海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
自然に寄り添った暮らし
もっと自然に寄り添った暮らしをしたいなあと思うようになったのはどれくらい前のことでしょう。きっかけは萩尾エリ子さんの『八ヶ岳の食卓』を読んでからです。
日々の自分の生活を大切に、工夫して、楽しむ。自然のものをありがたくいただく。自然の変化を楽しむ。そんな毎日が綴られていました。
そして萩尾エリ子さんのお店「ハーバルノートシンプルズ」に行って、さらにその暮らしぶりに惹かれました。
ぼく自身は以前から海辺に住んでいて、都会に暮らす人よりは自然に近い暮らしをしていたと思いますし、もともとそういう生活に関心が高かったわけですが、今ではもっと自然の中で暮らしたいと思うようになりました。そして自分の暮らしの一つひとつを丁寧にしていきたいと思うようになったのです。
どうして自然志向みたいな傾向が強くなったのかわかりません。もしかしたら時間と効率に追われる、今の仕事の反動かもしれません。あるいはただ歳を取ったせいなのかもしれません。
無意識に世の中の自然回帰の流れに流されているのかもしれません。よくわかりません。
ただ、海風に吹かれながら、波の音やトンビの音を聴いていると、心の芯からホッとするんです。
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海辺の暮らしの良し悪し
海辺暮らしに憧れる方は、多い少ないはともかく、確実にいらっしゃるのではないでしょうか?
いつかは海辺に暮らしたいけど、実際の暮らしはどうなんでしょうか?
ぼくは、一応海辺に住んでいまして、前は海、後ろは山という立地です。この二つの自然に挟まれた立地を「海山辺暮らし」と自分で勝手に呼んでいます。
ただ、こういう立地は、日本には割りと多いんではないでしょうか?なんとなくですが…
今のすみかは、自然に恵まれた良い立地で満足しています。でも、何でもそうかもしれませんが、良いことと悪いことがありまして、住んでみないとわからないそんな良いところと悪いところをご紹介します。
ところで海辺に住むといっても、実際暮らしてみると立地にいくつかのパターンがあることに気がつきます。そのパターンによってライフスタイルが変わってきますので、引越しを考えている方は要注意です。
『いつかは海辺の家で暮らす』という本の著者である加藤さん、植村さんは、海辺の家のロケーションA-1・A-2・B-1・B-2の4パターンに分けています。
Aは海岸線に建つ場合で、Bは海岸線ではないが海まで徒歩圏内と大きく分かれます。
A-1は平地にあって目の前が海の家
A-2は崖っぷちなどの高台にある家
B-1海辺から内陸に少し入った家
B-2海辺から内陸に少し入った高台の家
と、まあこんなふうに分けられると…。すごいですね。
この分け方にはだいたいぼくも賛成です。
ぼくが見聞きする中で多いのは、海辺の暮らしがしたくて引っ越してきたけど、海に徒歩で行けない場所で、結局海に行かなくなってしまったとか、あるいはもっと海に近いところに引っ越した、というケースです。
このボーダーですが、歩いて20~30分がギリギリ限界だと思います。
ちなみにぼくは徒歩3分です。家から海が見えますが、海岸線ギリギリには建っていません。先ほどの分類では、B-1に入るかなと思います。
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海辺暮らしの悪いところ
さてさて、海辺の暮らしの良し悪しと海辺暮らしの良いところに続いて、海辺暮らしの悪いところを書いてみたいと思います。
【虫が出る】
自然が豊かな海辺だと、とにかく動物や虫がでます。
タヌキ、リス、ゲジゲジはいいとして、ムカデ、ヘビは刺されたり、咬まれたりすると実害があります。ムカデはナニゲに家の中にいたりするので、歩くとき座るときは気をつけるようになりました。
シロアリ被害も多いです。中古住宅を買う方は特に要注意。
海辺ギリギリに家を建てている方は、海辺の生き物が家の中にいたりするようです。例えばフナムシとかヒザラガイとか。あまりギリギリ海辺に家を建てるのは、オススメしません。
自然が多いということはそれだけ虫や動物が多いということでして、それは本来の姿なんだと思いますが、都会から引っ越してくる方で、虫の嫌いな方はちょっと覚悟したほうがいいでしょう。
【塩害】
海辺の暮らしの良し悪しの分類のA-1・A-2のエリアでは塩害を覚悟しなくてはなりません。とにかくいろいろなものが錆びます。
家の外のものはもちろん、家の中のもの、例えばコンピュータ、ステレオ、テレビなどの家電も、潮風と夏の湿気で、割と早くダメになります。
B-1・B-2のエリアですと塩害はそれほど深刻ではありません。ただ自転車がすぐに錆びるとかエアコンの室外機が錆びるので、すぐにダメになってしまうということはあります。
電器屋さんから海辺仕様のエアコンがあるという話を聞いたことがあります。安くても町の量販店で買わずに海辺の電器屋で買うと、海辺仕様のものになるとか。真偽のほどはわかりません。
また錆だけではありません。窓ガラスなどは、潮でベトベトに曇りますので、ケッコー頻繁に、例えば週1とか月2で窓掃除をしないと、外が見えなくなってしまうこともあります。
【 風】
土地の形状や自然環境にもよりますが、たいてい海辺は風が強いものです。季節や時間帯で吹く風の向きが変わります。
ぼくの住んでいるあたりは、午前中がオフショアで午後がオンショアの風が吹くため、洗濯物は午後の早い時間に取り込まないと、潮風で少し湿った感じになります。
近くに砂浜がある友人の家は、風で飛んでくる砂で、透明な窓ガラスが曇りガラスみたいになってしまったり、家の中に砂が入るので、海側の窓が開けられないということでした。
防風林があっても、完璧に風が防げるわけではありませんので、要注意です。
【台風などの天災】
住むエリアにもその場所がどういう状況なのかにもよりますが、海のギリギリに建っているような家の場合、当然ですが台風の時の高波や風には注意が必要です。家の周囲にさえぎるものがないような立地の時には、モロに風や波の影響を受けます。浸水や風で屋根が飛ばされたりといったことは起こりえます。
地震のときの津波には特に注意が必要です。ぼくは引っ越す前に地元の図書館に行って、郷土史の本で関東大震災の時の津波やがけ崩れの被害を調べました。
まあ海辺に住むデメリットは何かしらありますね。
でも、海が好きな人はどんなにハードル多く高くても、海辺に来てしまうものです。
そんな海好きの方、いつか海辺でお会いしましょう。
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