海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
あるダイブサービス
伊豆の東海岸にそのダイブサービスはあります。
白髪混じりのオジサンとその奥さんとアルバイトのダイバーでやっているダイブサービスです。
ダイブサービスというのは、ダイビングをしたいお客さんを地元の海に連れて行って海の中をガイドしたり、昼メシを用意したり、ダイビングするために必要なタンクなどの器材を貸してくれる店のことです。
ぼくはもう10年近くこのサービスを利用しています。オジサンは、こちらが話しかければ明るくジョークを交えて答えてくれますが、普段は余計なことはいわないというタイプ。
普通は黙って、タンクにエアをいれたり、テーブルを拭いたり、器材をチェックしたり、テキパキと何かをやっています。
オジサンは、レクリエーショナルスキューバーダイビング(えーっと今のようなお手軽なダイビングですね)が日本に入ってきた1960年代後半にダイビングを始めてインストラクターになって、今のサービスを立ち上げました。
ちなみにダイビング業界は1980年代の後半から1990年代の前半にブームがあって、そこで活況を呈しましたが、その後は今までそこそこ「好きな人の趣味」という感じで安定しています。
オジサンのサービスも一時期は社員が2~3人くらいいて、アルバイトも雇って、サイパンにも支店を出して、というような羽振りのいい時もありましたが、今は伊豆のこの店に絞って、アルバイトを1人か2人というような経営に落ち着いています。
ダイブサービスはお客さんに事故なく快適に珍しい魚を見せるのが仕事です。海遊びは事故と隣り合わせですから、海況やお客さんの体調などをきちんとチェックしなければなりません。もう一方で楽しんでもらう雰囲気というのも大切です。
ぼくはこれまでいろいろなダイブサービスやダイビングショップを利用してきましたが、ここほど落ち着くところはありません。
オジサンの不思議なところは、すごく笑顔を振りまくとかサービスするわけではないのに、嫌な感じがせず、楽しくリラックスできるところでしょう。
たぶん経営のこととか、家族のこととか、もう若くない自分の健康のこととか、いろいろあるんでしょうが、もちろんそんなことを少しも漏らしません。
自分もこんな風に歳をとれたら、海に関わる仕事を続けられたら、とここに来るたびに感じます。
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