海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
いろいろな海を訪れる楽しみ
海が好きで好きで、海辺に引っ越して30年以上になります。海辺に住んでいるから旅行に行かないかというと、そんなことはなくて年に何度かは1週間くらいの旅行に行くことにしています。それもたいてい海です。国内外含めて…
妻は文句もいいたいのでしょうが、ぼくの海好きは結婚前からわかっていたことなので、もう諦めて一緒についてきてくれます。
外国の海はもちろん家の近所の海と違うわけですが、日本の海もその土地その土地でよさがあって、「あぁ、この海もいいなあ」なんて思いながら旅をしています。
太平洋側の海もいいし、日本海側の海もいいし、南の海もいいし、北の海もいいと感じます。海に関しては、ぼくはえり好みをしません。
たとえ工業地帯の近くのヘドロが浮かんだ海であっても「人間活動の犠牲になってスマン」と思いつつ、そんな環境でも強く生きる、海の動植物に感動してしまいます。
特に好きなのが日本の離島でして、外部から隔絶した感じや、ノンビリした感じが、ぼくのココロに染みいる何かがあるようです。
これまでいった中で特に強く思い出に残っているのは、小笠原の母島、父島、多良間島(宮古島と沖縄本島の間にある)、与論島です。
小笠原は父島まで船で24時間くらいかかり、船でしか行けません。母島は父島から船でさらに2時間。人口が500人にも満たない島で、車で島を一周(というか道路は南北に横断する道)するのに1時間かかりません。そんな島には穏やかでゆったりした時間が流れていて、島の人も観光客も、島や海が好きな人しか来ていないので、不思議な一体感があるなあと感じました。
観光客の身勝手な視点かもしれませんが、行くのに不便な島ほど、自然が豊かに残っていて、ノンビリしていて、人の気持ちが温かい気がします。
世界中にはいろいろな海があって、きっとそれぞれに魅力的なのでしょう。死ぬまで旅を続けてもすべてを見ることはできないけれど、これからも多くの海を見てみたいなあと思っています。
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屋外が好きなことと、パーソナルスペースや他者との関係性について
屋外が好きです。海辺で風に吹かれているようなときが居心地がいいんです。逆にダメなのはビルなどの窓が開かない建物に長時間いることです。何だか息苦しくなってきます。
ぼくが海辺や海遊びが好きなのは、それが屋外だからというのも一因だと思うんです。
レストランとかカフェで、屋内席と屋外のテラス席と選べる店がありますよね。そういうときはぼくは迷わず屋外です。冬の寒い時期でもわりと屋外を選びます。
単に狭くて閉じたところが嫌いならば閉所恐怖ということなのでしょう。でも、ぼくの場合よく考えると、気心の知れない他者と狭くて閉じたところにいるのが嫌いなのです。こういう気持ちというのはなんなんでしょう? そして何が原因なんでしょう?
ぼくは日頃、自分はパーソナルスペースが広い方が落ち着くなと感じています。なのでこの他者と狭いところに一緒にいるのが苦手問題も、自分のパーソナルスペースの広さと関係があるのかもしれません。
で、さらに考えると、パーソナルスペースが広いのが好きなのも、他者と狭いところに一緒にいるのが苦手なのも、自分と他者との関係の問題かもしれません。そうやって考えてみると、ぼくは昔からわりと周りに気を遣ったり、その集団の雰囲気に合わせようとするところがありました。そうした他者や集団での自分の立ち位置とか他者との関係性の問題なのかもしれません。
と、自分の内面に思いを巡らすのが面倒くさくなってしまったので別な切り口で話しを続けると、ぼくは海辺のデッキで酒を飲むのが好きです。たとえばスキューバダイビングをした後に、ひとっ風呂浴びて、海に落ちていく夕陽を眺めながら、デッキで生ビールのジョッキをゴクゴクやるのが好きです。海からは夕方の少し湿った潮風が吹いてきて、磯の香りがします。空は刻々と、青、紺、ベージュ、オレンジ、赤と微妙に色を変えていきます。こんなひとときがあると幸せだなあと感じます。
あとどれくらい健康に海遊びができて、おいしくビールが飲めるのかなあ、なんて年寄り臭いことを考えたりします。
ウインドブレーカーは安いものを使い倒していくのがいいと思います
ウインドブレーカーというか正確にいうと水を弾く撥水効果のある上着は、海遊びで1着はあった方がいいウェアです。
メーカーによってレインウェアとか防水シェルとか撥水シェルなどと呼び名は違います。
ぼくは海遊びを20年以上続けてきて、ウインドブレーカーは何着も使ってきました。それだけ必要性が高いウェアです。たとえば船の上で少し寒くなってきたときに羽織るのもいいですし、波しぶきがかかるときに水をブロックして、中の服が濡れないようにするのにも役立ちます。急な雨が降ってきたときも便利です。
もちろん普段着にも使えます。ぼくは自宅では(スーツのようなちゃんとした格好をしなくてもいい時は)外出時に雨が降っていても傘はさしません。たいていウインドブレーカーを羽織って外出します。そんな便利なウェアですから、1着くらいあって損はありません。
このブログでも何度かウインドブレーカーについて書きました。
→ウインドブレーカー使ってますか?
→レイヤリングしてますか?
その経験を踏まえての結論は、ウインドブレーカーは高いものを長く使うよりも、安いものを買い替えた方がいい、というものです。といっても値段感覚はわかりにくいと思うので、高いものは2万円以上のもの、安いものは1万円前後のものということにしたいと思います。
で、何が違うかというと、2万円以上だとたいていゴアテックスの生地を使っていて、1万円前後のものは、自社開発とかゴアテックス以外の撥水生地を使っています。
確かにゴアテックスだと、撥水効果は高いですし、何回か洗った後の撥水効果の維持の度合いも高いので、それはそれで価値があるのですが、使っていくうちに撥水効果は落ちていきます。撥水効果が落ちたゴアテックスとゴアテックス以外の撥水生地の新品だと、明らかに後者の方が撥水効果が高いのです。
とはいえぼくも一時期はゴアテックスの生地を使った製品を愛用していましたので、この結論に行き着くには時間がかかりました。
それから海遊びで使うので、荒っぽく使うこともあるでしょうし、セイリングなどでは何かに引っかけたりすることもあるでしょう。岩などで擦ることもあります。
そうすると穴が開いたり、生地の表面が傷んだりします。荒っぽく使うと裏地が剥がれてくることもあります。
つまり海遊びではウインドブレーカーは消耗品だということです。
汚れや傷みを気にせず、どんどん使って、使い倒して、新しいものに替えていく、というのがいいと思うのです。
で、ぼくが使った中で、値段が安く撥水度が高かった、つまりコストパフォーマンスが高かったのは、モンベルです。
次は微妙ですが、MUSTOのBR1が、値段は安くはないんですが、撥水度が高く、長持ちすると思います。
次はHELLY HANSENのHELLY TECH(ヘリーテック)を使った製品です。
そこら辺までがゴアテックスを使っていない製品で良かったものです。つまり1万円前後というか1万円台のものです。
それ以上だと2万円以上になってきますが、ゴアテックスの生地を使っているものは基本は変わりません。あとは縫製とかポケットの位置とか、ストームフラップがなんたらとか、レインガターがついてますとか、今ならもう1枚ウインドブレーカーが付いてきますとか、いろいろ違いはありますが、まあそれは好みだと思います。
2万円以上でゴアテックスの生地を使っていない製品もありますが、それはぼくは使ったことがないのでわかりません。もしかしたらすごくいいかもしれませんが、とりあえずぼくの周囲でそういう評価は聞こえてこないので、敢えてチェックする必要はないかなと思っています。
特に海遊び、特に特にセイリングやシーカヤックで使うのなら、MUSTOは一度使ってみるといいと思います。
MUSTOはイギリスのブランドでして、縫製や生地の選び方などは、イギリス製の紳士服ぽい完成度です。Gillもイギリスのセイリングウェアのブランドで、こちらも品質はいいのですが、その分値段も高いです。値段と品質のバランスでいうとMUSTOの方がいいと思います。海での使いやすさもバッチリです。
HELLY HANSENはノルウェーのセイリングウェアブランドで、日本でもポピュラーですね。一時期までは品質はよかったんですが、GOLDWINがライセンス生産するようになってから、ファッション寄りになって、セイリングウェアとしての機能が値段に比べて低くなっているように思えます。ぼくの周囲でも海遊びで使うウェアをHELLY HANSENから別なブランド、たとえばMUSTOやGillやCREW SAVERにスイッチする人が多いような気がします。HELLY HANSENを買うならマリンスポーツ用のラインを並行輸入品で買うか、海外の信用できる通販サイトで買った方がいいと思います。
円安の時期は高くなるのは仕方がないですが、また円高になったら海外ブランドのマリングッズは通販サイトで、友達と一緒にまとめて買うと、関税やシッピングチャージを含めても、国内で買うよりも安くなります。
しかし、いつも思うんですが、海外のいい製品というのは、並行輸入→日本輸入代理店による独占輸入→ライセンス取得を経て国内メーカーによるアジアでの生産、という経緯をたどるものが多くて、その段階ごとに消費者にはメリットが少なくなるというのはどういうことなんでしょう?
話がそれてしまいましたが、海遊びにはウインドブレーカーはおすすめ、そしてどうせ買うなら梅雨を迎えるこのぐらいの時期がいいんではないのか?というのが、本日の総務部購買課からの提案です。以上です。
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車のトランクには防水トレイ・防水マット
車で海に出かけることが多い方は、トランクに海遊び道具を積むことが多いですよね?
ウェットスーツ、釣り道具、ダイビング器材、パドルなどなど。それでそういうグッズってたいてい潮まみれ、砂まみれだったりするわけです。
そういうものを車のトランクに直接積むと、濡れたり汚れたりするのはもちろんですが、錆びてきます。錆というのは車の耐用年数を短くする大敵ですよね。
それを防ぐのにみなさんいろいろ工夫をしていると思います。
ぼくの海遊びの友人はレジャーシートの大きいのを敷いています。これはこれで、濡れたものが山盛りの濡れたものがあっても包み込むようにしまえるので良い方法だし、手軽で安価です。
もう一人の友人は、車メーカーが販売している純正のラゲッジトレーを使っています。これはトランクを隅から隅までピッタリ覆えてグッドです。ただ値段が高いですよね。ちょっとしたプラスチックの製品が2万とか3万とかします。
似たような物にラゲッジマットとかラゲッジシートなどがあります。でもそれらも結構高いですね。
また、純正ではないけど、専門のメーカーから車種別のラゲッジトレーやラゲッジマットも発売されていますが、これもいい値段がします。
ぼくはオートバックスみたいなカー用品店で売っているラゲッジトレーを使っています。
トランクの大きさにピッタリはまりませんが、だいたいはカバーできます。値段も1500円くらい。一度買えば何年も使えます。ただ難点は濡れたものが山盛りにあると横の方がカバーできないこと。そういう時はビニールのシートで覆うようにしてます。
特にビショビショのもの(ウェットとか海パンとか)は、ホームセンターで上のふたが開閉できるタイプの衣装ケースを買ってきて、それに入れています。
別に車は汚れてもいいけど、潮や砂は後で掃除しようと思っても掃除しにくくて面倒くさいんですよね。
あらかじめ濡れものを積む用意をしておけば、躊躇することなくどんどん積めますし、後片付けや掃除もトレーやシートを払って終わりです。
これで快適な海遊びができるなら安いものだと思うのですが…
ちなみにシートのカバーも売っています。防水ので1000円くらいからあります。
ウェットスーツとか海パンなど少し濡れた状態で、車を少し動かさなければならないとき〜ぼくの場合は、サーフィンであるポイントにエントリーしたけど、あまりいい波が来なくて、別なポイントに行きたいとき〜などに、シートが濡れないので便利です。
ちなみにカーキャリアの記事も書いていますので、よろしければご覧ください。
→海道具を運ぶには カーキャリアは何を選ぶか
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ボリューム満点で海っぽい雰囲気を感じられるカフェ 下田 south cafe サウスカフェ
1.ロケーション ☆
2.こだわり ☆☆
3.店の雰囲気 ☆☆☆
4.味 ☆☆
5.値段 ☆☆
6.音楽
7.手入れ&掃除 ☆☆☆
8.総合評価 ☆
9.コメント
下田辺りのお店というのは、わりといい店が多い気がします。センスがよくて、フレンドリーで居心地がいいお店に出会ったことが何度もあります。ぼくはなんだか下田が好きで、スキューバダイビングやシーカヤックで宿を取るときは下田近辺にしてしまいます。
そんなときの楽しみは、やっぱり食事なのですが、夕飯は海鮮がたっぷりの和食店にすることが多いんですが、じゃあ昼メシはどうしょうかなぁと迷うことがよくあります。夕飯は魚と決めている、それに加えて昼も海鮮系にするか、いやいやパンという手もある、カフェでワンプレートランチというのも悪くない…
今日紹介するsouth cafeは、名前のとおりカフェです。で、ハンバーガーやドリアやロコモコなどの食事も充実しています。特徴はうまくてボリュームがたっぷりということ。それにコーヒーもちゃんとドリップしてくれるしっかりした味です。
店内のインテリアはアメリカのたぶん西海岸風、うーんいやハワイ風かな? 海は見えませんが、なんとなく南国っぽい明るい海の雰囲気が感じられます。ぼくのような海好きには居心地のいい空間です。
テラス席もあって、その脇を川が流れているので、自然を感じられて居心地がいいです。
ペンキ塗りに見る、田舎のコミュニティの価値観について
毎年恒例にしていることはいくつもあって、そのひとつとしてデッキやテーブルやチェアなどの屋外木製品にペンキを塗るというのがあります。
ぼくが海辺の今の家に引っ越してきてから近所の人にアドバイスしてもらったのが、屋外木製品には年に最低1回はペンキを塗ることというのがあります。
ちなみにもうひとつアドバイスしてもらったのは、洗濯物はできれば午後2時までに取り込むことというのがあります(夕方になると海風が吹いて洗濯物が潮っぽくなってしまうから)。
ちなみにもうひとつアドバイスしてもらったのは、春先には、家の外側の周囲に防虫剤の白い粉を撒くというのがあります(ムカデやヤスやゲジゲジが家の中に入ってこないように)。
他にもいろいろアドバイスしてもらったんですが、横道に逸れすぎてしまうので、本題に戻りましょう。
ペンキを塗るのは、木製品を長持ちさせるのとシロアリなどの害虫を発生させない効果があるのです。
ぼくの近所では春から初夏にかけて、どこの家もペンキ塗りをします。ペンキを塗るのはたいていお父さんの仕事で、そこに家族が手伝うというパターンがあります。見ていると、なかなかに微笑ましい、小市民的な幸せを感じさせる情景です。
ぼくの住んでいるあたりでは、お父さんがDIYなど家のメンテをやったり、趣味の一つや二つを持っているというのが当たり前で、お母さんもガーデニングとかヨガといった趣味や習い事をしているのが普通です。そういうのが良しとされる雰囲気があります。
逆に軽蔑までいきませんが、あまり良しとされない、かっこくよくないこととして、お父さんが、仕事で忙しいとか、家周りの維持に興味がなくて、お金でプロに何でも頼んでしまうとか、家のことは全然構わないといったことがあります。
なぜそういう価値観があるのか、ふと考えてみたんですが、お父さんや家族が家のことを自分たちの手で何かするというのは、一つは(仕事よりも)家庭を大切にしている象徴であるということ、もう一つは家や家周りになんらかのこだわりやポリシーがあること、もう一つは自分でなんとかできる生きる力があることの表れであるということ、もう一つは家族がバラバラではない幸せの象徴であること、もう一つはお金を持っている持っていないに関わらず、自分たちの手で何かを作ることはいいことだと考えられているといった理由が思い浮かびました。
実際、家にデッキがある家というのは結構ありますが、手入れをしていなくて腐らせてしまう家のお父さんというのは、近所の人から若干軽蔑さげすみ残念的な目で見られている感じです。一方、お金があるからといって何でもかんでもプロの大工さんにまかせて、豪華なしつらえをする家のお父さんも、嫌味傲岸あまり友達がいない人なのね的な目で見られがちな感じがするのです。
たかだかデッキのペンキ塗りですが、そこに古き良き日本の家族像を求めるコミュニティの価値観が垣間見えるようで面白いし、一戸建てが多い住宅地のハイコンテキストなコミュニティの雰囲気があるようです。それを心地いいと感じるか煩わしいと感じるかで、郊外のちょっと田舎暮らしを住み心地は違ってくるかもしれません。

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三浦の初声のおいしい和菓子屋さん 菓匠かわもと
1.ロケーション ☆
2.こだわり ☆☆☆
3.店の雰囲気 ☆☆
4.味 ☆☆
5.値段 ☆☆☆
6.音楽
7.手入れ&掃除 ☆☆☆
8.総合評価 ☆
9.コメント
海辺のカフェでもレストランでもなく、しかもイートインはないので、この項目に書くかどうか迷ったのですが、おいしいお店なので書いちゃいます。
三浦の長浜に行く道の近くにある「菓匠かわもと」というお店です。特にいちご大福がおいしいですが、他のものも上品な甘さでおいしいです。
わが家では妻が和菓子好きなので、近くに行ったときには必ず何か買って帰って、抹茶を淹れて、「さて!」という感じでいただいています。
なんというか、小さいけれど確かな幸せが、その時間にはあります。
危ない目に遭っても海遊びを続けている理由
30年くらいウォータースポーツをしてきて、何度も死にそうな危ない目に遭ったりしましたが、懲りずに続けています。
どうせ一度しかない人生ですし、事故や天災や病気などでいつ死ぬかもわかりません。だったら好きなウォータースポーツで死んだ方がましだし、何よりも日々を楽しんで過ごしたい…そんな気持ちがあったから、危ない目に遭ってもウォータースポーツを続けてきたんだと思います。
ぼくはどちらかというと慎重で奥手な性格です。そのせいか、若い頃やりたいと思ったことを、あれこれ考え過ぎてやらなかったことがあります。それで後悔したので、それからは迷ったらやることにしています。それがたとえ危険であっても…
もうひとつの思いとして、どうせ人は死んでしまうんだし、寝たきりになって長生きするよりは、短命であっても、好きなことをしながら死んでいく方が、自分としては幸せだ、という気持ちもあります。
もうひとつ別の思いとして、人生を生きるのは時として辛く悲しいこともあるし、重荷を負って生き続けなければならないわけですが、海で好きなことをしながら死んでいけたら、それはそれでハッピーだよなという気持ちもあります。
慎重なぼくが普段から自分にいい聞かせている言葉に、なんとかなるさ、運が悪けりゃ死ぬだけさ、それがどうした、この世のことはこの世でなんとかなる、自分なんて世界でちっぽけな存在、というものがあります。そんな言葉を頭に浮かべているうちに、危険な状況でもパニックにならずにウォータースポーツをすることができるようになりました。
たとえばそれは、シーカヤックで海に出て、しばらくしてから急に海が荒れてきて、グシャグシャの大きな波の中をなんとか陸まで辿り着くとか、スキューバダイビングですごく流れの速い海域に入ってしまい、海上に浮上して、ダイビングボートに見つけてもらうまで、30分くらい海の上を流されたときとか、今までトライしたことがない1.5m〜2mくらいの波でサーフィンしたときとか、そういういくつかの危ない状況のことです。
遠くにダイビングに行くときに器材パッキングで気をつけていること
ぼくはスキューバダイビングを行くときには二つのパターンがありまして、一つは、伊豆近辺など車で現地まで行くパターン、もう一つは、船や飛行機で遠出をするパターンです。
後者については、荷物の運び方に二つのパターンがありまして、一つは、ダイビング器材を先に送ってしまうパターン、もう一つは、ダイビング器材を持って行くパターンです。
ダイビング器材を先に送ってしまうパターンは、国内ですごく遠く(沖縄とか)に行く場合にやることが多くて、ダイビング器材を持って行くパターンは、海外か国内でも近場(大島とか)に行く場合にやることが多いんです。
で、遅くなりましたが、今回の文章のテーマは、車で行く以外のダイビング器材のパッキングの話しです。
事前に器材を送ってしまうときも、自分で持って行くときも、船や飛行機に乗る際に、器材を業社の手に預け、預かり荷物として運ぶことがあります。そのときにどう扱われるかわからないので、結構壊れてしまうことがあります。
ちなみにこれまで壊れた器材といえば、マスクのレンズが割れる、残圧計のガラス面が割れる、レギのファーストステージが壊れるなどの被害がありました。ぼくはダイビング器材を普通のメッシュバッグに入れているのでこういう事になるのでしょう。ちゃんと硬いケースに入れればいいんですが、そうすると現地でダイビングするときに、洗ったり収納したり運んだりがスムーズではないので、これまでメッシュバッグを使っていました。だから壊れるような被害があるんですね。本当はダイビング器材専用の旅行用バッグを買えばいいんですが、高いし、そんなに頻繁に使うものでもないので、買わずにメッシュバッグ移動をしていました。
メッシュバッグで器材が壊れるゆゆしき事態を避けるためにいろいろと試行錯誤をしています。
一つは現地での移動がない場合ですが、ホームセンターで売っているような硬い収納ケースに器材を入れて、そこにメッシュバッグも入れるという方法です。現地ではメッシュバッグに移し換えて使います。メッシュバッグだと器材を洗ったときの水切れもいいですし、潮だらけの器材を入れても気になりません。ただし、硬い収納ケースの置き場所があるところじゃないと邪魔になります。
もう一つのやり方は、現地で港や空港で荷物をピックアップして、さらにそこから移動しなければならない場合に使う方法ですが、メッシュバッグで器材を送るというやり方です。ただし、マスクは100均で買った小さなケースに入れますし、レギュレーターもやはり100均で買った大きめのケースに入れます。BCDのインフレーターの部分はプチプチで包みます。
自然の豊かさと人口密度の低さで、人やコミュニティの雰囲気は変わる
大学入学時に上京して、就職して、結婚して子供が生まれるまで、東京のわりと都心に住んでいました。
一方で、ぼくは海好きで、しかも離島好きでもあって、年に何度か離島の旅をしていました。もちろん毎週末には海に出かけて、ウォータースポーツをしていました。
東京での暮らしぶりと、離島旅で感じたことが、自分の中で、ある考えにまとまって今に至っています。そしてその考えに自分としては、わりとこだわりがあるんです。
その考えというのは、自然が豊かであることと人口密度が低いことは、暮らしやすさやそのコミュニティの性質を特徴付ける大きな要因である、というものです。
もう少し詳しく書くと、人は日々暮らす中で自然に癒されているし、自然がそばにあると安らかになると思うのです。
そして人口密度高いと、人は他人に対して、イライラしたり、厳しくなったり、競争的になったりすると思うのです。
どんな町でも住めばその町のよさがあっていいものです。慣れるということもあるでしょう。
とはいえ、これはぼくだけかもしれませんが、自然が豊かであることと人口密度が低いことは、住みやすさの面で大切だと思うのです。
自然がそばにある暮らしが、人に癒しを与えるというのは、わりと多くの人に共感してもらえるのではないかと思います。毎日の暮らしにはそんなに自然が必要ないという人でも、たまに旅行に行って自然のよさを実感したことがある方は多いでしょう。ましてや自然のよさを知っている人なら、自然が暮らしのそばにあることで、日々の暮らしが安らかになることに頷いていただけるでしょう。
日々安らかに暮らしている人が多いコミュニティなら、おそらくコミュニティ全体のストレス量は少ないんじゃないかなあと思います。
では、人口密度というのはどうでしょうか?
東京の繁華街で、道行く人に挨拶する人など、ほぼいないと思います。っていうか、そういう人がいたら変な人じゃないかって疑いさえするでしょう。
でも、離島や田舎を旅したときに道行く人に挨拶されたことはあるのではないでしょうか? 1泊ではそうならないかもしれませんが、何泊かしているときっと挨拶しあう場面が出てくると思います。ぼくの旅の経験では、たいていそうなります。ましてや暮らしていると必ずそうなるでしょう。
東京の混雑したお店の特売日でみんなが我先にと列を作って商品を取り合うのはあり得ますが、田舎の商店だとそういうことは起きないと思います。だいたい列ができるということがないし、どちらかというと譲り合うことの方が多いかもしれません。
人口密度が高い(人が多い)と、個人の匿名性が高まり、ぼくらは他者を認識する感度を自動的に鈍くするのではないかと思います。それは、そんなに大勢の人を覚えられないし、たぶんいちいち他人に反応していると疲れてしまうからじゃないかと、ぼくは勝手に想像しています。
自分の周りに人が少ないと、他者の一人ひとりを認識するし、それがコミュニティのメンバーなのかそうじゃないのか、外部の人間なら安全な人なのか、危険人物なのか推し量ろうとするでしょう。もっとその人のことを知ろうとしたり、憶えたりするかもしれません。あるいはその人の心情を察したりするかもしれません。
こんな考えがもとになって、ぼくは首都圏でもわりと人口が少ない、自然の豊かなところに引っ越しました。東京に住んでいた頃に比べて生活する上でのストレスは、肌感覚で100分の1くらいになっていると思います。
おそらくぼくは、自然の豊かさと人口密度の低さに、影響を受けやすい性質なのでしょう。それに気づいて自分が暮らしやすい環境を選べたのはラッキーだったなあと思います。

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