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自分らしい生き方

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 いろいろな生き方があります。

 ぼくの友人の多くは、いわゆる大企業に入って、仕事をがんばって、役職に就いて、いわゆる典型的なサラリーマン人生を歩んでいます。
 ぼくもサラリーマンですが、どちらかというと、海で遊びたいために働いているという面があります。
 根っこの部分では、組織の型にはまった仕事と自分のこだわりが相容れないと感じ続けています。

 ぼくはたまたま妥協的な人生を送っていますが、妥協できない人もいるはずで、そういう人は早めに選択した方がハッピーなのかもしれません。

 って、そんなことを書いているうちに思い出しました。

 蓼科にハーバルノートシンプルズというハーブ屋さんがありまして、そっち方面に行く時には寄るようにしています。
 古い小屋に手をいれて店にしていて、ハーブ関係の物が置いてあります。
 小屋の裏が庭で、庭の端には小川が流れています。
 庭にはもちろんいろいろな種類のハーブが植えられています。

 ここのすごいところは、新しい物や気取った物がないこと。
 シンプルでナチュラルであることに配慮されています。やはりオーナーの萩尾さんのセンスがいいのでしょう。
 ぼくは海好きで山方面は詳しくないのですが、ナチュラル系が好きな友達に連れられてハーバルノートシンプルズを訪れました。初めてここに来たときからファンになってしまいました。 何かぼくの好きな価値観に通じるものを感じるのです。
 ハーバルノートシンプルズの店作りは、人の生き方そのものが現れています。

 飾らない
 人の評価を気にしない
 人への思いやりを忘れない
 日々を大切に楽しむ
 自然に寄り添って生きる
 
 ナチュラルっぽい店、LOHASっぽい店は多くありますが、オーナーの生き方がストレートに現れた本当にナチュラルな店を、他に数軒しか知りません。
 ここを訪れる度に大切なことを思い出します。 




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日経ビジネスが『沖縄経済圏』を取り上げたことについての雑感



 以前の日経ビジネスに沖縄経済圏に関する特集記事が掲載されていました。
 記事の要旨は、東アジア経済が成長しつつある現在、物流や経済の拠点として沖縄は最前線の絶好の位置にあるという内容です。
 また、米軍基地の跡地の再開発で経済が成長し、今後目軍基地の移転があれば、さらに成長が見込めるとのことです。

 ANAは那覇をハブと位置づけて、貨物輸送の拠点を設けているそうです。また、ヤマト運輸も同様の方針を打ち出しているそうです。
 それによって、アジアの日本の現地工場の部品が翌日には日本の工場に運ばれて、ラインに乗せることができる。あるいは逆もあり得るということです。

 以前九州をハブにしてLSIなどを全国に供給しようというプランがありましたが、それを思い出させる記事でした。
 中国・韓国・台湾をはじめ東南アジアの国々が経済成長するにつれ、経済の軸足が東京から南東に動いているということでしょう。そのために地の利から沖縄の優位性が高まっているということだと思います。

 さて、沖縄に住む人々にとっては経済的に豊かになることはいいことだと思います。
 ただ、勝手で申し訳ないんですが、本島に住んでいて、沖縄の自然の豊かさに魅力を感じている者としては、少し寂しい感じがします。
 例えばぼくが初めて沖縄の那覇に行ったのは20年前ですが、その頃と今の那覇ではずいぶん違います。
 正直なところ、今の那覇に特別魅力を感じません。(すみません)
 今の那覇にあるのは、地方都市の県庁所在地の典型的な姿で、沖縄にある那覇らしさが薄れていると感じるからです。

 ぼくはダイバーですから、海の中の違いはさらに大きいものがあります。20年前は慶良間あたりで豊かな珊瑚を見ることができましたが、今は無残です。とても行く気がしません。
 那覇だけではなく、石垣島も大きく変わりました。
 のどかで美しい海の島だった石垣は、白保の空港建設や宅地開発で変わってしまいました。海の中もやはり以前よりは、自然が元気を失っていると感じます。

 でも、沖縄を今のようにしたのは、観光客である我々にも責任の一端があるわけで、なんとも勝手で申し訳ないと思います。

 おそらく自然の豊かな土地は、本当はリゾート開発をするべきではないのでしょう。世界遺産に登録せず、そっとしておくべきなのです。
 本来、自然豊かで美しい町が無残に観光地化・都市化していった例はいくらでもあります。
 熱海、軽井沢、八ヶ岳、日光、河口湖、伊豆などなど。
 もうそういうのを見るのは嫌だなと思います。

 ただ、それは、その土地に住んでいない観光客としての我々の意見であって、住民の人にとっては、生活がかかっていますから、そうはいっていられないわけです。
 やはり観光客に来てもらわないといけないし、売れるものはなんでも売ると…

 その妥協点を探っていく試みとして、湯布院の町造りや黒川温泉の町造りがあるのかなと感じています。 



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伊豆に行くとみかんを買ってしまう


 ダイビングで伊豆に行くことがよくあります。
 
 で、伊豆に行くとついつい買ってしまうものに、干物とみかんがあります。
 干物は、その季節の旬の魚の一夜干しなんかで、脂の乗ったのを見ると、どうしても我慢できません。

 みかんもおいしい店のは、酸っぱくてスーパーのものよりもずっとおいしいので、やはり通り過ぎることができず買ってしまいます。最近は伊豆ではニューサマーオレンジを大々的に売り出しているんですが、これもおいしいところのだと、本当においしいので、つい買っちゃいますね。
 道端にあるみかん専門の土産屋で買うんですが、自分のところで栽培している店だと、品種や土地や育て方の違いなのか、けっこう味が違うんですね。
 最初の頃は特に気にするわけでもなく買っていたんですが、だんだん自分の好きな味の店に気がつくようになりました。
 旬のみかんを手に入れたときは思わずニヤニヤしてしまいます。




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ぼくの苦手なこと

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 ぼくは海辺の田舎者です。

 どうしても苦手なことがありまして、それは街に出て、駅とか、ショッピング街とかいう、人が大勢いるところに行くことです。
 できる限り行かないようにしてるんですが、買い物とか病院とかでどうしても行かきゃならいないときがあります。

 中にはすごく早足で人混みを縫うように歩いている人がいるんですが、きっと急いでいるんだろうなあなんて、ため息交じりに眺めています。

 いやあ、ぼくにしてみたら、そんなに早足で歩いても到着時間は10分も違わないと思うので…
 だったらマイペースで歩きながら、景色をみたり、通りすがりの人をみたりしていたいなーなんて…

 その10分を急がなきゃいけない人生は送りたくないなあー。
 やれやれ。

 で、用を済ませて、混み合った電車に揺られて、自分家に帰ってくると、ホッとするんですね。
 自分家のあたりは、相変わらずノンビリしていて、人影もまばら。野菜を積んだ軽トラがゆっくり走っています。
 これだよなーこれ。




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十円玉を磨くな

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 ビーチで海を眺めているといろいろなことを考えます。

 先日は、社会人になった頃、父親に「十円玉を磨くような仕事はするな」といわれたことを思い出しました。
 十円玉はいくら磨いても十円の価値しかないわけです。価値を生まない仕事はするなという意味だと思います。

 そういう視点で周囲を見回してみると、組織には一円玉でも十円玉でもとにかくピカピカじゃないと気が済まないタイプの人がいます。
 たとえば、社内文書の体裁、社内会議で使うパワポの細部、打ち合わせの資料などなど、とにかく細かい。
 確かに細部の詰めが大切なことはたくさんありますが、それは「その細部へのこだわりが価値を生むか」という視点が不可欠です。

 組織的には価値の産まない仕事に時間と労力を使うのは、マイナスだと思うのですが、こういうのって個人の性格とか価値観とか癖のようなところから生じていることが多かったりするので、コントロールしにくいという面があります。直せるようなことならもうとっくに直してるでしょね。
 もしかして日本の企業の競争力の低下は「価値を生まない事へのこだわり」にあったりするのかなーなんて思ったりします。

 とかく海遊びをしていると、大切なことは命であって、それが守れればあとは、まあ、他のことはなんだっていいというところがあります。
 そういう物差しで日々暮らしていると、会社で起きている価値を生まない細部へのこだわりといことが、本当にバカバカしく感じられます。


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いつまでもウォータースポーツを続けるために体力の維持が大切だと思いました

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 歳をとってきて、体力の衰えを感じることがあります。
 今までは、朝4時起きで、車を運転して、伊豆にダイビングに行って、1日3本潜って、その日のうちに帰ってきても、そんなに疲れたという感じがしなかったんですが、最近は、正直疲れを感じます。
 先日などはダイビング中に足がつっちゃったりして…

 辛気臭いですが、加齢と共に肉体的に衰えるのは、自然なことなんでしょう。
 だからこそ、筋トレしたり、ジョギングしたりして、筋肉や体力が落ちるスピードを少しでも遅くしようとしています。できる限り長く海遊びをしたいなあって…

 一応仕事も忙しく、読みたい本もあり、海遊びもしたいし、家の雑事もあります。で、エクササイズもすると…
 やっぱり忙しいものは忙しいんですよね。
 時間は限られていて、やらなきゃいけないことは増えていくわけですから、いずれ何かを捨てて海遊びに特化していかないと、そのうちうまく回らなくなるのかなと、直感します。
 やっぱりぼくの場合、最終的に選びたいのは海遊びですから、そこはブレないんですけどね。

 で、効率よく体力を維持するためにいろいろ試してみました。
 バランスボール
 バランスポール
 体幹トレーニング
 ジョギング
 筋トレ
 ストレッチ
 などなど

 でも、あれこれ手を出すよりもやっぱり一つのことを続けた方が効果があるような気がします。











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シンプルさってなんだろう



 断捨離という本が売れて、けっこう普通に使われる言葉になりました。
 以前から余計なものは持ちたくない、最低限の物を大切に使いたいと思ってきたぼくにとっては、この言葉に同感できます。

 でも、整理法の本とかを立ち読みしていると、シンプルさってなんだろうって思います。

 仕事で忙しかったり、バタバタしたりで、ストレスがたまる時って、買い物がしたくなる時があります。
 そういう時ってつい要らない物を買っちゃうんですよね。
 それからやっぱり毎日同じじゃつまらないから、新しい物買ったりします。

 物を買うとその物を掃除したりメンテナンスするのに時間がかかって、結果的に忙しくなって、ストレスが増えるなんてことも…

 ストレスを解消するために、あるいは平凡な日常から抜け出すために変化を求めていて、それが何か余計なものをココロにため込むような気がします。
 そして余計に重くなって、よりストレスを溜め込んだり、より強い変化を求めるようになってしまう。

 そういうスパイラルから脱して、今持っているものに感謝し、それを十分に使って、良さを味わう。そんな日々が送れたらいいなと思います。

 ぼくの好きな店に蓼科のハーバルノートシンプルズというハーブ屋さんがあります。そのオーナー萩尾エリ子さんの書いた『八ヶ岳の食卓』という本があります。この本は一見レシピ本のようにも使えますが、萩尾さんが、毎日を、自然と寄り添いながら丁寧に暮らす様子が書かれています。
 そこには刺激的な変化を求めるんじゃなくて、日々の小さな出来事を味わっていく姿勢が描かれていて、共感を持ちます。





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エア切れになったときのこと

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 スキューバーダイビングを20年近く続けています。
 その中でダイビングでエア切れになったことが3回ありました。
 いずれも深めで、潮の流れもあり、移動距離も長いダイビングだったので、いつもよりもエアの消費が速かったんですね。
 もともと人よりもエアは喰う方なので、あらかじめ注意はしていました。

 で、どう対処したかといいますと…

 ひとつは仲のいいバディだったので、バディブリージングしてもらいました。
 もうひとつはビーチエントリーで、エキジットのスロープが見えているあたりでしたので、浮上して水面移動しました。
 もうひとつはガイドに合図を送って、そのまま浮上してダイビングボートに拾ってもらいました。

 体験した方はわかると思うんですが、残圧が少なくなると、よくいわれるように「渋く」なります。エアを吸うのに力がいるんですね。
 で、その渋い状態がしばらく続くと、渋さが増してきます。吸うのに力がいると…
 それで今度は本当にエアが出なくなります。まったく息ができない状態です。

 そういうのって経験しないに越したことはないんでしょうけど、ぼくの場合は経験することで「ああ、こんな風になるんだな」「この程度にヤバイんだな」と知ることができて、それまで以上にダイビングを注意深くするようになりましたし、パニックにも強くなりました。ケースバイケースで対応できるようにもなりました。
 まあ死ななきゃいいかなっと…
 スキューバーダイビング認定団体の教科書にはいろいろ書いてありますが、やはり経験が大切だと思います。

 危ないからマネしちゃダメだぞ。




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海辺のオススメ下心デート 首都圏編

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 ぼくはもうだいぶオジサンになってしまったので、今さらどうこうということはないんですが、若い方に参考になればなあと思い、この記事を書くことにしました。

 ぼくが大学生の頃はバブル崩壊にいたるところで、世の中がすごく変化していました。
 でも、バブルが崩壊して、社会人になった時期でも、普通の若い人達でも今ほど地味ではありませんでした。
 クリスマスには彼女にブランド物のアクセサリーをプレゼントして、都内のホテルのディナーを楽しむみたいなことは普通でした。

 そんな状況でして、社会人になって最初に欲しかったのは車です。
 ぼくの場合は、ダイビングやサーフィンにハマっていたので、いつでも自由に荷物を載せて移動できるとか、電車がないような場所にでも行けるという意味で車は欲しかったわけですが、やっぱり女性とデートするときも、車というのは必須なものでした。
 当時から海好きで、デートでやたら海辺をドライブしたわけです。というか他はあまり知らなかったんですけど…
 それまでの海遊びの蓄積で、湘南あたりの女性が好みそうな店というのはいくつか知っていましたし、景色や夜景がキレイな場所も何ヶ所か知っていました。

 そう、ぼくにとって、女性と付き合い初めて、仲良くなるための必勝パターンは、海辺でのドライブデートだったんですね。
 で、経験的にいって、海辺のドライブデートというのは効果があります。
 湘南から伊豆、外房にかけて、デート向きな場所というのを挙げてみましょう。


【湘南】

 湘南といえば首都圏のデートのメッカなわけですが、何ヶ所かポイントがあります。
 まず、昼間ですと、みなさん七里ケ浜とか茅ヶ崎あたりに行ってしまいがちですが、ノンノンです。それは湘南初心者がやることです。
 通は長者ヶ崎から秋谷にかけての眺めを楽しむのです。
 それから三戸浜、油壷、シーボニアマリーナ、宮川湾などもはずせないところです。
 それから逗子マリーナというのもオススメです。
 渋いところで大磯などもいいわけです。
 夜ですと、七里ケ浜から江ノ島の夜景というのはやはりキレイです。
 ですが、披露山から江ノ島方面の眺めもいいですし、立石からの夕陽も美しいと…


【伊豆】

 伊豆にデートというのは、都内在住の人にとってはちょっと遠いかなという感じでしょう。で、全体的な包括的なプランとしては、かなり煮詰まった関係で、今夜あたり初めての夜を共にしてもおかしくないかな…という状況でオススメしたいコースです。
 とりあえず日帰りの計画でデートしつつ、帰りが遅くなってやむなく海辺のホテルで泊まる、というのが正しい伊豆のデートだとオジサンは信じております。
 読者諸賢はこういう全体的な流れを理解しつつ、読み進めてください。
 だとすると、次の戦術は二つありまして、ひとつは東名→小田原厚木道路→真鶴道路→伊豆高原あたりという東伊豆コース。もうひとつは東名→沼津→西伊豆あたりという西伊豆コースです。

 東伊豆コースは途中に観光名所が点在しており、わりとオシャレな店もあり、おいしいフレンチやイタリアンの店も充実しているので、彼女を飽きさせないプランが作りやすいです。ポイントは明るいうちに伊豆高原あたりまで行っておいて、そこからの戻りに、熱海や真鶴で、夕陽や夜景が見られる時間にいるということです。特に真鶴半島の真ん中あたりは、東を眺めれば湘南の夜景、西を眺めれば夕陽という、絶好の夕焼け・夜景ポイントであります。

 西伊豆コースは、往路は全力で南伊豆を目指して突進し、復路で沼津に戻るのがかなり遅い時刻になるように配慮するというのがポイントです。途中折々に富士山と夕陽を眺めるのをお忘れなく。恋人岬をはじめ、○○岬という夕陽スポットが点在しているので、そういうところにいちいち「ひっかかっていく」のが沼津到着時刻を遅らせるポイントです。
「いやー、意外に遅くなっちゃったね。今から東京に戻るのはちょっと厳しいかなー」なんてわざとらしくいって、どうせ女の子には見破られてるんですから、「魚料理のおいしいホテルがある」とか「フェイシャルエステの上手なホテルがある」「温泉がいい旅館がある」なんていって実利で引っ張るというのはどうでしょうか?


【房総】

 房総はただでさえ近いのに、アクアラインができて、南房総あたりでも結構近くなってしまいました。というわけで、日帰りコースというの定番化しつつあります。

 それでも一宮・東浪見・御宿・館山あたりはサーファーが多く、なんとなくちょっとカリフォルニアな雰囲気を楽しみつつ、時間を潰すという方法がないともいえません。
 そんな雰囲気の中、広々した砂浜を眺めながらノンビリするのが外房の良さを活かしたデートといえるでしょう。最近はオシャレなカフェなんかも増えてきて、女の子を誘いやすいです。

 これが男同士のサーフィン仲間なら、地元で古くからやってるガッツリの焼きハマグリ定食というのも、外房の楽しみなんですが、まあ女子と行く時は、ちょっとコジャレたカフェなんかに行くのもいいではないですか。

 わたくしの超個人的なオススメとしては、一宮・東浪見あたりで海を堪能して、オシャレなカフェに入りつつ、途中「ちょっとサーフィンのワックスがきれてるから…」なんていいつつ、サーフショップに寄って、「サーファーなぼく」をアピールしつつ、夕方に南房総あたりにいるというコースです。
 で、平砂浦あたりのホテルに…


 いささかチャラい感じになってしまったような気がします。

 今の若い女性に通用するかわかりません。
 でも、ぼくがこんなことを書いて、「いやらしい」「不潔」などと思われるのはいささか不本意でありまして、20代から30代の男性が、好みの女性を求めるのは、生物的にも社会的にも日本のためにも、自然で、大切なことでありまして、そのあたりのことを十分にご理解いただきたいと、まあ、かように思うわけです。

「こんな海辺デートしてみたいなあ」なんて思う女性の方は、もっとスペシャルなコースもありますので、オジサンのぼくでよければご連絡ください、って冗談です。

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海辺で暮らしている人のマイウェイな生態

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 海辺で生業をたてている人というのは、多かれ少なかれ、マイウェイな人が多いです。ってぼくは感じています。
 なりわいといっても漠然としてるわけですけど、漁師だったり、農家だったり、飲食店だったり、海の家だったり、工務店だったり、まあいろいろなわけです。

 で、そういう人達って、マイウェイでマイペースで我が強い人が多いということがいえると思います。

 自分がサラリーマンで、わりと協調性やチームワークを求められる職業なので、海辺に引っ越した当初は、周りの自営の人のアクの強さに面食らいました。

 でもまあ自然を相手に仕事をしていると、最後に信じられるのは自分(の主に体力)だけですし、「誰の世話にもならねえ」みたいな感情ってあると思うんですね。で、そういう人を相手にしているとやっぱり普通じゃ負けちゃうんで、みんな我が強くなっていくというのはあると思います。

 ぼくがそういう人達の心情が理解できるようになったのはずいぶん経ってからですし、今ではそういう人達の方が付き合いやすいと思えるようになりました。
 逆にサラリーマン社会の根回し、付き合い、深慮遠謀、言葉の裏を読む、みたいな日々が「めんどくせぇ」と感じるようになってしまいました。

 どちらが良い悪いという話しではないんですが、何か価値を生んでいるかということを仮初めの尺度とすれば、人それぞれで、自営の方はそれが直接的でわかりやすいというのはあるかもしれません。
 一方で、会社というのは価値を生んでいる人もいるし、何らかの理由で価値を生まない仕事(例えば無意味な法令に基づいて、それを満たすために書類などを作る仕事などなど)に携わっている人もいるし、意図的に価値を生まないで、周囲にぶら下がっている人もいます。そういう意味では、同じ会社の人でも、すごい人もいればすごくない人もいるというわけで、「わかりにくい」ということはあると思います。

 そういう大雑把に分けてふたつの種類の人を見ていると、本当におもしろいというか、人ってそれぞれで、どんなんでも生きていけるというか、人の価値観に正しいも間違っているもないというか、逆にいうと自分に合ったところで生きるのがハッピーだ、ということに思いをいたすわけですね、ハアこりゃこりゃ。
 よく自分の能力に合った職業に就くのが幸せだといわれますが、ぼくが見ている状況からすると、自分の性格というかタイプにあった職に就くのが幸せなんではないか、その次が能力かな…と思うわけです。

 いい歳をした男で、なんとなくサマになっている人というのは、この「自分の性格に合った」居場所を見つけるかどうかかな、って感じる今日この頃でございますよ。

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