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レイヤリングしてますか?

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【海辺では1枚厚着を…】


季節に関係なく、海に行く時は1枚厚着をしていくというのが大切です。たとえ真夏のすごく暑い日でも、長袖の薄いシャツかウインドブレーカーを持っていくのをオススメします。

というのも海辺ではたいてい風が吹いていますし、時には濡れることもあります。ちょっと日陰に入ったり、曇ったりするとかなり涼しく感じるのです。

もちろん夏以外の季節も同じです。冬でも2~3月は風が強い日が多く、底冷えすることもありますから、1枚といわず2枚くらい厚着をした方がいいでしょう。ただ、運動して汗ばんだりすることもありますから、そのときの温度によって脱いだり着たりできるような服装がいいですね。

重ね着のことをアウトドアの人たちはレイヤリングといいますが、今はいろいろハイテク素材でできた服があって、レイヤリングを工夫するとすごく効果があります。

サーフィン、シーカヤック、ダイビング、ウインドサーフィン、セイリングなど濡れるスポーツをする人は、知っていることと思いますが、本格的にウォータースポーツをやらない人でもレイヤリングの基本を知っていると、海を歩いたり、軽い運動をするときに役立ちます。
 


【レイヤリングの基本】


レイヤリングは重ね着のことで、何枚かの機能の異なる服を重ね着することで、防寒、防水、汗の発散などが可能になります。そうすることで天候にかかわらず心地いい状態が維持できるというわけです。
現在、メーカーが宣伝しているレイヤリングをまとめるとだいたい以下のようになります。実際はメーカーによって個性を出そうとして、少しずつ違うのですが…


■ベースレイヤー
直接肌に触れる服で、汗を吸収し、発散しやすい素材でできています。メーカーによっては、撥水、防臭、涼しく感じるなどの機能を加えていることもあります。


■ミッドレイヤー
ベースレイヤーが発散する汗をさらに外部に発散させる機能と、保温の機能を受け持ちます。


■アウター
一番外側に着る服です。雨風をシャットアウトし、汗などを発散させる機能を受け持ちます。

rayer1.jpg

 

 
【違うスポーツの製品を試してみよう】


このあいだ流行ったユニクロのヒートテックはベースレイヤーにあたりますね。

ウォータースポーツ関係では、初めから濡れることを前提として設計されたレイヤリングもあります。ファイントラックとかモンベルなどでは、カヤックや沢登りなどをする人のために、濡れても寒く感じないとか不快に感じない工夫をされた服が売られています。カヤックや沢登りというのは、半濡れ状態なスポーツですが、そういう状態でも快適な設計がされています。
これはサーファーやダイバーといった全濡れなスポーツにも使えるものでして、今までウェットスーツの下にラッシュガードを着ていた人は、濡れることを想定したベースレイヤーという視点で、こうした製品を探してみてはどうでしょうか?
ファイントラックのフラッドラッシュシリーズなどは、けっこうイケるのではないかと思います。


この分野は新しい技術がどんどん開発されて、良い製品が毎年のように発売されます。良い製品を見つけると、かなり快適にウォータースポーツが楽しめるようになりますので、なおざりにできないものがあります。

ウォータースポーツをする人はそれぞれのスポーツのブランドで物を選んでしまいがちです。例えばサーファーならオニールとかクイックシルバーとか、ダイバーならSプロとかSASとか…
ですが、ちょっと別なスポーツのブランドを試してみると、新しい物が見つかることがあります。




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