海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
好きな島の目安・人口が少ない・信号がない・コンビニがない・離島…
島を旅するのが好きで、どんな島に旅しようか決めるときにけっこう気にするのが、人口です。日本の場合、人口によってだいたいそこに何があるかわかります。それは島でも島じゃなくてもそうですが…
具体的には、経験的に人口が1000人台の島だとコンビニはありません。ちゃんとしたスーパーマーケットもありません。たいてい何でも売っている商店があるだけです。人口が10000~30000人くらいだとパチンコ屋とかカラオケボックスがあったりします。地元の人向けのスナックみたいなのも現れ始めます(1000人台の島だと民宿や旅館の食堂が島の男達の飲み場所も兼ねていたりします)。50000人を超えると、マックスバリューはありますが、イオンはありません。ドラッグストアもあります。
横道にそれますが島や村の中心地を探すのは簡単で、役場・警察署・消防署・郵便局・JAがあるところです。いい方を変えると数百人の島でも村でも、それが中心地であれば、郵便局は日本全国どこにでもあります。そういう点では郵便局ってすごいですね。で、町の中心地にはたいてい食堂や雑貨店があります。
なので、島で宿を探す時のひとつの目安は、港や空港からの距離と、島の中心地がどこかということです。
さらに横道にそれますが一見してもわからないことですが、NTTと携帯電話と電力会社の施設は島の中心地から少し離れたところにあります。それが何の関係があるかというと、NTTと電力会社の施設があるということは、その従業員が定住・駐在・出張しているということなので、そのあたりにも宿や食堂や雑貨店がある可能性が高いということです。
いよいよ本題ですが、ぼくが好きな離島は人口100人台のところです。なので、郵便局と雑貨屋はあります。それ以外はありません。信号もありません。いえ、正確にいうと宿はあります。JAもあります。警察も消防もあります。漁協もあります。自販機もあります。
信号がないというのは、ぼくが行きたい島の目安として大切なものです。これは車が少ないということで、「信号なんかなくってもみんな安全に走るさ」ということなのです。もっとちゃんというと本当は1000人台の島でも信号が必要ないところはたくさんあるのです。ただ、子供達の教育上「高校で那覇に行ったら困らないようにしないとさあ」という理由で、信号を設置しているのです。
コミュニティを維持するためのルールが少ないとか、ルールのための設備が少ないということは、より効率的で自由で住みやすい可能性が増えることなので、ぼくはそういうところが好きなのです。逆にルールやマナーでがんじがらめの場所というのは苦手です。
なぜ人口が少ない島が好きなのかという前に、なぜ島が好きなのかというのは、そこが外部のコミュニティと物理的に隔絶されているからです。ぼくはそこにかすかに、桃源郷とかシャングリ・ラのような人が辿り着くのが難しい楽園の雰囲気を感じとります。
外部と離れているのとひっついているのでは、気持ち的にだいぶ違うと思う理由は、韓国人と日本人の国境というものへの感覚が違うんじゃないかと推測されるのと、理屈としては同じです。
物理的に外部と離れていると、外から入ってきた人はすぐにわかります。それがコミュニティ全体の安心感に繋がっていると思います。反面、外部に対しての警戒心が強いとか、排他的であるともいえるかもしれません。ぼくはそういう感覚を肯定的に受け止めています。
では次に人口。なぜ人口が少ない島が好きかというと、ぼくの勝手な仮説というか実感として、人は稀少なものをありがたがる傾向があって、それは人であってもダイヤモンドであっても、同じではないかと考えているからです。ちょっといい方に角が立つので、別ないい方をすると、人は、人口密度が高いか低いかで他者に対する認識を変えるんじゃないかとぼくは考えているのです。
たとえば渋谷のセンター街とか通勤時間帯の埼京線とかでは、人は他者を「うっとおしいなあ」と感じる(そう感じている人が多いんじゃないかなあとぼくが思っているだけかも…)のに、峠道を一日歩いて、その日初めて向こうから来た人に対しては「あぁ人だ。どうも、どうも!どちらから来たんですか?」と振る舞ったりするんじゃないでしょうか。
島でも同じことが起きていて、宿や店などでもすぐに顔を覚えてもらえて、だんだん馴染んでくるといろいろ声をかけてもらえます。
実際にぼくが人口の少ない離島を旅するときは、できる限り1週間以上滞在するようにしています。たとえばですが、10日間の休みがとれたとして、宮古島と池間島に5日ずついるということはせずに、池間島に10日間いるようにするということです。
島を旅すると最初の2、3日は、島の人がぼくのことを「あぁ旅行者だな」と認識するのが伝わってきます。
5日目くらいで、「あぁ、あんたは●●さんとこに泊まってる人だね。どこから来たんだい?」ということになります。島の人はぼくのことを個人として認識したことがわかります。そしてどこどこに泊まっている東京から来た人(実際は神奈川といってもわかってもらえないので、横浜とか東京とかいうことが多いです)と認識されたわけです。
5日目以降は、島の人と突っ込んだことをいろいろ話すようになります。お互いの職業とか家族とか、そういうことを話します。そうすると島の人が「こいつは悪いヤツではなさそうだ」と認識するのがわかります。このあたりから、島の人がいろいろ話してくれて、優しくしてくれるようになります。優しくって別に膝枕して頭を撫でてくれるわけじゃなくて、お茶でも飲んでけとか、黒糖をやるからもってけとか、レンタカーのガソリン代はいらないとか、立ち寄り温泉の値段を安くしてくれるとか、まあそんなことです。
島の人に受け入れられる感じとか、そこまでの島の人のぼくに対する気持ちが変わっていく様子が、ぼくにとってはおもしろいんです。そんなわけで、ぼくは島を旅するのが好きです。
島に行くたびいつもすごいなと思うのは、近くに陸や島がない、孤島のようなところだと、昔の人はよくこんな島に移り住んで暮らしたな、と人間のたくましさに感心します。
歴史の本を読むと、かなり以前、紀元前からずーっと、中国・台湾・沖縄・フィリピン・インドネシアあたりの島々、もっとミクロネシアとかポリネシアもそうですけど、人が行き来していたようです。まあそりゃそうです。人が移り住んだんでしょう。でも、実際エンジンも帆船もない頃に丸木舟かなんかで、何千キロも航海したというのはすごいことですよね。
それから日本の歴史という点から見ても、日本が西洋に目を向ける前は、主に中国に目がいっていたわけで、その頃の日本人にとってみれば、中国からフィリピンあたりというのは今よりもずっと近い感覚だったのかなあ、なんて思ったりします。
とりとめもなくそんなことを考えるのも島旅の楽しさです。
島好き、離島好きな人は一定数いるみたいで、それぞれがそれぞれの魅力を感じて島を訪れているんだと思います。それだけ魅力のある場所だということはいえるかもしれません。

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