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ちょっとしたストレスの積み重ねが日々のシアワセを形づくっているのかかもね…



 離島を旅するのが好きです。
 もちろん、青い空、広い海、豊かな自然に惹かれるというのはあるんですが、ぼくの心に訴えかけるのはもう少し違う何かです。
 離島を年に何度か旅をし続けてきて、ぼくは「離島的な何か」が好きなんだと気づきました。
 前にも書いたんですが、離島に1週間とか2週間とかいると、今住んでいる海辺の田舎の暮らしもストレスが多いと感じてしまいます。ましてや都会の暮らしなんてとてもできません。
 以前書いた記事もぜひご覧ください。


海という自然・小さなコミュニティ・幸せ…

離島の好きなところアレコレ

離島の旅で感じる、鍵をかけるという行為の奥にある心の負担
 たとえば離島の暮らしの何がストレスが少ないかというと次のようなことです。これを読んでいただければ、ぼくが「離島的な何か」と呼んでいるもののイメージが伝わるかもしれません。
【鍵をかけない】
 ぼくが行くような離島、たとえば母島とか多良間島とか阿嘉島とかの人口が多くても1000人台の島だと、家も車も鍵をかけません。慣れるまではとまどうんですが、慣れてしまうと鍵をかけたり開けたりするのって、いちいちというかけっこう面倒くさいことがわかります。
 それから鍵をかけるという行為は「もしかしたら盗られるかもしれない」とか「もしかしたら殺人鬼が入って来るかもしれない」ということを警戒しているわけで、そうした警戒心がないだけでもずいぶんストレスが減ります。
 その無意識的な警戒心があるかないかで、ストレスってずいぶん違います。
【行列待ちがない】
 なにせ人が少ないので、待つとか行列ができるということがありません。スーパー(というかなんでもある雑貨屋というのが多いですけど…)、町がやっている温泉、郵便局、道、どこも並んだり待ったりすることがありません。慣れてしまうと、行列のある生活に戻りたくなくなります。
【広いというか混雑していない】
 人が少なく人口密度が低いということは、土地にゆとりがあるということです。なので、たとえば駐車場のような空間があったとして、都会の駐車場のように白線で停める位置が指定されているのを離島では見たことがありません。
 車でコンビニに買い物とか病院に行くとか、ちょっとした用事のときに駐車場の白線に車を入れるのって結構面倒なのです。
 あるいはちょっと路肩に駐車するとクラクションを鳴らされたり、警察官に注意されたり、地元の人ににらまれたりします。
 これって、そのコミュニティの快適さを維持するのにルールを守らなければならないからそうなんているんだと思うんですが、そういう高めのハードルが必要なコミュニティ自体が、ぼくにとっては息苦しいのです。

 自分の住んでいる地域の暮らしでは当たり前だと思っていたんですが、離島で車に乗ると、駐車場っぽい土地に車を「ガッ」と入れて、帰るときは「ガッ」と出すだけなのです。
 そういうのに慣れてしまうと、都会の大規模スーパーとかショッピングモールとかの大型施設の狭めの白線にバックできちんと枠の中に車を入れるのって、「すごく神経質な行為」で「自分の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が侵された」気がしてきます。
 しかもとなりの高級車にドアをぶつけないように慎重に開けて、駐車券をレジで認証してもらうのを忘れないようにして、自分の車ってどこに停めたっけ?5階のE9だっけ?と迷わないようにして、店によっては入庫と出庫で渋滞ができてたりして、こんなことを考えると買い物に行くのがめんどくさくなります。みんなよくやりますよね。
【開けている】
 都会で暮らしている方がタワーマンションに住みたくなるのってわかる気がします。タワーマンションからの眺めはいいですもんね。ぼくはあの広い空間を見渡せる感じって好きです。
 でも、なぜタワーマンションに住まなきゃならないかというと、低いマンションとか一軒家だと他のビルが高いから視界が遮られるからじゃないでしょうか?
 ぼくが都会で苦手なのは空が狭くて息がつまりそうになることです。空が狭いというのは高いビルがぎっちり並んでいるから空が見えないんです。
 離島では、家はたいてい2階建てか平屋ですし、そんなに家が建て込んでいないのです。そういう場所は全体に空間が開けていて、空が広くて、陽の光が入るので明るく、風通しもいいのです。あの空間がノンビリした雰囲気に一役かっていると思います。
【誰が誰かわかる】
 離島で3日も滞在すると近所の人は顔を覚えてくれます。これはどういうことかというと、島の人は誰が誰かを認識して暮らしていて、そこに知らない顔の人間が入って来ると、「知らないヤツ」と認識するということです。で、3日もすると「あいつはあそこの宿に泊まっているダイビングに来ている旅行者で危害を及ぼすようなヤツではない」と認識するということだと思うんです。
 ぼくは誰が誰だかわかっている状況というのが好きです。それを息苦しいと感じる人もいるみたいですが…
 先日東京に住む友人の家(マンション)に遊びに行きましたが、両隣に住んでいる人はわかるらしいんですが、同じフロアに住んでいる人全部はわかならないといってました。ぼくはそういう生活環境ってちょっと苦手です。そしてちょっと恐くもあります。
【満員電車がない】
 みなさん満員電車は好きじゃないと思いますが、我慢して乗ってるわけですよね。離島では当然そんなのありません。離島の旅から帰ってきて、羽田から電車で我が家に帰るときに、混雑した電車に乗ってしまうと、心の芯から疲れてしまいます。あの疲れ具合というのは、何かしら人間のかなり大切な部分に悪い影響を及ぼすんじゃないかと思います。あのイヤな状態を経験しないですむだけでも離島とか田舎に住む価値があるように思えます。
【慌てない、ノンビリしている】
 「この仕事、あと30分でやっといて!」とか「あれまだなの? 急いで!」とか「おい速く行けよ」とか何かに急き立てられるのってイヤですよね。それって自分のペースが乱れるからイヤなんだと思うんです。日々自分のペースでゆったりノンビリ暮らせたら、それだけでストレスはだいぶ減るんじゃないでしょうか。
 こうしていろいろ小さなストレスを書き出してみました。書いているうちにこれって離島じゃなくて田舎でもそうだよね、いわゆる都会じゃなければいえることだよね、って思いました。
 小さなストレスですが、これが日々積み重なってそれが何十年と続くと、やっぱり人生違うよなーって思うのでした。
 ぼくがこの小さなストレスに気づいたのは、離島に2週間くらい旅したときです。それまでは自分の日々の生活にストレスがあるなんて気づきもしませんでした。だって、駐車場の白線の枠に停めるのって当たり前じゃないですか? でもそれって当たり前じゃないし、ストレスだったんです。この「自分が当たり前だと思っている」ってことが怖いですよね。













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海にいると健康になれる…とぼくは思っている



 毎日朝か晩には砂浜を散歩しますし、週末はウォータースポーツをします。
 ぼくは海が好きで海辺の田舎町で暮らしています。さんざん書いといて今さらですが、海が好きで、海にいると癒されます。
 なので、過去にも似たようなことを書いています。

タラソテラピーって?

海ではみんなが楽しそう…ブルーエクササイズ

海で癒される「ブルー・ヒーリング」

 多くの人が観光やスポーツで自然に接し、自然の中で遊ぶのを好んでいらっしゃいます。それはやっぱり自然と接すると気持ちいいし癒されるという面があるからではないでしょうか。
 歴史的にも、世界的にも、自然の美しいところに住んだり、別荘を持ったりするのはよく見かけることです。科学的に証明されているかどうか知りませんが、ぼくは自然と接することで癒されます。
 癒されると一口にいいますが、ぼくが何を感じているのか少し考えてみます。
【気分がスッキリする】
 海辺にいると気分がスッキリします。たとえば仕事でうまくいかないことがあってモヤモヤしていても、海辺を散歩していると気分がスッキリします。身体を動かすとさらに効果的です。
【気持ちが落ち着く】
 ぼくは街中の人混みが苦手です。混雑した駅のコンコースを人にぶつからないように歩いたり、満員電車に乗るとイライラします(みなさんも同じでしょうか?)。海辺にいるとそれと反対の気持ちになります。穏やかで落ち着いた気分になります。これは理由として空間の広がりということもあると思いますが、波のリズミカルな音も影響しているんじゃないでしょうか。
【気持ちが晴れ晴れする】
 海と空という開けた広い空間にいて、そういう空間を見ていると、気持ちも大きく晴れ晴れします。晴れ晴れした気持ちというのは鬱屈した気持ちの反対の気持ちという意味でぼくは使っています。
【自分のペースを取り戻せる】
 独りで海辺にいると、何をやるかやらないかは自分で決められます。周囲の人に遠慮することもありません。何もかも自分のペースで決められます。これってやってみるとすごく気持ちいいですね。日頃いかに自分が周りを気にして行動を制限しているかわかります。
【細かいことを気にせず大らかになれる】
 海辺というのは、まあだいたい都会よりも土地があって広くて人口密度が低いことが多いです。こうした空間的にゆとりがあるということは、たとえば車をざっくり停められるとか、イスやテーブルやテントなんかを使うときも好きな所に置けたりするわけです。こうしたことなど取るに足らないことのようですが、まあぼくなどは根が大雑把な性格なので、3mくらい向こうにスキューバーダイビングの器材バッグ、その1mくらい横にボストンバッグ、その1mくらい横にテーブルとイス、10mくらい向こうに脱いだビーサンといった具合です。こうした雑な空間の使い方ができるとぼくはなんだかうれしいんです。いいよなあ、こういうのって思うんです。何だかこの辺一帯自分の土地みたいだな、やっぱり土地が広いって大事なことなんだな、やっぱりおにぎりはおいしんだな…と思うんです。
 えーっと何の話かというと、空間的にゆとりがあるということは人を豊かな気分にさせ、ゆったりした気分にさせるのではないだろうか…とぼくは思うということです。
【他人に優しくなれるかも…】
 これはぼくだけの感覚かもしれませんが、都会の人が多いところだとうっとうしいなと思ったりします。人いきれで疲れたりします。土日の渋谷なんか歩いていると、人が多すぎて他人をきちんと認識しない自分がいたりして「オレってこんな冷たい人間なんだ…」と呆然としたりします。
 なぜこんなことをぼくが感じるのかというと、たぶん離島などを旅することが結構あるからじゃないかって考えます。人口の少ない離島を歩いているとだいたい人と会うことがそんなにないわけです。そして会ってすれ違うだけでも、相手の性別・年齢・どこの人か(あそこの民宿の主か、農協の隣の家のオバサンか)といったことを考えるわけです。そして会釈したり、「今日も暑いねえ」くらいの会話を交わしたりします。だから都会での人と人との距離感とのギャップがすごくて、いつの頃からか、人口密度と他人との付き合い方の関係について考えるようになったのでしょう。
 そしてぼくの現時点での考えは、「人は他人の人数の多少によって認識を変える」、もっとざっくりいうと「他人が希少だと大事にする」というものです。
 こうした他人を大事に思う気持ちというのが、自分の心の状態全体の柔らかさとか優しさとかゆとりという感覚につながっていくんじゃないでしょうか?
【海水や潮風がなんらかの影響を及ぼしているんじゃないだろうか?】
 うちの子供が幼い頃、夏に汗疹ができていたものです。で、海水浴に行くとそれが収まるということがありました。ぼく自身の経験では、鼻水が出る程度の風邪の引き始めだと、海に入った方が治りが速い実感があります。ぼくは花粉症ですが、海辺に住むようになってから症状が緩和したような気がします。ざっくりぼくの感覚では耳鼻咽喉っぽい方面、皮膚方面、過敏に反応している症状方面には、何かしら影響があるのではないかと感じます。
 また、これは海水ではなく太陽の影響だと思いますが、睡眠リズムが狂っているとき~たとえば夜寝つけないとか、夜更かし気味で起きるのが遅くなっているようなとき~砂浜でノンビリしたり、海で泳いで身体を疲れさせると割りと早く元の睡眠ペースに戻せます。
 一方で、一応経験談なので書いておきますけど、風邪が悪化しているときに海に入ってもさらに悪化します(当たり前!)。喘息がひどくなっている状態で、海に入ってもよくなりません(当たり前!)。
 タラソテラピーという療法もあるくらいですから、過信するのはよくないと思いますけど、海水や潮風は、身体になんらかの影響を及ぼしているんじゃないかな?というのがぼくの思いです。 
【独りになって自分と向き合える】
 自分のペースを取り戻せると似ているんですが、海辺で人が来ない入江で一日ボーッとすることがあります。そうすると何だか癒されているような気がします。そのときぼくの心の中で内が起きているかと考えてみると、他人の存在を気にせず、自分の来し方行く末についてなんとなく考えていたりします。たぶん自分の考えに没入していて、自分と向き合っていたんじゃないでしょうか。そんな時間があると何かしら気持ちが安定するみたいです。これには2つの面があって、ひとつは、他者のことを気にしないでいる、つまり人は他者がいるとその人の存在を無意識にけっこう気にしているということ、家の中ではなく自然の中で自分に向き合っているということです。瞑想は気持ちの安定に効果があるといいますが、瞑想するのも家の中よりも自然の中の方がいいのかもしれません。
 と、いろいろ書いてみました。ぼくが海にいて癒されるなー、気持ちいいなあーと感じるのは事実でして、それを言葉で説明しようとするとなかなか難しいのです。こんなのはわかる人はわかるし、わからない人はたぶんわからない…価値観が違う、住む世界が違う、見ている景色が違うということなんでしょう。
 それでもこんな文章を読んで海という自然と共に暮らしたいと思った方は、今週末にでも海を訪れてみてはいかがでしょうか?










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ビーサンっていろんなメーカーがあるんですね



 1年中ビーサンを履いているオジサン、ぼくだけじゃないはず…

 ビーサン…なんてステキな言葉なんでしょう。
 ぼくにとって一番よく使うものであり、ラクチンで、バカチンなぼくをさらに加速させる、究極の癒やしグッズといっても過言ではないでしょう。いやどう考えても過言ですね。

 ビーサンについては過去に使った体験を書きました。

○海遊びにはこのビーサン!

○短パン・ビーサン市民権獲得委員会発足準備会設立のお知らせ


 それから海で使うシューズ関係でマリンブーツやマリンシューズについても書いています。

○マリンブーツ マリンシューズって使ってる?



 んで、ねえねえ、会社とかで仕事とかしてる人に訊きたいんだけど、革靴のビジネスシューズって、チョーつらくない? ありえなくなくない? といいますか、ぼくは革靴履くだけで、ちょっと気分が下がるんですけど…
 かたっくるしくてさあ、締め付けられるみたいで、足も蒸れるし、夏なんか最悪。
 よく男性向けオシャレ雑誌で、いい革靴は一生モノ!とか自分に合った革靴を履けば第2の足になる!みたいな事が書いてあるけど、広告じゃなくてマジでそんな風に感じる人は、ぼくからすれば「お友達になりたくない人今週のベスト3」にランクインしますね。

 ぼくは長年ビーサン自由民権主義というものを唱え、各方面に働きかけているわけですが、そのビーサン自由民権主義というのは、簡単にいっちゃうと…
 ビーサンを履く→解放感→人との差がつきにくい→自由→平等→真に人間らしい生き方
ということになるわけです。
 ビーサンを履くという簡単なことが、解放された人間らしい生き方につながるという、なんともすばらしい理論なのであります。

詳しくは前に書いたのをご覧ください。
○「短パン・ビーサン履こう会」発足準備会事前検討会賛同者募集中!


 そんなぼくなので、これまでいろいろなビーサンを履いてきたわけですが、周りのウォータースポーツをする友達とかが履いているビーサンも含めて、覚えているメーカーをまとめてみたいと思います。

KEEN Yogui 7500円くらい
まあ定番ですね。サンダルにしては高いって思うのはぼくだけ?

OKABASHI Flip Flop 2520円くらい
履きやすそうですね。これくらいならなんとか…

VIVA! ISLAND FLIP FLOP 2300円くらい
軽くて、足にフィットして、まあまあ丈夫で、履いている人が多いです。

Chaco Z/2 Unaweep Sandal 8925円くらい
よくあるヒモで足をホールドするタイプですが、親指もホールドするのがいいですね。

havaianas top 1785円くらい
これよく履いている人いますね。滑らないのなら履いてみたいです。

ccilu hero 5980円くらい
外側がチルセルという一体成形された構造で内側がメッシュになっているとのこと。これも履いてみたいです。

ccilu-atka atker 3900円くらい
かかとを踏んでももいいし、ちゃんと履いてもいいらしいッス。

TELIC(旧TEROX) FlipFlop 4725円くらい
いろいろなテクノロジーが使われているらしいッス。たとえば体温に反応して足にフィットしたりとか…

monbell ソックオンサンダル 2000円くらい
靴下のまま履けるというのがいいですね。

Teva Bomber Sandal 9450円くらい
よさそうだけど高いですね。でもこのメーカーの独自技術に定評があるんですよね。


 いやー、たくさんのメーカーがありますね。それぞれのメーカーがたいていいくつもの製品を出しているので、選択肢はかなり多いです。こんなにビーサンメーカーって必要なんだろうかっていう別な疑問も湧いてきます。

 ぼくは今、ギョサンとクロックスを使ってるんですけど、結構毎日のように使っていますが丈夫で、1回買うと2~3年は使えるんですよね。
 んで、新しいビーサンを紹介されても、そんなにやたら買えないよね。それにぼくなんかもうオジサンだから、ここに紹介したビーサン死ぬまでに全部使いきれないよね。





















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ずっと海に癒されて暮らしてきたような気がします



 海が好きで、海辺の田舎町に住んでいます。
 いつから海が好きになったんだろうって、ときどき考えるんです。
 小学生の時、家族旅行で海に連れてもらったのはとても楽しい思い出です。その頃は特別海辺に住んでいるとか、そういうわけではありませんでした。年に1回とか2回とか、海に旅行に行く感じでした。それってまあどこのご家庭でもよくあることじゃないでしょうか?
 中学生の頃、サイクリングをするようになって、近くの海に行くようになりました。近くといっても自転車で2時間くらいはかかりましたけど…そのくらいの自転車での移動は当たり前でしたね。若いね。
 高校生の頃は、休みの日に電車で30分くらいかけて海に行くようになりました。海辺を散歩するんです。
 大学生の頃からは、サーフィンにスキューバーダイビングと、どっぷりとウォータースポーツにハマっていくことになります。
 今も昔も共通しているのは、ぼくにとって海に接することが一番気分転換できる方法だ、ということです。気持ちがスッキリするし、大らかなノンビリした気分になれます。
  特に高校生の時に受験勉強で煮詰まったときなどは、海に行くとずいぶん気持ちがスッキリしたものです。
 ぼくの中では海に行くという行為が、気持ちのバランスをとる役割を果たしていたんでしょう。今は海辺に住んでいるので、海に行くという感覚ではなく、海を眺めるとか近所を散歩するという感じですが、海に接して気持ちのバランスをとるということは、それほど変わっていません。海を眺めて深呼吸するだけで、気持ちが、大らかに、緩やかに、穏やかに、柔らかく、晴れ晴れと、スッキリとします。
 若い頃も青年の頃もオジサンになってからも、悩んだり気持ちが落ち込んだときは、海と接することでなんとか立ち直ってきました。そうやって考えてみると、ぼくはなんと悩みを多く抱えて生きているんでしょう。そしてきっと死ぬまで続くんでしょう。やれやれ…









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一日中、ビーチで過ごす幸せ



 ぼくは海辺の田舎町でノタノタと暮らしています。
 ぼくにとって自宅で過ごす時間は、基本的に幸せです。
 そしてアウトドアで過ごす時間は、もっと幸せです。
 特に幸せなのは、一日中海のそばで波の音を聞き、潮風に吹かれながら過ごすことです。
 たとえば朝起きて、チェアとテーブルとピクニックセットを持って、家の前のビーチに行って、そこで本を読んだり、コーヒーを飲んだり、スノーケリングやシーカヤックなどのウォータースポーツをしたりして過ごします。
 海を眺め、波の様子を観察し、空を見上げ、遠くの島々に視線を移します。
 潮の香り、波の音、肌を撫でる潮風。
 日が東から、南中し、西へ傾いていきます。
 そして夕方クーラバッグから冷えたビールを取り出して夕陽を眺めながらマジックアワーを楽しみます。
 一日中、海の自然の中にいる、というか曝露している、さらされていると、気持ちが伸びやかに大らかになります。
 やっと自分らしい自分にもどれたなあと思うのです。
 平日に仕事に行っている自分、満員電車で息を潜め、上司のバカバカしい指示に従い、それが必要なのかどうかよくわからない仕事に取り組んでいた自分から離れて、本来の自分になれるのです。
 太陽の光を浴び、潮風に包まれ、波の音を一日中聞いていると、身体の中の不純物が洗い流されていく気がします。
 家に戻り、風呂に入り、音楽を聴きながらビールを飲むと、まだ身体がビーチにいるような感覚があります。そのまま波の音の残響を聞きながら眠りにつくのは、とても深く眠れて幸せなのでした。








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海と接することで自己肯定感が高まります



 海辺の田舎町で暮らしています。海況がよければウォータースポーツをし、荒れていれば海辺を散歩します。
 海にいると、ぼくはこれでいい、自分の生き方は間違っていないと思えます。
 それって理屈ではない、もっと身体の奥から感じる安心感のような感覚です。
 この気持ちはなんだろうと、ずっと考えてきたんですが、すっきりまとまりません。
 身体の奥から感じる安心感は、次のようなときにやってくるのです。
 ぼくの生き方が、根本的に間違っているんじゃないかと心配になったり、あるいはいろいろな人から批判されて、自分ってやっぱりダメなんじゃないかって思ったり、あのときの自分の判断は大きなミスなんじゃないかって考えてしまうような心持ちのときです。
 そんなときに海にいると、大昔から人って今の自分のようにこの海辺で暮らし、海を眺めていたはずだと考えます。
 そしてその人も悩みや不安を抱えていたはずだと考えます。
 おそらくこの海辺で魚や貝や海藻を獲りながら暮らしていたんだと想像します。
 大昔から人がやってきたことを自分もただやっているだけ、たぶん間違っていない、って考えます。
 海という変わらない自然と、そこで暮らしてきた人々への思いが、自分の不安のバランサーになっているのかもしれません。
 海を見てこんな風に考える人はあまりいないのかもしれませんが、ぼくはそう考えることで元気が出てきます。








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島旅で大らかな気持ちを取り戻す



 去年のことですが、大学の頃からの長い付き合いの友人と与論島に旅しました。5日という期間で、初日と最終日はほぼ移動時間なので、島に居られたのは3日間。サラリーマンとしては精一杯の休暇です。

 ぼくも友人も普段は仕事で忙しく、何も予定のない休日に一緒にスキューバーダイビング行きます。だいたい日りか一泊。

 今回は久しぶりの連泊です。

 ぼくも友人も、羽田から那覇まではなんとなく社会人のオジサンっぽい雰囲気です。うまくいえませんが、次の予定をどんどん確認して、どんどん計画を詰めていって、段取りよく動いてしまします。

 行動のスピードも街のモードです。

 RACのプロペラ機で与論島に降り立って、レンタカーを借りて宿に荷物を下ろして、近くのビーチの防波堤に座って、缶ビールを飲んだあたりから、行動のリズムがゆったりしてきて、心の芯がほぐれてくるようながします。友人との会話もだんだん学生時代のトーンにっていきます。

 持ちが大らかになるというか、雄大になるというか、あぁやっぱり仕事でセコセコしてたんだなぁと思います。

 島旅をする度に感じるんですが、街のサラリーマン生活で、知らず知らずのうちにセカセカしたり、周して警戒心を持ったりしていたことを、それがなくなってやっとづくことができます。無意識に心に課された重荷は、それを下ろさないとづくことができないんだと思います。

 ぼくは暇があれば海遊びしていて、比較的心の荷物を降ろしている方だと思いますが、ガチガチに真面目な人だと病んじゃうだろうな、きっと…

 島のリズム、広い海、広い空、島特有の隔離感…そういったものが合わさって、ぼくの心は癒されていったのだと思います。

 癒されるって手垢のついた言葉だけれど、他の言葉で言い替えれば、持ちがほぐれるとか、心にこびりついた垢が落ちるとか、失いつつあった心の大事な成分が補給されるとか、人間らしい持ちを取りせるとか、たぶんそういうことなんだと思います。

 島に3日間在するうちに、ぼくらオジサン二人は大らかにノンビリとゆったりと考え、行動できるリズムを取りしたのでした。











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人がいない海が好きです



 人がいない海辺が好きです。
 なんでなんだろう?自分って人嫌いなんだろうか?と思ったりします。
 確かに偏屈で人嫌いなのかもしれません。
 それについて少し考えてみました。
 ぼくが海が好きなのは以前にもいろいろ考えたので置いておくとして、なぜ人がいない方がいいのでしょうか?
 その理由は、たぶんぼくが人に気を遣うとか、人に嫌われたくないとか、人と揉めたくないと思っているからでしょう。で、人がいると気を遣って自分が疲れるから、人がいない方がいいと思っているんでしょう。
 もうひとつの理由としては、ぼくが人が密集しているところが嫌いだからです。
 って、みんなそうですよね? 満員電車とか混雑している店とか…もしかしたら好きな人いるのかなぁ?
 そんなに極端じゃなくても、独りでサーフィンしていて、近くに寄ってきて波待ちするサーファーがいますが、あれがよくわかりませんが、それはまた別の機会に書くことにします。
 もうひとつの理由としては、海を独占したいというのもあるかもしれません。
 ぼく的には、僻地のような海辺で、何日か人と会わずに暮らしていて、久しぶりに買い物に出て、「人に会えて懐かしい!」くらいの感じがちょうどいいです。
 離島などに旅をすると、港や島の中心地は人がいますが(あたりまえですけど)、ちょっと離れた海岸に行くと、人がいないことがあります。人がいないっていったら本当にいません。ちょっと心配になるくらいです。
 でもまあ、ぼくとしてはそういう状況は大歓迎なわけで、人がいないビーチでスノーケリングをしたり、泳いだり、砂浜を散歩したり、バーナーで昼メシを作ったりとノビノビと過ごすことができるのです。丸一日そんなことをして、宿に帰って、宿の人と話すのが妙に嬉しかったりするので、ぼくはそんな感じの人との距離感が好きなんだなーと思うのです。









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海でマジックアワーを楽しむ



 マジックアワーという言葉があります。日没(日の出も)の前の空の色が独特になる時間をいうんだそうです。
 ぼくは海好きで、今までいろいろな海辺の夕暮れを見てきました。自宅でもそうですし、旅先でもそうです。
 自宅では夕暮れの時間にデッキでビールを飲むことにしていて、空が刻々と色を変えていく様子を見ています。自宅からほど近い海岸で散歩がてらマジックアワーを楽しむこともあります。
 自宅のそばの海からは方角の関係で、夕陽が海に沈むところは見られません。太陽は伊豆半島か富士山か丹沢に沈みます。
 ただ夕暮れ時の空の色の変化と、海が青から漆黒に色を変えていく様子は見ていて飽きないもので、マジックアワーのすべてを見るとだいたい1時間半とか2時間くらいかかると思うんですが、ぜんぜん飽きません。だいたいぼくはボーッとする時間が好きなんです。
 空の色はその日の天気によっても違いますが、ピンクからオレンジ、青紫、紺色、黒と変化していきます。またそれぞれの色がグラデーションになっていて、こんな色がこの世に存在していたんだと気づかされます。
 特にぼくが好きなのは、海の色が変化するところです。太陽の光が当たっていると、海の色は青だったり紺色だったりします。そして夕陽が水面に反射するようになると、オレンジがかった色になります。太陽が沈む頃、陽の光が弱くなると、海の色は黒くなります。
 旅先では、できるのであれば、西側に開いた海辺の宿に泊まるようにしています。そうすると風呂に入っている時間や食事の時間にマジックアワーを楽しむことができます。
 ぼくは経験的に海辺のマジックアワーを楽しむようになりましたが、旅行業界に勤めている知り合いの話によると、リゾート地にホテルを建てるときに夕陽が見られるかどうかというのはとてもおおきなぽいんとだそうです。ぼくが知らなかっただけで、海を旅するのなら夕陽を楽しみたいというのは、常識なのかもしれませんね。
 マジックアワーと並んで魅力的なのは、グリーンフラッシュですね。ぼくは見たことがありません。ちなみにグリーンフラッシュとは、太陽が沈む直前、昇る直後に太陽の光が緑色に光る現象のことだそうです。
 船旅をする旅に見られないかなーとその時間にデッキにいるようにしているんですが、まだ見れていません。
 陽が沈むと漆黒の海が広がります。月が出ているときは、ムーンロードができることがあります。ムーンロードも幻想的で見ていて飽きません。
 ムーンロードについては以前少し書いてみました。
 漆黒の海を見ているのも楽しいもので、湘南あたりだと街明かりや灯台の光がキレイです。もっと田舎の海でも、いろいろな楽しみがあります。遠くの島の町明かり、船の漁り火、沖を横ぎる大型の長距離を行く船の光などを眺め、そこで暮らし、働いている人の思いを想像したりするのが好きです。
 そんなことをしていると、マジックアワーから深更まで海を眺めていたりします。忙しい日々の中で、そんなにボーッと海を眺めている時間もいいものです。








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楽しく時間を過ごすことに集中しよう



 日々いろいろなことがありますよね。
 楽しいこともあれば、イヤなことも悲しいこともあります。どちらかというと楽しいことの方が少ないかもしれません。
 「生きていれば仕方がないことだよな」なんて、ぼくは思います。
 イヤなことや悲しいことがあったら、ぼくは海で遊びます。スキューバーダイビングやシーカヤックやサーフィンをします。
 そうするとわりとスッキリして、前向きな現実的なことを考えられるようになるんです。
 科学的な根拠はわかりませんが、経験的には確かにそうなんです。
 先日、テレビのちょっとしたコーナーで、落ち込んだり鬱にならないためにどういうことをすればいいかというのをやっていて、太陽の光を浴びるたり、運動したりするといいとのことでした。
 そうすると、ぼくのやっていることは当てはまっているんだなと思いました。これを科学的な根拠とまで、いいきっていいかはわかりませんけど…
 大きな空と海。果てしなく打ち寄せる波。光り輝く太陽。そんな自然に包まれていると自分のつらい状況がちっぽけなことに思えてきます。
 つらいとか悲しい状況は、何かしらそういう外部環境があるからそうなることが多いと思います。そんなときに環境を変えようとしてもなかなかうまくいかないし、疲れるだけだったりします。
 結局自分が楽しく日々を送るとか、楽しい時間を過ごすことが何より大切なので、つらい状況を「つらい」とか「イヤだ」とか「悲しい」と思っていても仕方がないわけで、さっさと気分を切り替えて、楽しい自分に戻った方がお得です。
 I can’t change the direction of the wind, but I can adjust my sails to always reach my destination.










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