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海辺暮らしの良いところ

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以前「海辺の暮らしの良し悪し」という記事を書きました。

その際、ぼくの住んでいるところは、海辺というよりも海山辺だと書きました。それを「海山辺暮らし」と呼びたいと思います。

今回は「海山辺暮らし」の良いところをご紹介したいと思います。


【気軽にウォータースポーツが楽しめる】

ぼくはサーフィン、スキューバーダイビング、シーカヤックをやりますので、海まですぐの立地はありがたいです。
窓から海のコンディションをチェックしてすぐに行動を起こせます。
例えば金曜の夜飲んで遅く帰って、土曜の昼近くまで寝ていたとします。そんなときでも昼メシを食ってから、海に遊びに出られる、そんな気軽さがあります。

もしこれから海辺に住もうと考えていて、ウォータースポーツをする方は、立地には気をつけたほうがいいでしょう。
特に器材が重い、ウインドサーフィンやボート、シーカヤックをやる方は、以前の記事の分類でいうA-2やB-2にあたるところに住むと、あまりメリットがありません。
加えてカートなどで器材を運ばなければならない場合、家から海までの経路に階段などがないかも重要です。ぼくは家を選ぶ際、そのことは注意しましたので、家から海までの最短距離がすべてスロープです。


【自然に囲まれてる安堵感】

「海山辺暮らし」に暮らしてみて、 波の音、森の葉のこすれる音、リスの鳴き声、鳥のさえずり、風の匂い、潮の香り、そうしたいろいろな要素が人の心には知らず知らずに影響してくるということが、住み始めて良くわかりました。  
そういえば都心に住んでいた頃は、割と気持ちがいらだったりして細かいことで腹を立てていました。  今はそんなことはありません。週末家にいると気持ちの奥のほうがほぐれていく感じが確かにあります。

そんな安らぎを手に入れたい方にオススメな立地は、道のどん詰まりで、奥に家がなく、自分の家が山際で、隣の家と距離があるところです。
プライベート感が高ければ高いほど、のんびりゆったり感が増します。少し高台になっていると海も眺められます。 「限られた人しか付近にいない」というのはなんとも安心できるものです。
ただこのような自然がたくさんある感じというのは、都心へ通えるエリア、例えば湘南エリアでは藤沢、辻堂、茅ヶ崎あたりでは味わえなくなりつつあります。 あのあたりはもう町でして、自然に接したい方は別なエリアを探した方がいいでしょう。


【アレルギー症状などの病気が和らいだ】

家族の一人がアレルギーの気があったんですが、それが和らぎました。
知り合いでも、子供のアトピーやぜんそくが軽くなったという人は結構います。
ただ夏の昼のような陽射しが強いときは要注意です。かえって症状が悪くなることもあります。穏やかな気候の日に適度に潮風を浴びるのが良いと思います。

海まで行かなくても、家の空気自体が湿気を含んでマイルドになっている気がします。それは特に冬に感じます。


【周りの人のゆるさ 】

ぼくの住んでいるあたりの人は、みんなノンビリしていて、極端にいやな人や変な人はいません。
以前都心に住んでいるときは、細かいことにうるさいとか嫌味な人がいましたが、そういう意味で暮らしやすいです。

それから、まわりにウォータースポーツをやる人が多いので、趣味の話で盛り上がれるのもいいですね。

例えばシーカヤックでちょっと離れたところまで行って帰ってきた話しをしますね。今だと「すごいね。やるね。海の状況はどうだった?」みたいな反応ですが、これがウォータースポーツをやらない人だと「えっ、いい年してそんな危ないことすんの?」というリアクションです。
そりゃ危ないけどさあ…

あとちょっとしたことですが、ラフな服でぜんぜん気兼ねないです。相手もダラっとした服装ですから…。
服装に構わなくてもいいのは、ぼくのようなズボラでファッションに興味のない人種にとっては、ありがたいことです。
些細なことですがラクです。


【空いている】

基本的に田舎でして、人口密度が低いせいか、郵便局、図書館、役場、病院、スーパーなどなど、そういう生活上のサービスがどこも空いています。
しかもどこも駐車場がたっぷりあって、車で行けます。
空いていて待たなくていいので、その点もストレスが少ないといえます。

まだまだ「海山辺暮らし」のいいところはあるような気がしますが、とりあえず今回はこのあたりまで。思い出したらまた書きます。








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波の背に夕陽が当たる美しさ



 海辺で夕陽を見るの好きですか?っていきなり訊いてますけど…
 ぼくは好きです。
 まぁ簡単な言葉でいうとキラキラしてきれいだから好きなんですよね。
「あぁなんだ、そんなのよく知ってる。みんな知ってるよ。夕陽ときれいだよね」と思った方もいるでしょう。ただ、もう少しいわせて欲しいわけです。
 それはたとえばシーカヤックをしているとき。
 海岸沿いに今日の目標地点を目指しパドリングしていると、日が傾いてきて、波立つ水面に当たって、万華鏡のようなんです。そんな光の乱反射の中を進んでいく気持ちよさ。
 シーカヤックは水面と目線がとても近いんです。
 その美しさがハンパじゃないことをぼくはいいたい。
 あるいはスキューバーダイビングをしているとき。
 潜っていて、そろそろ浮上だという頃。水面に頭を出すと、そこは夕陽にきらめく水面です。まばゆいばかりの光の中に自分がいます。海という大きな自然、そして世界に満ちる光。
 一瞬自分が違う世界に行ってしまって、元の世界には戻れないのかと思うくらいです。
 ビーチでノンビリしているとき。
 ひとしきり海遊びをした後、ビーチで身体を休める時間があると思います。身体は疲れと日焼けでぐったりしています。
 ビーチから海を見ると、打ち寄せる波の向こうの水面に夕陽が当たっています。日によっては夕陽の道ができていることもあったりします。
 疲れが癒えるまで、いつまでもその光を見ていたいと思いますが、それが束の間の時間であることもよくわかっています。
 やがてあたりは闇になるでしょう。
 海辺でキャンプしているとき
 シーカヤックでひとしきり漕いできて、今日の目的地に着きます。今日はここで一夜を過ごすのです。そんな風に海辺でキャンプするのが好きです。
 テントを張って、焚き火をおこし、夕飯の準備をします。チェアを出して、ビールを飲みます。岩場の向こうの海には夕陽が沈もうとしています。
 波の背にあたる光がきらめいています。そして近くには焚き火の日が揺らめいています。
 酒はビールからウイスキーに代わり、身体を酔いが包みます。
 日は岬の向こうに沈んだようです。空には、わずかに太陽の光が残って、一面、紫から青のグラデーションになっています。
 何十年も海遊びをしてきて、とても美しい夕陽に何度か出逢ってきました。
 こういう美しい瞬間を体験できることも自然と接する遊びの醍醐味のひとつ。そういう瞬間に遭遇する感動はやっている人にしか味わえないし、スマホの画面からは伝わらないものです。








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自分の力だけで進む…あるいは把握可能な大きさの物と自分の関係…



 ぼくはたまたまシーカヤックもやるし、小型2級船舶免許も持っているので、レンタルボートに乗ったりもします。それからちょっとワケあって、セイリングのレースのテンダーも操縦したりします。
 テンダーというのは、ヨットに何かあったら助けるためのもので、通常エンジン付きのゴムボートを使うことが多いんです。なので、テンダーのことをゴムボっていったり、ゴムっていったりします。
 で、あるときテンダーのエンジンが故障してしまったんですね。
 エンジンをかけようとしてもかからないわけです。
 そうなるとテンダーってただのゴムボートなわけで、風や潮に流されるし、オールで漕ぐんですけどなかなか進まなかったりします。
 大きめのボートだと、こういうトラブルに備えてサブエンジンを付けているんですが、小さなゴムボにサブエンジンを付けたりはしません。
 こういうトラブルに遭うと、風の力だけで進むセイリングの方がずっと身軽だったりします。
 もっといえばシーカヤックなんてもっと身軽です。
 シーカヤックは自分がエンジンで、自分の力だけで進みますから、壊れるか疲れるか事前にある程度予想がついて、ぼくは気楽だったりします。
 気楽というのは、いくつかの意味を含んでいるんですが、人や物をあてにしていないから気楽だという意味と自分だけが頼りでいっそ清々しいという意味と自分のことは他人のことよりもわかるので安心だという意味です。
 機械があることで、普通の人間の力では到底行けないような距離を楽に進めたりしますが、一方で機械が故障したときの反動が大きいですね。
 飛行機なんて最悪の場合、大事故ですもんね。
 その点、シンプルな道具~シーカヤックとかヨットとか自転車とかですけど~って、機械に何かあっても、まあそんなに大惨事になることは少ないといえるかもしれません。ヤバいとわかっていることは基本しないし、するときはわかってするわけですから…
 自分の身体が把握できる範囲の道具を使って何かするって、道具が身体の一部になったみたいで、心地いいものです。








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のんびりした暮らしの作り方



 日々雑事に追われてバタバタしています。
 街に出るとみんなセカセカしていて、そんな人の流れに圧倒されてしまいます。

 自分としては、もう少しゆっくり、のんびり過ごしたいと思うんですが、気がつくとどこかしら焦っている自分がいます。
 何かをもっと速くやらなければとか、同じ時間なら多くのことをやった方がいいとか、ボーッとしているくらいなら何かやった方がいいとか、あれもやった方がいいしこれもやった方がいいとか…たぶんそういう考え方や価値観がぼくの中にあるんだと思うんです。
 そういう自分がイヤで、海辺に引っ越して、努めてのんびり暮らそうとしているんですが、なかなかうまくいきません。
 あるいはこういう考え方もできるかもしれません…
 ぼくは、人並みに暮らしたくて、でものんびり過ごす時間も欲しくて、だから人並みに暮らすためにやらなければならないことを速くこなそうとして慌ただしいんだと…
 そうかもしれないと思います。
 じゃあ、人並みに暮らしたいというのは正しいのか?と自分に問いかけてみるんです。
 いやいやさすがにそこのラインを外してしまうと、浮世離れした変人か、あるいは汚部屋の住人か、ゴミ屋敷で有名な迷惑な人などになってしまうんじゃないかという恐怖感があります。
 もしかしたら、うまくやれば適度にだらしないギリギリ普通の人の暮らしもできるかもしれませんが、自分がその微妙な立ち位置をキープできるか自信がありません。
 だったら、今よりも、もう少し暮らしのスピードを緩めてみようかなって思います。たとえば歩くスピードを遅くするとか、海を眺める時間を今よりも長くするとか、テレビを見ないで、ボーッとするとか…
 そういうことで暮らし方って変わるのかもしれません。







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ビーチで夕陽を眺めながらビールが飲める、そんな日々が続けばいいな…



 ニュースを見れば悲しい事件が起き、海外を取り巻く情勢は変化し、政治は先行きが見通せません。
 会社に行けば、いつでも課題は山積し、ややっこしくもつれた問題が持ち上がっています。出世はしたいし、ライバルは憎らしい。
 家族の健康に気遣い、老後の家計の不安を考えたりします。

 って、こんなふうにぼくは時間があると必ず心配ごとを考えるんです。
 いくら状況がよくなっても100%ってことはありませんから、なにかしら考えてしまいます。
 今だって、すごく困ったり、不幸なわけではないのに…

 そんなときぼくは海に行きます。これまでの習慣でそうしてしまいます。っていうか毎日海には散歩に行くんですが…
 そのたびに思い出すのです。
「そうだ。ぼくは、仲間と海で遊んで、一日の終わりにビールを飲めればそれでいいんだった」ということを…

 大学生の頃はとても貧乏で、日々食べるのもたいへんでした。バイトをして一週間なんとか食べていけることを考えていました。働くようになってからは、とりあえず生きていく上で最低限食べていけるようになりました。そして晩酌でビールが飲めるようになったんです。

 そのとき、これでいいよな、と思ったんです。特に贅沢をするわけでなく、豪邸に住むわけでもなく、会社で出世するでもなくて…

 健康で、仲間と楽しく海遊びができて、その後シャワーを浴びて、ビーチで夕陽を眺めながらビールが飲めれば、それで十分なんだよな、って…







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里山の風景を眺めながらしっかりおいしい蕎麦 和か菜 葉山

1.ロケーション 
2.こだわり ☆☆
3.店の雰囲気 ☆☆
4.味 ☆☆
5.値段 ☆☆
6.音楽 
7.手入れ&掃除 ☆☆
8.総合評価 ☆
9.コメント
 葉山でも海の方と山の方があります。山の方は横須賀市と接しています。この店は、山の方にあります。なので、葉山の店といってオーシャンビューを期待してはいけません。
 立地自体はとりたててすごいというわけでもありません。国道から少し奥まっていて、里山の風景はのんびりした感じです。
 このお店はお蕎麦屋です。
 お蕎麦屋らしい和風の店作りで清潔感のあるお店です。
 そばはおいしいです。ぼくが食べた中では、「スゴクおいしい」のワンランク下くらいです。
 それに加えて、天ぷらがおいしいです。
 アットホームな雰囲気で地元の人が「今日は外で食べようか…」というノリで来るお店です。
 ぼくもいい歳になり、夕飯は軽く済ませたいときがありますが、そういうときにこの店が思い浮かびます。










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夏の海辺の朝の匂いが好きです



 海の匂いっていわれてイメージ湧きますか?
 潮の香りを思い浮かべる人がいるかもしれません。

 では、夏の海辺の朝の匂いってどうですか?
 ぼくは、その匂いがとても好きです。

 あれは何の匂いなんだろう?
 いろいろ入り混じった匂いです。

 潮の匂い、磯の匂い、森の匂い、朝の空気の匂い、霧の匂い…

 何が混ざるとあんな匂いになるのかわかりませんが、ワクワクして、清々しくて、懐かしくて、気持ちいい匂いです。
 夏休みの匂いに近い気がします。

 ぼくはそんな朝が好きで、5時頃にはビーチを散歩しています。

 まだ新品の空気の中を歩いていると、幸せな気持ちになれて、それだけで、海辺に住んでよかったなと思えるのです。

 今日も一日、平和で穏やかだといいですね。









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高度文化病をアウトドアスポーツで克服しよう



 以前から漠然と感じているんですが、今の日本にはある種の人達が多いんじゃないかと思うんです。
 それはぼくにいわせれば「高度な文化病」とか「都会病」ですね。
 すごく限定されたことの細部にこだわったりすることです。
 たとえば昔、オタクがやっていた特定のキャラのフィギュア収集なんかがそうでした。もっと昔はトムソン物体というのもありました。
 そうしたこだわりが特定の人ではなく多くの人がそうなっていて、かつ、こだわりが細分化しているのが最近の特徴なのかなーって思います。
 鉄ちゃんも乗り鉄とか細分化していますしね。
 工場の夜景にこだわる人がいたり、マンホールにこだわる人がいたり、あらゆる物事にこだわることが可能です。
 海遊びでいうと、サーフィンでは、サーフボードのフィンだけ集める人もいますし、サーフボードを作ることに夢中になる人もいます。
 スキューバーダイビングでは、ウミウシとかハゼとか特定の種にこだわりがある人もいますし、器材集めに走る人もいます。
 シーカヤックでいうと、シーカヤックのフォルムの美しさに惹かれて、シーカヤックを集めるだけの人がいます。
 楽しみ方は人それぞれなのでそれはいいんですが、共通点は本来のその主目的から外れていることです。

 こういうことってそのこだわりが細部に及ぶほど起きるような気がします。

 そんな風潮を見ていると、日本の家電メーカーがケータイでガラパゴス化してスマホ時代に乗り遅れたことを思い出しちゃいます。
 あのときメーカーは、細かな機能の追求に走っていて、モバイル機器の本来の目的と大きな流れを見ていなかったから、ああいうことが起きたんじゃないかって、ぼくは勝手に想像しちゃいます。
 日本ってこういうことがとこどき起きるんじゃないかな?
 たとえば江戸時代末期に幕府は細かな国内政策ばかりに目を向けていて、諸外国の攻勢に対応できなかったですよね。
 ぼくは構造として似たものを感じてしまいます。キーワードは微視的。本来の目的から外れて細部にこだわりすぎて、生き残るために大切なことを忘れてしまう状態です。
 日本でこういうことが起きるときって、平和が続いて、文化的に成熟する時代がおおいんじゃないかなって思います。
 ここまでかなり強引で根拠のない理屈づけですが、まあ、ぼくはそう思っているということです。

 そんな微視的状況を抜け出すのって、生きるとか生き残ることの本質に立ち返ることじゃないでしょうか?
 実際それを体験できる選択肢として、アウトドアスポーツで限界に挑む(グランピングとかじゃなくて)こともありうるんじゃないかな…
 って、これもかなり強引な展開だけど…
 ぼくは最低限の物で暮らしていく、アウトドアスポーツやキャンプやサバイバルというのは、人を生き延びることに目を向けさせると考えているので…








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自然に癒されるタイプってどんな人だろう?

 ぼくは海のそばに住んでいます。家の前が海で、裏が小高い山になっています。
 なので、日常的に自然に囲まれて暮らしているといってもいいんじゃないかと思います。
 神奈川県で相模湾沿岸の比較的市街化されたエリアですが、場所によっては自然がまだ残っています。
 でも、ぼくの今の願いは、もう少し田舎に引っ越すこと

 都会に住む友人は、ぼくの暮らし方を「理解できない」「もっと便利なところに住めばいいのに」といいます。基本的に大きなお世話だと思うんですが、それよりも自然に囲まれたところが心地いいんだからしかたがありません。

 その友人とのお決まりのやりとりは

友人「もっと便利なところに住めばいいのに、よくそんな田舎に住むなあ」

ぼく「自然がないところに住んでいて、よく頭、おかしくならないなあ」

です。

 友人のもうひとつの決まり文句に「自然って癒される?ストレスじゃん」というのがあります。その友人は昔から、虫や小動物や木や土が嫌いなんです。そういう感覚の人にとっては、自然は確かにストレスかもしれません。

 一方で、本屋には自然やアウトドアや田舎暮らしの本が並んでいて、webを検索すればナチュラルなライフスタイルを賞賛する情報はたくさん出てきます。

 自然に癒される人は、確かに存在するし、別に少数派というわけではないようです。

 ぼくの場合はどうなんだろうと振り返ってみました。

 やはり海のような視界が開けた場所だと、気分が明るく軽くなります。ひらけた風景でも海が好きです。理由はよくわかりません。青いから?

 木々の緑がある方が、コンクリートよりは好きです。癒されているのかどうかわかりませんが、気持ちが落ち着く実感はあります。

 人工音よりも自然音の方が好きです。

 六本木とか渋谷に行く用があって、一日中あれこれやったりすると、気持ちの芯からぐったりしてしまい、自分がイライラ殺伐としているのに気がつきます。

 自然に囲まれたところで忙しく働いていても、身体は疲れますが、気持ちの芯がぐったりすることはありません。おそらく自然が豊かなところの方がストレスを感じていないんでしょう。

 よく考えてみれば、都会は人も車も多く、電車もやたら走っているし、人も多いし、知らない人ばかりだし、ヘンな人もいそうだから、防衛本能が働くのかもしれません。自然だって危険が多いですけど、さすがに都会ほどの刺激量ではありませんし、だいたい推定できることですから

 ぼくが勝手に想像するだけですけど、都会の刺激というものに生物としての人間が慣れていないのかもしれません。
 ぼくにとって、都会での疲れというのは、あまり気持ちがいいものではないのです。

 友人とのやりとりでもわかるように、人には好みや向き不向きがありまして、それぞれに適した環境で暮らすのがいいんだろうなということです。

 それが自由に選択できる人ばかりではないかもしれないんですけど

 そしてぼくはどうやら自然の気配が常にある方が、ラクに暮らせるようです。

 もしこの駄文を読んでいるあなたが、都会の暮らしになんとなく合っていないものを感じていたり、ストレスが溜まると感じていたら、できるのであれば自然がある暮らしを選択してみるのもいいかもしれません。








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海辺暮らしで人生は変わるのか?



 海辺の暮らしで何が変わるのか?
 何も変わらないんだろうと思う方もいらっしゃるでしょう。
 たしかにどうせ同じ人間ですから、基本同じです。人はそんなに簡単に変わりませんもんね。
 ただ住む環境によって、少しは変わる部分もあるかもしれません。
 そして人によっては大きく変わる可能性もあります。

 特に海辺の暮らしでは…

 おそらくナチュラルな生き方を指向する素地がある人、ストイックな傾向がある人、自然が好きな人、都会が嫌いな人などは、よりその傾向が強まるかもしれません。
 少なくともぼくがそうでした。

 それまでは都内の職場に近い街に住んでいました。
 マンションに住んでいましたが、マンションよりも高いビルが建て込んでいて、陽が当たらず、窓を開けてもビルが見えるだけでした。車も多く歩道が狭い町でした。公園も近くにはなくて、広々とした空間というのがない暮らしでした。もちろん通勤時の地下鉄は満員で、1つか2つ見送ってやっと乗れるという感じ。

 そんな暮らしの中で、週末はスキューバーダイビングやサーフィンに行っていました。そのときに空があんなに広いことに感動しました。広々とした空間に身を置くことの快適さにも気づきました。自然がそばにあることでどれほど癒されるかにも気づきました。

 このままこの街で暮らし続けていたら、ぼくも妻も体調を崩してしまうんじゃないかって、本気で心配するようになったのです。

 ぼくの経験に似た日々を、似たような気持ちで過ごしている人は、海辺に暮らすことで、日々が変わるかもしれません。それに伴って、気持ちや健康面で変わることがあるかもしれません。

 なんといっても毎日、窓からビルの壁を見て過ごすのと、海を眺めて過ごすのでは、気持ちに与える影響が違います。車の音やクラクションの音を聞いて過ごすのと、鳥のさえずりや波の音を聞いて過ごすのとでは、だいぶ違います。

 それが喜びであり、その価値が感じられる人は、海辺に引っ越すことで何かが変わる可能性があります。

 もちろんいろいろな事情で簡単に引っ越すことができないこともあるでしょう。

 一度の人生、それを作っているのは一日一日、その一日を気持ちよく過ごす、ぼくにできることはそれしかないだろうって思のです。










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