海の贈りものを受けとる場所
初夏の夕方の気持ちよさ
海辺の暮らしの四季の中で、それぞれの季節にそれぞれのよさがあるわけですが、ぼくがとりわけ好きなのが初夏の夕方から夜にかけての時間帯です。少し強めの海風が吹いていたりすると、なおさらいい感じです。
HELLY HANSEN SEA LIFEの思い出
ぼくは大学生の頃からサーフィンやスキューバダイビングをしていました。
海遊びで手に入れる自由
自由っていいですよね。でも、世の中に完全な自由なんてないといっていいでしょう。
この文章では自由の制限について、権力により自由が制限されているというよりは、社会でみんなが不愉快な思いをしないように生きていくためには、法律やルールやマナーが必要で、結果として自由が制限されているという文脈で語ってみたいと思います。
強権的な誰かが権力を行使することもあると思いますが、それよりはみんながヤイノヤイノ言っているうちに、法律やルールやマナーが増えていくことも結構あるよな、ってぼくは思うんです。
まったくの独りで生きていくことが現実的でないですから、他者と関わりながら生きていかなければならないので、法律やルールやマナーは発生します。
ぼくだって、電車の中が、足を組んで座り、酒を飲みながら、大声で話す人ばかりになったら、「もうちょっとマナーを守れよな」と思ってしまうでしょうから、ぼくのいっている自由の制限はお互い様なのでしょう。
ただ、自由か不自由かの0か1かではなくて、比較的、ルールやマナーが少ない生き方がある、あるいはそういう場所があるんじゃないかとも思います。
ぼくが見つけたポイントは、次の2つです。
ひとつは人口密度。人口密度が低い方が他者への配慮が少なくて済むので、ルールやマナーが少ない傾向があるように思います。
もうひとつは組織やチームに属さないこと。組織の中に自分の居場所を作るとすれば、他者への配慮が必要なため、ルールやマナーに気をつけなければなりません。
ぼくが海遊びが好きなのは、この2つを満たしながら過ごせるからです。そこでは少しだけ自由になれます。残念ながら仕事では組織に属しているので、休日だけは、組織やチームから離れて自由でいたいと思っています。
人がいない海を1人でシーカヤックで進んでいく、他人のいない入江でキャンプをする、たとえばそんな過ごし方です。
週末の休日に手に入れるいつもよりも少しだけ自由な時間。それを楽しみに日々暮らしています。
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今年は台風の被害がないといいですね…
毎年のことですが、また台風が発生する季節になりました。
台風の進路予想など気象情報の収集については以前書いた駄文がありますので、よろしければご覧ください。
→気象情報の収集の仕方と情報源についてのまとめっぽいもの
晴漕雨読の日々を送っています
海辺に暮らし始めて30年以上経ちました。
海が荒れているときは、カフェで海を眺めてノンビリする
休みの日に海で遊んだり、海辺を散歩したりすると、スッキリ気分転換できます。

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南国への憧れ
以前、与論島を旅したときに「南十字星が見える島」というフレーズを見たことがあります。南十字星という響き、いいですよね。

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休日はのんびりとマイペースに過ごしています
海でのんびりとマイペースに過ごす時間が好きです。
海辺の暮らしの実際(気候編)
海辺に住んでいると、よく訊かれることがあります。それは海辺の気候は暮らしやすいかということです。
ぼくは相模湾に面した土地で何回か引っ越しをしました。それ以前は都心に住んでいました。その経験の結論は「暮らしやすい」です。その暮らしやすさについて具体的に書いてみたいと思います。
1.冬が冷え込まない
冬の特に朝ですが、ご存じのように内陸の方が冷え込みます。海というのは陸ほど気温の変化がなくて、冬でも水温は15℃くらいあります。海辺は、海という巨大な蓄熱エリアのそばにあるということで冷え込みがきつくありません。
これは寒がりのぼくとしてはとても助かっています。
ときどき「海辺って気候が温暖なんですか?」と訊かれることがあります。ぼくの住んでいるところは相模湾に面した海沿いなので、緯度としては東京とほとんど変わりません。
それでも冬に体の芯まで冷えることってあまりありません。底冷えするという感じがないのです。空気が少しやわらかい気がします。
東京で年に数回感じる耳が痛くなるような寒さというのは、ほとんどありません。
これは余談ですが、都心のビル風というのはなんともイヤなものですね。都心や市街地だとビルの建て込み具合で、すごく風の強いエリアがあります。そういう風の強いところは冬はすごく寒いし、洗濯物なんかはやたら飛ばされちゃうしで、暮らしにくいです。冬の雨の夜にビル風地帯を歩いていると心の芯から寒々しくなることがあるんですが、それはぼくだけでしょうか?
東京都心で暮らしている人が、熊谷とか八王子とかの内陸部へ行くとすごく寒く感じるという話を聞いたことがあります。内陸の底冷えする感じが、東京ではマイルドに、そして相模湾ではさらにマイルドになるということがいえるかもしれません。
相模湾あたりだと、1月まではそんなに寒くありません。海にも出られるくらいです。ぼくはシーカヤックやサーフィン、ダイビングをよくやります。2月、3月になると北風が強くて、さすがに寒いなという感じです。海の水温としては4月が一番冷たいと思います。
そんなわけで年が明けるまでは、近所のオジサン達って短パン・Tシャツで外を歩いていたりします。
相模湾では東京よりも冬でもやや暖かいということなんですが、ぼくがよくダイビングにいく東伊豆は、相模湾よりももう少し暖かい感じがします。緯度も少し南ですしね。
2.夏もそれほど暑くない
海辺というのは夏が暑いと思われるかもしれません。確かに暑いことは暑いのです。高原のようにさわやかではありません。ただ、すごく暑いのは真夏の日中だけで、夕方になって海からの風が吹くとそれほど暑くはないのです。朝など掛け布団なしで寝ていると肌寒いくらいです。
海からの風があるので、陽射しが当たっていなければ、それほど暑くないんです。
都心に住んでいた頃は、夕方から夜のムッとする暑さが苦手でした。あの不快な暑さはなんだろうと思います。
ぼくは頻繁に伊豆や千葉に行っていますが、ほぼ同じ事がいえます。伊豆の海辺は夏の朝晩は、相模湾より涼しいと感じます。といっても土地というのはちょっと地形が違うだけでずいぶん気候が違いますので、ひとまとめにはいえませんが、概ねそのような傾向を感じます。

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海と緑に囲まれて暮らしたい
以前たまたま伊豆に旅行したときに泊まった宿のことをよく覚えています。