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日焼けマシンは発がんリスクがあるとか、日焼けするとがんになりやすいのかということについて



 以前新聞記事を読んでいたら、日焼けマシンは皮膚癌のリスクが高めるという記事を読みました。
 この記事の元になったのはWHOの国際がん研究機関の研究結果で、日焼けマシンを発がんリスクが高い「グループ1」に引き上げたそうです。同じグループに属するのはアスベスト、たばこ、X線、太陽光だそうです。


【産経新聞より引用】
【パリ AFP=時事】世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は29日、人工的に紫外線をあてて肌を小麦色にする「日焼けマシン」の利用が、がんの発症リスクを著しく高めることは疑いないとの調査結果を発表し、たばこやアスベストと並ぶ最高度のリスク分類に引き上げた。

IARCによると、日焼けマシンの使用を30歳未満で開始した場合、皮膚がんの中で致死性が最も高いメラノーマの発症リスクが75%増加するという。

発表を受け、英国皮膚科学会は「発がん性を認定したことを歓迎する。子供にマシンを使わせないよう、日焼けサロン産業を規制する措置を取るべき時期だ」と強調。仏皮膚科学会は「長年、政府に危険性を訴えてきた。法律で禁止するよりも人々に周知することが先決」とした。

これに対し、英国の日焼けサロン業界は「過剰に紫外線を浴びた場合のみ皮膚がんとの関連性が問題になる」と反論する声明を発表した。

日焼けマシンについては、仏、独、スウェーデンなど欧米各国で成人の25%近くが使用経験があるとの調査結果がある。特にドイツでは18~45歳の1400万人が利用し、うち4分の1が17歳未満で使用し始めているとされる。


【産経新聞より引用】
人工の紫外線を肌に照射して日焼けする「日焼けマシン」について、東京都が全国初の実態調査を実施した。利用者のうち、日焼けマシンがアスベストやタバコと同レベルの発がん性を持つことを「知らない」と回答した人が7割に上り、その安易な利用実態が明らかになった。また、使用後に体調不良や痛みを感じるなどした人が約2割、やけどや脱水症状、目に傷害を受けた人も2%以上いたことが判明した。

都によると、日焼けマシンは全国に約5千台あり、うち約1200台が都内に設置されているという。調査は、特に日焼けマシンが集中する首都圏1都3県の小学生以上を対象に行われ、利用経験者の男女1千人を抽出し、アンケートを実施した。

初めて日焼けマシンを利用した時期は、20代が約47%と最多で、次いで10代が約25%だった。被害者の中には、全身やけどと脱水症状で救急搬送された女子高生など、全治1カ月以上のやけどや入院を余儀なくされた重傷者もいたという。

世界保健機関(WHO)は平成17年、日焼けマシンの18歳未満の使用を禁止するよう警告。国際がん研究機関も昨年、日焼けマシンの発がんリスクをアスベストやタバコと同じ最も危険性あるグループに引き上げており、欧米各国では法規制が進んでいる。

ところが国内では「野放し状態」(都担当者)で、マシンの大半が外国製で日本工業規格(JIS)さえ受けていないという。また国内で唯一、利用ガイドラインを定めた「日本セーフティ・タンニング協会」の加盟店はマシンがある全国約1千施設のうち54施設に留まっている。

都は「国に日焼けマシンを所管する省庁がないことが問題」とし、国にガイドラインの作成や利用者への啓発を提案した。


ちなみにIARCの「グループ1」(ヒトに対する発癌性が認められる(Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境)をウィキペディアで調べてみると以下の項目が入っているようです。

【ウィキペディアから引用】
化学物質
アフラトキシン (Aflatoxins)
4-アミノビフェニル(4-Aminobiphenyl)     
ヒ素およびヒ素化合物 (Arsenic and arsenic compounds)個々の物質ではなくグループとして評価
アスベスト (Asbestos)     
アザチオプリン (Azathioprine)     
ベンゼン (Benzene)     
ベンジジン (Benzidine)     
ベリリウムおよびベリリウム化合物 (Beryllium and beryllium compounds)グループとして評価
クロロナファジン (N,N-Bis(2-chloroethyl)-2-naphthylamine; Chlornaphazine)     
ビスクロロメチルエーテルとクロロメチルメチルエーテル (Bis(chloromethyl)ether and chloromethyl methyl ether)工業用試薬
ブスルファン (1,4-Butanediol dimethanesulfonate, Busulphan, Myleran)     
カドミウムおよびカドミウム化合物 (Cadmium and cadmium compounds)グループとして評価
クロラムブシル (Chlorambucil)     
メチル-CCNU(セムスチン)(1-(2-Chloroethyl)-3-(4-methylcyclohexyl)-1-nitrosourea, Methyl-CCNU; Semustine)抗癌剤
六価クロム化合物 (Chromium[VI] compounds) グループとして評価
シクロスポリン (Ciclosporin)免疫抑制剤
シクロホスファミド (Cyclophosphamide)抗腫瘍剤
ジエチルスチルベストロール (Diethylstilboestrol)     
エプスタイン・バール・ウイルス (Epstein-Barr virus)     
エリオナイト (Erionite)     
酸化エチレン (Ethylene oxide)     Type2AからType1に昇格
エトポシド (Etoposide) - シスプラチン (Cisplatin) - ブレオマイシン (Bleomycins)併用時     抗腫瘍剤
ホルムアルデヒド (Formaldehyde)
γ線照射    
ヒ化ガリウム (Gallium arsenide)半導体
ヘリコバクター・ピロリ感染 (Helicobacter pylori, infection with)     
B型肝炎ウイルスの慢性感染 (Hepatitis B virus, chronic infection with)     
C型肝炎ウイルスの慢性感染 (Hepatitis C virus chronic, infection with)     
ウマノスズクサ属の植物を含有する薬草療法 (Herbal remedies containing plant species of the genus Aristolochia     
HIV-1ウイルスの感染 (Human immunodeficiency virus type 1, infection with)     
ヒト-パピローマウイルス16型の感染 (Human papillomavirus type 16, infection with)     
ヒト-パピローマウイルス18型の感染 (Human papillomavirus type 18, infection with)     
ヒトT細胞白血病ウイルス1型の感染 (Human T-cell lymphotropic virus type I, infection with)     
メルファラン (Melphalan)抗腫瘍剤
メトキサレンと紫外線-A照射 (8-Methoxypsoralen, Methoxsalen)尋常性白斑治療剤
MOPPと他のアルキル化抗腫瘍剤の併用療法     抗腫瘍剤
マスタード・ガス (Mustard gas, Sulfur mustard)     
2-ナフチルアミン (2-Naphthylamine)α-ナフチルアミン とも
中性子線 (Neutrons)     Type2BからType1へ昇格
ニッケル化合物 (Nickel compounds)グループとして評価
更年期以降のエストロゲン療法 (Oestrogen therapy, postmenopausal)     
非ステロイド性エストロゲン様物質 (Oestrogens, nonsteroidal)個々の物質ではなくグループとして評価
ステロイド性エストロゲン様物質 (Oestrogens, steroidal)個々の物質ではなくグループとして評価
タイ肝吸虫の慢性感染 (Opisthorchis viverrini , infection with)     
経口避妊薬の組合せ (Oral contraceptives, combined)個々の物質ではなくグループとして評価
経口避妊薬の常用 (Oral contraceptives, sequential)     
リン-32標識リン酸 (Phosphorus-32, as phosphate)     
プルトニウム239と放射壊変物のエアロゾル (Plutonium-239 and its decay products , as aerosols)プルトニウム-240と同位体も含む
放射性ヨウ素(131Iを含む)被曝 (Radioiodines, short-lived isotopes, including iodine-131, (exposure during childhood)) 原子炉事故あるいは核兵器爆発で発生
α線放射核種の内部被曝 (Radionuclides, a-particle-emitting, internally deposited)     個々の物質ではなくグループとして評価
β線放射核種の内部被曝 (Radionuclides, b-particle-emitting, internally deposited     個々の物質ではなくグループとして評価
ラジウム224と放射壊変物 (Radium-224 and its decay products)     
ラジウム226と放射壊変物 (Radium-226 and its decay products)     
ラジウム228と放射壊変物 (Radium-228 and its decay products)     
ラドン222と放射壊変物 (Radon-222 and its decay products)     
ビルハルツ住血吸虫への感染 (Schistosoma haematobium, infection with)     
石英結晶 (Silica, crystalline) cristobalite粉塵の吸引
太陽光曝露 (Solar radiation)紫外線による
アスベスト様繊維を含むタルク (Talc containing asbestiform fibres)     
タモキシフェン (Tamoxifen)     抗腫瘍剤
2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン (2,3,7,8-Tetrachlorodibenzo-para-dioxin)     Tyype2AからType1へ昇格
ダイオキシン類の一つ
チオテパ (Thiotepa)     
トリウム232トレーサーの静脈投与と放射壊変物 (Thorium-232 and its decay products, administered intravenously as a colloidal dispersion of thorium-232 dioxide)トレーサーとしてのトリウム-232二酸化物コロイド
トレオサルファン (Treosulfan)     
塩化ビニルモノマー (Vinyl chloride)     
X線照射     


混合物
アルコール飲料 (Alcoholic beverages)     
フェナセチンを含む鎮痛剤 (Analgesic mixtures containing phenacetin)     
ビンロウジュの実 (Areca nut)     
タバコと併用のビンロウジュ噛み (Betel quid with tobacco)     
タバコなしのビンロウジュ噛み (Betel quid without tobacco)     
コールタール残渣 (Coal-tar pitches)     
コールタール (Coal-tars)     
未処理あるいは粗処理の鉱油(Mineral oils, untreated and mildly treated)     
中国式塩蔵魚 (Salted fish , Chinese-style)     
シェール油 (Shale-oils)     
煤煙 (Soots)     
無煙のタバコ製品 (Tobacco products, smokeless)     
木工粉塵(Wood dust)     


環境
アルミニウム精錬従事 (Aluminium production)     
飲料水中のヒ素含有環境 (Arsenic in drinking-water)     
オーラミンの製造に従事 (Auramine, manufacture of)     
靴製造あるいは修理に従事 (Boot and shoe manufacture and repair)     
石炭ガス製造に従事     
コークス製造に従事 (Coke production)     
木工家具製造環境 (Furniture and cabinet making)     
赤鉄鉱地下採掘でのラドン被曝環境 (Haematite mining (underground) with exposure to radon)     
受動的喫煙環境 (Involuntary smoking )     
鉄の鋳造環境 (Iron and steel founding)     
強酸プロセスによるプロパノール製造に従事 (Isopropanol manufacture ,strong-acid process)     
マゼンタ染料製造に従事 (Magenta, manufacture of)     
塗装専従環境 (Painter, occupational exposure as a)     
ゴム産業に従事 (Rubber industry)     
硫酸を含む強い無機酸ミストに常時さらされる環境 (Strong-inorganic-acid mists containing sulfuric acid , occupational exposure to)     
タバコの喫煙 (Tobacco smoking)     
紫外線を発する日焼けマシーン (UV-emitting tanning devices) 2009年7月29日に Group 1 に追加。


 ということで、記事の意図どおりに読めば「日焼けマシン」は危ないよ、若い頃からマシンを使いすぎるのはやめようね、ということでしょう。

 ぼくが気になったのは、「グループ1」のカテゴリーを見てみると、アスベストとかα線放射核種の内部被曝なんて、いかにも身体に悪そうな項目があるのは、「そうだよなー」なんて思いますが、ベンゼンなんて「化学系の人はわりとよく使うよねー」と思いつつ、タバコの喫煙、太陽光曝露、アルコール飲料、受動的喫煙、環境経口避妊薬の常用ってなると「おいおい」と思ってしまいます。

 普通の暮らしをしているとわりとこうした状況にあることって多いんじゃないかと思うわけですね。

 でもさあー、ぼくの周りの漁師さんで、もう物心ついた時から海に出て漁をしてたよ、みたいな人が何人もいますけど、みんな長生きで元気ですよ。
 というわけで、ぼくの場合、好きなことやってがんで死ぬならしょうがねえか、がんの野郎かかってこいやー、という感じです。
 たぶんウォータースポーツやってる途中に事故死する可能性が高いと思うけど…

 ちなみに「グループ2B」というのがあって、ヒトに対する発癌性が疑われる(Possibly Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境というカテゴリーがあるらしくて、そこには、コーヒー (Coffee (urinary bladder) )膀胱癌のみ、という項目がありました。はは…

 長生きしたい方はご注意ください。

 ちなみに以前紫外線の有害性について調べた記事がありますので、そちらもどうぞ。
「紫外線から身を守れ!」



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海で坐禅するとさらに効果があるような…

umidezazen.jpg


 鎌倉にときどき行きます。
 先日は何の気なしに鎌倉から北鎌倉まで散歩していたんですが、建長寺で坐禅をやっていたんですね。
 誰でも参加できるそうなので、飛び込みでやってみました。(建長寺坐禅会というそうです)

 そのときはあまりうまくできなかったのですが、興味が湧いてきて坐禅の本を買って、自主練をしています。

 今でも自分のやり方が正しいかどうかわからないんですが、気持ちがワサワサしているときに、2~3分でも坐禅をしてみると、気持ちがグッと落ち着きます。(ちなみに立ってやる坐禅というか瞑想や椅子に座ってやる坐禅もあるようなので、ぼくはそれを実践しています。坐禅というよりは瞑想に近いんでしょう)

 ぼくは海で本を読んだり、ボーッとするのが好きなんですが、そんなときも坐禅をするようになりました。座り方は普通の体育座りなので、傍から見ると坐禅をしているとはわからないでしょう。

 海で坐禅をすると、気分がいつもよりもスッキリするような気がします。





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甲田式健康法を試しています



 オジサンとしては体重の増加と筋力の低下は気になることです。
 海遊びをするうえでは、体重が増えると、身体が重くなって、俊敏な動きがしにくくなります。たとえばサーフィンだと、単純にこれまで軽々と乗れていたショートボードなのに、テイクオフがなかなかできなくなってきます。

 そんなわけで、体重を昔みたいにしたいなあーと常々思っていました。
 それから歳をとってから花粉やモロモロのアレルギーがでてきました。体質の変化なのかわかりませんけど、とにかく、それまでなんともなかった身体がいうことをきかなくなってきたんですね。

 そんなあるとき甲田式健康法というのを教えてもらいました。
 まあいろいろルールがあるんですが、断食をするのもそのひとつです。
 いろいろ実践している人がいて、元々の甲田式健康法を少しマイルドなものにしたやり方をしている人もいます。

 ぼくは正統派甲田式で指定されている断食はちょっときついので、その亜流のマイルドバージョンをやっています。
 そのひとつがプチ断食。
 それは休日の朝と昼の食事を抜くというもの。
 それが本当に身体にいいのかどうかわかりませんが、日頃の暴飲暴食で疲れた内臓が多少はスッキリするような気がします。
 内臓が疲れると、腹や背中あたりが重くなります。そんなときプチ断食をすると重さがとれます。
 身体が軽くなって、頭が冴える気がします。

 たぶん甲田式健康法の主旨も、内臓というのは、絶えず働いているので、少し休ませてあげた方がいい。そして少し飢餓状態にあった方が、人間本来の免疫力がよく働くというところにあると思うので、ぼくの勝手なプチ断食も主旨からは外れていないと思います。

 もし興味がおありの方は、『長生きしたければ朝食は抜きなさい』『甲田式健康道 決定版』という本が出ているので、それをご覧ください。



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休みの日は海でリズムをリセット

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 休みの日はできるかぎり海にいるようにしています。

 不思議なんですが、1時間でも海にいると、自分の気持ちがギアチェンジして、ノンビリモードに変わる気がします。
 というのは海に行って気がつくことなんですけど…

 平日、仕事で町に行っていると、自分で自覚しないうちに、テンポが町モードになっているんですね。柄にもなくセカセカしちゃったりしてね。
 周りの雰囲気って大切なんだなーとつくづく思うわけです。やっぱり影響されちゃうんですよね。
 それからこれも前から不思議なんですけど、町を歩いている人のスピードが早い日と遅い日がありますね。月曜日や年末や年度末は全体に歩く人のスピードが速い傾向があります。逆に週末や夏は遅い傾向があります。
 もしかしたらぼくの気づいていない法則があるかもしれません。たとえば満月の日は速いとかね…

 ぼくは努めて自分のペースを崩さないことを意識しているので、こういうことに意識がいくのでしょうかね?

 で、今日はみんなのペースが速いなというときは、意識的にマイペースにするようにしています。
 無意識に周りに影響されますから…

 ぼくの場合、週末、海に出ることで、自分のペースの基準みたいなものができて、そこで一旦リセットされます。で、そのノンビリモードから町に行くので、そういう変化に敏感なのかもしれません。
 周りのペースに流される日は、何時間かして疲れているのに気づきます。たぶんペースが自分のものではないからかな?って想像します。

 とにかくマイペース。
 自分の正しいと思ったこと以外はしない。
 いくら流行っていても自分の感性にマッチしないことはやらない。
 いささか意固地なオレ流の調整方法なのでした。

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他人ことを気にしないマイペースな人に憧れます

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 いろいろな人を見ていて思うのは、自己の強い人が良いなということです。
 とにかくマイペース、人のいうことなんて聞かないっていう性格。
 これは職場など集団生活ではマイナスの性格ですが、自分だけの幸福感では、とにかく幸せには違いないという点で優れた性格です。
 周りの人がいくら迷惑していようが、自分は幸せなんですから…

 ついつい周りのことを気にしたり、気配りしたり、遠慮したりというのが、一般的に美徳とされているような気がしますが、そういう性格だと疲れちゃうし、自分の生き方ブレたりしそうです。
 ぼくもどちらかというと周りのことを気にしがちなので、マイペースな人を見ているとうらやましいなと思います。

 ぼくの住んでいるあたりでは、マイペースな人というのがわりと多いような気がします。
 定職が何かわからない人、自営だけど海況がいいと店を閉めて海に行っちゃう人、夏は海、冬は山という具合に行ったり来たりしている人、突然数か月くらいハワイに行っちゃう人。
 他人がなんていおうが、他人になんて思われようが気にしていない様子です。
 そんな人たちを見ていると、自分がなんてつまらない人間なんだろうって思います。
 自分もあんな風になれたらいいなあと思います。

 だからといってマイペースな人ばかりの職場では働きたくありませんが…



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元気元気といっていると元気になるような気がします

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 海にいることがぼくの元気の源です。
 なんて書くと長寿のオジイ・オバアのインタビューみたいですね。

 でも、近所の年配の漁師さんも似たようなことをいっていて、「やっぱり毎日海に出て身体動かすから、いいんだあー」なんて真っ黒な顔をくちゃくちゃにしていってました。

 周りを見ると、自分は元気だ、医者にかからないといっている人ほど元気だったりします。
 逆に健康に気を遣いすぎている人ほど病気がちだったりします。

 これは病気に対する感性の問題のような気もします。
 日頃から病気に気がいく人ほど病気に敏感になって、結果的になんらかの病気になってしまうというんでしょうか?

 まあ身体が動けばいいやとか後20年くらいもてばいいやくらいに考えるといいいのかな?
 100%の健康体を目指しちゃうと、歳とってくるとつらいですね。

 病は気からといいますか、元気元気といっていると、本当にそのとおりになったりすることが多くて、逆にどこか悪いかもと思っていると本当に元気がなくなってくるということは、経験的に感じているんですが、どうでしょうか?

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まあなんとかなるさ

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 病気だとかお金だとか仕事のことだとか、心配なことはいろいろありますね。
 いろいろ考えること自体は、まあ、それって普通かな?って思います。
 何が普通かというのがまた難しいんですが、まったく心配や不安がない人の方が珍しいんではないかと…

 ぼくの友人ですごく心配性の人がいます。真面目で誠実なもんだから、会社でも管理職をやっていますが、体調を崩してしまいました。

 もう一人、別の海関係の友人で、わりとアバウトなヤツがいます。こいつはなんだかいつも気楽に楽しそうにしているんですね。約束の時間とかぜんぜん守らない。でも、一応仕事はしているんですね。
 すごく不思議で一度訊いてみたんです。「お前ちゃんと仕事してるの?」「なんか悩みとかないの?」って。
 そしたら「まあクビにならないってことは、だいじょうぶなんじゃない」「オレ、今日1日が楽しいかどうかしか考えないから」「とりあえず今日うまいビールが飲めればそれでいいから」とのことです。
 彼のお気楽なスタイルが海遊びからきているのかはわかりませんが、他の海関係の友人や知り合いも、わりとおおらかな人生を送っているような印象はあります。

 この二人およそ対称的に思えますが、ぼくがここから学ぶことは次のとおりです。
・性格って変わらないんだな
・幸せって人それぞれだな
・とりあえず元気なら、まあ良しとしよう
・先のことなんてわかんないよな
・他人によく思われようなんて思わないことだな
・自分は自分でそれ以外の生き方はできないんだな
・まあなんとかなるんだな

 みなさんはどう思われますか?


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クナイプが効くなら海水浴だって効くはず?



 海水浴という習慣が西洋から入ってきたのは明治の頃ですね。当初は健康増進に効果があるということで、上流階級に広まったそうです。
 たしかにぼくの実感としても海水浴をすると、皮膚病にかかりにくくなる気がしますし、喉や鼻のアレルギーが良くなったり、子供のアトピーの具合もいいような感じです。
 他の例では、ぼくの近所に東京から引っ越してきた方がいらっしゃるんですが、その方はお子さんが喘息で、それを和らげるためだそうです。

 で、海水浴と同じような効果が得られるんじゃないかと、ぼくが勝手に思っているのがKNEIPP(クナイプ)です。
 もう定番のクナイプっていう入浴剤。あれはだいぶ塩分が入っているんですよね。

 あれって、ちょっと値段は高めだけど、確かに身体が暖まるし、効果を感じるんですよね。
 で、クナイプの包装紙の裏をねちっこく読んでみると、まあ入っているのは塩なわけです。もちろん塩だけじゃなくてその他の成分も入っていますが、メインは塩。
 あれで効果があるんなら、これはよく考えてみると海水浴も効果があってもおかしくない、たぶん似たような効果があるんじゃないかと想像してみる夏の午後、というわけです。

 こんなことを書いていると、クナイプは風呂に入れて暖かいし、海は冷たいだろって、暗い目つきで反論してくる人もいると思うんですが、じゃあ海水を汲んできて、風呂に入れて沸かしたらどないや、って思うんですが、やっぱり風呂が傷んじゃうかなー。
 そりゃ傷むよね。




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海で大声で叫ぶとスッキリ

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 カラオケ好きな方は当たり前だと思われるかもしれませんが、大きな声を出すとスッキリしますよね。
 これは脳の中でエンドルフィンが生成されて、視床下部に働きかけて、脊髄の神経系を通じて下半身を刺激するためです。ってウソです。

 とにかくなんだかわかんないけど、大きな声を出すと、ストレス解消にもなるし、自分のテンションが上がります。


 えーっと、こんなこと書くと変な人だと思われるよなー、どうしよかなー、いいや書いちゃおう。

 ぼくは、朝、早めに起きて、仕事前に海辺を散歩しますが、その時大きな声を出すと(変な人)気分がスッキリして、元気がでます。
「ヨッシャー」とか「今日もやるぞ」とか「元気元気」とか…
 自分で書いていて若干引き気味なんですけど…
「お前は『ゆうひが丘の総理大臣』の中村雅俊か!」ってなツッコミが聞こえてきそうですが…(これも古いですね)

 カラオケと違うのは、大きな海と空の下でノビノビと大きな声が出せることです。

 変な人と思われるかもしれませんが、それで自分のテンションが上がるんだからいいやと思ってやっています。
 いやー、こういうところってオジサンってラクですね-。




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細かいことなんてどうでもいいや

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 海を眺めながら、いろいろなことを考えます。
 最近は人の性格のことをよく考えます。

 性格といえば、細かいことに気がついたりこだわる人がいますね。
 ぼくは大雑把な質なので、そういう人を見ると「すごいなあ」と感心してしまいます。とかく海で遊ぶと大らかになりがちなので、気がつくと世間の人とのギャップに唖然としてしまうことがあるので要注意です。

 ただ、細かい人にも2タイプいまして、それは…
①大きな目標や筋を大切にしながら、慎重にそれに向かって細かく手順を踏んでいく人
②ただ単に細かい人
です。
 この2者は、一口に細かいといっても全然違うタイプでして、①はすごい大物の可能性があるわけですが、②はいわゆる小役人タイプで、まあどうしようもない人です。

 ①の人の特徴は、大事なポイントにはすごくこだわるけど、あとはわりと放ったらかしということが多いみたいです。
 ②の人はただ細かいことや正確であることに目的があるので、やることに意味があるわけではありません。よく「一円玉を磨くな」(一円玉を磨いても価値が上がるわけではないので、そんな無駄なことはするな、付加価値をあげることをしろという意味)といいますが、このタイプの人は一円玉を磨くことに価値を見いだすタイプです。

 こういうタイプの人には近づかないのが一番の得策ですが、どうしてもそれができないなら、「オレは大雑把なタイプなんで、あんたのいってることは理解できない」とはっきり意思表示をするべきでしょう。

 などと海を眺めながらいろいろなことを考えると、わりと大所高所から物事を見直すことができるので、ぼくにとっては貴重な時間になっています。

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