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伊豆でダイビングした後の高所移動の危険性?

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 スキューバーダイビングでよく伊豆に行きます。
 東伊豆の時もあるし西伊豆の時もあります。
 これでよくタヒチに行きますとか、この間もモルディブに行ってきました、なんていうと、世界を股にかけるダイバーという感じでかっこいいわけですが、ぜんぜんそんなことはなくて、極めてローカルでドメスティックなダイバーです。

 それでまあ、スキューバーダイビングで一番注意しなきゃいけないのは減圧症なんですが、西伊豆で潜った後、車で東京方面に帰る場合、けっこう標高の高いところを走るわけですよね。これをダイビング後の高所移動というんですが、減圧症にかかるリスクを高めているそうです。
 で、以前のDAN Japanの会報をひっぱりだして読んでいたら、駒沢女子大学 芝山正治教授の記事が載っていましたので、ちょっとまとめてみようと思います。
 伊豆でダイビングした後の高所移動はDAN Japanでもたびたび取り上げられていて、ダイビング雑誌などでも見ることがあります。
 まあだいたいの論旨は同じなので、総まとめという感じで…

 まず高所の基準は標高300mということです。
 以下はルートとその際通過する最高地点の標高です。

【西伊豆方面】
●東名高速で移動 454m
●国道1号で移動 900m
●仁科峠 947m
●天城峠 710m

【東伊豆方面】
●箱根ターンパイク 1025m
●伊豆スカイライン熱海峠 747m


 要は西伊豆の時は国道で移動しない方がいいし、東伊豆の場合は伊豆スカイラインを通らない方がいいということですね。
 東伊豆から東京方面に帰るとき、熱海や真鶴あたりが渋滞していることがわかっていると伊豆スカイラインを通るという選択をわりとしがちですが、これはやめた方が良さそうですね。
 でも、300mが高所の基準だとすると、東京方面の人が西伊豆で潜ると帰りは必ず高所を通ることになるわけで、わあーそうなんだー、って軽いノリでいいのでしょうか?ぼくは…

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エアでダイビングに行くときの豆知識

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 スキューバーダイビングの話しです。
 国内で、ちょっと離れたところにダイビングに行く時のことです。
 たとえばぼくの場合、沖縄とか八丈島とか…

 まあだいたいエアで行く場所を想定しています。
 
 以前はキャリーのついたバッグにダイビング器材を入れて、バックパックに宿泊荷物の詰めて運んでいました。
 最近は歳をとったのでそれがけっこう重くて、ダイビング器材を事前に現地のダイビングショップに送ることが多くなりました。

 今回はそういう状況での豆知識です。

 で、まあいろいろ試してみたんですが、料金はたいていゆうパックが安いですね。
 で、送り状に内容物を記入しなければなりませんが、そこに「ダイビング器材」と書いてはダメです。郵便局の人に窓口で「ボンベは入ってないですよね」って尋ねられます。
 なので、「ダイビング器材(空気ボンベは含まず)」と書くと、すんなり受け付けられます。

 それから器材を入れるケースはメッシュバッグじゃない方がいいです。できれば衣装ケースみたいな固い箱がいいです。というのも、マスクとかレギュレーターとかが積まれているうちに壊れたりすることがあるから…

 ダイビング器材を事前に送ってしまったら、後は手荷物だけですが、エアで行くなら、機内持ち込みできる大きさに抑えた方がいいですよね。なんといってもエアで時間を取られるのは預けた荷物のピックアップです。 

 そんなこんなで、ダイビングで遠出するときの豆知識でした。
 チャンチャン。

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これまで行ったところで珊瑚礁がきれいだった所

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 スキューバーダイビングをするようになって20年くらいになります。
 以前書いた記事で、魚の数が減っている実感があるということを書きました。
 今回はそれに関連して、珊瑚の数が減っていることについて…

 今まで、いろいろなポイントでダイビングをしてきました。一番多いのは伊豆なんですが、沖縄には年に最低1回はリピートしています。
 で、沖縄でも本島や本島からアクセスする慶良間は珊瑚がずいぶん減りました。その状況はもう痛々しいほどです。
 その原因としては、市街化ということもあるでしょうし、温暖化も、オニヒトデも、そしてダイバー自身が多く入っているということもあるでしょう。まあいろいろな原因が合わさって、珊瑚減少が起きていると感じています。

 本島以外でも増えているか減っているかでいえば、概ね減っているといえると思います。
 なかでも強烈だったのはオニヒトデの影響でした。その次はやはりダイバーなどの「人が入る」ということではないかと感じています。
 オニヒトデの影響はまあわかりやすいんですが、「人が入る」ことはまあ微妙です。もしかしたら市街化と関連しているかもしれません。ただ、感じるのは飛行機の便がある島ほど珊瑚が減っている気がします。観光客が多く行く島ほど珊瑚は減っているということがいいたいわけです。
 宮古島はオニヒトデ被害もひどかったですが、それでもまだ珊瑚が残っている方です。同じ宮古でも、観光地となっている八重干瀬は珊瑚が他よりも少ない気がします。
 宮古島のお隣の多良間島は珊瑚がずいぶん残っています。これはやっぱり多良間島に直行便がなくて、宮古島や石垣島よりも少し不便だからじゃないかと感じています。観光客もダイバーがメインで普通の観光の人はあまり見かけません。

 そういう傾向が沖縄でも、おそらく海外でもあるんじゃないかなあというのが、ぼくの経験的・直感的意見です。海外でも、空港から近いポイントよりも離れて不便なポイントの方が、珊瑚が多い印象があります。

 一方でこれまで海外も含めていろいろなポイントに行きましたが、モルディブやグレートバリアリーフよりも、多良間島の珊瑚が一番でした。珊瑚の広がりや密度・元気さに圧倒された経験は、あれが初めてです。
 海に入るたびに「すごい」と思いました。

 もちろんぼくはその土地の一部しか見ていないので、限られた経験での感想です。
 ダイバーとしては、より手つかずの珊瑚が見たいと思う一方で、ぼくらダイバーが行くことで、珊瑚を減らしている可能性があるというのは、なんとも切ない気がします。
 好きな人を好きであるがために傷つけている状態に似ていないともいえません。

 レクリエーショナルダイバーは講習を受けてから、スキューバーダイビングをしますが、その講習の中に、自然を破壊しない、自然に人的影響を与えないよう注意するという項目も入っています。
 それでもやはり「人が入る」と自然は多少なりとも影響を受けます。
 もうちょっといえば、ぼくらはそういうことをこれまでずっと続けてきたんでしょう。だからぼくらが存在する以上、自然には影響を与えるけど、できる限りその影響を少なく、良いものにしていくことが必要なのかな…なんてまとめると、なんだか環境保全の教科書みたいですね。


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バイオフィンの誘惑


 一応20年ほどスキューバーダイビングをしています。
 
 で、フィンについてはやっぱりこだわりがあって(スキューバーダイビングをする人はたいていそうだと思いますが)、SプロのジェットフィンとかCRESSIのMaster FrogとかGULLのMEWとか使っていました。
 いわゆる玄人好みの脚力が必要なフィンを使っていたんですね。
 やっぱり「オレも長くダイビングやってんだかんな」みたいな自負があるわけです。
 
 だいぶ前にバイオフィンというのが発売されて、脚力を使わないわりに推進力があるというので、けっこう評判になりました。

 ぼくとしては「そんな軟弱な物使えるか!」なんて横目で見ていたわけです。

 ただ、年のせいか最近脚力に自信がなくなってきました。この間もダイビング中に足がつってしまいました。
 で、友達のバイオフィンを借りて潜ってみたら、なかなかいいではないですか。
 うーん、いいなこれ、でもなあ、ちょっと軟弱な感じでイヤだなー、うーん、でも…
 と、頭の中でいろいろな思いが渦巻きます。
 いや、まだまだ硬派なフィンでがんばるぞ、とジョギングや筋トレに励んでいる今日この頃です。

 バイオフィンが出てから、その後も脚力を効率よく推進力にするさまざまな工夫を凝らしたフィンが続々と登場しています。スキューバーダイビングは器材に多くを頼るウォータースポーツですから、器材の進歩を取り入れないのは、なんとももったいないものです。
 うーん、どうしよう…











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海のカレンダーを眺めて

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 去年の暮れに、海のカレンダーをいただきました。
 年に1回くらいお世話になっている三宅島のアンバージャックというダイブサービスさんから送られてきました。
 
 各月の写真が、ダイバーには堪らないけっこうレアな魚だったり景色だったりして、ペラペラめくってはニヤニヤしてます。
 アンバージャックさんは、アットホームでノンビリ、マイペースで過ごせるのですごく好きです。

 以前、沖縄本島の某ダイブサービスを使いましたが、ワサワサしてお客を流れ作業みたいにさばいていて、ウンザリした記憶がありますが、それとは正反対。
 ぼくはそういう居心地のいいダイブサービスをそこここで探して、定期的に通っています。
 ちょっと親戚の家に遊びに行く感じ。

 地元の素材を使った料理が食べられたり、オジサンの体力に合わせたダイブスケジュールに対応してくれたり、そういうのが嬉しいです。

 こういうダイビングの楽しみ方もあるので、ブランクダイバーの方は、もう一度戻ってみてはいかがでしょうか?


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エア切れになったときのこと

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 スキューバーダイビングを20年近く続けています。
 その中でダイビングでエア切れになったことが3回ありました。
 いずれも深めで、潮の流れもあり、移動距離も長いダイビングだったので、いつもよりもエアの消費が速かったんですね。
 もともと人よりもエアは喰う方なので、あらかじめ注意はしていました。

 で、どう対処したかといいますと…

 ひとつは仲のいいバディだったので、バディブリージングしてもらいました。
 もうひとつはビーチエントリーで、エキジットのスロープが見えているあたりでしたので、浮上して水面移動しました。
 もうひとつはガイドに合図を送って、そのまま浮上してダイビングボートに拾ってもらいました。

 体験した方はわかると思うんですが、残圧が少なくなると、よくいわれるように「渋く」なります。エアを吸うのに力がいるんですね。
 で、その渋い状態がしばらく続くと、渋さが増してきます。吸うのに力がいると…
 それで今度は本当にエアが出なくなります。まったく息ができない状態です。

 そういうのって経験しないに越したことはないんでしょうけど、ぼくの場合は経験することで「ああ、こんな風になるんだな」「この程度にヤバイんだな」と知ることができて、それまで以上にダイビングを注意深くするようになりましたし、パニックにも強くなりました。ケースバイケースで対応できるようにもなりました。
 まあ死ななきゃいいかなっと…
 スキューバーダイビング認定団体の教科書にはいろいろ書いてありますが、やはり経験が大切だと思います。

 危ないからマネしちゃダメだぞ。




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ダイビング旅行の荷物のまとめ方、どうしてます?



 ダイビングやサーフィンで国内海外に旅行に行くことがあります。
 先日も友人と沖縄にダイビングに行ってきたんですが、そのとき荷物のパッキングの話しになりました。
 テーマは、荷物をいかに軽くするか、容量を少なくするかということ…
 これはおそらく、みなさん考えることではないでしょうか?
 そのときに出た話しをまとめてみたいと思います。

 例えばダイビングで国内の、そうですねー沖縄あたりに1週間出かけるとしましょう。
 その場合の定番ルールは、ダイビング器材を先にダイビングサービスか宿に送ってしまうことです。送るのはゆうパックがいいですね。宅急便の料金体系が変更されてから、ゆうパックが値段的に有利になりました。

 次は、要らないものを持っていかない、持っていっても現地で捨てられる物は捨てられるようにしておくということです。エコじゃないですけど…
 Tシャツは使い古しの首回りがヨレヨレになっているヤツ。下着のパンツはトラベル用の使い捨て紙パンツ。これらはその都度捨ててしまいます。Tシャツはタオルとして活用したりします。
 Tシャツも含めたウェア類は速乾性のある物を持っていくと、旅先で洗って干しておくと翌日も着られます。

 衣類は圧縮袋に入れて持っていきます。圧縮袋はいろいろ使いましたが、いわゆるMサイズとSサイズがあると使い分けできて便利です。というのもラゲージケースに隙間が空かないように詰めるために、大小のサイズがあった方が便利だからです。Sサイズの方は下着などの小物を、Mサイズの方は、長袖などのかさばるものをいれます。
 そして、密閉ファスナー(スライドするヤツ)がついているものが断然使いやすいです。というのも圧縮袋を密閉するために、二重のなんつうかビニールの段差があるヤツ、あれなんつうんですかね…がついているわけですが、これを手でやるのって、結構めんどくさいんですね。
 ちなみに圧縮袋は使い古したヤツも持っていまして、これは汚れ物用を入れるのに使っています。

 財布も普段とは違う、ナイロンの多少水がかかってもokなコンパクトなヤツを持っていきます。中身は最低限で保険証、運転免許証、郵貯カード(クレジットカード機能付き)、いるだけの現金、以上。

 ファーストエイドキットは、いつも専用の袋に入れてあります。絆創膏、消毒薬、下痢止め、サプリ、クラゲ刺されにも効く虫刺され薬、綿棒。

 こんな感じですが、これだけでもだいぶ荷物が少なくなります。 

 

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LEDが出てきてダイブライトもずいぶん変わりましたね



 いやー、まあー、なんですねー、ちゅーてもねー、最近、スキューバーダイビングでは、ライトを持って潜るのが常識になってるそうやないですかあ。ほんま。


 まあずーっと以前からそうだったんですけどね…

 でもここのところもうかなりド定番になっているような気がするんですね。
 特に沖縄とか海外じゃなければ、もう普通にダイブライトを使います。

 やっぱり国内の海というのは、一般的に透明度が落ちているのと、岩場の奥みたいな光が届かないところをちゃんと見ようとすると、やっぱり暗いということがあります。

 それからLEDライトが一般的になって、電池を喰わなくて、小さくて、すごく明るいライトが手頃な値段で手に入るようになってきて、ライトがあるとやっぱり魚の色なんかもちゃんと見えて、「おおスゲエ」と小さめのエポックの到来という感じでした。

 というわけで、そんなにかさばらず、重くないわりに役立つんだから持っていこうということなんでしょうか。ライト持参派が多くなったと思います。

 ぼくも小さいのをぶら下げていますが、やっぱりなんだかんだいって、毎回使います。しかも消費電力が少なくて、電池の減りを気にしなくていいので、ずーっと点けっぱなしです。
 電池は充電池を使っていますが、充電するのは、家に帰ってからで、1泊2日くらいのダイブトリップなら全然気にしなくて大丈夫。

 いや、昔の豆電球の頃のライトはなんだったんだろう。やっぱり新しい物は使ってみるもんですね。



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海上保安庁のレジャーダイビング事故統計から思うこと


 海上保安庁から毎年レジャーダイビングの事故統計が公表されます。
 まあ公表されるのはレジャーダイビングだけじゃありませんけど…

 レジャーダイビングの事故の最近の特徴は、よくいわれていることですが、ダイバーの高齢化が原因のものが多いようです。たとえば心疾患や脳梗塞など、もともと高齢者として病気の兆候があって、それがダイビング中に表面化するということでしょうか?

 思えばダイビングが爆発的に流行ったのは80年代後半です。そのあたりで20代だった人は、50代~60代です。そりゃハードな海況なら肉体的にツライわなーと思います。
 しかも以前ダイビング事故というのは経験が浅い人が起こすことが多かったですが、最近のデータによると経験年数・本数が多い人が、事故を起こしているようです。

 ここから推測されるのは、経験豊富だけど、年齢が結構高くなって、若い頃のようなつもりでダイビングをしていて、突然、たとえば脳梗塞になっちゃうみたいなケースです。これってわりとリアリティがあって、自分がそうなってもおかしくないなと思っちゃいます。

 まあ、ウォータースポーツに事故はつきものですし、ダイバーにとって、好きな海でポックリ死ねることは、まあ悪くないことかなーと、個人的には思うので、この事故統計に目くじらたてることはないんじゃないかなって思います。

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ダイブクルーズに行ってみたいー

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 ダイビングクルーズという言葉、ダイバーの方なら聞いたことあるのではないでしょうか?
 ダイブクルーズなんていったりすることもあるようですね。

 中型から大型のダイビング専用船で、何日もクルージングしながら、その先々でダイビングをするんです。
 毎日毎日、朝起きてから夕方までダイビングです。
 ダイバーにとっては夢。一度はこんな日々を送ってみたいものです。

 最近はクルージングでの食べ物もよくなって、ちょっとしたホテル並みだと聞きます。

 いやーいいなー。行ってみたいなー。

 有名なのはオーストラリアやカリブ海ですね。

 島やポイントを巡りながら、ずっと海の上。
 朝日が海から昇って、夕陽が海に沈む日々。
 いいなー。
 そうやって世界中を巡りたいなー。




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