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スキューバダイビングの器材にこだわる楽しみ



 スキューバダイビングでは潜るために使う器材が重要な役割を果たします。空気を吸うためのレギュレーターとファーストステージ、浮力調節をするためのBCD、ダイブコンピューター、マスク、スノーケル、フィンと、どれも大切な道具です。
 これらに異常があると、最悪、死につながることもあります。
 こうした器材をメンテナンスするために、レギュレーターとファーストステージとBCDを、ぼくは3年に1度くらいオーバーホールに出します。推奨されているのは年に1度ですが、1年なんてあっという間に過ぎてしまって、そろそろオーバーホールに出さなきゃって気がついたら3年くらい経っているというわけです。
 オーバーホール以外にも、ぼくは器材を触ったり、目で見て楽しんだりします。ダイビングに行く日じゃないのに…
 自分がダイビングを楽しむ道具を、丁寧に扱って、愛でるのは、独特の喜びがあります。ぼくはとりわけメカメカした物が好きなので、重器材を触るのは楽しい時間です。
 こういうタイプの人は、ともするとコレクション趣味の方が多いようにお見受けしますが、ぼくの場合、最低限必要な道具を買って、それを手入れしながら大切に使うのが好きです。その延長線上に、暇な時間に道具を磨いたり、眺めたりして、ダイビングに行った時のことを想像しながら、独り悦に入っているというわけです。
 逆に余計な道具があったり、ある道具と別の道具の機能が重なっていると、必要十分であるならどちらかの道具を、人にあげたり、捨てたりします。必要最低限の、優れた、耐久性のある道具が、重複なくキチンと機能するというのが、ぼくが好む状態のようです。どうしてそんな性格になったのか自分でもよく分かりません。余計な物があると置き場所やメンテナンスに手がかかって嫌だというのが一番近い理由のような気がします。耐久性の低い道具は、スキューバダイビングのように命に関わるスポーツの場合、とても大切な事なので重視するのは当然でしょう。
 スキューバダイビングの道具ということでいうと、ぼくのこだわりとしては、どの道具も目で見なくてもすぐに手が届く状態にあるということがあります。
 何かあったときに反射的にその道具に手が届き、すぐに対応できる必要があるわけで、それがスムーズにできるように道具を選び、配置されていることでストレスが低くなります。
 ぼくが道具の機能の重複をあまり好まないのは、このあたりにも理由があるのかもしれません。

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