?
 海関係の遊びをする人は、一度くらい経験されたことがあるんじゃないでしょうか?
 海で使った道具を手入れしないと、たいていなりますけど、手入れしていてもなりますよね。
 あれ不思議です。
 たぶん器材や衣類やバッグに染みた塩分ってそんなにすぐに抜けないんでしょう。
 ぼくのダイビング仲間は、衣類やバッグの場合、ファスナー部分の塩はわりと流せるけれど、布地の部分の塩分が残っているとそれが出てくるんだと主張しております。本当かどうかは知りませんけど…
 じゃあ塩ガミしたファスナーをどう復旧させるかですが、これは検索すると結構出てきます。
 ぼくもこれまでいろいろ試しましたが、お湯につけてグリグリ前後に動かすのが一番いいような気がします。それでもダメならCRC556をつけてさらにグリグリしたりします。それでもダメならペンチで強くグリグリしてました。それでもダメなら…あきらめてました。
 そんな塩ガミ解消アナログ昭和発展途上時代があったんですが、最近教えてもらったのが塩ガミ解消スプレーです。
 これで、なんというかやっと文化的な時代がきたと感じました。やっぱり令和はこれだよなと思います。なんだったんだろう、あのグリグリばかりの日々は…







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どのくらい海のそばに家を建てるのがいいのだろうか?



 海辺の田舎町に暮らしています。
 ずっと暮らしていると、引っ越しなど人の出入りがあります。
 家が建ったり、壊されたりします。
 そういうのをずっと眺めていて、どのくらい海のそばに家を建てるのがいいのか考えさせられるのです。
 以前似たようなことを書いたことがあるのでよろしければご覧ください。
 というのも、すごく海に近い家というのは、防波堤のすぐ後ろに建っていたりします。そんな家に住んでいる人と知り合いなんですが、多くの人が想像するとおり大変なところもあるようなんですね。
 一方で、海から少し離れた高台で、海の眺めはいいというところに住んでいる方もいます。
 ちなみにぼくは海まで徒歩3分のところに住んでいます。家から海は見えます。あとは、ビーチまで階段がなくスロープだけで行けるルートがあります。これはカートなどで、シーカヤックやSUPが運べるようにそういう立地を探しました。
 もちろん津波の時大丈夫なのかとか、土砂崩れは大丈夫なのか、台風の時大丈夫なのか…などなどのポイントもあると思います。
 先ほどのメリットデメリットについて詳しく書くと、海のキワキワに住んでいる人のメリットは海が近いことです。遮るものがないので、家の窓から海が見えます。電線とか隣家とかは視界に入りません。一方デメリットは、台風や嵐でなくても波で家が潮をかぶります。台風となれば潮をかぶるどころではないでしょう。もちろんいろいろな物が錆びますし、家の中は冬以外はカビだらけだったりします。洗濯物も外には干せません。潮まみれになってしまうから…少しでも海が荒れた日は波の音が大きくて夜は眠れないかもしれません(それは我が家でもあります)。
 海から遠いけど眺めがいい家のメリットは、やはり眺めがいいことです。そして高台であれば津波の心配はないでしょう。海からの距離があれば、塩害の影響も少ないと思います。デメリットは海から遠いことです。ぼくが見た例としては、熱海の山側で眺めがいいところに住んでいる人ですが、その人は砂浜にはもう1年以上行っていないとのことです。海からどの程度離れるかによりますが、ぼくの経験では歩いて20分も離れていると次第に海には行かなくなります。ましてや車で行かなければならないとなると、車を出す手間とか駐車場を探すとか、なんだかんだでやはり行かなくなります。ぼくの中ではこのような海との距離は海辺に住むという感覚からは外れています。こういう立地に住んでいる人のイメージとしては、ウォータースポーツはしないけど、海を眺めていたい別荘族という感じでしょうか。
 ぼくの場合どうなんだろうと改めて考えてみました。
 ぼくはノンビリした暮らしと、行きたくなったらすぐにウォータースポーツができる環境を望んでいます。
 もちろん海が見えた方がいいんですが、眺めのよさにこだわりは、そんなにありません。目の前を電線が通っていてもあきらめますし、前の家の屋根が視界に入っていてもしょうがいないやって思えます。
 逆に「ノンビリ」には結構こだわりがあって、家の前の道が人通りが多いとイヤです。できれば道のどん詰まりに我が家があって、そこを通るのは家に用がある人だけ、という立地が好きです。家の周囲もできれば森などの緑が豊かなところがいいなあと思います。そういうプライベート感がある場所で「ノンビリ」したいのです。
 海辺に住むといっても、多くの立地が選択肢として上がるわけですが、どれがベストでどれが悪いということはもちろんいえなくて、その人が海辺の暮らしに何を求めているかによるんだな、ということなんでしょう。当たり前ですね。でも、それをひっくり返してみると、自分が海辺に引っ越して何をしたいかハッキリさせた方がいいということになります。それって海辺に暮らして何年かしないとハッキリしない場合もあるよなーと思う今日この頃なのでした。








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