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シーカヤックのウェア選びに迷います

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 もともとスキューバーダイビングやサーフィンをしていたぼくからすると、シーカヤックのウェア選びというのは時々困ってしまいます。というか違和感があるというんでしょうか。
 特に夏ですね。
 ずーっとそれを引きずりながら今に至っています。

 何が困るってスキューバーダイビングやサーフィンは濡れるのが前提でウェアを選びます。なのでわりと単純なんです。ダイビングだと、水温が22℃であれば、5mmのウェット、ってな感じで、選択の幅は広くないのです。

 でもシーカヤックというのは違います。沈すれば濡れるし、沈しなければ濡れないだけでなく、灼熱の太陽の下で何時間もいるわけです。しかもパドリングするので汗はダラダラです。
 最悪の場合、沈して漂流するかもしれないと考えると、ウェットスーツのようなものを着た方がいいんでしょうが、ほとんどの場合沈しないので、ウェットだと暑くて熱中症になってしまいます。
 で、普通のシーカヤッカーはラッシュみたいなものに短パンというのが、夏のスタイルです。もう少し涼しくなると速乾のインナーにアウターは撥水性のあるパドリングジャケット。
 それでも急な雨や風だとそんなウェアだけでは寒いときもあります。

 周囲のシーカヤッカーを見ていて、そんなもんかなと思って、自分も似たような格好をしていますが、もし仮に沈して長時間漂流するようなことがあったら、このウェアだと低体温症になるのは早いだろうなーと妙な連想をしてしまいます。

 基本は周囲のシーカヤッカーと同じなんですけど、海が荒れている日は、用心してウェットを着て出るようにしています。

 山登りやトレッキングでも同じことがいえますが、ウェア選びというのは、快適さや、時には命にも関わる大事なポイントです。
 でも、環境が変わるとウェア選びも大きく変えなければいけません。たとえば初夏の暑い日とそれほど暑くない日では気温が10℃くらい違います。それで雨が降ったり降らなかったりだと、さらに体感温度は違ってきます。
 こんな感じで環境が変わることを前提にいろいろなパターンのウェアを用意すると荷物が多くなり、それはそれで困った問題です。

 ウェア選びみなさんどうしているんでしょうか?
 絶対沈しない、沈しても必ずリカバリーできるという自信があるんでしょうか。



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タイプ別、暑い日の海辺の過ごし方

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 連日暑いですね-。っていうのが会話の枕詞みたいになっている毎日です。
 熊谷とか多治見とか四万十市が最高気温を記録したなどと報道されていますが、海辺も暑いです。さすがに40℃まではいきませんが…

 朝晩はそれほどでもないですが、日中の陽射しが強い時は暑いです。
 そんな真夏、海辺に住んでいる人がどう過ごしているかの一例として、ぼくの知り合いや近所の人の様子をまとめてみたいと思います。

 まず家の中派ですね。これはどの地域でも同じかもしれませんが、エアコンを効かせて、家の中にいる人達です。

 それから外出派です。この人達は、日中、スーパーやファミレスや喫茶店に出かけていって、そこで涼んで、夕方帰ってくるタイプです。

 あとはリゾート派ですね。国内外問わず、高原や涼しいところへ避暑に行くタイプです。海辺のリゾートに住んでいるのに、別のリゾートに行くというのが面白いですね。

 それから海派。ぼくはもちろんこれです。ビーチにタープを張って日影を作り、シーカヤックやスノーケリングをして、身体を冷やして、汗を流して、海から上がったら日影で休んで、暑くなったらまた海に入って、というのを夕方まで繰り返します。風がある日は(ビーチはたいてい風があります)これで結構快適です。
 こうしてビーチで過ごしてみると、日影で、風があれば、我慢できないほど暑くはありません。同じ事は沖縄でも感じました。高原に行っても陽射しの強いところにいると暑いですよね。日影に行くと逆にすごく快適。

 市街地独特ののなんともいえない暑さは、アスファルトやコンクリートの照り返しと蓄熱、空調や車の廃熱が主な原因なんではないか?と経験的に感じます。
 空気自体の質が違う、というのはいいすぎでしょうか。




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あえて今のサーフィン状況に苦言を呈してみたいと思います

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 ぼくはサーフィンをかれこれ20年以上やっています。
 やっぱり海が好きで、サーフィンならではの面白さが確かにありますから…ただ今回はちょっと苦言を呈することを書いてみたいと思います。

 ぼくがサーフィンを始めた頃は、大きな流行が過ぎ去って、廃れて、ちょっとビンボー臭くてダサいとされていました。ウインドやスキューバーダイビングをする人はいてもサーフィンをする人は少なかったのです。
 というわけで、ポイントも空いていましたし、サーフィンをしている人もだいたい顔なじみでした。

 その後、芸能人がサーフィンをやっているとかいうあたりから、サーファーは増えました。ポイントも混み始めました。

 基本的にサーフィンは好きですが、正直、湘南や外房や伊豆で乗るのは嫌いです。それは人が多すぎるから。
 よく湘南あたりのサーファーが「サーフィンをやっていると本当の自分に戻れる」とか「地球のリズムと一体になっている感じがする」なんていってますが、あんなの嘘っぱちで、少なくとも湘南でのサーフィンは、小さな波に乗るために、狭いポイントに人がひしめいて、波の取りあいです。
 たいして大きくもない波をセコセコ追いかけている、そんな感じのスポーツです。
 見栄えのいい高価なボードを見せびらかして、なるべくボードにキズがつかないようにソーッと波に乗っているような人もいます。

 たまに外房や茨城の人のいないところで乗ってますが、そうすると後からサーファーが来るんですね。
 誰か入っていればいい波が来るんだろうということと、独りでゲレンデにいるのは流された時怖い、誰かいれば安心というのもあるんでしょう。サーファーもずいぶん弱っちくなったもんです。

 セイリングやスキューバーダイビングやシーカヤックもやるぼくとしては、今の一部のサーファーの状況は、ファッション化してしまって、軟弱で、バカらしく感じます。
 他のウォータースポーツは少なくともサーフィンよりは、自由で満足感が高いものです。よりナチュラルで、自然と向き合い、海遊びの楽しさを追求したものです。
 つうか、遊びなんだから楽しむのが当たり前じゃん。

 ぼくがサーフィンを始めた頃を懐かしんで、あえてオヤジサーファーとして、サーフィンの現状を嘆いてみました。チャンチャン。



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海辺で風力発電ってどうなの? ねえ?



 ぼくの家の近所に、自家用の小さな風力発電の風車が設置してある家があります。

 その家は海にモロに面していて、いつも風車が、ブンブン、いい具合で回っているんですね。

 で、東京電力は信用できないし、エコだし、停電の時も安心かもと思いつつ、眺めている今日この頃です。(実際何かやってみようとまでは思っていないんですね。売電することを考えるともっと大変そうです。)

 一応Webで調べてみると、市販のものは、ン十万からン百万の間でいろいろあるんですね。楽天やyahooで10万円を切るものもありました。
 工事費などもありますから、仮に100万円で付いたとしても、元を取るには風車がどの程度回るかによって違うけど、まあざっくり10年くらいだろうなと思うわけです。
 10年ていうのはどうかな?
 ぼく的な基準では5年で元が取れないんならやりたくない感じなんですね。節電はした方がいいとは思うんですけどね。

 その風車の家の人に訊いてみればいいんでしょうけど、別荘なんですね。で、なかなかいない…
 と、いう感じでモヤモヤしているんです。

 ちなみに太陽光発電は、うちは日当たりが悪いんであまり効率が良くないと思うんです。塩害も心配ですし…



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ダイビングの継続教育を受けたわけ

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 ぼくはスキューバーダイビングを始めて、ざっと20年以上になります(時が過ぎるのは速いですね)。ダイビングをする方ならわかると思いますが、一応ダイブマスターです。

 始めた頃は「オープンウォーターでいいや」と思っていたんです。海は好きだし、潜るのは好きだけど、継続教育に魅力を感じなかったし、なんかダイビング指導団体の儲け主義に乗るみたいで、「ちょっとなー」と思っていました。

 ぼくにオープンウォーターのプログラムを教えてくれたのは、女性のインストラクターだったんです。ちょっと年上で、可愛くて、スタイルも良くて、元気元気な感じの人でした。いつも小麦色に日焼けしていたりしてね…
 わりとぼくのタイプだったんですねー。

 ダイビングする人はわかると思うんですが、女性ダイバーってウェットの下はわりとビキニだったりして、水面休息の時とかウェットを脱いで、フツーにビキニでいたりするじゃないですかー。
 自分のタイプの女の人がビキニで目の前にいて、そいでマスククリアの仕方とか教えてくれるんですよっ。
 日常生活でそんなシーンってほとんどないじゃないですか?
 書道を習うときに先生がビキニだったりしますか?

 で、話の流れ的にもうおわかりかと思うんですが、継続教育を受けてスキルアップをすることにしたのは、その女性インストラクターに教えてもらいたいなと思ったからです。
 すごく単純で、オスな動機ですね。
 本当はダイビング以外にもいろいろ教えて欲しかったんですが、残念ながらそういうことはありませんでした。

 まあ、その時は自分がダイブマスターまで取るとは考えてもみませんでしたし、実際そのインストラクターに教えてもらったのはアドヴァンスまでだったんですね。
 それから先に進もうと思ったのは、カッコつけるわけじゃないですけど、やっぱり知識欲だったり、もっとうまくなりたい、という気持ちだったんです。あとはスキューバーダイビングの魅力ですね。
 知れば知るほど奥が深くておもしろいと思ったんです。今でもそう思っています。

 話しが前後しますが、やっぱりあの頃は、ぼくも若かったし、海のことはなんでも新鮮で、それが女性インストラクターのまぶしい魅力と重なって、自分の中ではすごくいい思い出になっています。
 うーん青春だなあー、っていう締め方はどうなのかなー。


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サンゴが豊かな海であること・あるいは人の暮らし方について

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 ダイバーの端くれとして気になるのがサンゴの状態です。
 サンゴが元気な海というのは、さまざまな面で健全で、その他の海洋生物も豊かであろう事が推測されます。 
 サンゴが傷んでくるということは、その地域の海洋状態がなにかしら異変が起きていると、個人的には考えています。

 20年以上前から定期的に沖縄へ潜りにいってますが、昔は慶良間諸島に行けばサンゴがありました。生い茂るというほどではありませんが…
 石垣や宮古やその周辺の離島に行くと、生い茂るといってもいいほど一面がサンゴでした。

 サンゴが元気な海というのはなんともいえない美しさです。海が生き生きとしている感じがします。こちらまで元気になるような気がします。自然が豊かであることが、ぼくに与える喜びというのは、とても大きいものなんですね。

 それから年々、沖縄では死んだサンゴが目に付くようになり、90年代後半の白化現象、オニヒトデの食害、土地開発などいろいろな理由により、サンゴが激減しました。

 サンゴが死んだ海中の風景というのは、白い砂漠のような、殺伐とした印象です。骨を砕いて敷き詰めたような、寂しい-あえていえば不吉な-風景だと、ぼくは感じました。

 サンゴが減少した理由はいろいろいわれています。それに対し、オニヒトデの駆除やサンゴの養殖(というのかな?)など様々な対策がなされているようです。
 サンゴマップ実行委員会による「みんなでつくるサンゴマップ」という取り組みもなされています。

 ここ数年は以前よりも持ち直している印象がありますが、20年以上前まで戻っているとはとてもいえません。

 原因が様々で、特定されていないものもあり、あるいは地球規模で起きていることもあるかもしれず、決め手となる有効な対策というのは難しいかもしれません。

 でも、なんらかの取り組みが必要であろうという直感はあります。
 サンゴが元気な海が存在し続けるということは、単にそれが大切だというより、おそらく人間が地球で長く暮らしていけることと密接に関係がありそうで、そういう意味で、人間の暮らし方の見直しを含めた取り組みが必要なのかなと思います。

 もしかして将来「なぜ昔の人は自然を損なってまで、開発とか経済成長ばかりいっていたの?」なんていう時代が来るかもしれません。


ご参考ホームページ

○WWFサンゴ礁保護研究センター

○CORAL NETWORK





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マスクストラップ大丈夫ですか?



 
 マスクのストラップはシリコン系の素材でできているものが多いようです。(あまり自信がありません)
 まあとにかく何年も使っていると劣化してきます。
 ダイビング中にストラップが切れたらどうなるか?
 ダイバーならそのたいへんさが想像できるのではないでしょうか?

 といいつつぼくのマスクのストラップももう10年くらい使っています。
 目視する限り、ひびや裂け目などは見当たりませんが、一応ダイビングの時は予備のストラップを持っていくようにしています。

 少しでも劣化が見られたら、ストラップは交換したほうがいいですね。
 メジャーなブランドのメジャーなモデルであれば、ストラップだけ売っています。
 交換の仕方は簡単です。ベルトと同じ要領ですから…


 ちなみにマスクのストラップカバーが売り出されていますが、これについては安全上の理由でぼくは懐疑的です。

○マスクストラップカバーはしないほうがいいんじゃないかと思うオジサンのプチ体験





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ボートダイブの楽しさと心細さ

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 ぼくはスキューバーダイビングをやります。

 ダイビングには、大きく分けてビーチダイブとボートダイブというのがありまして、まあどちらも好きなんですが、ボートダイブというのはいいものです。

 ダイバーもいろいろですが、ボートダイブがいいという人の方が多いかなーという印象です。
 なんといってもポイントまで運んでいってくれるのでラクチンということと、ボートで行くポイントは魚が多いことが多い=満足感が高いという理由じゃないかなと推測します。
 ぼくももちろんそういう理由でボートダイブが好きなんですが、それ以外にもボートダイブの魅力があります。

 まず波を蹴立てて進んでいく様子が、なんとも勇ましいわけです。なんかこう「いっちょやったるか」というか「俺の海でごわす」というか、そういう気持ちになります。

 一方でこれから潜る海への期待と不安があります。
 なにせ「板子一枚下は地獄」とよくいわれるように、船が故障しちゃったり転覆しちゃったら、もうどうしようもないというのは、直感的にわかりますから…
 そういう大海にポツンと浮かんでいるはかない存在であるという不安、心細さ。でもそういう気分も嫌いではありません。
 こういう気分は、普段でもときどき定期的にプクリと意識の上に現れてくるような気がして、「あっ、あの時の気分だ」と思います。


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ある晩、なにか気配が…

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 先日の真夜中、暑さで目覚め、リビングでボーッとしていると、なんとなく気配を感じるんですね。
“おかしいな”なんて独りつぶやたりして、リビングの周囲を見回す、けれど何もいない…
 でも、なんだか気配を感じるんです…
 ふと天井を見上げるとそこには…

 なんてちょっと夏のゾクゾクするお話っぽく書いちゃいましたが、ぼくには霊感など、ぜんぜんなくて、天井にいたのはムカデです。太さ5mm、長さ10cmくらい。我が家では小さい部類のムカデ。
 そっこー、新聞紙を丸めて叩き潰しました。

 そうなんです。ぼくには霊感はないんですが、虫感はあるんです。

 部屋に入って何かいるなと思うと、たいていゴキブリとかムカデとかゲジゲジとかがいます。この確率はけっこう高くて、ぼくは自分の直感を信じています。
 この虫感、昔はありませんでした。今の海辺の田舎に引っ越して、家の中でいろいろな虫に出会うにつれ、虫感が養われてきました。決定的だったのは、ある夜の出来事です。
 夜、家に帰ってきて、玄関で靴を脱いで、スリッパに履き替えたら、そのスリッパの中にムカデがおり「イタッ」って刺されました。
 それ以来、虫の気配に敏感になったような気がします。

 我が身を守るために必要な感覚なんですが、人間って必要であれば、いろいろな感覚が養われるのかもしれないですね。よく第六感っていいますが、明確に説明しがたい何らかの感覚があるような気がします。



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バイオフィンの誘惑にとまどっています



 バイオフィンが発売されてから何年経ったでしょう。
 出始めの頃はプチブームみたいでしたが、このところ安定して定着してきたようです。
 バイオフィンをご存知ない方に、ざっくり説明しますと、フィンの先端から中央部にかけて裂け目があって、推進力の高いフィンです。

 その頃はまだ、ぼくはそんなに歳をとってなくて、脚力も落ちていなかったので、ジェットフィンとかクレッシーサブの長いフィンを使って自分の脚力を誇示するようなことをしていました。
「バイオフィンなんて軟弱なもの使えるか」てな感じだったわけです。

 でも、最近足も弱くなってきて、バイオフィンを使ってみようかなーなどという選択肢が…ダイビングショップに行くたびに迷うんですね。
 どうしようかな?
 やっぱ筋トレして、脚力維持しよう。かな…





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