忍者ブログ

松崎 静岡県賀茂郡松崎町 ☆










松崎 静岡県賀茂郡松崎町


【コメント】

 西伊豆の中では比較的大きな町、松崎。
 松崎はナマコ壁の昔ながらの町並みを残していて風情があります。
 ぼくは西伊豆から南伊豆がいささか異常かな?っていうくらい好きなんですが、松崎というのは、その中でも好きな土地です。
 堂ヶ島と雲見に挟まれている、といえばわかる人にはわかるでしょうが西伊豆のこの一帯は複雑でダイナミックな地形が続きます。そんな地形を堪能するための出発地に選ばれるのは松崎だったりすることが多かったりしたりして…

 松崎のビーチは観光客用にコンクリートの階段が整備され、砂も定期的に入れ替えられているかもしれないと思うくらい綺麗です。湾の入口には防波堤と消波ブロックが設置されているので、海は穏やかで子供連れの海水浴には向いているでしょう。
 防波堤と消波ブロックが設置されているということは、その分水の入れ替わりが少ないわけで、そういう点では海の水は西伊豆にしては綺麗ではありません。

 そして自然に近い海が好きな人は、ちょっと手の入りすぎた海にがっかりするかもしれません。
 松崎を出発地にして、北へ南へ行くと割り切ればいいのではないかなーと思います。

 さて、松崎には観光客向けの駐車場とトイレが整備されています。駐車場はビーチの海に向かって右手と左手にありますが、シーカヤックなどを出すのならば、右手が良いでしょう。ここの駐車場は無料です。

 また、スーパーも西伊豆にしては充実していて、車で5分ほど走ればマックスバリューなどのスーパーが何軒かと、コンビニがあります。ツーリングのための食料や水を買う場所が多くあるのも、松崎が海の旅の出発点に選ばれる理由かもしれません。


【評価】

水の美しさ ☆

砂浜の美しさ ☆☆

景色 ☆

アクティビティ シーカヤック、釣り、ボート

自然の豊かさ ☆

ノンビリ度 ☆☆

トイレ 有

駐車場 有

総合評価 ☆


拍手[0回]

PR

シーカヤックで離島へ渡るハードル









 シーカヤックをするんですが、ぼくの場合、沖合だいたい1マイル以内を海岸線に沿って漕いでいくことが多いんです。
 で、キャリアのあるシーカヤッカーはわりと島から島へと渡る人も結構いるんですね。島が近ければいいんですが、百キロ以上離れている島へ渡る人もいます。

 これがスゴイと思うわけです。

 ぼくはくやしいけどできないんじゃないかなーって思います。
 理由はいろいろあって、長い距離を漕ぎ続けられるか、20時間とか30時間とか寝ないで漕ぎ続けられるか、その間に海況が急変したらどうするのか、強い潮に流されたらどうするのか、艇が壊れたら、パドルが折れたらなどなどいろいろ考えてしまいます。想像力過多な面があるかもしれません。

 周りの一般人(難しいですね。普通の社会人?普通の人?)に比べたら、ぼくもずいぶん危険なことをしているとは思いますが、長距離の立ち寄る陸のない区間をシーカヤックで渡るというのは、かなりハードルが高いと感じます。
 もしかしたらこれまで海遊びでいろいろ痛い目に遭ってきて、危険に対する想像力が働きすぎるのかもしれません。勇気がないだけかもしれません。

 なんか自分が小さい人間のような気がしてます。




拍手[0回]

海辺の潮に強い植物って…




 我が家の猫の額ほどの庭に草花や木を植えています。
 海辺に暮らしてから20年。
 いろいろ植えてきましたが、潮や暑さでヤラれちゃったのも数多くあります。
 これまで残ってきたのはオリーブとアロエとミントくらいでしょうか。あ、あとキンカンも。
 オリーブは潮風と乾燥に強いといわれていますし、アロエとミントは強い植物です。キンカンは、海辺ではどこでも、柑橘系はわりとちゃんと育つようですので、そのせいでしょう。
 海辺で温暖だからと思って、ブーゲンビリアとかハイビスカスも植えてみましたが冬を越せませんでした。八丈とか沖縄あたりだとよくみるので、あのくらい暖かくないとダメなんでしょうか?

 うちは南側に花壇がありますが、そっち方面は海風をモロに受ける方向です。一方で家の裏は林になっていまして、日当たりは悪いものの、家の影に隠れて潮風を直接受けないようになっています。日当たりを好む、潮に強い植物は花壇に植えるようにし、日当たりをそれほど気にしなくてもいいものは、家の裏の林に植えるようにしています。
 でもなかなかうまく育てるのは難しいですね。無精なせいもあるでしょうね。



拍手[0回]

田牛 静岡県下田市 ☆☆










田牛 静岡県下田市


【コメント】

 田牛とかいて「とうじ」と読むそうです。
 このあたりは国道から細い道をちょっと入るので、わかりにくいのですが、それだけに来る人も少なくて、ノンビリした雰囲気が漂っています。
 田牛から吉佐美にかけては、小さな入江が続いていまして、その入江ごとに大小の砂浜が連なっています。
 外洋に面しているので、いい波が入ります。というわけでサーファーに人気のポイントです。

 ただ田牛といえばサンドスキー場ですね。ぼくはやったことがないんですが、入江にたまった砂が山のようになっていて、その砂山の斜面でスキーができるらしいんです。
 これまでいろんな海辺へ行ってきましたが、サンドスキー場があるのは珍しいですね。
 砂が多く集まって一帯が砂丘みたいになっているところはよく見かけます。でも、狭い入江に溜まっているというのは、なんとも独特です。
 南伊豆の海の水の綺麗さ、ノンビリした雰囲気、背後に山が迫った和風な景色と好きな人にはたまらない海です。
 車を停める場所が少ないので、遠くから来てウォータースポーツを楽しもうという方にはちょっと不向きな海ですが、それだけに来る人も少なくてノンビリしたローカル感が味わえます。


【評価】

水の美しさ ☆☆

砂浜の美しさ ☆☆

景色 ☆☆

アクティビティ シーカヤック、サーフィン

自然の豊かさ ☆☆

ノンビリ度 ☆☆☆

トイレ 無

駐車場 無

総合評価 ☆☆



拍手[0回]

早朝のビーチを散歩










 ぼくはわりと、というかけっこう早起きで、だいたい4時半くらいに起きます。

 会社の同僚などに話すと、かなり唖然とされますが、ご近所でもそれくらいに起きている人は結構います。都会の人と田舎の人の生活時間の違いなんだと、自分を納得させています。

 冬じゃなければ、外は明るくなっているので、ビーチを散歩します。
 まだ誰もいない静かなビーチを、ポツリポツリとゆっくり歩くだけです。今日の潮まわりは何かな?とか、風はどっち向きかな?とか、波があるなとか、漁船がだいぶ岸に寄ってるなとか、まあそんなことを考えながら散歩します。

 潮風を深呼吸して、まだ出たての太陽を浴びます。
 それがすごく気持ちいいんです。
 散歩の時間はたかだか数十分だと思いますが、気分がぜんぜん違ってきます。
 健康で毎日散歩できるというのは、なんと幸せなことでしょうか…

 家に帰るとシャワーを浴びて、仕事に行く身支度をします。
 今日も1日始まるなって思いながら…



拍手[0回]

ワインコルクをリサイクルして玄関マットにしているのを見ました


 以前海辺のカフェで、ちょっと変わった玄関マットを見かけました。
 それは普通の玄関マットの大きさなんですが、材料がワインのコルクなんです。ワインコルクを並べて接着剤で付けてあるようなんですね。

 リユースにもなるし、なんとなく雰囲気もいいし、おもしろいなと思いました。うちでも作ろうとコルクを集めているところです。

 でも、最近コルク栓のワインって少なくなってますよね。結構高い(ぼくの感覚では)のじゃないとコルク栓じゃないんですよねー。






拍手[0回]

「波の花」語感はステキだけど…



 ぼくはまだ見たことがない…かな?もしかしたらどこかで見たことがあるかもしれませんけど、自覚してなくて、忘れちゃってるのかもしれません。
 それは「波の花」。
 ウィキペディアの風害の項では、波の花は能登半島の冬の風物詩だそうですが、まあ要するに、強い風で波がガンガン磯などに打ち寄せられて、泡立つくらいになっている状態をいうようです。

 そういわれてみれば見たことがあるような気がしますが、日本海のような一面波の花という壮観には出くわしたことがありません。

 先日の台風18号では、台風の実況中継で波の花が映っていました。あれは城ヶ島だったかな?
 あれぐらいの波風だと波の花ができるということなんでしょう。

 語感として波の花って、ちょっとロマンティックですが、海遊びをする自分としては、こんな激しい海況が続く海はキツいなーっと思ってしまします。
 物心ついた時から、海はもう穏やかで親しみの持てる存在だったんです。




拍手[0回]

西伊豆フェチ









 相変わらずの海バカぶりを、フルスイング気味に書いてみたいと思います。

 伊豆が好きでダイビングに行ったりシーカヤックに行ったりします。しばらく行かないと、そわそわして伊豆の景色が浮かんで一睡もできません。うそです。
 でも、月に最低1回くらいのペースでは行っているので、しばらく行っていないと「行きたい!もう辛抱堪らん」ってな感じになります。こういう情熱が夫婦の性生活にもあれば…いやいや、まあまあ…
 そして東伊豆・南伊豆・西伊豆のどこもそれぞれの魅力があって好きです。海がないけど中伊豆も好きです。

 今回は西伊豆について、海オタクぶりを発揮してみたいと思います。

 西伊豆のよさはノンビリした雰囲気です。そして西向きの海岸線ということで、夕陽がきれいなこと、富士山が見えることです。さらにいえば複雑で荒々しい火山島の面影を残した地形です。
 堂ヶ島→松崎→雲見→伊浜あたりの海岸線は、何度行っても飽きません。
 もともと伊豆諸島は火山島なのでしょう。その荒々しくて複雑な地形が、西に開いているため、西風や西からの波をガンガン受けて、崩れたり削れたりして「闘って傷ついた男」的な雰囲気を醸し出しているところが、なんとも愛しいです。
 植生はいわゆる伊豆っぽい感じで、これが八丈島になると熱帯系の植生になるわけですが、荒々しい地形はところどころ似ているような気がします。
 あの土地の感じにひかれて、無性に西伊豆を訪れたくなります。

 観光客が東伊豆ほど来ないせいか、土地の人もノンビリして商売っ気がないのも好きです。仲良くなるととてもよくしてくれます。立ち寄り温泉も東伊豆ほど高くありません。

 首都圏に近いのにあのノンビリした感じ、うーむ貴重です。



拍手[0回]

瑣事にこだわりすぎることの危うさについて










 自分が特別大雑把なせいかもしれませんが、細かいことにこだわる人っていますね。その人がそのことにこだわるには、性格上のこととか、これまでの経験とかいろいろな経緯があると思うのでとやかくいうことでもないですし、多かれ少なかれ人それぞれ何かしらこだわりはあると思うんですね。
 ただ、状況にかかわらず、異常的、非常識的にこだわって執着している人がいて、そう人を見ると、すごいなと思います。

 海遊びをしていると、あまり瑣事にこだわっているとヤバいときがあって、ぼくとして意識的に細かいことにこだわらないようにしています。「AがBでなければならない」と思い込んで、それを固定化してしまうと、柔軟な判断ができなくなることがあるからです。

 たとえば先日スキューバーダイビングでボートダイブをしたときです。違う2つのグループがひとつの船に乗り合わせていました。そのポイントは流れが速く上級者向き。しかもうねりがありました。ガイドからはブリーフィングで、「流れが速いのでエントリーしたらすぐに船首まで泳いでブイのロープに掴まるように」という指示がありました。
 順番にエントリーしたんですが、別のグループのオジサンがトラブりました。その人はカメラを持ってきてました。カメラを持ってきている場合、船からドボンとエントリーして、海の上に顔を出した時点で、船の上の人からカメラを受け取るのが一般的な手順なのです。
 そのオジサンはエントリーして、カメラを受け取ろうとしたんですが、うねりで船が上下して、一発で手渡しできなかったんです。で、そのオジサンは「カメラ、カメラ」といいつつ潮に流されて数十秒後には船の後ろ10mくらいまで流されました。
 こういうときはまず流された人を拾うのが一般的でしょう。別のグループのガイド(そのオジサンの属するグループのガイド)が急いでエントリーして、そのオジサンに追いつきました。2人は徐々に船から離れていきます。ぼくらのグループは全員ブイに掴まって浮いていましたが、別のグループの人が2名混じっていました。ぼくらのグループのガイドは迷ったようですが、別のグループの2名にブイに掴まっているように指示し、2名を残して、ぼくらのグループだけ当初の計画どおり潜ることにしたのです。
 その後のことはダイビング後に聞いたんですが、船はブイの2人を引き上げてから、一旦係留を解いて、流された2人を拾いに行って、再びブイに戻ってきたそうです。

 さて、だいぶ話が長くなりましたが、ダイビングではちょくちょくある話です。

 ここから学ぶ教訓は何か?

 ぼくはこう思います。
 ひとつは、流されたオジサンは1回でカメラをキャッチできない時点で、カメラを持って潜ることを諦めて、すぐに船首に向かうべきだった。そのぐらいの海況だった。状況によってこだわりを捨てて臨機応変に行動すべきである。

 もうひとつは、ぼくらのグループのガイドは、微妙な判断だった。2名をブイに残したのは良かったのか?まったく関係のないグループですし、ぼくらのグループが彼にとってのお客さんなので、彼の判断は概ね正しかった。でも、もしブイに残した2名に何かあったらどうするのか。 

 もうひとつは、いくら上級者ばかりとはいえ、海況が厳しすぎたんじゃないか?ダイビングを中止するか、ポイントを変えるべきではなかったか?

 自分はこのオジサンのようにならず、いつまでも柔軟で臨機応変でいられるでしょうか?
 日頃から気をつけたいと思います。



拍手[0回]

みんながレポーター、みんなが他人事




 先日、町を歩いていてびっくりしたことがあったんですよ。

 巨大なスーパーマンが通りを歩きながらビルの窓ガラスを割って…

 いやいや、まあまあ。

 2台の車が追突したらしく、車道の左に寄せてあって、パトカーと救急車が来ていました。たぶん追突なんでしょう。後ろの車の前部がつぶれていましたし、フロントガラスも割れていました。前の車のトランクも潰れて、リアウインドウも割れていました。怪我人がいないといいんですが、そこまではわかりませんでした。

 びっくりしたのは、事故の様子をスマホとかipadなどで撮影している人が10人近くいたこと。
 それぞれがSNSなどに投稿するんでしょうか?

 この光景を見ていて思い出したのは、事件・事故の現場でレポートや撮影ばかりしているマスコミの人達です。結構な人数がいて、みんなで協力すれば、その事件・事故が解決するんでじゃないか、解決までいかなくても、少しは被害者の手助けができるんじゃないのって思うんだけど、マスコミの人はそういうことしないですよね。
 基本的に他人事。
 もともと新聞屋は野次馬だったわけで、いまだに政治家や経済人からは軽んじられていますから…


 そういえば、ぼくの知り合いや職場などで若い人は、ランチや飲み会の時に、料理の写真を撮る人が結構います。これもいわゆるライフログというヤツですかね?

 ぼくは海辺に住んでいて、海遊びが好きで、たまに都会の友人が遊びに来ると、ちょっとした海遊びやシーカヤックなどやるんですが、そういう人の中にも写真を撮ることに重点がある人がいますね。せっかくいい景色やいい海況でも、写真ばかり撮って、それをじっくり味わってくれないのは、ホストとしては少し寂しいです。

 芋づる式にダラダラ思い出しちゃいますが、そういえば昨年東伊豆にダイビングに行ったとき、ボートダイブで、ボートの中にipadを持ち込んでいたダイバーがいました。

 今やそんなこと当たり前で、違和感を持っているぼくが古い人間なのかもしれませんね。

 クラウドとかSNSとかがすごく広まって、ライフログが一般的になって、それをwebに残そうというのは、悪いことではないと思います。
 一方で、その瞬間瞬間を五感をフルに使って経験することも大切じゃないかなーって気がします。
 目前の事柄を、記録し誰かに伝えようとした時点で、さっきのマスコミの人達と同じようなスタンスになってしまうんじゃないか…ということを心配しています。
 撮影している時間があったら、被害者を助ける人でありたいと個人的に反省しました。




拍手[0回]

最新記事

(07/13)
(07/12)
(07/06)
(07/05)
(06/29)
(06/28)
(06/22)
(06/21)
(06/15)
(06/14)
(06/08)
(06/07)
(06/01)
(05/31)
(05/25)
(05/24)
(05/18)
(05/17)
(05/11)
(05/10)
(05/04)
(05/03)
(04/27)
(04/26)
(04/20)

ブログ内検索

PR

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4
7 8 9 10 11
14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

最新コメント

PR

google

最新トラックバック

RSS

follow us in feedly

アクセス解析