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悩みを忘れるための海

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 誰でも悩みがあるし、時には落ち込んだりすることもありますよね。
 それはしかたがないことなんですけど、いつまでも悩んでいる気持ちを切り替えられない時って、なんだか自分が嫌になります。

 そんな時、「オレ流」の脱出方法なんですが、海を散歩することです。
「なんだ、それだけか」というくらい単純なことですけど、それだけで気持ちが晴れます。(できれば走るともっとさっぱりします)
 海には不思議な効果が(たぶん)あるんだと思います。すべての人に効くかどうかわかりませんが。

 ぼくが海辺に引っ越したのはいくつか理由がありますが、すぐに海に行って気持ちを切り替えられるというのも、その理由のひとつでした。

 たぶん誰でも嫌なことや落ち込んだりすることがあると思います。でも、そういう時に「忘れるのが上手」な人っていいですよね。

 あと、気持ちを切り替えるというか、前向きに保つ時に読み返す本があります。D・カーネギーの『道は開ける』です。すごくド定番の本です。

 海を散歩して、この本を読めば、けっこー落ち込んでる時でも、回復します。
 いくつか好きなフレーズを引用してみましょう。

 誰かを恨みたくなった時どうするか?ローレンス・ジョーンズの言葉。
「自分のことより大きな問題に無我夢中で、憎んでいる暇などなかった」

 幸福は気持ちの持ち方で訪れることについてのフレーズ。
「私たちが日常生活で得られる心の安らぎや喜びは、自分の居場所や持ち物や、身分によって左右されるのではなく、気持ちの持ちよう一つで決まる」

 強い人は、こんなこと必要ないのでしょう。でもぼくは弱い人間なので…
 だからといって、がさつで弱い人の気持ちがわからない人間にはなりたくないので、ショーガないですね。




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潮風に吹かれているだけで幸せ

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 海辺に住んでいて、町まで働きに行っています。
 仕事が終わって、家に帰るとふと幸せな瞬間があります。

 それは潮風に吹かれること。
 風に海藻の匂いがして、肌にあたる風も町とは違います。
 遠くに灯台や漁り火が見えます。
 波の音がします。

 本当にちょっとしたことなんですが、表情がほころんでニマニマしてしまいます。

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さらに田舎でオープンに暮らしたい

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 ぼくが今住んでいる土地も、まあ町とはいえない田舎ですが、家が建て込んでいます。漁村にはありがちな風景です。
 住みやすい限られた土地にギュッと密集して家が建っているんですね。

 ぼく的にはもう少し広々とした田舎に住みたいんですねー。
 いやはや、それがなかなかままならないわけでして…

 こういう気持ちは歳をとってきてから強くなってきたんですが、ある種の人というのは、なんというかだんだん人間嫌いというか、孤立して独りで生きてみたいと思うんでしょうか?
 本能的というか、自分の死に場所でも見つけようとしているのか、動機はわかりませんが、静かなところでノンビリ暮らしたいと思うんです。
 でも、実際年老いてから暮らすとしたら町の方が便利で暮らしやすいわけで、そのへんがわかっているのに、願望はなくならないというのが不思議です。


 できれば隣の家との距離が何キロも離れているようなところがいいですね。
 目の前が海で、そこがプライベートビーチで、水着も着けずに泳げたり、サンドバギーで走り回れたり…なんていいですねー。
 庭が広くて、バーベキューができたり、ハンモックで昼寝ができたりなんていうのもいいですねー。

 って、日本でなかなかそんな場所を見つけるのは至難の業ですね。

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海で世の流れを想ったりする

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 天気がいいのにどんな海遊びもできない日というのがあります。
 たとえば風が強く波がバシャバシャな日なんてそうですね。

 こんな日はビーチに折りたたみ椅子を出して、日がな一日ボーッとしています。
 まあただボーッとしているんではなくて、考えごとをします。
 よく考えるのは…


 家族の今後の方向性やそれに関して打つべき大切な手を忘れていないか?
 仕事の大きな目標で外していることがないか?
 仕事の段取りで落としていることがないか?
 仕事の人間関係で見落としていることがないか?
 自分の人生で筋の違ったことをしていないか?
 先祖代々の思いと自分の考えで筋の違っていることがないか?
 政治・経済の10年後20年後のこと。そしてそれが筋に合っているかということ。


 などです。

 妙にまじめっぽい話しになっちゃいますが…

 考えるというよりも頭の中にフッと浮かんできては、それに思いを巡らして、将棋の手を読むように先のことを順番に考えていくという感じです。
 それで「ああ、あれはどうしてもやっておかないといけないな」とか「あのことが考えから抜け落ちていたな」なんて思ったりします。

 概していえることは、海辺では大きな物事の流れや時代の流れなどを考えます。そして、その状況に自分というポツンとした小さな個をどう位置づけるか、を考えることが多いです。
 海という場所は不思議なもので、ぼくは海にいると、わりとそういう物事のとらえかたができるようになります。


 ぼくは青春時代(って、今いわないかな?)にバブルの形成と崩壊を過ごしてきました。
 それから、米ソあるいはアメリカの戦争を何度か見てきました。
 阪神淡路大震災が起きました。
 地下鉄サリン事件が起きました。
 ホリエモンや村上ファンドがバッシングされてました。


 そこから学んだのは…
 一寸先は闇であること、将来のことは誰にもわからないということ
 筋というか自然の流れに逆らった人間の行為は、後日たいてい反動が来るということ
 人情に沿わない物事はいずれ修正を余儀なくされること
 などです。
 そういう価値観に照らして、今や今後の世の中や自分のことを考えていきます。



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珊瑚礁のよさ

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 これまでぼくは、やれ「伊豆の和風っぽい海が好きだ」だの「伊豆七島はいいね」なんて書いてきましたが、やっぱり珊瑚礁の海もいいわけです。やっぱり。基本的に。

 若い頃は南の珊瑚礁の島に憧れたものです。青い海、白い砂の写真を見てはため息をつく、ピュアな青春時代を過ごしてきたのです。
 そして大人になり、金銭的にも肉体的にも、実際に行けるようになると、国内・国外の珊瑚礁の島に行きました。

 そんな経緯があって、わりと歳をとってきて、落ち着いて酒を飲めるようになった今日この頃に、わざとらしく「やっぱり日本の海もいいなあ」などとつぶやいているわけです。

 これはなんかに似ているなあと考えてみると、男子の女性に対する外見的な好みの変遷とよく似ているではないですか。ああ、びっくり。

 若い頃は、単にカワイイ子が好き。そしてやっぱりオッパイが大きい子がいいなあとなり、後ろから見たお尻の感じがいい子が好きとなり、すっとした長い首からアゴのラインに惹かれ、足のふくらはぎの太すぎず細すぎない様子に見とれてしまう…などと、個人的にはいろいろ違うでしょうが、だいたいのオトコというのは、女性の外見で注目してしまうポイントが、年齢や経験によってだんだん変わってくるわけです。

 話しがそれ、はたまた、話しも卑近になりましたが、何がいいたいかというと、海もそうじゃないか!といいたのであります。

 珊瑚礁の澄んだ海の青さに驚き、真っ白な砂浜に心奪われ、海に沈むキッパリとしたオレンジ色の夕陽に見とれました。
 珊瑚礁の砂のサラサラした感触。
 リーフの内側の穏やかさと、外側のドロップオフの荒々しさ。
 夕方になると毎日降るスコール。
 そして雲ひとつない夜空には南十字星。

 そういうことを経験しちゃうと、なんとなく中毒気味になるというか、目を閉じるとそんな風景が浮かぶようになり、またしばらくすると成田から飛行機に乗ってしまう、という海好きな人を何人も知っています。

 それぞれの海のよさがあるわけですが、珊瑚礁の海というのは、よいものですねえ。

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海辺を移住しながら暮らしたいですね

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 ぼくの友人は、やっぱりといいますかなんといいますか、その、あの、海好きな人が多いわけです。
 で、そういう人の中にはいろいろな海辺を転々としている人がいます。
 たとえば、湘南の七里ケ浜→外房の東浪見→パラオ→オアフ→ミコノス→石垣→和歌山の串本、みたいな感じです。

 その気持ちはすごくよくわかりまして、ぼくだってできるならやりたいんですが、いろいろなしがらみがあってできないわけです。まあフツーの社会人はそうでしょうね。

 なんといっても海はそれぞれ性格(海にも性格がある、とぼくは思っています)が違いますし、風景も違いますし、気候も違います。そして住んでいる人も違います。
 そういう違いを2~3年かけて味わいながら次の海辺へ移り住んでいく…
 なんとも羨ましいことです。

 できれば一生をそうして転々と過ごせたらいいですね。
 転がる石のように…
 吹き抜ける風のように…

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夕方のオンショアの風の気持ちよさ

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 ぼくの住んでいる海辺は西側に開いています。

 夏から秋にかけて、それまでは南風がメインなんですが、だんだんと南西の風が増えていき、そして西風が吹くようになります。
  こうなってくると「もう秋だなあ」としみじみと感じることになります。
 夏の暑さはなかなかツライものがありますが、だからといって秋の気配を感じるのは、少し寂しい気もするのです。

 夏であってもお盆を過ぎると夕方は西風が強くなる日が多くなります。
 これはなんとも気持ちがいいもので、それまでのうだるような暑さが和らいで、涼やかで爽やかです。しかも西向きですから、夕陽が見えるんですね。
 このなんともいえない心地よさというのは、それに価値を見いだす人にとっては、たまらないんですね。
 そんな状況でビールを飲むというのは、1年のうちでも数えるくらいの至福の時間です。

 ちなみに西側に開いている海で西風が吹くということはオンショア(on shore)ということですので、サーファーにとってはあまりいい条件ではありません。シーカヤッカーにとってもエキジットがしづらくなります。

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たいていのことは大したことじゃない…かな?

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 いやー生きているといろいろなことがありますね。
 そして仕事をしていると、更にいろいろなことがありますね。

 そんなバタバタした日々を過ごしているぼくは、週末は必ず海に行くことにしています。
 これはわりと意識的に、少し義務的に、そうするようにしています。
 海にいると気分がスッキリします。日々の由無し事が大したことじゃないと思えてきます。そしてそんなことがあったことも忘れてしまいます。

 元々ぼくは細かいことをいろいろ考えたり、いつまでも気にしたり、先のことを心配したりする性分でして、いろいろなことが集中するとなかなかツライときもあります。
 そんなぼくにとって海は絶好の気分転換場所なのです。

 そんな気持ちで海にいるとき思い浮かべるのが故人の言葉などです。
 うろ覚えですが、政治家の故金丸信氏のよく語っていた言葉に「この世のことはこの世でなんとかなる」というものがあったそうです。

 あと織田信長が好んで舞った敦盛の一節

 思へばこの世は常の住み家にあらず
 草葉に置く白露、水に宿る月よりなほあやし
 金谷に花を詠じ、栄花は先立つて無常の風に誘はるる
 南楼の月を弄ぶ輩も 月に先立つて有為の雲にかくれり
 人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
 一度生を享け、滅せぬもののあるべきか
 これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ

というのもあります。

 まあ、自分の存在は大きな時間の流れからしてみれば取るに足りないもので、そんな身の悩みなんて砂粒のような小さなものでしょう。
 そんなことを気に病んでないで、思いっきりやりたいことをやるべきなんでしょうね。

 なんてことを考える気持ちになることも海の効用といえるかもしれません。

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何かの力に流されて生きることに抵抗感を持たないようにしています

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 海辺に住んでいて、日々海を眺めていて感じるのは、人は自然の環境に反しては暮らせないということです。

 海が荒れたときは家にいたほうがいいですし、寒い日々はじっとやり過ごすのがいいような気がします。

 海に入っているときも同じでして、海の流れがあるときには、その流れに逆らってもとうてい人間の力でなんとかなるものではありません。その場は流れに身を任せて、脱出できる時を見計らって全力を出すのです。

 自分のコントロールできないことについては、それにうまく適応するのがいいのかな?ということです。

 自然の環境と似ているなと感じるのは、人々の考え方の移り変わりです。一般に世相とか時代感覚とか流行とか呼ばれることですが、これも自分ではコントロールできません。
 それに対してもある程度距離を置いて、うまくやり過ごすのがいいと思います。

 もうひとつ似ているのは、自分のバイオリズムとか運勢です。
 これについてはある程度コントロールできることとできないことがあります。コントロールできない時期には、無理に動こうとしないで、じっとやり過ごした方がいいような気がします。

 ぼくはそれを海遊びから学びました。
 もうひとつ、ぼくは歴史小説が好きで、そこからも学びました。

 おそらく人それぞれこの世でやるべき役割があって、それに従うのがいいということ。
 人には調子のいい時期も悪い時期もあって、調子の悪い時期に無理をしない方がいいということ。 

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夏の夜の海辺の散歩は気持ちいい

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 僕の住んでいるあたりでは、夏の夜、海辺を散歩している人がわりと多いような気がします。
 まあ、家にいても暑いし、それなら海辺で潮風に吹かれてたほうが気持ちいいよね、っていうことだと思うんです。
 田舎の町なのに何人もとすれ違ったりするんですよね。

 たしかに夏の夜の海辺を散歩するのはいいもんです。

 ぬるい潮風
 黒い海
 波の音
 灯台の灯り
 対岸の街灯り

 そんな中を缶ビールなんか飲みながらそぞろ歩きするんです。
 あー夏もいいもんだな-って思えます。

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