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漁村の旅が好き…



 ぼくは海好きで、挙げ句の果てに(って表現が変ですけど)、好きが昂じて、海辺に引っ越してしまいました。日々海に接しているのに、旅行などでも海に行きます。
 ぼくが好きな海は、湘南みたいな市街化した海でもなく、沖縄のリゾートホテルが建ち並ぶ海でもありません。
 どこにでもある、なんてことない漁村っぽい海が好きです。
 そこに住んでいる人の暮らしが垣間見えるような海が好きです。
 なぜかわかりませんが、そういう海に行くと、懐かしいような気分が胸の中に満ちてきて、安心できて、リラックスできます。なんとなくホッとできます。
 旅の間に、宿でお風呂に入り、風呂上がりに夕飯までの間、集落を散歩したり、港のスロープのコンクリートに座ってビールを飲んだりするのが好きです。
 そんなことをしていると、土地によっては、地元の人も外に出て呑んでいることがあって、声がかかって一緒に呑むこともあります。こういうときってオジサン同士は打ち解けやすくていいですね。若い頃はちょっと緊張していて、その緊張が相手に伝わってしまって、今ほどスムーズにはいかなかったのです。
 漁港の片隅に長椅子を出して、そこにオジサンが溜まって、夕涼みをしながら酒を飲んでいるというのは、わりとよくあるんですよ。そのあたりを缶ビール片手にブラブラしてると「アンタ、どっからきたの?」なんて声がかかったりします。
 こういう地元の人と接することができる旅が、ぼくは好きなんです。
 ぼくがよく一緒に海旅をする友人も、そうやって地元の人に溶け込むのが速くて、二人して旅をしていると、なんだか気がつくと漁師さんの家で呑んでいた、ということも一度や二度ではありません。
 長年、海遊びと海旅を続けてきて、海をキーにして、何かしら通じ合うものがあるのからなのでしょうか?
 といっても、ぼくは町でも、よくオバサンとか外国人に道を訊かれたりするので、声をかけやすい雰囲気なんでしょう。







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海辺では洗濯物を取り込む時刻にご用心?










 海辺に住んでいて気をつけることは多々ありますが、毎日のことといえば洗濯物問題でしょう。
 ぼくらが海辺に引っ越したのは二十数年前ですが、妻が近所の奥さんから最初に受けたアドバイスが「洗濯物を取り込む時刻」です。

 たいてい海辺というのは午後からオンショアの風が吹くので、洗濯物を3時くらいまで干していると、せっかく乾いた洗濯物が潮風で湿ってしまうんですね。
 だからそれ以前に取り込まなければいけませんよ、というアドバイスを受けたそうです。

 確かにこれまで何度も洗濯物を取り込む時刻が遅くなって、ブツがちょっとしっとりしてしまったことがありました。それはそれでいいと割り切ればなんてことないし、実際ぼくはそんなに気にはならないですけど、相方はパリッと乾いたのがいいらしく、取り込む時刻についてはかなりうるさいです。

 家にぼくしかいないようなとき、洗濯物を取り込むのを忘れてしまうと、それはそれは大変なことになってしまいます。何か天下の大変が起きたのかと錯覚するくらい大変です。

 というわけで、海辺に引っ越そうとする方や、引っ越して間もない方のご参考になればいいなあと思います。







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海辺の地形の好みに関するドシャメシャ的一方的思い










 えーまあこのー、海辺暮らし学で長年教鞭をとっておるわたくしです。(ウソです)

 先年行われた全国海辺好きですかー?調査によると、人それぞれ好きな海辺の雰囲気というのがあるということがわかりました。
 そして驚くべき事に、海辺の雰囲気を構成している要素として、その場所地形が関係しているに決まってるじゃんということが明確になりました。
 
 一般に国民が海辺に住もう、あるいは別荘やリゾートマンションを持とうとした場合、どんな場所を選ぶかは大切なポイントだといわれています(大日本総研調査による)。

 海辺の立地には、大きくふたつのタイプに分けられるとわたくしは以前から主張してまいりました。
 海まで山が迫った立地(Aとする)と平地が続く立地(Bとする)です。たとえば伊豆半島や屋久島などは前者にあたり、珊瑚礁の島や外房などは後者にあたります。
 海辺暮らし学会では長年の研究により以下の不等式が成り立つことが証明されています。
 B×α>A×α+温泉
 αはその人の年齢です。
 まあ、ぶっちゃけていっちゃうと、若い頃は珊瑚礁みたいな海が好きかもしんないけど、歳とると和風な山がちの海辺もいいもんだよ、温泉があったらなおさらいいね、ちゅーことです。

 海辺暮らしをしたい、海辺の土地を買い占めたいと考えている方は、是非この公式を頭に入れて活動していただきたいと、かように考えるわけでございます。

 そしてさらに詳細な調査の結果(薄報堂調べ)、海まで山が迫った立地も実は程度があり、多少平地があってからだんだん山になっていく土地(A1とする)と、かなり急に山になっていく土地(A2とする)があることが明らかになりました。これは世界的な発見だといわれているやらなんやら…
 国民の好感度と暮らしやすさ指数からこの両者の需要は、1980年代から変わらず
 A1>A2
だったわけですが、3.11以降
 A1<A2
となったのです。
 さらなる調査の結果
 A1<A2<B
であることがわかりました。

 しかしながら海辺暮らし学会会長であるわたくしとしては、A1ないしはBという立地を好むものであります。
 それはいくつか理由がございまして、A2の場合ウォータースポーツをする際、器材を運搬するのに支障をきたすこと、また局地的豪雨で崖崩れの恐れがあること、また、海の眺望は魅力的ながらやっぱ365日見てると飽きるんじゃねということ、老後に買い物の際坂道は辛くてかなわんよということ、一方A1、Bの場合、先述の問題点はほぼ解消されるわけです。
 ここで3.11の津波被害をどのように受けとめるかが一番の変数となるわけでございます。
 わたくしとしては3.11のような100年とか200年に一度の震災は、まあ諦めよう、それが恐ければ、ユーラシア大陸の地震のない土地に移住するしかないと結論づけたわけでございます。








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与論島のお土産には、モリンガ麺がオススメです



 以前、与論島を旅したときのお土産で「モリンガ麺」というのを買いました。
 モリンガ麺とはなにかというと、モリンガを練り込んだ麺のことです。
 モリンガというのは、北インド原産ワサビ科の植物だそうで、成長が早く、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているとのことで、一説にはミラクルツリーと呼ばれているそうです。
 ぼくが買ったのは与論島のメインストリートのお土産屋さんで、やたらモリンガ麺を押していて、試食もさせてくれました。それがシコシコしておいしかったので、家で食べるようのお土産としたんです。
 1000円で5人前の生麺が入っていました。
 味はクセがなく、特にモリンガが入っているといわれなければ、普通の麺とさほど変わらない味です。香りは少し野菜っぽい香りがします。何よりもシコシコしたコシがあって喉ごしが良く、トータルでみてもおいしかったです。
 モリンガ関連の商品は他にもモリンガ飴とかモリンガクッキーとかいろいろあって、いわゆる町おこしの名産品として位置づけられているようでした。
 ぼくはその土地の名産というのが好きで、なるべく買うようにして、少しでも町おこしに協力したいと思っています。たまにはハズレもあるんですが、モリンガ麺はアタリの方だと思います。
 お取り寄せもできるようですので、興味のある方はお試しください。







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ホースと散水ヘッドとホースリールと海辺のワタシ






 長ーいホースと散水ノズルとホースリール。
 これは海辺の田舎暮らしでは、いえいえ我が家では必要不可欠なものです。どれも家の外で使うもの。

 家ではホースは30mのを使っています。散水ノズルは10種類の山水パターンが選べて、指で押さえてなくても3段階の水量が選べて、なかなかスグレものです。ホースリールは30mのホースが余裕で巻けるステンレス製。

 実はここにたどり着くまでにいろいろ紆余曲折がありました。

 当初はホームセンターで売っているお手軽10mホースリール全セットの1980円みたいなヤツを使っていたんですが、潮風と日光でプラスチックが、まずダメになりました。割れてしまうんです。
 それから10mというのは、我が家では短すぎることがわかりました。
 散水ノズルもヤワで、すぐに水漏れするようになってしまいました。
 ホースも普通のヤツだったので、使っている家に散水ノズルとの接続部分がフニャフニャになって、すぐに繋ぎなおさなければならなくなりました。

 ぼくは、シーカヤックやダイビング器材、サーフボードを毎週のように洗います。
 台風や潮風が強い日があれば、家の外壁が潮でベトベトになるので、家中の外壁を丸洗いします。(そうしないとすぐ錆びちゃう)
 洗車は自分でやるようにしています。
 狭いながらも庭の草木に水やりをします。

 というわけで、エクステリアの水回りの道具に触れている時間というのは、意外と長いんですね。
 そうするとやっぱり当然のことながら、使いやすい方がいいもんね、つうことになります。使いやすい道具とそうじゃないのを日々使っているとそのストレスの差というのは、だんだん溜まっていくものです。

 まずホームセンターで長くて、丈夫な(中に繊維が編み込んである)ホースを40m購入。ホースリールもそれが巻けるのと、錆対策としてステンレスのものを。
 散水ヘッドは、いくつも試しましたが、たまたま蓼科のバラクライングリッシュガーデンで見つけた、ガーデニング用の散水ヘッドにたどり着きました。ただぼく的には散水ヘッドは消耗品だと思っています。

 そんなわけで、今はこれまでで一番快適な状況です。

 ただ、ひとつ憧れているものがあって、以前沖縄のペンションに泊まったときに見かけた、自動の散水機。でもこれよっぽど庭が広くないと意味ないんですよねー。


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短パンの呼び方っていろいろありますね



 短パンが好きです。以前このブログにも短パンについて書いてしまうほどです。
 最近ちょっとだけ気になっているのが、短パンの呼び方にいろいろあるんだなということです。この間テレビのバラエティー番組を見ていたら、出演者の人が「ショーパン」と呼んでいました。
 いや「ショーパン」は初めて聞きました。
 ぼくが聞いたことがあるのは「半パン」「ショートパンツ」「ハーフパンツ」くらいでしょうか…
 ぼくが知らないだけで、他にもいろいろな呼び名がありそうです。
 今年の夏も家にいるときは、短パンで過ごしていましたし、ちょっとした外出も短パンでした。できれば仕事も短パンで行けたら楽なのにな〜、なんて思ったりして…







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海辺のお店は入れ替わりが激しい気がします…



 コロナ禍で飲食店をやっている方はたいへんそうですね。ぼくの住んでいる三浦半島の小さな町でも観光客のお客さんも地元のお客さんも減っているみたいで、何軒か閉店しました。
 今の土地に引っ越してきて、20年以上経ちましたが、茅ヶ崎・藤沢・鎌倉・逗子あたりのいわゆる湘南と呼ばれるエリアの134号線沿いの、主に観光客をターゲットとした店で、ずっと続いている店は案外少ないものです。いわゆる定番の有名店は潰れていませんが、それ以外の店は入れ替わりがけっこうあるようです。
 素人考えでは、海が見えるカフェとかレストランとかなんて、それだけで魅力的でお客さんが大勢来そうですが、そうでもないんですね。
 それを見るにつけ、客商売はたいへんなんだなと思います。
 一方で、134号線沿いではなく、町の中の地元の人に支持されている店の方が、まだ続いている割合は高いように思います。
 ぼくの実感覚としても、カフェ・定食屋・飲み屋・パン屋・ケーキ屋・雑貨屋は、地元の人の人気が定着している店は続いているような気がします。そういう店に一時的に観光客が増えて、混んでたり、予約が取りづらくなると、行かなくなってしまったり…ということもあります。
 長年通っていた店が閉店するというのは、何だか自分の居場所が減ったみたいで、寂しいものですね。早くコロナ禍が収束して、以前のように多くのお客さんで賑わうときが来て欲しいです。








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海と周囲のことはどうにもならないですね…



 海遊びをするようになって30年以上経ってしまいました。いやはや自分がそんな歳になるなんて、若い頃は頭に浮かびさえもしませんでしたが、なってしまえばアッという間でした。
 いつか海の事故で死ぬんだろうなと思っていましたが、今のところなんとか無事に生きています。
 海というのは穏やかなときは静水のようにベタ凪ですが、同じ海が数時間後には大荒れになったりします。ベタなときはとても優しいけれど、荒れるととても恐ろしいものです。
 そういう海のご機嫌に合わせて、こっちは海遊びを楽しんだり、陸で海を眺めたりして対応を変えます。海の状況によって、サーフィンをしたり、シーカヤックをしたり、スキューバダイビングをしたりするのですが、海に合わせて自分のやることを変えるというぼくの行動パターンは、どうやら癖になっているみたいで、海に限らず、仕事での振る舞いや、人付き合いなどでも現れているような気がします。
 基本的に、自分の周囲の環境や人なんて、どうせ自分の思い通りにならないと、ハナから諦めているのところがあります。
 それがいいことか悪いことかわかりませんけれど…
 もうひとつ気がついたことがありまして、海で遊んでいると、半島や岬の向こう側は荒れた海なのに、こちら側は穏やかということがあります。全体としては荒れた海なのですが、あるポイントだけはなんとか穏やかということは、結構あります。
 これも世の中や人間関係にも中はまるような気がします。社会全体がドタバタしていても、自分の周囲だけは穏やかとか、そういうことって割りとあります。
 海の経験を、生きることの例示にしてしまうというのも海遊びを続けてきたせいで、癖になっているのかもしれません。







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世界中の海をさすらいたいという夢



 ずっと思っていることがありまして、それは、世界各地の海を転々としながらさすらいたいなあ、そんな行き方ってかっこいいなあ、ということです。
 映画のThe Endless Summerみたいにサーフィンをしながら世界中を旅するなんて最高ですね。
 ぼくの場合は、サーフィンじゃなくて、スキューバダイビングしながら世界各地を巡りたいですね。いいなあ、そういうの。
 これはいわゆる夢というヤツで、ぼく自身も、そういうのいいなあといいつつも、どうせ叶わないだろうと心のどこかでわかっているパターンです。そういう実現する気のない夢って、いくつかありますよね?
 で、現実のぼくは日々会社に通勤し、家庭を持ち、瑣事に追い立てられて、休日に海で遊ぶのが精一杯。それでも健康で、趣味がやれるのだから、まだ恵まれているといえるでしょう。そういう平凡な日々のありがたさもわかっているつもりです。
 元気に生きているありがたさを感じつつも、もしやれるのならば…というのが夢の夢らしいところでしょうか…

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ぼくのノンビリゆったり過ごす方法



 ぼくはなんでこんな性格なんだろうと思うんですが、時間があると、いろいろやってしまうんです。
 あれれもやらなきゃ、これもやらなきゃって思って、ついついやってしまいます。
 例えば休日などは、ウォータースポーツなどの海遊びをするか、海に出られないときはウォーキングやサイクリングをします。それ以外にもちょっと空いた時間があると、掃除とか、庭いじりとか、洗車とか、断捨離とか、買い物とか、とにかく何かやってしまいます。
 ボーッとするとか、テレビをダラダラ見るとか、ネットサーフィンをずっとやるとかはできません。
 なんとなく慌ただしくて、何かに急かされているような感じがベースにあって、日々を暮らしてきました。
 なので、海遊びをしているときと、コーヒーを飲んでいるときと、晩酌をするときは、それ以外のことをしない時間にしています。すごく些末な例ですが、コーヒーを飲んでいて、トイレットペーパーを補充しなければならないことを思い出しても、コーヒーを飲み終わるまでは補充はしない、というようにしています。
 こんな性格のぼくですが、というかこういう性格だからこそ、ノンビリゆったり日々を暮らすことに憧れ、それもあって海辺の田舎町に引っ越したのでした。それで多少はノンビリゆったり過ごせるようになったのですが、性格は変わらないので、やっぱり日々セカセカしながら暮らしています。
 で、以前『日日是好日』という本を読んで、それから『しないことリスト』という本も読んだりして、何かをしながら次に何をしようか考えたり、何かをしながらそれに集中していなかったりするのが、慌ただしく、何かに急かされている心持ちの原因ではないかと思い至りました。それからは何かをやっているときは、そのことを丁寧に集中してやるようにしています。
 あと、ぼくはスマホのToDoリストを管理するアプリを使っているんですが、これにいろいろ入れないとか、今日一日でやることを限定してそれ以上増やさないということも試してみました。要はやらなければならないリストを増やすより、しないことリストを増やした方がいいのかもしれなくて、それを実践しているわけです。
 そんなこんなで、以前よりはだいぶノンビリゆったり過ごせるようになってきたのかな、と今日もデッキで海を眺めながら缶ビールを飲んでいて、この時間を過ごすことに集中しているのでした。

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