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小笠原旅行のしかた 豆知識その2




 小笠原旅行のしかた 豆知識その1からのつづきです。
 えー続いちゃうのーチョーウザイんだけどという方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょいとお読みください。


・島での過ごし方
 さて、島内のアクティビティですが、いわゆるリゾートアイランドのオプショナルツアー的にいろいろあります。
 イルカウォッチング、ホエールウォッチング、バードウォッチング、植物観察、カタツムリ観察、戦跡ツアー、スノーケリング、シーカヤック、スキューバーダイビングなどなど。
 ただ気をつけなければいけないのは、レンタルバイクです。父島ではレンタルバイク屋が2~3件あるんですが、どこも普段から原チャリを乗っていることを条件に貸してくれます。特にそのうちの1件はそのことに強いこだわりを持っているようです。
 要は普免を持っていて、車は乗っているけど、原チャリは乗っていない人は結構いて、そういう人は事故を起こす可能性が高いから貸さないという趣旨らしいんですね。
 なので借りるときは「毎日乗ってるよ。原チャリマイラブだよ」ということが大切です。
 スキューバーダイビングでは、数軒のサービスがあります。ぼくはいつもそうしてますが、初めて行くポイントで、ダイブサービスが複数ある場合、ホームページやスキューバーダイビング雑誌を見て、どのくらいのレベルのダイバーを想定しているのか、どんな客層を狙っているのかを調べます。
 たとえば大瀬崎では、多くのサービスがありますが、マクロが得意、ウミウシが得意、女性向けにオシャレな設備がウリ、ハードでその土地ならではの魚を見るダイビングが好きな人向けなどというように、サービスごとにカラーがあります。
 大雑把にいって、オシャレ(女性狙い)と、ハードの2つの軸では分けられることが多いです。
 それを父島に当てはめると、オシャレはパパス(PAPA'S)で、ハードは海神(KAIZIN)小笠原ダイビングセンターといえるでしょう。
 ちなみに母島では、ダイブサービス1軒のみ、クラブノア母島だけなので迷う必要はありません。
 母島ですが、軒数は少ないですが、オプショナルツアーをやっているガイドさんはいらっしゃいます。というか、父島では小笠原固有種がほぼ全滅したといわれていますので、そういった生き物系を目指される方は母島しかないといっても過言ではありません。特にカタツムリは象徴的な存在ですが、小笠原固有種を見たい方は母島にじっくり滞在したらいかがでしょうか?
 ぼくも次にもう一度小笠原に行くとしたら、母島の滞在期間を目一杯長くとりたいと思います。そして小笠原の自然をじっくり見て、学びたいと思います。
・お店などなど
 まず、前置きとしておがまるパックを使うとお店やアクティビティが割引になるクーポンが付いてきます。これを使うのもひとつの手です。
 それから小笠原観光局にwebで依頼すると観光マップなどのカタログやパンフレット一式を送ってくれます。これもとても参考になります。
 それからオリジナルアプリもあります。これもなかなかいいです。
 観光ガイドも、るるぶとことりっぷなどが出ていますので、ぼくは計画の参考にしました。
 あとはブログを書いていらっしゃる方もたくさんおられますので、それも参考になりました。

 母島にはスーパーというか雑貨屋である前田商店があり、たいていの食料品・雑貨が手に入ります。母島では宿で朝夕食が出るのが普通ですので、昼メシと酒類をここで調達しました。歩いて1分ほどの所にJA漁協のスーパーがありますが(というか、だいたいの店や島の機能が歩いて10分圏内にあります。ああ離島ぽいなあ)、品揃えが多少違うものの、まあ似たようなものです。
 ちなみに母島でしか売っていないオリジナル漁サンは(いわゆるひとつのハハギョですね)、漁協売店にしかありません。あれ?あそこって漁協の売店だったよな?JAだったかな?
 漁サン好きなぼくは、まずこれを買いました。製造メーカーが違うんですよね。履きやすいですよ。
 前田商店は、ぼくが小さい頃の近所の雑貨屋さんみたいな雰囲気で、滞在中毎日、1日に何度も行ってました。
 飲食店は2~3軒ありますが、ぼくは一度も行きませんでした。
 行きたかったのですが、ちょうどランチとディナーの間の中途半端な時間で閉まっていたのです。
 あとは宿で朝食夕食をとるのと、昼は、島に2~3軒あるスーパーマーケットというか雑貨屋で何か買って喰うという感じになります。それはそれで宿の人と親しくなれるので楽しいです。宿によっては、頼めばお昼のお弁当を作ってくれるところもあります。
 そういう母島のノンビリしたアットホームなところもぼくは好きですね。
 父島には食べ物屋、居酒屋が何軒もあります。なので1週間くらい滞在しても外食で苦労することはないでしょう。
 というか、それぞれが島ならではのメニューを売りにしているので、行かない手はないでしょう。
 島寿司は定番ですが、亀の肉の料理など島ならではの食べ物がたくさんあります。その土地ならではの食材を堪能するのって旅の楽しみのひとつですよね。
 ぼくは酒飲みですので、毎晩飲み屋に行ってました。それも毎日違う店に行ってました。
 それはだいたいどこに旅行に行っても変わりません。そうした店で店の人と親しくなったり、お客さんと親しくなったりすることが結構あって、ぼくはそういうのが大好きです。
 定番の名物である島寿司は丸丈に行きました。味はおいしくて、大将が気さくで居心地が良かったです。
 ハートロックカフェには朝飯と昼飯を喰いに行きました。オシャレなカフェでガジュマルと海を眺めながらゆったりした時間を楽しみました。一見するとミーハーな感じ、特におがさわら丸入出港日は、そういう客層で混み合うんですが、そうじゃない空いているときに行くと、お店の人も気さくだし、食べ物もおいしいし、カフェとしてちゃんとしていると思います。
 ちなみにハートロックビレッジというオシャレな宿というかペンションもやっているので、オシャレな宿に泊まりたいという方はオススメです。
 何度もリピートしたのが、あめのひ食堂です。和定食のお店ですが、おいしくて、値段も手頃でした。そしてお店のご夫婦がとても親切で優しかったです。
 波食波食は、わざと昔の食堂みたいなインテリアにしている店でした。ここで亀関係の料理をひととおり制覇しました。オジサンにはすごく居心地がいいお店です。
 南国酒場こもというお店にも行きました。いわゆる昔のカフェ&バーのようなインテリアです。ここはたぶんお店の方がサーファーなんでしょう。かなりレアなボードがディスプレイされていたり、モニターにサーフムービーが流れていたりで、ぼくは楽しめました。ショートのトライフィンのスワローテイルを見た時は懐かしくて、結構長い時間眺めてました。
 父島のスーパーは、数軒あります。やたら行ったのはスーパー小祝生協です。食料品を買うならまあこの2軒なのではないでしょうか。ぼくは滞在中に台風が来てしまい、そうすると島の人も観光客も万が一に備えて買いだめをするらしく、2軒の店の品物がかなり品薄になってました。これを見て「あぁ島だなー。離島だなー」と思いました。離島は船が1便でも欠航すると、かなり物がなくなりますもんね。
 お土産屋さんでおすすめなのは、ハートロックカフェに併設されているお土産コーナー、まるひ、パパス、makimakiといった感じでしょうか。他にもたくさんありますが、ぼくがダイバーかつサーファーという立場から魅力的なお店でした。
 フリーショップまるひは「ザ・お土産屋」という感じの店です。一方ハートロックカフェはオシャレなお土産コーナーという感じ。makimakiはオリジナルデザインのTシャツやステッカーが魅力的です。


 たぶんおそらく小笠原旅行のしかた 豆知識その3に続くような気がしますので、そちらもお読みください。












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