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尾が島が見えてきたオレの家も近い




「ぼかぁシーカヤックをするんです」って、もう何回も書いてますけど…

 そんで休みの日に「今日は遠出するぞー」って気負って、朝の5時くらいに家を出て、目の前のビーチからエントリーして、沿岸をひたすら漕いで、途中どこかのビーチで昼飯喰って、またひたすら漕いで…みたいなことをやりたい日があります。
 そんなお年頃というか、そんなお日柄というか、なんでかわかんないけど、力の限り遠出したいみたいな感じです。

 で、そんなことしてると当然疲れるわけで、帰りに地元のビーチに辿り着くまで、もうやっとというか、ヘロヘロのダラダラというか、もうダメ、わたし限界、ちょっと休ませて、こんなの初めて的な状態になっちゃうんです。
 もうちょっとちゃんと書くと、パドルを漕ぐ腕が上がらないわけです。
 でも、日が暮れると危ないからそれまでには帰りたいという思いがあるわけですね。
 海が穏やかならまだいいんですが、だいたい午後というのは午前中よりも波が上がるわけで、そうするといくら鈍いボクでも、そこはやっぱり不安になります。

 んで、我が家の近くに尾が島という小さな岩礁がありまして、ずっと前にアザラシのオガチャンで少し話題になりました。
 これが見えてくると、我がホームビーチが近いんです。もう一漕ぎだ!と頑張ろうと思うわけですよ。

 サザン風にいうと「烏帽子岩が遠くに見える」とか「江の島が見えてきたオレの家も近い」という感じですが、ぼくとしては「尾が島が見えてきたオレの家も近い」んです。

 というわけで尾が島の見える心強さを感じた1日でした。





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シーカヤックで離島へ渡るハードル









 シーカヤックをするんですが、ぼくの場合、沖合だいたい1マイル以内を海岸線に沿って漕いでいくことが多いんです。
 で、キャリアのあるシーカヤッカーはわりと島から島へと渡る人も結構いるんですね。島が近ければいいんですが、百キロ以上離れている島へ渡る人もいます。

 これがスゴイと思うわけです。

 ぼくはくやしいけどできないんじゃないかなーって思います。
 理由はいろいろあって、長い距離を漕ぎ続けられるか、20時間とか30時間とか寝ないで漕ぎ続けられるか、その間に海況が急変したらどうするのか、強い潮に流されたらどうするのか、艇が壊れたら、パドルが折れたらなどなどいろいろ考えてしまいます。想像力過多な面があるかもしれません。

 周りの一般人(難しいですね。普通の社会人?普通の人?)に比べたら、ぼくもずいぶん危険なことをしているとは思いますが、長距離の立ち寄る陸のない区間をシーカヤックで渡るというのは、かなりハードルが高いと感じます。
 もしかしたらこれまで海遊びでいろいろ痛い目に遭ってきて、危険に対する想像力が働きすぎるのかもしれません。勇気がないだけかもしれません。

 なんか自分が小さい人間のような気がしてます。




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西伊豆でシーカヤックしてきました









 先日、西伊豆コースタルカヤックスの1dayツアーに参加しました。
 村田泰裕さんは一度お会いしてみたかった方。
 村田さんとお会いしたいがためにツアーに参加したといってもいいでしょう。だって漕ぐだけなら自分で行けばいいんですから。

 この日の海はベタ凪。風も北東で、あまり影響はありませんでした。水温は28度から30度。富士山は望めませんでしたが、天気も良く、しかも暑すぎずという感じで、ぼく的には5点満点の★5つという海況。

 松崎のビーチから出艇して、波勝崎で昼飯、そしてUターン。
 雲見はスキューバーダイビングで潜ったことがありました。付近の地形の面白さは知っていたので、シーカヤックで海岸線を眺めるのを楽しみにしていました。
 西伊豆は荒々しさと複雑な地形で見応え十分でした。
 村田さんとのトークも弾んで、あっという間の1日でした。



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大きなうねりを超えるときのドキドキが堪りません

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 サーフィンをするときは、波がブレイクするポイントよりも少し沖にポジションをとります。いい形のいいうねりが来た時のワクワク感は、なんともいえません。
 これが大きなうねりになると、ワクワク感にドキドキ感が加わります。

 ブレークするラインに合わせてそこに留まらなければいけない、それがサーフィンの宿命ですが、一方でシーカヤックはそういった宿命からは自由です。

 そんなわけで、台風がフィリピンあたりにいる頃の、一番おいしいうねりが入ってくるタイミング、そんな時にシーカヤックで沖に出て、波長の長い、高低差の大きなうねりの中を漕ぎ進んでいくのは、なんとも楽しいものです。
 ワクワク感とドキドキ感が両方味わえます。
 これを味わいたいがために、うねりのある日を選んでシーカヤックすることがあります。

 うねりはものによって違いますが、ぼくが好きなのは高低差が1m~2mくらいのもの。
 このくらいのうねりだとカヤックは波間に隠れたり、現れたりします。
 沖の方を絶えず気にしながら、大きなうねりが近づいてくる時の緊張感、それを乗り越えた時のなんともいえない爽快感。ちょうどジェットコースターで無重力状態になったときの感覚に似ているでしょうか。
 作家の宮田珠己さんがジェットコースターが好きで、その時の感覚を「うりゃうりゃ」感と表現していますが、その語感がわかる気がします。

 シーカヤックの場合、もしかしたら遭難するかもしれないという心細い感となんとしても乗り越えて無事帰ってみせるというなにくそ感が加わります。

 海遊びをしたことのない、平穏な町暮らしをしている方がこの文章を読んだら、「なぜそんな危険なことを自分から好んでするのか?」と思われるかもしれません。実際ぼくも、これまで周囲の数人の方から「まったく理解できない」という冷ややかな視線を送られたことがありました。
 こればっかりはわかる人にしかわからないと思います。
 いくらwebを検索しても、たぶん感覚は理解できないし、共有できないし、疑似体験もできないでしょう。
 一方でわかる人にはよくわかってもらえると思います。 






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シーカヤックを買おうとする場合、どのように検討するか

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「初めてなのわたし」
「心配することないさ。だいじょうぶ」
 なんて、初めての時は誰でもわからないことだらけってのは、当たり前田のジェリービーンズです。

 ぼくも初めてシーカヤックを買う時というのは、けっこう迷いました。なんせそんなに安い買い物じゃないし、もし自分に合っていないカヤックだったらどうすんべ、と思ったものです。

 それで、ぼくが、ない知恵を絞って試した傾向と対策は、シーカヤック屋(アウトフィッターとかいいますね)のツアーに参加して、レンタルでいろいろな艇を体験するというもの…
 これは結構長い時間シーカヤックに乗っていられるので、その艇の特徴とか癖がわかって、参考になりました。
 もうひとつはシーカヤック販売店や輸入代理店が開催する試乗会に行くこと。そこでもいろんな艇を試せて良かったです。

 シーカヤックを選ぶポイントは、大きさと艇の形(特に裏側の形)です。これによって安定性とか直進性とか操縦性とかスピードとか重さが変わってきます。
 シーカヤックだと長さが14フィートか16フィートが多いと思うんですが、後者の方が普通は安定性や直進性がいいことになります。そのかわり艇は重くなる傾向があります。
 艇の形、といっても特に底の形によって、安定性や操縦性が変わってきます。

 まあいろいろ理屈はあるわけですが、ぼくが最初の艇を買った時に決定打になったのは、美しさでした。
 なんとも優美なラインで、見ているだけ楽しくなる艇でした。ある部分では、美しい女性の身体のラインに見とれてしまうのと似ているかもしれません。
 今でもそういう決め方で良かったんじゃないかと思っています。

 不思議なのは一艇持っていても他の艇が欲しくなるんですよね。
 うーむ。



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シーカヤックのウェア選びに迷います

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 もともとスキューバーダイビングやサーフィンをしていたぼくからすると、シーカヤックのウェア選びというのは時々困ってしまいます。というか違和感があるというんでしょうか。
 特に夏ですね。
 ずーっとそれを引きずりながら今に至っています。

 何が困るってスキューバーダイビングやサーフィンは濡れるのが前提でウェアを選びます。なのでわりと単純なんです。ダイビングだと、水温が22℃であれば、5mmのウェット、ってな感じで、選択の幅は広くないのです。

 でもシーカヤックというのは違います。沈すれば濡れるし、沈しなければ濡れないだけでなく、灼熱の太陽の下で何時間もいるわけです。しかもパドリングするので汗はダラダラです。
 最悪の場合、沈して漂流するかもしれないと考えると、ウェットスーツのようなものを着た方がいいんでしょうが、ほとんどの場合沈しないので、ウェットだと暑くて熱中症になってしまいます。
 で、普通のシーカヤッカーはラッシュみたいなものに短パンというのが、夏のスタイルです。もう少し涼しくなると速乾のインナーにアウターは撥水性のあるパドリングジャケット。
 それでも急な雨や風だとそんなウェアだけでは寒いときもあります。

 周囲のシーカヤッカーを見ていて、そんなもんかなと思って、自分も似たような格好をしていますが、もし仮に沈して長時間漂流するようなことがあったら、このウェアだと低体温症になるのは早いだろうなーと妙な連想をしてしまいます。

 基本は周囲のシーカヤッカーと同じなんですけど、海が荒れている日は、用心してウェットを着て出るようにしています。

 山登りやトレッキングでも同じことがいえますが、ウェア選びというのは、快適さや、時には命にも関わる大事なポイントです。
 でも、環境が変わるとウェア選びも大きく変えなければいけません。たとえば初夏の暑い日とそれほど暑くない日では気温が10℃くらい違います。それで雨が降ったり降らなかったりだと、さらに体感温度は違ってきます。
 こんな感じで環境が変わることを前提にいろいろなパターンのウェアを用意すると荷物が多くなり、それはそれで困った問題です。

 ウェア選びみなさんどうしているんでしょうか?
 絶対沈しない、沈しても必ずリカバリーできるという自信があるんでしょうか。



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シーカヤックのパドルはどう選べばいいのかな?

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 シーカヤックで使うパドルには、いろいろな種類があります。
 大きく分けると、パドルの水をかく部分(ブレードといいます)の形状や大きさと、シャフトの素材や形です。
 ぼくもすべてのパドルを使ったわけでは、当然なくて、今まで3種類のパドルを使ったことがあるだけですので、あまりしたり顔で語ったりできないんですが、それでもカヤック友達のパドルを試させてもらったりしているので、なんとなくはいえると思います。

●ブレードの形状
 ブレードの形状は様々なものがあります。
 細身のもの、大きいもの、短いもの、本当にいろいろです。基本的にブレードの形が大きくて短いものは、パワーを伝えやすいといわれています。その分、水面に出ている時に風に煽られることもあります。水面上での抵抗が大きいという考え方ですね。
 一方、細身のパドルは、水面下でのパワーを伝えるという面ではそれほどではありませんが、水面上で風に煽られにくいので、風が強い日などは適しています。一般に長距離を漕ぐ場合は細身のブレードを使う人が覆いようです。

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●シャフトの素材や形
 シャフトの素材は、鉄、アルミ、カーボン、FRPなどさまざまです。ポイントはより軽くより丈夫に進化しているということでしょうか。ぼくもカヤックをし始めの頃安い鉄のシャフトのパドルを使っていました。やがて2代目のカーボンシャフトのパドルを使うようになって、目から鱗が落ちたというか、シャフトの素材ひとつでここまで違うのかーと驚いたことがあります。
 ですので、パドルにはお金をかけてもそれに応じた見返りがあると信じています。

 シャフトの形状は、ストレートシャフトとベントシャフトがあります。ストレートは真っ直ぐで、ベントは曲がっているやつです。
 ストレートシャフトのメリットは、価格が安く、比較的軽いということがあります。
 ベントシャフトのメリットは、腕を伸ばして遠くの水を掴む時に、シャフトが握りやすいのです。より軽い握力でストロークできるので、長い距離を漕いだ時に手首、肘、肩への負担が少ないといわれています。

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 また、ブレードの角度の調整ができるものも大きく分けて2つあります。
 45度、90度と決まった角度で調整できるものと、もっ細かい刻みで調整できるものとあります。
 これも慣れによって自分の好きな角度というのが自然にわかってきます。









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パドルって大切だなーと思う今日この頃

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 ウォータースポーツには、っつうかアウトドアスポーツ全般に怪我や事故のリスクはあります。
 リスクがあるからやったダメというのは、あまりにも保守的事なかれ主義的いい子ちゃん風なのでありまして、そんなことでは世の中に新しいことなんか起こらないのです。
 そんな世の中はよくないと、ぼくは断じていいたい。
 リスクをとって何かにチャレンジする人を賞賛するような世の中がよいとはっきりいいたいのであります。

 そんでまあ、大げさ風な話しになってしまいましたが、ウォータースポーツのリスクって何だろうって考えました。

 スキューバーダイビングなら流されるとか、減圧症とか、エア切れなどなどです。
 サーフィンなら流されるとか、落雷とか、他のサーファーや隠れ根にぶつかることなどです。

 シーカヤックの場合はなんでしょうか?
 風や潮に流されることもあります。ブーマーで沈することもありえます。
 この間気がついたんですが、パドルが折れるとか、パドルが流されるのも大きなリスクですね。
 よく考えたらシーカヤックの動力は自分の腕力でして、その腕力を効率的に推進力に変えるのがパドルなんですねえ。
 シーカヤックをやっていると、自分でも気がつかないうちにぞんざいにパドルを扱ったりしますが、そんなことをしてはいかんのですね。本当は…
 ちゃんと神棚に祀って、海の安全を祈願するくらいでないとね…

 というわけで、最近ではシーカヤックで海に出る前に、パドルのシャフトにひびが入ってないかとか、パドルリーシュをちゃんとつけるとか、予備のパドルを持っていくとか、一応傾向と対策をしているんですね。




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浦安のカヌー事故にご冥福をお祈りするとともに、教訓について推測してみました



 カヌーで事故がありました。
 お二人のご冥福をお祈りします。


【YOMIURI ONLINEから引用】
強風下カヌー練習中の男女2人が死亡


 千葉海上保安部などは17日朝、千葉県市原市の護岸近くの海で、同県浦安市カヌー協会所属の同市舞浜、--さん(38)と東京都足立区竹の塚、会社員--さん(47)の遺体を発見した。

 2人は浦安市の境川河口付近から出発してカヌーの練習をしていた。

 発表によると、砂田さんの母親から16日夜、「娘が帰ってこない」と110番があり、同海保や浦安署が捜索。境川河口から約18キロ離れた場所で遺体を見つけた。2人とも救命胴衣を着用していた。通行人らがカヌーで東京湾に出て行く2人を目撃していた。

 銚子地方気象台によると、16日は千葉県北西部で強風波浪注意報が出ていた。浦安署によると、同協会は、この日予定していた練習を中止。念のため川を見に行った協会関係者が、練習を始めようとしていた砂田さんらを見つけ、やめるよう注意したという。


【共同通信から引用】
カヌーで遭難、男女死亡 強風下、東京湾で練習か

 16日朝、千葉県浦安市の境川から男女2人がカヌー2艇で東京湾にこぎ出したまま戻らず、17日午前、対岸にある千葉県市原市の海岸で遺体で見つかった。

 県警によると、2人は東京都足立区竹の塚、会社員--さん(47)と、千葉県浦安市舞浜、アルバイト--さん(38)。

 2人ともライフジャケットを身に着けており、芝田さんは護岸から10メートル付近を漂流、砂田さんは消波ブロックに引っ掛かっていた。カヌー2艇は17日未明、千葉県袖ケ浦市の護岸付近で見つかった。1艇は真ん中で二つに大破していた。県警で死因を調べている。

 16日は千葉県北西部に強風波浪注意報が出ていた。



 状況はわかりませんが、以下はぼくの推測です。
 強風で沈、沈脱して、カヌーは流され護岸にぶつかって壊れたのかな? 沈脱したお二人は流されてのでしょう。2月16日朝は強い北風でした。浦安からすればオフショアの風です。 岸に戻れず低体温症という可能性はあるかもしれません。
 どのようなウェアだったかはわかりませんが、この時期、ドライを着ていないと、水の中で1時間以上はキツいでしょう。ウェットでせいぜい1時間。ウェットでなく、パドジャケとインナーだと30分程度でかなり寒くなるはずです。

 今回の悲しい出来事から個人的に教訓を得るとすれば…

・カヌーやカヤックは風に弱いので、風の強い日は注意が必要。
・冬のウェアは、沈をしないことを前提にした選択をすると、沈した時かなりツラい状況になるし、沈することを前提にすると、パドリング中は暑くなる可能性が高いので、選択が難しいということ。
・技量がある人であっても自然の力を侮らない方がいいということ。
・万が一沈した時に近くに上陸できるような環境(砂浜など)があるところを選び、沈脱しても泳いでそこまでたどり着ける範囲で海に出た方が良い。
・オフショアの時は特に注意が必要。

とはいえ、年明けから、関東圏では、ウインドサーファーやサーファー漂流、プレジャーボート転覆・機関故障の事故が相次いでいました。今年は、例年の冬よりは風の強い日が少ないと感じていましたが、それが関係あるのかないのかわかりません。




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シーカヤックで人のいないビーチや島へ

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 シーカヤックの楽しみはいろいろありますが、そのひとつに無人の浜や島に行けることがあります。
 三浦半島や伊豆半島のように、どこへ行ってもたいてい人がいるようなエリアでも、シーカヤックで入江の先端や離れた島に行けば、ほとんど人に会うことありません。

「人に会わないことがそんなに価値があるのか?」と基本的に疑問に思われる方もおられるでしょう。逆に「心細い」「寂しい」と感じる方もいるでしょう。
 こればっかりは好みなのでなんともいえませんが、ぼくの場合、人に会わないとわかっていることで、ずいぶん心持ちが違います。なんというか気持ちの奥の方の緊張感が少ない気がするのです。


 この気持ちを初めて味わったのは、沖縄の離島を旅したときです。
 その島は無人ではなく、ちゃんと住民の方がいましたが、ぼくがうろついている浜には、ほとんど人気がありませんでした。
 荷物を盗られる心配もなく、レンタカーの窓は開けっ放し、キーはさしっぱなし、海からあがって着替えるときも人目を気にしません。ビーサンも履かず、Tシャツも着ないでダラダラしていました。しまいにはパンツも穿くのが面倒くさいなって、フル○○でいたほどです。

 そのときの解放感は、なんといったらいいんでしょうか…

 いかに普段、無意識に細かなことを気づかっていたか、そのとき自覚しました。そしてその気づかいが、積もり積もって意外に負担であることにも気がつきました。

 体験した方は実感として伝わると思うんですが、体験していない方には…そうですね…肩凝りの人が初めてマッサージや鍼灸をしてもらって凝りがすっかりとれた時の感じに近いかもしれません。

 凝りがとれてスッキリした感じと、それまでの自分が凝りを当然として受け入れていたことを自覚して愕然とする、その感じです。

 だとすると、さらにいえば、もっと多くの、無意識に自分を縛りつけている制約を受け入れて、無自覚に暮らしているのかもしれません。


 話しがそれましたが、ぼくにとっては、人に会わないとわかっていることは、精神的にモロモロの制約から解放される楽しい状況なのです。
 それが味わいたいがために、シーカヤックでしか行けないようなこぢんまりとした無人の浜に行っては、ノビノビと寛ぐわけですね。
 それは肩の凝りをほぐすような、あるいはたまった垢を落とすような、ぼくの中での定期的なメンテナンス時期になっています。


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