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就職活動に邁進する学生に海辺のオジサンが思ったこと

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 ぼくは一応サラリーマンをやっていて、世間的には普通の生活をしていますが、それはなんというか、たまたまそうなってしまったわけです。
 ぼく的な憧れとしては、海辺で好きなことをやって、その日暮らしでもいいからなんとか生きていければいいや、という生活です。

 実際に海辺に住んでみると、ワリとそれに近い暮らしをしている人は結構いるもので、平日からその辺をブラブラぷらぷらしていて、いったいどうやって生計をたてているんだみたいな成人男子をみかけます。
 あるいはたとえばスキューバーダイビングが好きでそれをやっていたら、自然にそれが仕事になっていたという人もいます。

 話しは変わりますが、八ヶ岳山麓の原村というところにカナディアンファームという、一応レストランみたいなところがあります。
 ここのオッチャンは、若い頃海外を放浪して日本に戻ってきて、原村に居ついて、家やらツリーハウスやらをほとんど自分で作っちゃった人です。
 好きなことをやっていたらそうなっちゃた。それで人が集まってくるので、その人達向けに、食事を出すようになって、レストランみたいになっちゃったというところです。

 何でこんな話を書いているのかっていうと、最近就職活動のニュースがマスコミで流れます。いわゆる有名企業や安定していそうな企業に学生が殺到して、激しい就職活動が行われているという内容です。
 それを見るたびにぼくはなんとなく釈然としないものを感じるんです。
 別に就職なんてしなくてもいいんじゃない?っていうことです。
 好きなことをやればいいじゃん、っていうことです。

 それとは別のカテゴリーで、ニートという人達がいて、一般的に悪くいわれているこの人達は、ぼくとしては、条件付きでそんなに悪くないんじゃないかと思います。
 ただ、何をやっているのか他人からは見えにくくて不気味だとは思います。
 そうじゃなければ、つまり社会の価値観に合わなくても、自分のやりたいことをガンガンやっていって、それが何らかの形で人の役に立つのであれば、それは「アリ」じゃないでしょうか?
 引きこもるんじゃなくて、どんどん外に出ていってはどうでしょうか?
 ネットでゲームをしていたり、他人の批判をしてばかりいるんじゃなくて、何か新しい価値を発信してみてはどうでしょうか?
 最低限自分が食べていける分が稼げればそれでいいのではないでしょうか?

 ぼくは氷河期といわれた時期に就職活動をしました。
 大学のサークルの先輩はバブルの時期に就職し、1人で何社も内定をもらい、10月1日には拘束と称して、有名ホテルやリゾートに旅行に行っていました。それが2、3年経っただけで、状況はガラリと変わりました。
 その後、長銀とか山一証券とかダイエーとかいわゆる有名企業が、合併したり倒産したりしました。
 そういう状況を見てきて、ぼくは世間の通年というものがいかにあてにならないかということを実感しました。

 一方で、ぼくは小さい頃は、まだ学生運動の名残があって、テレビをつけると安保反対とか、カウンターカルチャーとかヒッピーとかLOVE & PEACEとか、まあだいたいそういう情報が流れていました。
 よくわからないけど、おにいさん、おねえさんは、何かしきりに怒っている、政府とか権威とかいうものに楯突いてもいいんだと感じました。
 基本的にできる限り自由であるべきだということを感じました。

 ぼくらの世代は、貧しかった日本が成長して、絶頂期を迎え、衰退に入る時期を過ごしてきたんだと思います。

 またまた話しが変わりますが、ぼく個人として、日本とか日本の企業には有形無形のルールが多すぎると思います。もっと自由であるべきではないでしょうか?
 それで個人や組織がぶつかることは当然あると思いますが、それは健全で正しいことではないでしょうか?
 若者が給料というエサのために、有形無形のルールに従属させられるのは、せっかくの可能性の芽を摘んでしまっていると思います。

 って、ここまで書いてきて、なんで自分はこんなことを書いているんだと、アホらしくなったので、もうやめます。
 とりとめのないことを書いてしまってすみません。
 ハハ…







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