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危ない目に遭っても海遊びを続けている理由



 30年くらいウォータースポーツをしてきて、何度も死にそうな危ない目に遭ったりしましたが、懲りずに続けています。
 どうせ一度しかない人生ですし、事故や天災や病気などでいつ死ぬかもわかりません。だったら好きなウォータースポーツで死んだ方がましだし、何よりも日々を楽しんで過ごしたい…そんな気持ちがあったから、危ない目に遭ってもウォータースポーツを続けてきたんだと思います。
 ぼくはどちらかというと慎重で奥手な性格です。そのせいか、若い頃やりたいと思ったことを、あれこれ考え過ぎてやらなかったことがあります。それで後悔したので、それからは迷ったらやることにしています。それがたとえ危険であっても…
 もうひとつの思いとして、どうせ人は死んでしまうんだし、寝たきりになって長生きするよりは、短命であっても、好きなことをしながら死んでいく方が、自分としては幸せだ、という気持ちもあります。
 もうひとつ別の思いとして、人生を生きるのは時として辛く悲しいこともあるし、重荷を負って生き続けなければならないわけですが、海で好きなことをしながら死んでいけたら、それはそれでハッピーだよなという気持ちもあります。
 慎重なぼくが普段から自分にいい聞かせている言葉に、なんとかなるさ、運が悪けりゃ死ぬだけさ、それがどうした、この世のことはこの世でなんとかなる、自分なんて世界でちっぽけな存在、というものがあります。そんな言葉を頭に浮かべているうちに、危険な状況でもパニックにならずにウォータースポーツをすることができるようになりました。
 たとえばそれは、シーカヤックで海に出て、しばらくしてから急に海が荒れてきて、グシャグシャの大きな波の中をなんとか陸まで辿り着くとか、スキューバダイビングですごく流れの速い海域に入ってしまい、海上に浮上して、ダイビングボートに見つけてもらうまで、30分くらい海の上を流されたときとか、今までトライしたことがない1.5m〜2mくらいの波でサーフィンしたときとか、そういういくつかの危ない状況のことです。
 そういう状況で意外に冷静でいられたのは、頭のどこかしらで、いつか海で死ぬかもしれないことを覚悟していたからかもしれません。







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