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かわいく手が入った前庭の家




 南欧風な家って最近多いですね。
 たいてい「ムリヤリ」感があって不自然なことが多いんですが、この家は持ち主がこまめに手を入れているんでしょう、なんだかしっくりきているような感じがします。うーん温かみがあるというんでしょうか。

 枕木を使っているのもいいですし、植栽もいいですねえ。

 いろいろな家を見ていて感じるんですが、温かみがある家というのは、家も外構もプロっぽい仕上げである必要はなくて、持ち主の思いがどれだけこもっているかなのかなーと思います。






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海に行くと心のスイッチがオフになってしまいます




 海に行くと心のスイッチがオフになってしまいます。
 もう20年以上も前からです。

 その頃ぼくは大学生で、授業に出たりバイトをしたりサークルで遊んだりといわゆるよくいる大学生だったわけですが、若いからと調子に乗ってかなりバイトを入れてしまい、早い話、疲れていました。それで風邪をひいてしまうわけですが、医者にも行かず放っておいたら咳が止まらなくなりました。
 いい加減ヤバイなと感じて医者に行ったら、ひどくなっていたみたいで、しばらく自宅で安静にするようにいわれました。
 話は続くんですが、風邪が治ったかなという頃に、付き合っていた彼女にフラれてしまいました。

 てな具合で、いろいろあった時期なわけですが、ふと久しぶりに海に行こうと思ったわけですね。
 小田急に乗って鵠沼海岸まで行って、ビーチに出ました。それからビーチを茅ヶ崎方面に歩いたんです。

 目の前に広い海があって、潮風を感じて、陽の光を浴びているうちに、気持ちの芯のあたりがほぐれていくような気がしました。身体の力が抜けていくような感じもしました。
 自分が気がつかないうちに、リキんで暮らしていたんだなと思いました。
 そして気持ちのスイッチがパチンと音を立ててオフになったような気がしました。

 そうするとあれこれ考えなくなりました。気持ちが真っ白になって、遠くの波頭がはっきり見え、波や風の音が聞き分けられるようになりました。感覚が敏感になったんだと思います。
 ビーチを歩いたり、ときどき座って休んだり、1日ブラブラしているうちにぼくはずいぶん元気になりました。

 このときにはっきりと「ぼくには海が必要だ」と自覚しました。
 それからは半ば義務のように海に行くようにしました。

 食べて寝るだけでなく、本を読んだり、音楽を聴いたり、映画を見たりすることが大切なように、ぼくにとっては海に行くことが大切なことです。久しぶりに大好きなアーティストのコンサートに行くと音楽が心に染みるように入ってくることがありますが、ぼくは海に行くと心のスイッチがオフになって、そしてカラカラに乾いた心に水分が補給されるように、何かが満たされていきます。

 今、ぼくは海のそばに住むようになりました。そして相変わらず朝晩海を眺め、できるだけ海に出るようにしています。





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ケイブダイビングをやってみたいですね




 スキューバーダイビングではケイブダイビングというのがあります。
 文字どおり海中の洞窟を潜るんです。
 中性浮力をとる力、ナビゲーション能力、高度な判断力が必要とされているので、一般的に上級者向けとされていますが、西伊豆の雲見などでは、わりと手軽に楽しめます。雲見はケイブダイビングとはいえないかもしえませんが…

 地形好きなぼくとしては、一度でいいから難度の高いケイブダイビングをしてみたいと思っています。メキシコのセノーテが有名ですので、身体が動くうちに一度行ってみたいと思います。


 知り合いや相方にときどき呆れられるんですが、ぼくは昔から危ないことに憧れて、すすんでそういうことをやる性格です。

 ダイバーというのは、よく知らない人からは一緒くたにされてしまうんですが、それぞれ好きな分野というのがあります。一番多いのはフィッシュウォッチングですが、それも大物が好きな人、小さな魚が好きな人、もっと細分化されて、ウミウシが好きな人、ハゼ類が好きな人といろいろです。
 うーんマニアック。
 それから深く潜るのが好きな人。現在ではナイトロックスという空気を使って、潜水時間を延ばすテクニックが普及しているのでテクニカルダイバーともいわれます。

 ぼくが好きなのは、地形と沈船と宝探しです。日本の海ではなかなか自由にできないし、できたとしても観光地化して面白くないので、海外に行ってやります。

 沈船ダイビングはシャドウ・ダイバーという本を読んだら、やりたくてしょーがなくなりました。沈んでいるはずのUボートを歴史に疎い屈強のダイバーが試行錯誤しながら探し当てるというお話し。
 かなり危ないと思いますが、挑戦、冒険、男心をくすぐる内容です。
 これまでも日本で何度か沈船ダイビングをやってきましたが、スケールの違いに恥ずかしくなりました。


 アウトドアの世界では、新しいチャレンジをするのは欧米人が多いですね。日本人も今の60代以上の方達はわりとチャレンジングでした。江戸、明治時代だとなおさらです。
 そういうチャレンジ精神が国力を下支えしているんではないでしょうか?根拠はありませんが…

 ぼくは、危ないことをわかっていてやるというのはけっこう大切なことだと思います。
 危ないからやっちゃダメというのは、突き詰めると家の中でじっとしてろというのと同義だと思うので、そんな教育を受けた人が、困難な現実を切り開いていくパワーがあるとは思えません。
 危なくて失敗してもそれを許容し、できれば褒め称える社会の雰囲気というのは大切だと思うんですが…もちろん自己責任と社会に迷惑をかけないという自重は必要だと思いますけど…







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全部手作りなワイルドな家




 海辺の家じゃなくて、原村の山の中の家です。←ブレブレじゃん
 ぼくの家というものの考え方を大きく揺さぶった例ですので、ぜひご紹介したいのです。

 知っている人は知っているハセヤンという方が自分で作った家。
 行ってみるとわかりますが、手作り感満載。荒っぽいところはありますが、人間くさくて温かい感じです。
 家は住めればいいし、住みやすいように自分が自由に作ればいいし、自分で作った家はなんでも自分が知っているから自分で直せる。

 それがやっぱり原点だなーと思います。

 建築基準法とか消防法とかもろもろの規制にがんじがらめ、家を建てるのは業社の仕事というのが当たり前の日本の建築ですが、家ってなんだろう、自由って何だろう、自分の力で生きるってどういうことだろうということを考えさせられました。

 この考えを海辺の家に取り入れれば面白い家ができるかもしれません。






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玄関のマリンライトがいい感じの家




 海辺に住んでいるといろいろな家で使われているマリンライト。
 マリンライトはもともと船に使われていたものですが、今の船にはもっと軽くて丈夫で明るいライトが使われていて、いわゆるマリンライトとして売っているものはインテリア、エクステリア用品です。
 その多くは真鍮製で、なのでけっこう重くて、経年変化があります。

 マリンライトをデッキやガーデンライトとして使うのはよく見かけますが、この家は玄関ライトとして使っています。

 真鍮がいい感じに錆びています。

 いい味が出ていますね。





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好きなのか嫌いなのかわからない家





 この家、以前にも「おすすめの海辺のカフェ&レストラン」でご紹介しましたが、ふたたび…


 浜名湖のそばの「ぬくもりの森」。建築家の佐々木茂良氏が南仏をイメージした建物を何棟も建てて、敷地全体が南仏のようになっている場所です。
そこがだんだん観光地として成立しちゃって、カフェやレストランができているというところです。建築家だけあって建物はもちろん、素材、パーツ、調度などに徹底的にこだわっています。
 どの建物も手作り感があって、温かみのある過ごしやすい空間です。
 南欧風の家を建てたいと考えていらっしゃる方は一見の価値ありです。

 ぼくはここを訪れると、好きなような嫌いなような、上手く言えない感情が湧いてきます。好きなのは手作り感・温かみなんですが、嫌いな感情がよくわからないんです。心の底から安らげない感じというんでしょうか…浜名湖の土地柄と合っていないのかな…

 ただそれだけのモヤモヤした感情を人に与える建物というのは、それだけのパワーがあるのは間違いないわけで、それはそれですごいと思います。






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シーカヤックで洞窟の中を入っていく楽しさ




 以前にも書きましたがシーカヤックならではの楽しみの続きを書きまーす。

 セイリングはセイリングで楽しいんですが、ぼくの場合セイリングよりもシーカヤックをやることが多くなってきました。
 一応正確に書くと、いや正確に書く必要ないか…
 あっ、でも、やっぱり一応…ダイビング>シーカヤック>サーフィン>セイリングという頻度になっているわけですね。

 で、シーカヤックの何がいいのかなあと考えてみるんですが、いろいろありますけど、たとえば洞窟ですね、狭い洞窟に入っていくなんていくことは、セイリングではできないわけです。
 西伊豆などをパドリングしてますと洞窟があります。結構ギリギリで、シーカヤックが一艇入れるかどうかというところに入っていくというのは、プチ冒険みたいで楽しいんですよね。

 暗くて狭い入口。
 先がわからない状況。
 注意しないとパドルが引っかかってしまう。
 もしかしたらUターンできないで、そのままバックで戻らなきゃいけないかもしれない。

 そんなモロモロのことを考えながら少しずつ洞窟の中を進んでいくのは、ぼくにとってワクワクすることです。
 そして洞窟の中というのはたいてい水がキレイでして、水底や魚がはっきりと見えるわけです。水面がわずかな光できらめいていて、青の洞窟までではないにしろ、かなり美しい景観が楽しめます。

 そういう小回りのきく自由さが楽しめる乗り物をシーカヤック以外には知りません。





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車のキーを海に持って入るのに使えそうなグッズの追加情報…

以前、海に入るとき車のキーをどうするかという記事を書きましたが、その後便利そうなグッズをいくつか見つけましたので、その続編ということで…


 これまでの概要ですが、車で海に行ったとき-特にサーフィンの時ですが-車のキーを海に持って入るのにどうしようかという問題がありました。ぼくの場合、濡れてもいいのでウェットスーツに付属しているキーケースに入れていたんですが、最近はリモコンキーになったので、それもできなくなって困った困ったという話です。
 で、いろいろな防水グッズがでているので、それを紹介したいなあと思います。


・タバコケース
 タバコケースというのは正式名称じゃないと思います。ダイバーはみんなタバコケースって呼んでました。ボートダイビングの時にこれにタバコを入れて船のデッキに置いてましたね。最近はそこまでタバコ吸う人が少なくなってきたので、メガネケースとして使っている人も見かけます。
 これ、一応簡易防水になっていまして、水の中に超時間つけると水が入ってくると思いますが、スプレーがかかるくらいなら濡れません。車のリモコンキーも入る大きさなので、ひとつの選択肢としてありかなーと思います。
 防水性がいまいちですし、ケースの大きさが結構大きいのでサーフィンには向きませんね。シーカヤックかセイリングかボートダイビングなら十分使えると思います。


aquapac(アクアパック) キーマスター
 無線やスマホの防水ケースとして定番といえるaquapacですが、小物用の少し小さめのケースもあります。それがクレジットカードやキーに合うように設計されているというわけで、これならサーファーが海の中で使うくらいなら防水できそうです。ウェットのジッパーに紐を結んでおいて、ウェットの内側に入れておくといいでしょう。もちろんシーカヤックでも使えます。


PELICAN(ペリカンケース) 0955 Sport Wallet
 PELICANも防水ケースで定評のあるメーカーですが、これまでは、カメラやスマホ用を見かけることが多かったですね。ただ薄くて小さいSport Walletも出ています。車のリモコンキーが入るか微妙ですが、薄型のものなら入ると思います。


 この手のグッズはどんどん進化していますので、これからもいいものがでることが期待できますね。










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初めての場所ではつい海に行ってしまいます




 初めて訪れる場所というのがあります。海外も国内も…

 話が大きくなってしまうので、ここでは出張などで自分が行きたいわけじゃないけど訪れた国内の場所の話にしましょう。
 行ったことがない場所というのは、「どんなところだろう?」という興味がまずあります。ぼくの場合…
 で、マップを見て、地形や町の様子を想像します。

 降り立ったら町を歩き回ります。そして海がある町ならとにかく海の方へ向かいます。習慣のようなものです。あるいは本能的な行動といってもいいかもしれません。まるで生まれたてのウミガメの赤ちゃんが海の方へ行くように…

 その土地の海の景色を初めて見るのは、何度やっても興奮するものです。それぞれの場所がそれぞれに魅力的です。海岸線のカーブ、陸の広がり方、川、島々、半島、岬、灯台、防波堤、すべてが違っていてしばらく眺めていられます。
 そして地形や海に開いている向きや町の様子から、春夏秋冬の様子を想像します。夏は暑いかなーとか冬は西風が強いかなーとか、そういうことを想像するんです。
 それに伴って町に暮らす人達の様子を想像します。だいたいの人口、老人が多いのか、働き口はどういうところが多いんだろうか、どんなところで買い物するのか、やっぱり車で動くのかなどなどです。
 で、自分がもしここに引っ越してきたらどんな毎日を過ごすだろうか想像します。

 そういうのがすごく楽しいんですが、それってぼくだけかな?





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斜面に建っているから下に降りるように入口がある家




  海辺といっても山が近い場所というのは結構あるものです。えーっと山が海まで迫っている場所ですね。海辺から低い土地がずーっと続いている場所というのが珍しいといっていいかもしれません。
 で、ぼくは若い頃は砂浜から低い土地が続いている広々と抜けた場所が好きでした。たとえばそうですねー、九十九里とか御前崎とか好きでした。
それが不思議なんですがだんだん山が迫っている海が好きになってきました。
 これはたとえば近場では三浦半島とか伊豆半島ですね。

 緑も好きになったというか、四季の移り変わりがより多く味わえるからかもしれません。

 そういう場所に家を建てたいなあといろいろ見ているわけですが、そういう山が迫った海というのは、海辺の狭い土地に住むか、山の斜面に住むかの選択をしなければなりません。
 で、それぞれ一長一短があるわけですね。

 山の斜面だと眺めはいいけど、海遊び道具を海まで運んだり、家に持って帰ったりするのが手間です。それから地震や大雨のとき崖崩れしないか不安です。
 とそういうことを振り切って、腹をくくってしまえばいいんですよね。100%満足する場所はなく100%安全な場所もないと…

 さてさて、今回のこの家、斜面に建っているので、玄関が道から降りていくみたいになっています。写真ではわかりませんが、居住部分は玄関からさらに下にあるんですね。よく軽井沢の別荘地でみかける造りです。ちょっとリゾートぽくて憧れます。
 しかもこの家はアプローチに木々を植えて、周囲の山の中に溶け込むようにしています。玄関がわからなくなるように意図しているようなほど…
 そういうひっそり感もいいですね。






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