海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
小笠原旅行のしかた 豆知識その1
ずっと小笠原に行きたくて、ちょっくら前に行ってきました。9日間、仕事をなんとか休み、家族を説得して1人旅ができたのは、日頃のぼくの行いがいいせいでしょう。
きっと神様仏様ご先祖様も応援してくださったのでしょう。
その経験でいろいろなことがわかったので、今回まとめてみようと思います。
やはりぼくがダイバーなので、ダイバー目線の話になるのはご了承ください。
まずは常識というか前提についてです。小笠原諸島で、行って泊まれるのは父島と母島です。ガイドツアーで兄島にも行けます。
父島は竹芝桟橋から25時間、船のみです。そしてその船は小笠原海運が運航しているおがさわら丸のみです。そしてその船は、金曜の午前10時に出て、土曜の午前11時に父島に着きます。その後、土曜日の午後2時に父島を出て、日曜日の午後3時に竹芝に着きます。次の出航は金曜日の午前10時です。
つまりハイシーズンを除いて1週間に1往復です。
なので、父島に行くには金曜日から日曜日まで休めないと行けないのですね。
余談ですが、この船しかない、1週間以上休めないと行けないということが小笠原の自然環境維持に貢献していると思います。
飛行場を作って定期便を飛ばせという議論があるようですが、自然環境の維持という面ではぼくは反対ですが、ぼくが、父島で商売をしていたら…うーん迷うかも。
でも、観光価値のある離島には必ずこの手の話題は出てきますね。石垣とかね。
飛行場を作って定期便を飛ばせという議論があるようですが、自然環境の維持という面ではぼくは反対ですが、ぼくが、父島で商売をしていたら…うーん迷うかも。
でも、観光価値のある離島には必ずこの手の話題は出てきますね。石垣とかね。
次に母島ですが、母島には父島からまた船に乗ります。ははじま丸といいます。とてもわかりやすくていいですね。
乗船時間は約2時間です。
ははじま丸は、1日2往復父母を行ったり来たりして、それが週に5便あります。
なので、ハイシーズン以外で母島に行こうとすると、父島に何泊して母島に何泊するか決めなければなりません。ちちじま丸が父島から東京に戻る便に合わせてスケジュールを組むわけです。
父島の人口は2000人、母島の人口は450人です。
いちおうここまでが前提ということにしましょう。何が前提なんだかよく分からないですけど…
次は小笠原豆知識いってみましょうかねー。
・ベストシーズンは?
小笠原のベストシーズンは5月だそうです。ぼくは夏に行きましたが、台風でおがさわら丸やははじま丸が欠航する可能性があります。おがさわら丸は余程のことがないと欠航しないようですが、ははじま丸は結構欠航するようです。
おがさわら丸のムリ目の航海の映像はyoutubeにあるのでご覧に……ならないほいうがいいかもしれません。ぼくは荒れたときの船が好きなので、やたらとそういう動画を見ましたが、ビビりな方は勝手にシンドバッド。
ダイビングでケータ(兄島)を潜りたい場合は、海が穏やかなことが前提なので、5月あたりを狙った方がケータに行ける確率が高まります。ケータといえばマグロ穴。それをぼくも見たかったんですが、海が荒れていたのでNGでした。
リピーターの中には冬に行く人もけっこういるようです。この場合ホエールウオッチングがしたい、季節の植物を見たい、空いていていいなどと目的がはっきりしているようですね。
といいつつ、一度小笠原に行ったぼくとしては、是非すべての季節を見てみたいと思いました。
・宿とか予約とか
父島は宿が割とあります。離島好きのぼくからすれば先島諸島の離島よりも多い方だと思います。どの宿もたいていキレイで整備されています。ただ母島には数軒しかありません。
それが母島のよさではあります。
どちらにしろゴールデンウィークとかシルバーウィークとか年末年始などの混む時期には、宿の確保が必須です。それも早めに予約した方がいいんですが、リピーターの方に訊いたところ、その方は行ったときに来年分を予約するのだそうです。
ちなみにおがさわら丸のチケットも予約したほうがいいんですが、こちらの予約開始は1ヶ月前からです。どんな旅行代理店を使っても1ヶ月前までは取れるどうか確定ではありません。
で、ダイビングをする方ですが、ダイブサービスはおがさわら丸のチケットを取れていて、宿も取れているのを確認してから予約に応じてくれるショップが多いようです。
なので、まとめると、
宿を予約→おがさわら丸を予約→ダイブサービスなどアクティビティを予約
という段取りになります。
予約は自分でやってもいいし、旅行代理店のパックを使ってもいいし、おがさわら丸を運航している小笠原海運でおがまるパックというちょっとお得なパックを使ってもいいと思います。
ちなみに小笠原海運の子会社の旅行代理店ナショナルランドを使うという手もあります。
子会社なのでおがさわら丸のチケットが取りやすいんじゃないかと、ぼくは勝手に想像してます。
ぼくはナショナルランド(なんか筋の悪い地上げ会社みたいな名前ですね)を使いましたが、台風が近づいて、欠航の可能性が高まったときにスマホに電話があって、何日のははじま丸とおがさわら丸に欠航の可能性がある、選択肢はこれとこれ、絶対に東京に帰りたいなら今日のははじま丸に乗って、明日のおがさわら丸に乗るといいというアドバイスがありました。
このアドバイスはとても参考になりましたが、ぼくはどちらかというと欠航のせいで、東京に帰れないなら「いやー、しょーがないなー、だって船が欠航だもんなー」てな感じで、会社に電話して休みを延ばしていたでしょう。台風の進路がズレたので、結果的に休みを延ばさなくてもよかったのは、ぼくの日頃の行いが悪かったせいでしょう。
たぶんその2に続きますので、そちらもぜひお読みくださいませませ。
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