海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
海が荒れているときは、カフェで海を眺めてノンビリする
休みの日に海で遊んだり、海辺を散歩したりすると、スッキリ気分転換できます。
でも海が荒れていたり、大雨だったりすると、それもできません(小雨だったら海に出ちゃいます)。
そんなときは海の見えるカフェに行きます。そこはわりといつも空いているので、ゆったりできて気に入っています。
自分でも不思議なんですが、海を眺めていると気分転換できます。かれこれ30年近く休日ごとに海で気分転換をしているので、習慣になっているのかもしれません。とにかく自分にとって心地いいことは確かです。
カフェの窓越しに海を眺めながら、コーヒーを味わう、ただそれだけなんですが、そうした時間をとるだけで、気分がスッキリします。
窓を流れる雨、白波が立つ海、遠くにかすむ漁船、港の防波堤、そんな風景を眺めながら、何をするわけでもなくのんびりした時間を過ごします。
海を眺めていると、自然ってすごいなあと思ったりします。台風のときなどは恐ろしいほどに荒れるし、ベタ凪のときは池のように穏やかです。人はずっとそんな海からいろいろな恵みを受けて生きてきたんだろうな、なんて考えたりします。
ぼくと同じように海を眺めながら、海に癒されて生きている人もいるんだろうな、なんて考えたりもします。
そんなどうでもいいことをいろいろ考えながら、海を眺めている時間が、ぼくにとっては結構大切なんだと思います。
ずいぶん長い時間、海を眺めていたような気がします。さて、雨もそのうち上がって、太陽が照り、海も穏やかになるでしょう。そうしたら、また海に出ましょう。

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南国への憧れ
以前、与論島を旅したときに「南十字星が見える島」というフレーズを見たことがあります。南十字星という響き、いいですよね。
南の地への憧れがあります。南の地といってもわかりにくいですね。たとえば沖縄とかハワイとかモルディブとかそんなイメージで使っています。
珊瑚礁・まぶしい陽射し・青い空・薄いブルーの海・ゆったり流れる時間…
なぜなんでしょう。日本の本州の海も好きなんですが、それでも、もっと南の海に憧れてしまいます。ぼくのなかでは楽園のイメージとつながっている気がします。
そう…楽園、実在はしないとわかっていながら、憧れてしまう存在…その楽園に少しでも近い場所が、もしかしたら南国にはあるかもしれない、いや、ありそうだなあとぼくは思ってしまうから憧れてしまうのでしょう。
でも桃源郷とかパラダイス、ユートピア、極楽浄土、補陀落と楽園に近いイメージは、昔から世界中に見られるようですから、人々は厳しい現実を生きながら、楽園を夢見ていたのかもしれません。

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休日はのんびりとマイペースに過ごしています
海でのんびりとマイペースに過ごす時間が好きです。
休日に、予定など入れず、目的地も決めず、海辺を散歩したり、シーカヤックをしたりすると気分転換になります。
こうした時間が自分にとって大切だということは、普段はそうじゃない暮らしをしているということなのかな?と思ったりもします。
マイペースというのは、自分で、やることや時間をコントロールして過ごすことを意味するんだと思うんですが、会社勤めをしているとこれがなかなかできません。
のんびりというのは、ぼくが元来せっかちなので、放っておくと急いで何かをやろうとしてしまうんです。急いで何かをやったとしても、やることは尽きないわけで、次に別なことを急いで済まそうとします。そして次…という具合にきりがなくて、自分が疲れてしまうのです。
そんなわけで、ことさら自分でのんびりとマイペースに過ごそうとしているんだと思います。
自分の行動を振り返ってみると、海にいるときと、海を眺めながらコーヒーを飲むときと、ビールを飲むときはのんびりとマイペースに過ごせていることに気づきました。それをしている間は他のことをしないし、次のことを考えないし、慌てて何かをしようとしないようにしています。
こういう時間を持つことが多いのか少ないのかよくわかりませんが、休日の中で大切な時間です。それ以外の時間は何かしら家事や雑用をやってしまいますから。
こうして考えてみると、ぼくにとって海というのは、慌ただしい日々にポカンと、のんびり・マイペースに過ごせる時間を与えてくれる媒介役になっているように思います。
海辺の暮らしの実際(気候編)
海辺に住んでいると、よく訊かれることがあります。それは海辺の気候は暮らしやすいかということです。
ぼくは相模湾に面した土地で何回か引っ越しをしました。それ以前は都心に住んでいました。その経験の結論は「暮らしやすい」です。その暮らしやすさについて具体的に書いてみたいと思います。
1.冬が冷え込まない
冬の特に朝ですが、ご存じのように内陸の方が冷え込みます。海というのは陸ほど気温の変化がなくて、冬でも水温は15℃くらいあります。海辺は、海という巨大な蓄熱エリアのそばにあるということで冷え込みがきつくありません。
これは寒がりのぼくとしてはとても助かっています。
ときどき「海辺って気候が温暖なんですか?」と訊かれることがあります。ぼくの住んでいるところは相模湾に面した海沿いなので、緯度としては東京とほとんど変わりません。
それでも冬に体の芯まで冷えることってあまりありません。底冷えするという感じがないのです。空気が少しやわらかい気がします。
東京で年に数回感じる耳が痛くなるような寒さというのは、ほとんどありません。
これは余談ですが、都心のビル風というのはなんともイヤなものですね。都心や市街地だとビルの建て込み具合で、すごく風の強いエリアがあります。そういう風の強いところは冬はすごく寒いし、洗濯物なんかはやたら飛ばされちゃうしで、暮らしにくいです。冬の雨の夜にビル風地帯を歩いていると心の芯から寒々しくなることがあるんですが、それはぼくだけでしょうか?
東京都心で暮らしている人が、熊谷とか八王子とかの内陸部へ行くとすごく寒く感じるという話を聞いたことがあります。内陸の底冷えする感じが、東京ではマイルドに、そして相模湾ではさらにマイルドになるということがいえるかもしれません。
相模湾あたりだと、1月まではそんなに寒くありません。海にも出られるくらいです。ぼくはシーカヤックやサーフィン、ダイビングをよくやります。2月、3月になると北風が強くて、さすがに寒いなという感じです。海の水温としては4月が一番冷たいと思います。
そんなわけで年が明けるまでは、近所のオジサン達って短パン・Tシャツで外を歩いていたりします。
相模湾では東京よりも冬でもやや暖かいということなんですが、ぼくがよくダイビングにいく東伊豆は、相模湾よりももう少し暖かい感じがします。緯度も少し南ですしね。
2.夏もそれほど暑くない
海辺というのは夏が暑いと思われるかもしれません。確かに暑いことは暑いのです。高原のようにさわやかではありません。ただ、すごく暑いのは真夏の日中だけで、夕方になって海からの風が吹くとそれほど暑くはないのです。朝など掛け布団なしで寝ていると肌寒いくらいです。
海からの風があるので、陽射しが当たっていなければ、それほど暑くないんです。
都心に住んでいた頃は、夕方から夜のムッとする暑さが苦手でした。あの不快な暑さはなんだろうと思います。
ぼくは頻繁に伊豆や千葉に行っていますが、ほぼ同じ事がいえます。伊豆の海辺は夏の朝晩は、相模湾より涼しいと感じます。といっても土地というのはちょっと地形が違うだけでずいぶん気候が違いますので、ひとまとめにはいえませんが、概ねそのような傾向を感じます。

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海と緑に囲まれて暮らしたい
以前たまたま伊豆に旅行したときに泊まった宿のことをよく覚えています。
その宿は海からは少し離れていて、小高い山というか丘の中腹に建っていました。前面の窓からは遠くに海が望めました。一方で角部屋だったので、横の窓からは山の緑が見えました。
建物自体が緑に包まれて建っていて海が望める立地です。
視線の先には海か緑が見え、鳥のさえずりが聞こえ、遠くに波の音が聞こえるのです。車の音はたまにしかしません。
朝はベッドでグッスリ眠ることができて、鳥のさえずりで目が覚めました。カーテンを開けると林の木々が見えるのです。もう一方のカーテンを開けると海が朝日にきらめいていました。
そのときにぼくはこういう環境で暮らしたいなと思ったのです。
当時ぼくは東京のマンションに住んでいました。周りもマンションが建ち並んでいて、緑といえば街路樹か遠くにある公園にしかありませんでした。
そんな生活がいかに殺伐としたものであるか、伊豆の宿に泊まって改めて認識したのです。
以来ぼくは、東京の職場に通える範囲で、伊豆の宿のようなイメージの立地を探すようになったのです。
今住んでいるところは三浦半島の相模湾に面した小さな町ですが、海まで徒歩3分、裏が山という立地です。ほぼ希望に添っているものの、窓から海が少ししか見えないのが残念です。
もしかしたらこれから先、理想の立地が見つかったら引っ越すかもしれません。
でも、緑に囲まれていますし、波の音、木々の葉音、鳥のさえずりや虫の音が聞こえて、それを楽しみながら暮らしています。
特に好きな時間というのがありまして、ひとつは朝目覚めて窓を開けたときに、海と緑が見え、鳥のさえずりが聞こえること。もうひとつは休日の朝、デッキで海を眺めながらコーヒーを飲む時間。もうひとつは夕方風呂上がりにデッキや2階のリビングから海と夕陽を眺めながらビールを飲む時間です。
そうしたちょっとした時間に幸せを感じることができます。
春の海辺の暮らしの楽しみ
春の海辺の暮らしについて書こうと思うんですが、春の海辺なんてちょっとムードがありそうな感じですが、あまり格好つけずにリアルに日々の暮らしについて書いてみたいと思います。
僕の住んでいるあたりでは、農家がやっている野菜の無人販売所があるんですが、そこに並ぶ野菜で春を感じます。タラの芽、フキノトウ、菜の花、ダイコン、キャベツ、葉ショウガといったものが、時期を少しずつずらして並び始めると春を感じます。
海産物も似たような事がおきまして、漁港直営の魚のお店があるんですが、地ダコ、ホウボウ、カサゴ、イサキ、イナダ、アジ、生しらすといったあたりが目につき始めると春が近づいているんだなーと感じます。ちなみに生わかめ、生ヒジキ、波葉、岩ノリが並び始めるのも春の頃です。
季節の旬のものを新鮮なうちにいただくというのは、海辺の暮らしの春の楽しみです。妻と共に春ものが出てくるのを毎年楽しみにしていて、春は日々の献立が楽しみです。
うちの家の裏は森になっているんですが、いろいろな種類の鳥が鳴き始めるとやはり春を感じます。ぼくは鳥の種類は区別が付かないんですが、鶯くらいはわかります。鶯などは春になるとうるさいほど鳴きます。それを聞いていると、あぁ春が来たんだなと思います。
ベッドで眠っているとき、鳥のさえずりで目を覚ますときにぼくは幸せだなあと感じます。
植物でいうと、家の裏の森はもちろん、近所の家の庭の木々や草花でも春を感じることができます。梅が咲いて、次に水仙、そして桜、やがて山吹という感じで春の訪れを感じることができます。
休日に昼間シーカヤックなどのウォータースポーツをやって、シャワーを浴びた後、家のデッキでビールを飲むんですが、そのとき庭の草花を眺めながら飲むと、なかなか美味しく感じます。
ウォータースポーツの話しが出たので、その流れでいうと、春の海は注意が必要です。朝起きて、窓から海を眺めて、今日は荒れてないなと思って海に出ても、数時間すると強い風が吹いてきて、あっという間に海が荒れるのも春の特長です。ぼくはスキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをしますが、よほど気圧が安定していても油断ができません。
寒がりのぼくとしては、冬が去り春の訪れるというのは、日々の暮らしが快適になるのでうれしいのですが、ウォータースポーツもやりやすくなって、とてもうれしい時期です。夏になって海が観光客で混み始めるときよりも、春の方がうれしいかもしれません。

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自由な海への憧れ…自分自身がやること
野田知佑さんの本でユーコンをカヤックで下るという話がありました。ぼくはなんともあの話が好きで、何度も読み返してしまいます。
グリズリーとかが出てくるので、川岸で野営しているときもライフルが手放せないとか、鮭を獲って丸焼きにして食ったとか、意外に蚊が多いんだとか、そういう話しが何とも魅力的でした。
かの地では、自然の中に入っていくのも日本ほどうるさいルールがないようです。自然環境やごみについてのルールはもちろんあるようですけど…日本のルールは海では遊泳区間だけで泳げとか、遊歩道を外れるなとかその手のルールで、ルールが目的としていることが違うんだと思います。
カナダは自然に人が入っていくときの自然へのダメージに関するルール。日本は市民の安全のためといいながら行政の責任を逃れるためのルール。
カナダでは基本的に自由。その代わり何かあっても自己責任。
そういうのがキッパリしていていいですね。
日本の場合、何かあると、人々は行政のせいにします。行政は責任を取らされたくないから、細かな規制をやたらつくります。これで役人の仕事が増えて、その役人の給料は国民の負担になります。それから規制によって、国民が何かをやろうとしたときの負担が増えます。
もうひとつのパターンとしては、行政が自分達の権限拡大を狙うために要らんルールを作るとうのがありますけど…
たとえば日本の海ではキャンプやバーベキューをやっちゃいけないとか、夜10時以降は花火をやっちゃいけないとか、いろいろなルールがあります。それって国防上必要だとか自然環境保護のために必要だとか、そういうんじゃないですよね。すごくレベルと民度の低いルールな気がします。
ぼくは海遊びを何十年もやってきて、だんだんそういうモロモロが見えてきてうんざりした時期がありましたが、そういうものと向き合いながら、いうべきことはいおうという考えになってきました。
もちろん多くの規制の中には本当に必要なものもあると思いますが、おそらく要らないものや過剰なもあると思います。
結局、行政を肥大化させてしまっているのは、われわれ一人一人、そしてそれに乗っかるマスコミという面がなきにしもあらずです。(もちろん役人どもが自分達の権益を広げようとして、勝手にいろいろな規制を作るという面もあります。新しい法律を作ることが役人の評価になったりする面もあるようです)
可能なことは自分達でやる、行政には頼らないというのが、小さな政府、自由な社会を実現するうえでの前提だと思います。

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小笠原旅行のしかた 豆知識その3
・持ち物など
旅の持ち物は人それぞれ「俺流」があると思います。ぼくの場合スキューバーダイビングがメインなので、持ち物もそれっぽくなります。ダイバーの方が読んでいらっしゃるかもしれませんので、一般の旅行者+ダイバーを意識しつつ、持ち物を書いていきたいと思います。
ぼくは、旅行のときいつも荷物が少ない方です。同行の友人がびっくりするほど少ないのです。
よく海外旅行で使う、70Lとか90L入るスーツケースというのは余程の旅行でないと使いません。
ですが、小笠原ではスーツケースを使いました。いろいろ詰めてもスペースにかなり余裕があったんですが、それはどちらかというとお土産用にスペースを開けておいたといった方が正しいと思います。
なので、荷物は相変わらず最低限でした。
友人と一緒に行って持ち物をなんとなく見ると、ぼくの荷物が少ないのは、たぶん3つの理由がありそうなのです。
ひとつは要らない物は持っていかないということ。
これは当たり前のようですが、徹底的にやるかどうかで荷物に差が出てきます。
たとえば余計な薬は持っていかないとか、本はスマホに入れていくとか、Tシャツは速乾性の物を3日分だけ持っていって、洗って着回すとか、包装されているものは、包装紙を捨てて最小限の形態で持っていくとか、衣類などは登山用のかさばらないものしか使わないとか、そういうことをしています。
2つ目は使い捨てできるものはそれを持っていくということです。
たとえば歯ブラシと歯磨きペーストは、ビジネスホテルで貰ったヤツを持っていきます。下着は使い捨ての紙パンツです。
3つ目は圧縮袋を使うということです。ズボンやウインドブレーカーなどはかさばりますが、それを衣類圧縮袋に入れてカサを減らします。
さて、ちょっと横道にそれましたが、そうして空いたスペースを小笠原ならではの、旅行グッズにあてるわけですね。
小笠原旅行ならではの必要な物のひとつは、他のブログでも書かれていますが、おがさわら丸の中で、電源を確保するための延長コードと3つ口タップです。2等船室を使う場合、だいたい5mおきぐらいにコンセントがあり、コンセントの近くに場所をとれればいいんですが、とれなかった場合に延長コードを使います。延長コードも長いのだとかさばるので、1mとか30cmとかのがいいと思います。3つ口タップは、コンセントの近くに場所が取れたときにコンセントを独り占めしないために持っていきます。また、宿でコンセントの口が少ないことがありますが、これにも対応できます。
そんなこんなでスマホを使うようになって、電源を意識しなければならなくなりました。
またダイビングで、水中ライト、カメラの充電、ストロボの充電など、どうしても充電モノが多くなるので、電源関係グッズは増える傾向にあります。
小笠原旅行ならではの必要な物としては、折りたたみの小さいイスです。これは船のデッキで、席がとれなかったときのために使います。ぼくは船旅行ではかなりの時間デッキにいます。逆にいうと客室にはあまりいません。デッキで潮風に吹かれながら、海と空を眺めているのが好きなのです。(別に気取ってるわけではなくて本当です)
デッキには備え付けのイスもありますが、たいてい誰かが座っているものです。そういうときのために小さい折りたたみ椅子、ぼくの場合、折り畳むと長さ15cm×直径5cmくらいになるアウトドア用のものを持って行って、適当なところに座ってボーッとしています。
ちなみにこの椅子、値段が高くなればなるほど、コンパクトに軽く座り心地がよくなる傾向があります。
デッキには備え付けのイスもありますが、たいてい誰かが座っているものです。そういうときのために小さい折りたたみ椅子、ぼくの場合、折り畳むと長さ15cm×直径5cmくらいになるアウトドア用のものを持って行って、適当なところに座ってボーッとしています。
ちなみにこの椅子、値段が高くなればなるほど、コンパクトに軽く座り心地がよくなる傾向があります。
次に必要な物は、ハンドソープです。ぼくはハンドソープを、100均で買ったポリプロピレンの小さなボトルに詰め替えて持っていきます。ハンドソープはおがさわら丸でのシャワーや旅行中の浴室で身体を洗うのに使います。シャンプーとかリンスとかボディソープを持って行きません。旅行中は全部ハンドソープで済ましてしまいます。それもちょうど使い切れるくらいの量を持っていきます。
次に持って行った方がいいけれど、ぼくは持っていかないものは、日焼け止めです。ぼくはいつも日焼けしていて地ができているせいか、日焼けには強いので日焼け止めはいりませんが、普通の人は持っていった方がいいと思います。小笠原は地理的にはミクロネシアといっても過言ではないので、陽射しはかなり強いです。冬以外は持っていった方がいいと思います。
というわけなのでサングラスも必需品です。
ぼくは普段から活字中毒気味なんですが、移動時間が長いと、本がないとどうにも落ち着きません。おがさわら丸の乗船時間は25時間、ははじま丸は3時間です。乗船までの待ち時間を入れるともっとでしょう。そのうちかなりの時間デッキにいて、後はラウンジで知らない旅行者と話したりしても、残りは寝るか本を読むくらいしかやることがありません。なので、本はたっぷり持っていきます。今は本の量を増やしてもスマホに入れられて重量が増えないので、そういう意味でぼくの旅行の荷物はスマホの登場で劇的に少なくなりました。
もうちょっと加えていうと、本もスマホ、音楽もスマホ、ガイドブックも地図もスマホです。必要な書類やガイドブックは旅行前にスキャンしてスマホに入れておきます。ちなみにダイビングのCカードも写真を撮っておいてスマホに入れてあります。ダイブサービスによっては、Cカードの呈示が必須となっているところがあるからです。
父島にしろ母島にしろ、島内のネイチャーツアーに参加する予定であれば、ある程度の距離が歩けるスニーカーかトレッキングシューズを持っていった方がいいでしょう。ダイビングばかりやるのであれば、ビーサンさえあればたいていなんとかなるんですが、山に入るとなるとさすがにビーサンではダメです。
ちなみにお好きな方は、望遠鏡か双眼鏡もあればなお良しという感じです。
次はコーヒーです。ぼくはコーヒー好きで、普段から1日に何杯も飲みます。しかも、インスタントのコーヒーは嫌で、ドリップのが好きです(面倒くさくてすみません)。なので、よくある一杯ずつドリップできる個別包装されたヤツ(なんていうのかな?)を持っていきます。これはおがさわら丸でもお湯が出るので飲めますし、宿でも飲めます。ちなみにぼくの記憶では、母島のスーパーというか雑貨屋には、この手の製品は売っていなかったと思います。父島には売っていたような気がしますが、確かではありません。なので、ぼくと同じようなコーヒー好きな方は、お好きな製品を内地で買って持っていくのがいいと思います。ちなみにぼくはカルディとドトールのが好きです。
GROWER'S CUPという便利なドリップコーヒーを見つけてからは、旅には必ず持っていきます。
GROWER'S CUPという便利なドリップコーヒーを見つけてからは、旅には必ず持っていきます。
次は釣り竿です。ぼくは釣りはあまりやりません。ただ海辺に住んでいるので、まったくやらないわけでもありません。短気なので、潜って突くか、海藻などを採ることが多いです。
で、小笠原は魚影が濃いと聞いていたので、暇になったらやろうと思って、一応釣り竿を持っていきました。上州屋でたぶん一番安い初心者用の旅行用の小さくて単純なヤツです。
そしたらぼくが滞在している間に台風が来て、ダイビングもツアーも何もできなくなった日がありまして、そんな日に堤防で釣りをしたのですが、ばんばん釣れました。
次は移動のときダイビング器材の持ち運び対応をどうするかです。これは父島だけの人には関係ありません。母島に行く場合は、父島と母島の移動のときにダイビング器材を運ぶ必要があります。
という話の前提は、器材を事前にダイブサービスに送っておくこということです。ぼくは国内の遠方ダイビングではこの方式ばかりですので、そういうことで話を進めたいと思います。
ぼくの場合、父島に着いてすぐその日のははじま丸で、母島に渡りました。なので、ダイビング器材は母島のダイブサービス、クラブノア母島に自宅からゆうパックで送っておきました。
余談になりますが、ダイビング器材を送るときはゆうパックがいいです。料金が安いですし、どんな田舎でも郵便局はあるからです。ちなみにぼくの感覚ですが、東京から遠い島嶼部のゆうパックの料金は、距離の割に安めに設定されているような気がしています。これは推測ですが、島民の方の負担軽減が意図されているんではないかと思います。とにかく島の暮らしというのは、外部から物を持ち込まないと成り立たないわけで、輸送賃が高いとそれだけ生活を圧迫するのではないでしょうか。
話を戻しますと、母島で滞在した後父島に戻り、そこでもダイビングするわけですが、その母島から父島までの移動の間、ダイビング器材を運ぶわけです。運ぶといってもははじま丸に乗って、父島の宿に行くだけですからそんなに距離はありません。でも、移動を前提としたバッグを選んだ方がいいと思います。ぼくは伊豆などでダイビングをするときは車移動ですから、折りたたみができるプラスッチックの業務用の箱に器材を入れています。そんなんではダメだということですね。
そのときはメッシュバッグで背負えるタイプのバッグを持っていきました。
理由は一方の手でスーツケースをガラガラ引っ張っているわけで、もう一つキャリアみたいなダイビングバッグを持っていったりすると、2台引っ張らなきゃいけないというのはあり得ないと思ったからです。
ダイビング関係でいうと、持っていった方がいいものは、水中ライト用の充電池と充電器です。よくあるエネループみたいなやつですね。
それからダイビングのカメラ用の充電器とスマホ用の充電器ですが、USB充電が前提とされている場合は、コンセントに差し込む変圧器が入っているやつは1つだけ持っていって、カメラ側の充電器のコネクタが違うようであれば、そのコネクタを変換するアダプタを持っていくと荷物が減らせます。ただぼくが持っているオリンパスTG-2。こいつのアダプタは特殊でして、アダプタがでていないので持っていきました。
ちょっと書き方がわかりにくいかもしれません。コンセントに差し込む方は1個持っていって、スマホとかカメラに接続する側のコードはそれぞれ持っていくということです。ただ、機種によってはスマホのコードを持っていって、それに変換アダプタが使えるのであればそのアダプタだけ持っていけば荷物が減らせます。
ちょっと書き方がわかりにくいかもしれません。コンセントに差し込む方は1個持っていって、スマホとかカメラに接続する側のコードはそれぞれ持っていくということです。ただ、機種によってはスマホのコードを持っていって、それに変換アダプタが使えるのであればそのアダプタだけ持っていけば荷物が減らせます。
・見どころ
ぼくは離島に行くとたいていレンタカーを借りて島を一周します。そして、海へ降りられる道はすべて降りてみるということをします。なんでそんな習性が身についたのかわかりませんが、島を一周すると全体像をつかめてなんだかホッとします。そして海へ降りると、それぞれの海岸の雰囲気がわかります。
なので、父島でも母島でもこれをやりました。
母島で気に入ったのは、港の海に向かって左側の東屋です。毎夕方、宿のご飯までの間、ここでビールを飲んでました。潮風に吹かれながら、だんだん暮れていく空とボニンブルーの海を見るのは、ぼくにとっては最高の幸せです。
次に母島で気に入ったのは北港です。
今は港ともいえない寂れた海です。人がいなくて、ノンビリできるのがいいですね。
戦前は、北港にも集落があって、漁が盛んに行われていたそうですが、人口減で、今は木々が茂る入江です。そんな人の暮らしの儚さを考えるのもおもしろいです。
父島では、コペペ海岸と小港海岸です。サンゴが豊か、海の水がキレイ、ノンビリしているということで、ここでシュノーケリングをするのは、なかなか楽しいです。
・その他
たいていのガイドブックに書いてあるし、おがさわら丸の中でも船内アナウンスがありますが、スマホ・ケータイやどのキャリアでも使えます。父島でも母島でも。
もちろんおがさわら丸、ははじま丸の航海中は使えません。東京湾や島に近づくと使えます。
あと離島だから不便かなと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、いろいろな離島に行ったぼくからすればいたって便利でした。どちらかというと集落がまとまっている分だけ生活しやすい気がします。物資も豊かです。
ATMについては、少し注意が必要です。母島のATMは確かJAにしかなかったと思います。なので、JA以外の金融機関のカードを使うと手数料がかかると思います。土曜日もやっています。
一方、父島にはゆうちょ銀行とJAと七島信用組合のATMがあります。土・日・祝日もやっています。
・沖縄と小笠原の人々の気風の違い
そしてもうひとつ強く感じたことを書きます。ぼくが沖縄の離島が好きでいくつかの島に行きました。どの島も美しく、人々も優しくて大らかでした。沖縄は基本的に観光客を優しく迎え入れてくれます。
でも、内地の人と自分達は違うという最後の一線はかなり強くあると思います。
でも、内地の人と自分達は違うという最後の一線はかなり強くあると思います。
また、沖縄は伝統的な琉球の文化を今も受け継いでいます。伝統的な祭事をその島の純血の子孫にしかやらせない島もあります。
それは本土からの観光者としてはエキゾチックに映る面もあるわけですが、一方で基本的な文化が違うなあと実感するときでもあります。
そういう文脈で、ときどき「この人達は日本人(大和民族)を心の底から受け入れていないのではないか?」「この人達は太平洋戦争のことを許してはいないのではないか?」などと妄想したりすることもあります。
一方、小笠原は無人島に日本人が移り住んだわけで、本格的に開拓されたのは明治以降です。しかも、大平洋戦争で一旦米軍のものになり、返還後再度本土から移住したわけなので、沖縄のような根本的な民族的・文化的差異は感じないのです。それが妙に心地いいんですね。
ところで、最後の最後で書いた方がいいと思ったのは、前提として小笠原旅行を楽しめる人と楽しめない人がいるんではないか?というのが、ぼくの思いです。船で25時間かけて不便な島に行くわけで、その不便さと自然を喜べる人は向いていると思います。そういう方はもう一手間かけて母島へ行かれることをオススメします。
が、たとえばぼくの友達で旅先でやるのが、食べることとショッピングだけという人がいるんですが、そういう人は小笠原旅行は向いていないと思います。ハワイとか沖縄本島とかへ行かれるといいでしょう。あと、海や緑や鳥や昆虫などの自然なんかどうでもよくて、BMWの新型車に詳しいとか、新しいApple製品を買うのが喜び…みたいな人も向いていないと思います。ただそういう人は、ぼくのブログなど読んでいないでしょうけど…
いやはや人の価値観というのは本当に多様ですね。
とてもダラダラとどうでもいいようなことを書きましたが、小笠原旅行を計画されている方の参考になればと思います。
小笠原旅行のしかた 豆知識その2
えー続いちゃうのーチョーウザイんだけどという方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょいとお読みください。
・島での過ごし方
・島での過ごし方
さて、島内のアクティビティですが、いわゆるリゾートアイランドのオプショナルツアー的にいろいろあります。
イルカウォッチング、ホエールウォッチング、バードウォッチング、植物観察、カタツムリ観察、戦跡ツアー、スノーケリング、シーカヤック、スキューバーダイビングなどなど。
ただ気をつけなければいけないのは、レンタルバイクです。父島ではレンタルバイク屋が2~3件あるんですが、どこも普段から原チャリを乗っていることを条件に貸してくれます。特にそのうちの1件はそのことに強いこだわりを持っているようです。
要は普免を持っていて、車は乗っているけど、原チャリは乗っていない人は結構いて、そういう人は事故を起こす可能性が高いから貸さないという趣旨らしいんですね。
なので借りるときは「毎日乗ってるよ。原チャリマイラブだよ」ということが大切です。
スキューバーダイビングでは、数軒のサービスがあります。ぼくはいつもそうしてますが、初めて行くポイントで、ダイブサービスが複数ある場合、ホームページやスキューバーダイビング雑誌を見て、どのくらいのレベルのダイバーを想定しているのか、どんな客層を狙っているのかを調べます。
たとえば大瀬崎では、多くのサービスがありますが、マクロが得意、ウミウシが得意、女性向けにオシャレな設備がウリ、ハードでその土地ならではの魚を見るダイビングが好きな人向けなどというように、サービスごとにカラーがあります。
大雑把にいって、オシャレ(女性狙い)と、ハードの2つの軸では分けられることが多いです。
ちなみに母島では、ダイブサービス1軒のみ、クラブノア母島だけなので迷う必要はありません。
母島ですが、軒数は少ないですが、オプショナルツアーをやっているガイドさんはいらっしゃいます。というか、父島では小笠原固有種がほぼ全滅したといわれていますので、そういった生き物系を目指される方は母島しかないといっても過言ではありません。特にカタツムリは象徴的な存在ですが、小笠原固有種を見たい方は母島にじっくり滞在したらいかがでしょうか?
ぼくも次にもう一度小笠原に行くとしたら、母島の滞在期間を目一杯長くとりたいと思います。そして小笠原の自然をじっくり見て、学びたいと思います。
・お店などなど
まず、前置きとしておがまるパックを使うとお店やアクティビティが割引になるクーポンが付いてきます。これを使うのもひとつの手です。
それから小笠原観光局にwebで依頼すると観光マップなどのカタログやパンフレット一式を送ってくれます。これもとても参考になります。
それからオリジナルアプリもあります。これもなかなかいいです。
観光ガイドも、るるぶとことりっぷなどが出ていますので、ぼくは計画の参考にしました。
あとはブログを書いていらっしゃる方もたくさんおられますので、それも参考になりました。
あとはブログを書いていらっしゃる方もたくさんおられますので、それも参考になりました。
母島にはスーパーというか雑貨屋である前田商店があり、たいていの食料品・雑貨が手に入ります。母島では宿で朝夕食が出るのが普通ですので、昼メシと酒類をここで調達しました。歩いて1分ほどの所にJAと漁協のスーパーがありますが(というか、だいたいの店や島の機能が歩いて10分圏内にあります。ああ離島ぽいなあ)、品揃えが多少違うものの、まあ似たようなものです。
ちなみに母島でしか売っていないオリジナル漁サンは(いわゆるひとつのハハギョですね)、漁協売店にしかありません。あれ?あそこって漁協の売店だったよな?JAだったかな?
漁サン好きなぼくは、まずこれを買いました。製造メーカーが違うんですよね。履きやすいですよ。
前田商店は、ぼくが小さい頃の近所の雑貨屋さんみたいな雰囲気で、滞在中毎日、1日に何度も行ってました。
飲食店は2~3軒ありますが、ぼくは一度も行きませんでした。
行きたかったのですが、ちょうどランチとディナーの間の中途半端な時間で閉まっていたのです。
あとは宿で朝食夕食をとるのと、昼は、島に2~3軒あるスーパーマーケットというか雑貨屋で何か買って喰うという感じになります。それはそれで宿の人と親しくなれるので楽しいです。宿によっては、頼めばお昼のお弁当を作ってくれるところもあります。
そういう母島のノンビリしたアットホームなところもぼくは好きですね。
父島には食べ物屋、居酒屋が何軒もあります。なので1週間くらい滞在しても外食で苦労することはないでしょう。
というか、それぞれが島ならではのメニューを売りにしているので、行かない手はないでしょう。
島寿司は定番ですが、亀の肉の料理など島ならではの食べ物がたくさんあります。その土地ならではの食材を堪能するのって旅の楽しみのひとつですよね。
ぼくは酒飲みですので、毎晩飲み屋に行ってました。それも毎日違う店に行ってました。
それはだいたいどこに旅行に行っても変わりません。そうした店で店の人と親しくなったり、お客さんと親しくなったりすることが結構あって、ぼくはそういうのが大好きです。
それはだいたいどこに旅行に行っても変わりません。そうした店で店の人と親しくなったり、お客さんと親しくなったりすることが結構あって、ぼくはそういうのが大好きです。
定番の名物である島寿司は丸丈に行きました。味はおいしくて、大将が気さくで居心地が良かったです。
ハートロックカフェには朝飯と昼飯を喰いに行きました。オシャレなカフェでガジュマルと海を眺めながらゆったりした時間を楽しみました。一見するとミーハーな感じ、特におがさわら丸入出港日は、そういう客層で混み合うんですが、そうじゃない空いているときに行くと、お店の人も気さくだし、食べ物もおいしいし、カフェとしてちゃんとしていると思います。
ちなみにハートロックビレッジというオシャレな宿というかペンションもやっているので、オシャレな宿に泊まりたいという方はオススメです。
ちなみにハートロックビレッジというオシャレな宿というかペンションもやっているので、オシャレな宿に泊まりたいという方はオススメです。
何度もリピートしたのが、あめのひ食堂です。和定食のお店ですが、おいしくて、値段も手頃でした。そしてお店のご夫婦がとても親切で優しかったです。
波食波食は、わざと昔の食堂みたいなインテリアにしている店でした。ここで亀関係の料理をひととおり制覇しました。オジサンにはすごく居心地がいいお店です。
南国酒場こもというお店にも行きました。いわゆる昔のカフェ&バーのようなインテリアです。ここはたぶんお店の方がサーファーなんでしょう。かなりレアなボードがディスプレイされていたり、モニターにサーフムービーが流れていたりで、ぼくは楽しめました。ショートのトライフィンのスワローテイルを見た時は懐かしくて、結構長い時間眺めてました。
父島のスーパーは、数軒あります。やたら行ったのはスーパー小祝と生協です。食料品を買うならまあこの2軒なのではないでしょうか。ぼくは滞在中に台風が来てしまい、そうすると島の人も観光客も万が一に備えて買いだめをするらしく、2軒の店の品物がかなり品薄になってました。これを見て「あぁ島だなー。離島だなー」と思いました。離島は船が1便でも欠航すると、かなり物がなくなりますもんね。
小笠原旅行のしかた 豆知識その1
ずっと小笠原に行きたくて、ちょっくら前に行ってきました。9日間、仕事をなんとか休み、家族を説得して1人旅ができたのは、日頃のぼくの行いがいいせいでしょう。
きっと神様仏様ご先祖様も応援してくださったのでしょう。
その経験でいろいろなことがわかったので、今回まとめてみようと思います。
やはりぼくがダイバーなので、ダイバー目線の話になるのはご了承ください。
まずは常識というか前提についてです。小笠原諸島で、行って泊まれるのは父島と母島です。ガイドツアーで兄島にも行けます。
父島は竹芝桟橋から25時間、船のみです。そしてその船は小笠原海運が運航しているおがさわら丸のみです。そしてその船は、金曜の午前10時に出て、土曜の午前11時に父島に着きます。その後、土曜日の午後2時に父島を出て、日曜日の午後3時に竹芝に着きます。次の出航は金曜日の午前10時です。
つまりハイシーズンを除いて1週間に1往復です。
なので、父島に行くには金曜日から日曜日まで休めないと行けないのですね。
余談ですが、この船しかない、1週間以上休めないと行けないということが小笠原の自然環境維持に貢献していると思います。
飛行場を作って定期便を飛ばせという議論があるようですが、自然環境の維持という面ではぼくは反対ですが、ぼくが、父島で商売をしていたら…うーん迷うかも。
でも、観光価値のある離島には必ずこの手の話題は出てきますね。石垣とかね。
飛行場を作って定期便を飛ばせという議論があるようですが、自然環境の維持という面ではぼくは反対ですが、ぼくが、父島で商売をしていたら…うーん迷うかも。
でも、観光価値のある離島には必ずこの手の話題は出てきますね。石垣とかね。
次に母島ですが、母島には父島からまた船に乗ります。ははじま丸といいます。とてもわかりやすくていいですね。
乗船時間は約2時間です。
ははじま丸は、1日2往復父母を行ったり来たりして、それが週に5便あります。
なので、ハイシーズン以外で母島に行こうとすると、父島に何泊して母島に何泊するか決めなければなりません。ちちじま丸が父島から東京に戻る便に合わせてスケジュールを組むわけです。
父島の人口は2000人、母島の人口は450人です。
いちおうここまでが前提ということにしましょう。何が前提なんだかよく分からないですけど…
次は小笠原豆知識いってみましょうかねー。
・ベストシーズンは?
小笠原のベストシーズンは5月だそうです。ぼくは夏に行きましたが、台風でおがさわら丸やははじま丸が欠航する可能性があります。おがさわら丸は余程のことがないと欠航しないようですが、ははじま丸は結構欠航するようです。
おがさわら丸のムリ目の航海の映像はyoutubeにあるのでご覧に……ならないほいうがいいかもしれません。ぼくは荒れたときの船が好きなので、やたらとそういう動画を見ましたが、ビビりな方は勝手にシンドバッド。
ダイビングでケータ(兄島)を潜りたい場合は、海が穏やかなことが前提なので、5月あたりを狙った方がケータに行ける確率が高まります。ケータといえばマグロ穴。それをぼくも見たかったんですが、海が荒れていたのでNGでした。
リピーターの中には冬に行く人もけっこういるようです。この場合ホエールウオッチングがしたい、季節の植物を見たい、空いていていいなどと目的がはっきりしているようですね。
といいつつ、一度小笠原に行ったぼくとしては、是非すべての季節を見てみたいと思いました。
・宿とか予約とか
父島は宿が割とあります。離島好きのぼくからすれば先島諸島の離島よりも多い方だと思います。どの宿もたいていキレイで整備されています。ただ母島には数軒しかありません。
それが母島のよさではあります。
どちらにしろゴールデンウィークとかシルバーウィークとか年末年始などの混む時期には、宿の確保が必須です。それも早めに予約した方がいいんですが、リピーターの方に訊いたところ、その方は行ったときに来年分を予約するのだそうです。
ちなみにおがさわら丸のチケットも予約したほうがいいんですが、こちらの予約開始は1ヶ月前からです。どんな旅行代理店を使っても1ヶ月前までは取れるどうか確定ではありません。
で、ダイビングをする方ですが、ダイブサービスはおがさわら丸のチケットを取れていて、宿も取れているのを確認してから予約に応じてくれるショップが多いようです。
なので、まとめると、
宿を予約→おがさわら丸を予約→ダイブサービスなどアクティビティを予約
という段取りになります。
予約は自分でやってもいいし、旅行代理店のパックを使ってもいいし、おがさわら丸を運航している小笠原海運でおがまるパックというちょっとお得なパックを使ってもいいと思います。
ちなみに小笠原海運の子会社の旅行代理店ナショナルランドを使うという手もあります。
子会社なのでおがさわら丸のチケットが取りやすいんじゃないかと、ぼくは勝手に想像してます。
ぼくはナショナルランド(なんか筋の悪い地上げ会社みたいな名前ですね)を使いましたが、台風が近づいて、欠航の可能性が高まったときにスマホに電話があって、何日のははじま丸とおがさわら丸に欠航の可能性がある、選択肢はこれとこれ、絶対に東京に帰りたいなら今日のははじま丸に乗って、明日のおがさわら丸に乗るといいというアドバイスがありました。
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