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海辺の観光客公害?

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 今年もビーチにショベルカーやブルドーザーが入る時期になりました。
 海の家の土台を作るんですね。
 暇な時に海の家を作るところを見物していたんですけど、海の家って、こうやって普通に砂浜の土を集めて平らな土台のようにして、そこにコンクリートブロックの基礎を何個か置いて、その上に柱を立てるんですね。まあ簡単といえば簡単な造りです。
 そんなわけでたまに大きな台風なんかが来て、高い波で土台の砂が持ってかれちゃうと、建物自体が崩れちゃうんですね。

 まあ、でも海の家が建ち始めると、いよいよ夏本番です。


 海辺に住んでいると、この季節は少し微妙です。

 普段は穏やかで静かな町や海が、観光客で混雑するし、うるさいし、ゴミを捨てていく人もいたりするし、深夜に花火をやったりするし…
 観光客の人にとっては、貴重な休みでハジケたいというのはわかるんですが、住んでる人間にとっては穏やかな日常なわけです。
 特に好んで海辺に住んでいる人というのは、日々の暮らしにこだわりを持っている人が多いわけで、それを2か月あまりの間、かき回されるというのはちょっとツラいものがあります。

 いやもちろん観光客がお金を落として、地元の経済が潤っているというのはあると思うんですが、なんせ小さな商店やレストランが多いので、そういう店がどれだけ税金を納めているかっていうと疑問です。
 それにサラリーマンや年金暮らしの人には、直接関係ないことではあります。

 こうした観光客公害のいくつかを挙げてみますので、海辺に住みたいと考えている方に参考になればいいなあと思います。

・道が混む
・スーパーの駐車場で待たされる
・観光客の車(特に都内のナンバー)ってあおったり、やたらクラクションを鳴らす
・暴走族が来る
・夜遅くまで花火をやる
・ゴミを捨てていく
・ビーチが混む
・海で事故が起きる(行方不明者の捜索に協力しなければいけない)
・行きつけの店が混んでて入れない
・海水浴場ができるので、ウォータースポーツをするエリアと時間が制限される

 全国の観光地の方達はたぶん同じような苦労をされているんでしょうね。

 一方でやっぱり夏だから楽しいんですよね。陽射しは強いし、海も暖かいし、家族みんなで遊べるし、なんというか胸がザワつくっていうんですかね。
 そんなわけで、いいことと悪いことがない交ぜでちょっと微妙なのでした。


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